まさきとしかのレビュー一覧

  • 完璧な母親

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    大事な我が子を突然亡くしたら?自分の子と他人の子が同時に危ない目に遭っていたら?いいお母さんて何?親が恐れる事態や悶々とした案件に心が掻き乱され考えさせられる。「自分の子供を守るために仕方なかった」は母親ならではの本音。そこを否定できないある意味物凄く怖い本だった。
    育てられる側の悲しみがこもった「母親って自分に都合よく考える生き物だよな」の涼太の言葉も忘れ難い。
    真相が分かっても、大切に思うがゆえに誤り愛するがゆえに壊してしまう母親の危ういバランスの愛の上で親子関係は続く。永遠に答えが出ない関係なのだろう。

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    2022年08月23日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    解散したアイドルグループ『ファンキーカラーズ」の元メンバー南田蒼太が刺殺体で発見された
    彼をめぐる6人の人物が、それぞれの視点で語り、最後に真相がわかる構成
    6編に短かく分かれているのでサクサク読める
    しかし各編に毒はしっかり盛られている、さすが
    プロローグで気になっていた事が、エピローグでしっかり回収されているところも上手い

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    2026年06月13日
  • スピーチ

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    ネタバレ

    歪んだ母子関係が引き起こす殺人事件
    二転三転する容疑者
    謎解きを楽しみながら、読み進められた
    刑事も魅力的だった

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    2026年06月11日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    6章それぞれで語り手が変わり、短編集のような感覚で読みやすかった。
    人間の弱さ、愚かさ、醜さといったドロドロとした部分がそれぞれの語り手と南田蒼太という1人の人間の死を通じて露呈する。
    ページ数も少なくて1時間半程度でサクッと読めるがいい具合の重たい読後感。帯はちょっと誇張しすぎかなぁ。

    この作者さんの作品ははじめて読んだのでイヤミス好きとしては他の作品も読んでみたい。

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    2026年06月11日
  • スピーチ

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    目に黒い粘着テープが貼った遺体が見つかり、8年前にも同じ殺人事件があり犯人を探していくお話し。
    刑事の緑川と環奈が犯人を探していくが、私の予想を何度も裏切られたお話しだった。
    母の息子に対する異常な愛情がかかわってくるが、大切に思う所は分からなくもないと思った。

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    2026年06月09日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    すごい話だった…!
    出てくる人みんなネジ外れてて最後の方は耐性ができて余程のことでなければ驚かなくなったものの、どの話も記憶に残って余韻がしっかり残る。
    ーーーーーーーーーー
    ・プロローグ
    蒼太にだけ聞こえた「こっちこっち」

    ・毒婦A子
    丸木/週刊誌/紫崎あやめになりたかった?

    ・あの世のあいつ
    中村由貴斗/足の裏くすぐる/芙美

    ・聖地の女
    佐々森(週刊ランダム)/岡辺

    ・母の骨嚙み
    喜久子/塔子/高1担任の女

    ・幸福の王子様
    元マネージャー梶/樋山健(たつる)逮捕/矢神虎之介・星皇星・雪宮純・田中仁でお祓い/握手会に蒼太の子供を名乗る子連れの女(30歳くらい)/雪宮純が森そらりと結

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    2026年06月10日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    難しい言葉が出てこないのでわりとサクサク読める。
    最初の方は、警察に事件の犯人と間違われて追われた挙句、トラックにぶつかって死んでしまった水野大樹がとても可哀想で、「夜中に出歩く中学生なんてろくでもない、犯人逮捕の邪魔をした」などと好き勝手に言う世論に腹が立ったし、それを言われる遺族、特に母親のいづみに深く感情移入した。
    しかし、いづみsideの話を読むうちに、だんだんと「私はこんなにも幸せなのよ!みて!」と、自らの容姿へのコンプレックスなどを、築いた幸せな家族関係で払拭しようとするようなシーンがでてきて、いづみに共感できなくなった。本当に家庭に幸せを感じているというよりも、こんなに素敵な家庭

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    2026年06月05日
  • あの日、君は何をした

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    中学生の少年が殺人容疑で捕まりそうなところを逃げてトラックに跳ねられる事件と、その15年後にOLが殺されて容疑をかけられた不倫相手が失踪する事件の2部からなる話です。
    なかなか二つの話が結び付かず、気になりながら読み続けましたが、最後の方で謎が解けていきます。
    結果は悲しい話ですが、それ以上に母親の愛情ってねじれるとメッチャ怖いなとも思いました。

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    2026年06月03日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    スカッとはしなかったけど…とても読みやすい。
    南田蒼太目線では語られなかったけど…周りの異常者達がすごい。
    そーいう人たちを引き寄せる魅力があったのかな。

    「こっちこっち」

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    2026年06月01日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読んでる最中は先が気になりページを捲る手が止まらなかったけれど、最後はふーん、そうか‥といった感じと、もやもやが少し。エピソードの一つ一つはそれぞれ面白かったんだけど。。
    「大好きな人、死んでくれてありがとう」というのは、この作品に出てくる何人もの登場人物の南田蒼太への気持ちで、蒼太は八方美人が過ぎて殺されちゃったのかなって。
    ところで、最後に春子と結婚した久義って、ファンカラの西皇星ってことであっているのかな?

