まさきとしかのレビュー一覧

  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    三ツ矢刑事シリーズ続編。
    クリスマスイブに空きビルで身元不明のホームレスと見られる女性の遺体が見つかった。指紋がデータベースと一致し、千葉県の男性殺人事件の事件現場で見つかった指紋の持ち主と判明。被害者の妻に会いに行くが…。

    色々入り組んでいて人間関係が複雑に絡み合っている。出てくる登場人物はそれぞれに繋がっている。最後の最後まで全部繋がっていてびっくり。
    話の中心となる、殺されてしまったホームレスの女性・松波郁子。郁子は正直悪いところはなく、助けを求めた保健福祉センターで心無いことを言われ、夫を亡くしてから自分を責めている。保健福祉センターの担当者を見つけた時も後を付けるだけで思いとどまっ

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    2025年12月27日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    事件の真相が分かった後もすっきりとはせず、考えさせられる物語でした。様々な人の思惑が複雑に絡んでいて、その結果殺人という悲劇が起こってしまったのだなと実感します。幸せ家族に酔っていたいづみの、息子を失ってからの変貌に「完璧な」母親の狂気を感じます。刑事の三ツ矢さんの飄々とした雰囲気が物語の良いアクセントになっていると思いました。

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    2025年12月22日
  • 祝福の子供

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    全体はミステリの構成で、且つ
    親になれば子どもを愛するのは当然なのか、と問いを投げ掛けてくる骨太なお話だった。

    子どもに「供」の文字を使わなくなっていることが多いけど、
    この本のタイトルはまさしく、
    供える・隷属する意味が思い起される「子供」がしっくりくる。
    主人公の宝子をはじめ登場する人は皆、親に翻弄されて、生きながらあがいているから。

    だけど読み終えると醜くあがくことになったとしても、あがくことこそがだいじなんだと思えてくる。
    「祝福の子供」というタイトルは、なんか人間讃歌のようだと思った。

    まさきとしか作品は初読みでしたが、他の作品も読んでいきたい。

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    2025年12月21日
  • あの日、君は何をした

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    屈折した人間関係を描く殺人事件ミステリー。

    ある男子中学生が殺人犯に間違われて事故死し、家族の幸せは崩壊してしまう。事故も忘れ去られた15年後、別の場所で女性が殺害され、その不倫相手が失踪する事件が発生。担当刑事は一見無縁な2つの事件に繋がりを見出して・・・

    次々と場面が移り変わりながら話が展開していく子気味良い筆が印象的。事実が1つ明らかになると疑問符も1つ追加される感じで、どんな結末になるのだろうワクワクさせられました。読中感や良し。

    最後に読者の脳内に描かれる地図はちょっと不自然なものに感じられました。
    「えっ、そこをつなげちゃうの!?」というのが、私には心地よい驚きでなく違和感で

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    2025年12月17日
  • あの日、君は何をした

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    なにかで理由がないと安心できない、生きていけないと表現した小説を読んだことがあるが、どこまでいっても他者は理解した気がいいとこなんだと思った
    理由が理解できないから狂気なのだと思った
    それでも断片的にでも理解してくれる人を紡いでいくのだろう

    15年前とどう繋がるんだろうと思いながら読んでいたが、若干の肩透かし感は否めなかった

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    2025年12月11日
  • 祝福の子供

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    親は子供を愛さなくてはいけないのか。
    自分の人生を捨ててまで。
    そんなふうに投げかけられている作品。

    中盤で父の骨壺がなくなったあたりで、大筋の流れは読めたが、話を進めていくに従って出てくる人物がまぁ酷いことなんの。
    とにかく、黄川田夫妻が反吐が出るほど最低だった。

    結局みんなわがまま・自己中なだけじゃん!

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    2025年12月10日
  • ある女の証明

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    2025/10/28
    ある女の証明
    まさきとしかさん

    きわこのこと。改題。

    なんか?読んだことあるかなーと思いながら、
    最後まで読み切り、解説を読み、
    なるほど、きわこのこと。の本、読んでた!

    第五章まで新聞記事に沿って話が進む。
    すべて、貴和子。に繋がる。
    怖い。イヤミス。
    でもおもしろい。
    しかし、
    最後の意味がわからない。
    難しい本でした。

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    2025年10月28日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    3つの事件がら全く別物だと思ってたらまさかと繋がりがあって、それが別の話のことと時間軸が違っててこれはやばい頭が柔らかくなった気になりそう

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    2025年10月26日
  • レッドクローバー

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    初めから終わりまでずーっと暗いし、常に誰かが怒り、憎悪を抱えてドス黒さが全開。
    読めば読むほど常に苦い何かを飲まされているような気分になるし、全く救われる気がしないしで読むの途中で辞めようかと何度も思った。
    それなのに、続きが気になって仕方なくて読み進めてしまう。

    物語の途中ではたと気づく。
    負の連鎖ばかり起こしているけれど、誰もがささやかながら幸せだったり、安心できる存在みたいなものを求めていたんだと。

    終盤、個人的に間伸びしてしまった感があったのでもう少し短くても良かったかも。

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    2025年10月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ矢と田所のコンビの掛け合いが好きで、このシリーズ追いかけています

    田所が、いい味を出しているんですよね
    未読の方で興味を持たれたら、どこから読んでも大丈夫ですが、『あの日、君は何をした』からやはり読んでもらいたいなと思います

