まさきとしかのレビュー一覧
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ネタバレ元アイドルの南田蒼太が殺された。
犯人は一体誰?動機は?とマスコミが煽り世間も騒ぐ。
元グループのメンバー、親族、取材に行く記者、元マネージャーなど…生前の彼と関わったいろいろな人物の立場から、この事件についてや蒼太との思い出が語られていく。
それぞれの主観でしかストーリーを追えないためなかなか全貌が見えてこず、一人ひとりの狂気が際立つ。
事件の被害者と関わりがあったとなると、何かしらそこに執着したくなってしまうのだろうか。
蒼太を神聖化するファンも、貶めようとする立場も、どちらも不気味だった。
短めで読みやすかったが、真犯人も蒼太との関係も、知れば知るほどオエェーーという感じだった(語彙力…)。 -
Posted by ブクログ
キャラ設定と文章が下手。。
ストーリーは面白いけど、唐突感。
まさきさんて、歪んだ親子設定が得意ジャンルなのかな。読後感がモヤる。
そして突然の題名、スピーチでてきた。
そういや、忘れてた。うーん、題名が弱い。
詰め込みすぎで終始とっ散らかってるし、二時間ドラマ、家事しながらながら見てて、なんとなく展開読めるから最終的に、ふーん、、で?
って終わっちゃった。そんな感じ。
とにかく、バディの2人が全く魅力的じゃなかったから、シリーズ化されても読まないかも。
辛辣に書いちゃったけど、読まなきゃ良かったとか、終始意味わからない、みたいのはなかったから、星3。
追記:みなさんのレビューを読んで。これがイヤミスってジャンルなのか!だからあまり好みじゃなかったのかも。 -
Posted by ブクログ
◾️サマリー
・猟奇的な母親たち
・北海道と東京の二つの時系列が異なる物語
・長谷川博己さん主演にしたら面白そう
◾️所感
まさきとしかさんという作家さんは、大変珍しい建て付けで物語を構成するみたいだ。
全く関係がないと思われる二つの物語を最後の最後に接点を作り出して、統合してしまう。
正直、読んでいる最中は二つの物語はどういう関係性があるのか、分からないまま読み進めることになる。
早くタネが知りたい人にはイライラしてしまうかもしれない。
登場人物の1人である常盤結唯は、母親の呪縛から解き放たれたかった。その気持ちは理解できるが、自分の子(結局は赤の他人)を殺害した気持ちは理解できない。自身の娘が、母の生まれ変わりと思い悪しき呪いのようなものを断ち切ろうとしたのか。
感情移入ができない分、後半は興醒めしてしまった感がある。
構成はとても面白い。この二つ物語は、どこでどう繋がるのか?とワクワクする。
でも、繋げ方が雑過ぎる。それは、上述した興醒めの背景にあたる。無理やり二つの物語を作り出して、最後に繋げなくても良かったのではないかな。
それでも、主演の三ツ矢刑事を長谷川博己さん、相棒の田所刑事を松下洸平さんあたりが演じられたら、面白そうだなぁと想像しながら、楽しく読めた。 -
Posted by ブクログ
幾つかの殺人や事故を軸に、女性たちの毒のような感情が渦巻きます。
不倫を主とした男女の歪んだ関係性に、まさきとしか作品ではおなじみの母子の問題が重なり、登場する女性たちは皆、「誰かが不幸だから悲しい」のではなく、「自分自身がいちばん悲しい」という地点に立たちます。
今回はミステリー色がやや強く、事件の謎解きも物語を重層的に。犯人像については少しすっきりしない印象も残りますが。
その一方で、冒頭に登場する“騙されていた不倫女性”の描写は圧倒的で、生々しく、気持ち悪さが際立っていました。
他者の悪意や不幸よりも、自分の中にある感情の醜さこそが読後に残ります。そんな意味で、本作のタイトルは非常に的確だと思いました。
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Posted by ブクログ
全体はミステリの構成で、且つ
親になれば子どもを愛するのは当然なのか、と問いを投げ掛けてくる骨太なお話だった。
子どもに「供」の文字を使わなくなっていることが多いけど、
この本のタイトルはまさしく、
供える・隷属する意味が思い起される「子供」がしっくりくる。
主人公の宝子をはじめ登場する人は皆、親に翻弄されて、生きながらあがいているから。
だけど読み終えると醜くあがくことになったとしても、あがくことこそがだいじなんだと思えてくる。
「祝福の子供」というタイトルは、なんか人間讃歌のようだと思った。
まさきとしか作品は初読みでしたが、他の作品も読んでいきたい。