まさきとしかのレビュー一覧

  • スピーチ

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    途中まではまあまあと思っていたところ、終盤に怒涛の展開が待っていた。
    2重3重に転調があるサスペンスは読後感がよい。
    主人公は25歳くらいの設定の方がしっくり来たのでは?と思った

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    2026年04月19日
  • スピーチ

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    意外な展開と結末に大満足な小説だった。
    ただ、36歳の環奈が刑事でありながらあまりに幼い思考能力に苛立ちを感じさせられ、彼女の存在が雑音となり物語の展開に必要性を感じなかった。
    子供の時から思いついた事をすぐ口にする
    大人になっても治らない、お前はそれでも刑事か!と物語から気持ちが離れてしまった。
    だが本作の圧倒的なドラマ性が環奈の雑音を凌駕し、物語の意外な展開に引き回される快感があった。
    装丁の長方形の黒い物もこの小説を象徴的に表し読後感を盛り上げてくれた。

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    2026年04月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    過去と現代、離れた場所が最後見事に繋がり、特に終盤は一気読みしてしまいました。救いがなさそうで、でも何処かに光は残してくれるのが、まさき作品の魅力なのかなと。三ツ矢と田所のコンビ、またどこかで見たいです。続編を期待致します。

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    2026年02月15日
  • あなたが殺したのは誰

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    シリーズ第三弾。今回もやっぱり面白かった。現在と過去がどう繋がるか推測させながらも全然がヒントないまま進み、その一方で、誰が殺したのか、誰を殺したのかの起伏が何回も押し寄せる。そして怒涛のように繋がって明らかになる真相。すばらしい。

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    2026年02月01日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    まさきとしかさんの三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。めーっちゃおもしろかったぁ!!!
    今作は2020年頃と1993年頃、現在と過去の話が交互に出てくるけど、登場人物も場所も全く関連がなくて、その二つの時代がどういうふうに繋がっているのかだいぶ後半になるまでわからんかったし、登場人物も多くてなかなか覚えられなくて真相も全く予想できないままやったけど、ちゃーんと繋がっててめっちゃすごいーってなった。
    このすごさを上手く表現できひんのが残念やけど。

    推理小説が好きで東野圭吾さんが大好きやけど、他の人見つけたいなーと思ってた時に偶然見つけたこのシリーズ。あの時出会えて良かった!このシリーズ以外

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    2026年01月27日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    謎解きについては当事者から「実はこうだった」と読者に説明がある感じで、探偵役が犯人を追い詰める楽しさはあまりない。ただ、前2作も似たような感じなのでそういう作風なのだろう。

    このシリーズの魅力は謎解きを本線としつつ綴られる登場人物の苦悩、悲しみ、焦燥感、コンプレックスといったネガティブな感情の表現にあると思う。非常に生々しく、痛々しいほどであるが、オアシスのような三ツ矢田所のシーンとの対比で独特の緩急がありクセになる。

    謎解きの結論に重きをおく人は物足りないと思うが、過程を楽しみたい人にはなかなかおすすめだと思う。

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    2026年01月23日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    ネタバレ

    離婚後、実家に戻った澪子の視点で進む物語。
    澪子は「自分ばかりがしんどい思いをしてきた」という感覚を抱えながら生きていて、その価値観を基準に人を見てしまうところがある。でもその根っこには、自分自身を許せない気持ちがあるように感じた。

    一方で澪子はとても素直な人でもあって、最初は決めつけていても、「違う」と分かった瞬間にちゃんと腑に落ちるところが印象的だった。周りに人が残っているのも、澪子が積み重ねてきたものだと思う。

    ノーリーの
    「今が一番楽しい」
    「面倒は終われば消えるけれど、楽しいは貯まる」
    という考え方がとても好きだった。

    ノーリーは楽観的というより、自分の持っているリソースの中で

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    2026年01月22日
  • 彼女が最後に見たものは

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    シリーズ3作の中で1番好きだった。
    似たような登場人物がでてきて、あれこれは誰だっけ?ってなることもあったけどストーリーが分かりやすくて読みやすかった。
    切ないお話!逃げ場を作るって結構難しいなあと思った!

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    2025年12月29日
  • 大人になれない

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    小学5年生の純矢は母に突然捨てられた。サマーキャンプに行っている間に家が引き払われても抜けの殻になっており、手紙があった。近くの親類の家に世話になれというのだ。

    第1話 その家には歌子さんと、そのお母さんのお婆さん政江、41歳無職居候の太助、67歳無職居候の江口が住んでいた。太助がご飯を作ってくれて、月500円のお小遣いを歌子がくれて、順調に生活が始まる。

    第2話 たまたま江口の故郷がテレビで流れた。江口と純也はバスを乗り継いで江口の故郷へ行くが、江口の村はダムの底に沈んでいた。

    第3話 大晦日を迎えた。お節を大晦日に食べる北海道の風習について言い争いが勃発。そしてまた居候が増えるのだっ

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    2025年12月22日
  • 彼女が最後に見たものは

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    余韻ってこういうことなのですね。
    まさきさん、2冊目です。田所&三ツ矢シリーズ続編『彼女が最後にみたものは』。

