まさきとしかのレビュー一覧

  • 玉瀬家、休業中。

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    何となく自分と重ね合わせて読んでしまった。私はずっと働いてきたし、帰る家もないけど、母親が非常に似た雰囲気で他人事と思えない感じがして一気に読んでしまった。
    のーりー頑張ってんだろうなぁ。

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    2025年05月29日
  • あなたが殺したのは誰

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    やはり面白かった。読んでいる最中はとても面白いのに最後の最後で、あーそうなのかーってなってしまうのは何故だろう。シリーズの3作ともそんな感じ。でもやはり面白いので、4作目があったら必ず読みます!
    話の流れがテンポ良く興味深く読み進められる作品です。

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    2025年05月20日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ谷&田所刑事シリーズ第3弾。
    シリアスな内容だけど、
    三ツ谷と田所のやり取りは息抜きになった。

    現代の事件と過去の出来事が交互に描かれるが
    過去と現代の事件との関連性が全くみえないまま物語は
    進んでいく。
    三ツ谷達が1つずつ掘り下げていくことで
    真相にたどり着く。
    めちゃくちゃ面白かった!

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    2025年05月16日
  • 祝福の子供

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    重い物語!
    あまり好きな方ではありません。
    主人公宝子の鬱々とした展開に、読んでてふさぎ込んでしまいます。

    ストーリとしては、
    娘への虐待を疑われ離婚させられた宝子。自分は母親失格?子供より仕事を優先?本当に娘を愛していたのか?と紋々としています。

    そんな宝子のもとに、警察から20年前に死んだはずの父親の遺体が発見されたとの知らせ。

    20年前に死んだのは誰?
    そして、遺品には宝子宛の手紙と猟奇殺人事件の切り抜き。
    父親は宝子に何を伝えたかったのか?

    宝子は父の過去を調査するとともに、徐々に明らかになってくる自分の過去。
    家族の秘密。

    そして、猟奇殺人事件の真相
    といった展開です。

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    2025年04月13日
  • いちばん悲しい

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    2025.3.10
    みんな、自分が1番大変だと悲劇のヒロインになっていた。だから題名がいちばん悲しいなのかな。

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    2025年03月11日
  • あの日、君は何をした

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    え?そんな真相でええの?? そんな真相にしてしまったら、
    もう全部どーでも良くなってしまうやん。
    結局何がいいたかったのやら…(。-`ω-?)ウーン

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    2025年12月06日
  • 完璧な母親

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    幼くして死んだ息子。
    娘を生れ変わりと信じ、
    同じ名前を付け、
    誕生日には息子の歳数のロウソクで祝う。
    母の狂愛に戸惑う娘。白眼視する夫。

    私はこんなに愛しているのに。
    どうして、どうして、どうして、

    子供は親の言う通りに育たない。
    親のする通りに育つ。のだと
    私の親は言ってたなー

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    2025年01月21日
  • 完璧な母親

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    最初は面白かったけど、2章あたりからなんか思ったのと違うなと思いつつ、読み進めていくと、え?こんな感じでおわるつもり?と思ってたら終わった(笑)
    まだ解決してないことあるよね??と思ったり、後半関係性がわからなくなってきたり、なんか中途半端に終わった感じがした。みんなの感想読んでてもそんな感じだったからやっぱそうよね??ってなった(笑)

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    2025年01月14日
  • ある女の証明

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    イヤ〜かなりダークな世界観の話と展開でしたー
    感動とか涙とかは一切なく可哀想、哀しい、悲惨、不運…がピッタリなストーリーで登場人物は多数居ますが、ほぼ全員不幸な展開が永遠と連鎖します。

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    2025年01月05日
  • いちばん悲しい

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    序盤中盤ドロドロした話で、終盤また別角度での展開があります。
    ちょうど先月真梨幸子さんの作品を読んでましたので、女性同士の色んな負の感情をこの作品でも味合うことが出来ました。

