まさきとしかのレビュー一覧
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ネタバレ第一章
友高波琉子
風間秋絵をビルから突き落とした。
風間秋絵
指名手配中にビルの屋上から飛び降りたものとして駐車場に倒れているところを発見された。
友高知可子
不妊症による流産を繰り返し、結婚八年目、三十歳のときに波琉を生む。
波琉
知可子の息子。
実
知可子の夫。波琉子が生まれてまもなく、T市から離れた。配置薬販売員から事務機器メーカーの営業マンに職を変えた。
波琉子
知可子の娘。
蔓井朱実
友高家が住むマンションの隣の三〇二号室に引っ越してきた。
大野初美
友高家と同じマンションの一〇一号室に住む。七十歳。
涼太
朱実の息子。
蔓井芳春
朱実の夫。
第二章
田尻成彦
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ネタバレ2024.10.09
各章を読んでいくごとに「貴和子」は何者なのか。どういう人生を歩んできたのか、を紐解いていく内容だと思っていたがもっと複雑な内容だった。
貴和子と関わりのあった人物視点での貴和子、
または直接関わりのない人物たちのストーリーも出てくる。
どうこれが貴和子に繋がるのか…
とワクワクしていた分、あまり関係ないとわかって少し残念だったり。
解説の最後、
あなたは貴和子をどう思いますか。は刺さった。
大龍昇、
芳美、
則夫
美亜、
それぞれの立場から描かれる貴和子はまるで全部別人。
もう一度読み直したらまた違った見え方ができる作品だと思った。
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夫と離婚し、北海道の実家に戻ってきたら澪子。
実家で、母、兄のノーリー、姉の香波と4人で暮らすことになった。
澪子の虚無な日々が、コミカルながら(コミカルだからこそ)切なく感じた。私も歳をとったのだ。若い時なら他人事として読んでいただろうに。妙に迫る現実感。人生折り返し地点あたりで、私のこれまでの人生ってなんだったんだ?と思うのは、つらいよなぁ。
できることも、やりたいことも、なにもない・・・という澪子の現実が、自分のもののように感じた。
私自身は、趣味もあり友達も少しだけどいて仕事もして子どももいるけど、それでも澪子のこの状況にとてつもない共感を覚えた。私自身の根本は虚無感溢れる人なのだ -
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ネタバレ女を2人殺したと話すクズ(小野宮楠生)を弁護する宮原貴子。
彼女が調べるうちに、全ての言動がただただ小野宮の宍戸に対する一途な愛を表していたのだと知ると切なくて苦しい。
守りたかった宍戸も、利用していただけの吉永に殺されて。彼女を守るために貯めたお金も、結局は宍戸を苦しめていた母の手に渡ってしまった。
世界に色を見せてくれた宍戸を失った彼の生きていく理由はあるのかな。彼女の罪を被って最後まで服役することが生きる理由になったとして、その後は?小野宮の気持ちだけが何年も宙ぶらりんで、このあともたった一人残されて。こう書いている私も、最初に宮原が警戒していたように、小野宮の虜になっているのかもしれな -
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浮気され離婚して実家に舞い戻った澪子、41歳。
バツ2でパニック障害持ちの姉。
バツイチの母。
引きこもりの兄。
仕事も見つからない。主婦だったはずなのに料理もそれほど上手くない。
引きこもりの兄ノーリーがかなり気になる存在だった。
一番変わり者と思いきや、たぶんこの人があの家族の中で一番真っ当だった。
家族って不思議だな。
知っているようで何も知らないし、知らなくてもいいのだと思う。
家族のことだって羨んだり妬んだり、心の中で下に見て自分の位置を確認することだってあるだろう。
それでもいい、という安心感と、半ば諦めのような複雑な気持ち。 -
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初のまさき先生作品でした。
ざっくり書くと家族の話なんですが、玉瀬家は家族全員バラバラで、全員がちょっと変わっているので、読んでいてその変っぷりに驚いたり疲弊したりするのに、どこか既視感があるのは、その変の一部が自分と似ている部分があるからだな、と思いながら読み進めていました。
登場人物が恐らく全員変わっていて、ちょっと不器用に生きていて。他人と比べて自分の方がマシだと思ったり、やっぱり自分の方が駄目だと凹んだり。
バラバラな家族に対して、煮え切らない気持ちを抱いてはいるのに、全てを手放す勇気も度胸もなくて。どうしようもない毎日が、劇的に変わることはないけど、昨日よりちょっとだけ、背伸びする -
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ネタバレ勝手にちょっとコメディータッチかと
思ってたら、そんなことなく結構重いし
結構辛辣。
正直でてくる全員好きになれない。
唯一ノーリーはよかったな!1番思いやりがあった。
母親や姉はデリカシーのかけらもないし
澪子の自己肯定感が低くなるのも分かる。
途中でたまたまスーパーで会う友だちも
嫌な人すぎて、なんだこの人はと思ったし。
とにかく澪子が辛い体験をしまくる
たまたまバイト募集の張り紙を見ててそのオーナーに声をかけられ働いてと言われて働き始めたら
使えない扱いをされ、最終的にみんなで話し合ってあなたはもう来なくていいからと言われる。
そうかと思えば悪徳商法ぽいコールセンターに
あた