    これは一気読みしないとこんがらがる作品でした。誰だっけあなた?が中盤までちょいちょいありました。でも、ストーリーはよく出来ていて、
    ほぇー!と納得のラストになります。

    前作は母親の子に対する溺愛の善し悪しが
    これでもか!と描かれていましたが
    今作は違う視点での描かれ方でした。
    親も人であり、損得や欲求、とくに承認欲求が強いと・・・。
    幸せを手に入れるってむずかしい。
    いや、今が幸せだと思うことがむずかしいのかも。

    まさきさんのラストの描き方、美しすぎる。

    どんでん返し

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    2025年11月30日
  • レッドクローバー

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    反転の瞬間、背筋がゾクっとした。
    こういう人ほど、潜む狂気は凄まじくて恐ろしい。
    女たちの怒り恨みの連鎖が壮大で、何度も驚かされ、鳥肌が立ちました。

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    2025年11月21日
  • レッドクローバー

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    結構なページ数あるけど、一気に読んだ
    最後に一気に伏線回収なのかな
    面白かったけど、後味悪い
    でも、たまにこんなの読みたくなるんだよな

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    2025年10月12日
  • 屑の結晶

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    まさきさんの本は4冊目です。
    まさきさんは、心理描写がとても細やかで、読んでいるこちらも、人物像が描きやすいと思います。なので、登場人物に感情移入してしまい、読み終わった後は放心状態でした。
    クズ男は、最初はイライラするけど、生い立ちや環境が分かるにつれ、切なくなり、最後は幸せを願ってしまいました。
    クズの結晶…。結局、正しい人は誰もいなかったってことでしょうか。
    誰一人、救われない話ですが、面白かったです。

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    2025年09月10日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    屑の結晶…なるほどー、屑だねーって…
    屑じゃねーし!
    とても楽しめました。こないだ他の作品で感想書いた気もするけど、今年1番かもー。
    ありきたりだけど、点と点が繋がってく感じとか好きです。
    こーゆー感じが好きなのかなと、認識させられた作品です。

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    2025年06月14日
  • あの日、君は何をした

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    幸せな家庭を突然襲った不幸な事故。それから15年後の殺人事件。
    描写が丁寧で夢中になって読んでしまいました。無関係に見える二つの事件の繋がりなどミステリとしても面白いです。

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    2025年05月11日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    離婚危機になり、本の題名と同じく出戻る可能性もあった時に出会いました。

    母の豪快で根は優しいところが我が母と被り、またノーリーのあるがままな生き方がぶっ刺さりました。私は何を気にして生きているんだろうと。この本に出会えて感謝です。私には優しく暖かい出会いになりました。

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    2025年04月12日
  • ある女の証明

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    ネタバレ

    ○謎めいた女性が周囲の人生を揺さぶる衝撃作

    久しぶりにまさき作品読んだけどやっぱり安定感がすごい。

    「普通の女性」であるはずの貴和子のせいで、プライドや嫉妬心に振り回される「特別な女性でありたい」と思っている女性たち

    今回は女性だけでなく、男性視点があるのもよかった

    最後まで読んで、時系列を組みたてて考察を楽しむのにちょうどよい伏線回収もとてもよかった

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    2025年03月19日
  • いちばん悲しい

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    ストーリーが多人数視点で描かれていくので、飽きずに読めました。
    ラストの余韻も良き。
    登場人物に共感できる箇所もあり。
    まさきとしかさん、やっぱり良いです。

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    2025年02月14日
  • いちばん悲しい

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    ネタバレ

    まさきとしかだなぁ…。
    イヤミスと知って読み、イヤミスはイヤミスなんだけど、嫌な話だったな、で終わらない切なさがある。ホワイダニットの名手。大好き!

    冴えない中年サラリーマンが殺害され、捜査線上に上がる女たち。
    浮気相手(彼女は何も知らずただ恋愛してただけなので被害者は被害者)の佐藤真由奈がいちばんきつい。妄想ちゃんの痛い女。あっちゅん…
    被害者の妻杏子は、最初からそんなに嫌悪感を抱かず。ある意味いちばん可哀想かな。単純に被害者。女としての愚かな自分と、母としての強い自分に気づいて、まっすぐ自分の道、家族の道を再生していってほしい。
    事件のキーマン渡瀬川瑠璃は、わたしはいちばんかっこいいなと

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    2025年01月07日
  • 祝福の子供

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    ネタバレ

    自分で産んだ子どもに対する愛情ってなんだろう。責任感や義務感だけで育てている、そんな時もあるかもしれない。かわいいだけでは済まされない、人間を育てることも良くわかってない年齢で私も産み育ててきた。だからどの気持ちもわかるような、認めたくないような。
    主人公は子育てと仕事を天秤にかけ、その重さを考えるのではなく、娘に嫌われているからという言い訳で離婚、子を手放す。
    その一方、自分自身は亡くなった父母の血縁ではなかった。母親は、夫の浮気相手の女が産んだ赤子を誘拐し愛おしさで返せなくなった。そして愛情いっぱいに実子として育てた。
    子を愛せない、金銭目的で産む、子を捨てる、親の愛情を求める子、など読み

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    2024年12月01日