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    2025年01月05日
  • 完璧な母親

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    ネタバレ

    第一章
    友高波琉子
    風間秋絵をビルから突き落とした。

    風間秋絵
    指名手配中にビルの屋上から飛び降りたものとして駐車場に倒れているところを発見された。

    友高知可子
    不妊症による流産を繰り返し、結婚八年目、三十歳のときに波琉を生む。

    波琉
    知可子の息子。


    知可子の夫。波琉子が生まれてまもなく、T市から離れた。配置薬販売員から事務機器メーカーの営業マンに職を変えた。

    波琉子
    知可子の娘。

    蔓井朱実
    友高家が住むマンションの隣の三〇二号室に引っ越してきた。

    大野初美
    友高家と同じマンションの一〇一号室に住む。七十歳。

    涼太
    朱実の息子。

    蔓井芳春
    朱実の夫。

    第二章
    田尻成彦

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    2025年01月03日
  • 祝福の子供

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    ネタバレ

    途中までは父親と2つの事件はどう繋がるんだろうと予想もできなかったけど
    養子斡旋あたりでなんとなく先がよめ
    なんだが全員に苛立ちがあった。

    色々繋がりすぎてて、父親の居なくなった理由もうーんという感じ。そこまで全力で居なくなる必要あったかなぁ。

    結局は何一つ解決した感はなかったけど
    子どもは親を選べないは共感した。

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    2024年12月20日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    かけちがったボタンのような気持ちのまま、読み終えた。
    父を殺してもらえたと思い込んでなんとしてでも宍戸の役に立ちたくて生きてきた小野宮。
    母の影に怯え、都合よく小野宮を利用した宍戸。

    2人が2人を思い合った結果生まれた犯罪なんかではなく、ただただ小野宮が宍戸にいいように使われただけの事実。なんとも皮肉で悲しい結末。

    それでも小野宮はきっと約束を果たせて満足してるのだろうなと思うと、なんとも言えない。

    後味の悪さが尾を引く小説だった。
    誰が救われたのだろう、と思わずにはいられないラスト。

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    2024年11月19日
  • ある女の証明

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    ネタバレ

    最後まで読んでも不可解な部分が多く、読後感はスッキリしない。登場人物の関係性も貴和子を通して繋がってるんだけど、複雑でよくわからない。自分の読解力のなさを嘆いたが、最後の解説「貴和子をあなたはどう思いますか?」で、読み手の捉え方でいろんな解釈があって正解はないんだと気付いた。
    最後の記事の白骨化した死体は誰なんだろう?やっぱりよくわからん。

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    2024年11月09日
  • 屑の結晶

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    この方の作品に出てくる勘違いまたは現実逃避がすごい登場人物にいつもゾクゾクさせられる
    その感覚分かるけどそれが行きすぎるとこうなるのか…と考えさせられる
    幸せに見えてる人が実はそうじゃなかったり。

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    2024年10月18日
  • ある女の証明

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    ネタバレ

    2024.10.09

    各章を読んでいくごとに「貴和子」は何者なのか。どういう人生を歩んできたのか、を紐解いていく内容だと思っていたがもっと複雑な内容だった。

    貴和子と関わりのあった人物視点での貴和子、
    または直接関わりのない人物たちのストーリーも出てくる。
    どうこれが貴和子に繋がるのか…
    とワクワクしていた分、あまり関係ないとわかって少し残念だったり。

    解説の最後、
    あなたは貴和子をどう思いますか。は刺さった。

    大龍昇、
    芳美、
    則夫
    美亜、

    それぞれの立場から描かれる貴和子はまるで全部別人。

    もう一度読み直したらまた違った見え方ができる作品だと思った。

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    2024年10月09日
  • 完璧な母親

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    赦すということを書いたすごい本 1、2章はイライラするかもしれない でも3章の為にある大事な序章
    3章を書き上げたのはすごいと思う 毒親持ち、母親と確執がある人には刺さるかもしれないけど人を選ぶし、共鳴するものを持っていない人には駄作と感じると思う

    虐待母とその子供のリアルさ、美談にしたがる外野、実際と心の内は全然違うことを表現できる、小説ならではのものを書いている

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    2024年08月08日
  • 祝福の子供

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    2024.7.27
    重たい話だった。
    命をあげるとか買うとかそんなことはしないで…
    最後に一気に回収して行く感じ、面白かった。

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    2024年07月27日
  • 祝福の子供

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    最初に伏線を散りばめて最後、一気に回収していくのはまさきさんらしくて素晴らしいと思った。作品に込められたテーマは重たいですね。「母はお腹を痛めて子どもを産んだんだから愛してあたりまえ」というのは違うと私も思う。歴史を勉強してみると、明治時代までは家族、親戚総出で子育てしてたんですがね。個人差はあるものの、一般的に子育ての労力は半分以上母親が負担していて、重すぎると思う。労力が少なければ愛情がたとえもてなくても育てられると思う。

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    2024年06月19日
  • 玉瀬家、休業中。

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    これまで読んだまさきさんの小説とは雰囲気が全く異なり脱力系?と言って良いのかしら…。

    40過ぎの出戻り姉妹が実家に戻ったら、ずっと行方不明だった兄も実家に戻ってきていて、尚且つ引きこもり状態。そんな子供たち3人を迎えた母親は72歳なのに55歳の年下男性からアプローチされているという。

    家族4人とも個性が強くて変わっているけど、たいていの事は楽しいと思える長男ノーリーの性格がちょっと羨ましい。この家族を見ていると色々な事が何とかなるのかも〜て肩の力が抜けて楽観的になれそう。

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    2024年06月14日