    悲しい親子の物語だけれど、確かな繋がりも感じられたりする
    ボタンをひとつかけちがえただけ
    それを直せる人と直せなかった人、そこにどんな違いがあるのだろう

    思い込みや先入観
    そういったものに囚われたくないと思いつつ、いつの間にか嵌っている

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    2025年10月04日
  • 彼女が最後に見たものは

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    三ツ矢&田所刑事シリーズ二作目。
    ホームレスの女性が殺された事件と一年前に殺された男性の事件。
    まったく接点がなく思えた事件が時を経て繋がりを見せます。

    社会派ミステリーのような内容でしたが、人間の繋がりや温かみ
    逆に、人間の汚なさや憎悪など予想以上に感情が飛び交う作品でした。

    事件の内容や道筋が複雑すぎて結びつかないところがあったり
    後半から登場人物が増えたりするのは少し戸惑いましたが
    最後は切なく、なんだか考えさせられる物語でした。

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    2025年09月01日
  • 大人になれない

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    ネタバレ

    終盤の美留久と母の関係性、歌子と政江の関係性がわかっていく流れの部分はなんか雑になったなって印象。
    純矢、太助、江口さんのパートは良かった。

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    2025年08月24日
  • 完璧な母親

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    ネタバレ

    母と子の苦悩。1番後ろの解説を読んで、ようやくテーマが落とし込めた。
    母親ってなんだろうか…?父親ではなく母親と子どもの苦悩…。
    『完璧な子育て』なんてない、けど『ダメな子育て』はある。虐待、マルトリートメント。しかし多くの母親はきっとしている。解説にあった、『気づいて、修正する』ことで親子関係が造られていく、という文章に『なるほど』と思ったし、金髪で子どもを放ってパチンコに行く親=子どもを見ていない⇒あんな母親になっては行けない、という呪縛もしっくりきた。
    良いも悪いも、こどもって親に愛されたいんだよなぁ、必要とされたいんだよなぁ…赦す許さないの問題じゃないんだよなぁ…向き合うって難しい。

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    2025年08月12日
  • 彼女が最後に見たものは

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    三ツ矢&田所刑事シリーズ第2弾。
    前作よりも、この二人の掛け合いが鮮明に描かれているように感じた。相変わらず掴みどころの無い三ツ矢に対して、田所が振り回されて苦労している様子とか、三ツ矢は何か閃いているのに、田所にははっきり告げずに、はぐらかして捜査を進めたりする様子など、前作以上に二人の関係性が際立っていた。
    今作は、田所が何で教えてくれないんですか!と感情的に食ってかかるところが多かったな、って感じた。そりゃお預け状態が続けばモヤモヤするよなw
    警察バディものでは、あるあるな展開だけどw

    そして今作でも、事件の背景に潜む人間の負の側面が連鎖的に起きる事態が描かれている。自己顕示欲とか、自

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    2025年08月11日
  • ある女の証明

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    最初はめちゃくちゃわかりやすい作品だと思った。
    「きわこ」という一人の女性が絡む、それぞれの章の物語。
    しかし…
    各章の話は単純明快で面白いストーリーになっていたけど、だんだんと読み進め
    全体的に考えると「きわこ」は何者⁇結局どうなった⁇と話が見えなくなってしまった…
    結構早い段階で死んでしまう「きわこ」
    各章の事件が終わりに向かって日付が遡ってるので、逆から読み返せば見えてくるのかな…

    私的にはもっと簡単な結末で良かった気もするなぁ。
    あまりに理解するのがむすがしかった笑

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    2025年06月26日
  • いちばん悲しい

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    やっぱりみんな自分がいちばんかわいくて大事だよね。
    まゆかの心理描写は悲劇のヒロイン症候群ってこんな感じなのかなって思った

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    2025年06月03日
  • 玉瀬家、休業中。

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    何となく自分と重ね合わせて読んでしまった。私はずっと働いてきたし、帰る家もないけど、母親が非常に似た雰囲気で他人事と思えない感じがして一気に読んでしまった。
    のーりー頑張ってんだろうなぁ。

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    2025年05月29日
  • 祝福の子供

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    重い物語!
    あまり好きな方ではありません。
    主人公宝子の鬱々とした展開に、読んでてふさぎ込んでしまいます。

    ストーリとしては、
    娘への虐待を疑われ離婚させられた宝子。自分は母親失格?子供より仕事を優先?本当に娘を愛していたのか?と紋々としています。

    そんな宝子のもとに、警察から20年前に死んだはずの父親の遺体が発見されたとの知らせ。

    20年前に死んだのは誰?
    そして、遺品には宝子宛の手紙と猟奇殺人事件の切り抜き。
    父親は宝子に何を伝えたかったのか?

    宝子は父の過去を調査するとともに、徐々に明らかになってくる自分の過去。
    家族の秘密。

    そして、猟奇殺人事件の真相
    といった展開です。

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    2025年04月13日
  • いちばん悲しい

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    2025.3.10
    みんな、自分が1番大変だと悲劇のヒロインになっていた。だから題名がいちばん悲しいなのかな。

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    2025年03月11日
  • あの日、君は何をした

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    え?そんな真相でええの?? そんな真相にしてしまったら、
    もう全部どーでも良くなってしまうやん。
    結局何がいいたかったのやら…(。-`ω-?)ウーン

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    2025年12月06日