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    2026年06月01日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    購入本。まさきとしかさんの本はハズレはないという安心感がある。

    今作も続きが気になって一気に読めました。相変わらずの牽引力。登場人物に感情移入できるメンツが一人もいないので、過度に物語に入り込む事なく気楽に読めました。

    齋藤明里さんの解説も良かったです。

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    2026年05月26日
  • あの日、君は何をした

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    ■サマリー
    ・息子を失った母親の狂気
    ・二つの物語は、因果でつながる
    ・家族だから理解できないこともある

    ■所感
    前回、本作品のシリーズ三作品目にあたる「あなたが殺したのは誰」を読んだ。
    シリーズ三作品目は、過去と現在を行ったり来たりしながら、物語を進めていく手法を取った。
    一方で、シリーズ一作品目にあたる本作は、まずは過去を語り、その後に現代を語るという流れの建付けである。
    そのため、読み手にとっては作品の構造が分かりやすく有り難かった。
    つまり、シリーズ三ほど二つの物語の相関性に悩まなくてよいのである。
    二作品を読んで感じたのは、まさきとしかさんという作家は、異なるように見える二つの物語

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    2026年05月24日
  • あなたが殺したのは誰

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    ◾️サマリー
    ・猟奇的な母親たち
    ・北海道と東京の二つの時系列が異なる物語
    ・長谷川博己さん主演にしたら面白そう

    ◾️所感
    まさきとしかさんという作家さんは、大変珍しい建て付けで物語を構成するみたいだ。
    全く関係がないと思われる二つの物語を最後の最後に接点を作り出して、統合してしまう。
    正直、読んでいる最中は二つの物語はどういう関係性があるのか、分からないまま読み進めることになる。
    早くタネが知りたい人にはイライラしてしまうかもしれない。
    登場人物の1人である常盤結唯は、母親の呪縛から解き放たれたかった。その気持ちは理解できるが、自分の子(結局は赤の他人)を殺害した気持ちは理解できない。自身

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    2026年05月23日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    確かにイヤミスではあったけど、目を背けたくなる程ではなかった。
    蒼太や春子のような人間はいくらでもいる。

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    2026年05月19日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    最後まで犯人はわからない。わかったところで特にスッキリもしないし、割と常識の範囲内な感じ。ドロドロとして、混乱するような話が好きならオススメはしないかな。

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    2026年05月18日
  • 彼女が最後に見たものは

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    後出しの登場人物、嘘の証言によって成り立っている感が否めずミステリとしてはあまり美しくないと感じた。また、三ツ矢が魅力的なキャラとは言えない。

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    2026年05月17日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    だいぶ前に読んだ「あの日、君は何をした」のイメージが強かったので、ちゃんと帯には書かれていたものの、予想以上のイヤミス度合いにびっくりした。

    斎藤あかりさんの解説の最後の文に深く頷けた。人間の裏表の裏を凝縮したような登場人物たちだったけど、普段気づかずに暮らしてるけど密かに自分も持ち合わせている部分があるのかなぁと思ったり。そういう意味でも怖く、反面教師的にも学びにもなる話だった。

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    2026年05月16日
  • スピーチ

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    ネタバレ

    中盤であっさり犯人が判明したので、これは真犯人ではないよな?と思ってたらそこから二転三転。エピローグから察するに犯人は自分の罪を認めないで擦り付けるつもりか?

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    2026年05月14日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    元アイドルの南田蒼太が殺され、その周りの人間の視点と共に事件の真相が明らかになる狂ったミステリー。 とにかくみんな狂ってた( ˃ ˂ )
    蒼太は何個もの仮面を持っていて、相手が誰であろうとどんな人をも魅了される人間になれるところがすごくて怖かった 。
    どれが本当の蒼太の素顔なんだろう?とも思うし、全部蒼太の素顔なのかもしれないとも思う。
    蒼太目線があったらもっとスッキリできたのになぁと感じた 。

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    2026年05月06日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    元アイドルグループの南田蒼太が殺された。
    蒼太のまわりにいた人々のお話。

    「驚愕のラスト」の意味がよく分からないまま、終了。
    毒婦A子がいいです。週刊誌で描かれる毒婦A子、A子視点の話、その後他の章で出てくるA子の描写が、全然違っておもしろい。

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    2026年05月05日