まさきとしかのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
川岸で発見された女性の遺体には、目に粘着テープが貼られていた。
八年前にも同じような未解決殺人事件があり、関連性があるのか…事件を捜査するのは50歳の緑川ミキと刑事課に配属されて間もない天道環奈である。
捜査を追う刑事に隣りの家の主婦が、母子で暮らすひきこもりの息子が怪しいと言う。
間に挟まれる殺人犯の母が綴る手記が、その母のものなのか…
まさか同じひきこもりの息子を持つ似たような母子が近くにいたとは…。
なりすましを演じていたのか…。
何度かこれで幕引きなのか、と思ったが予想外の人物が…
エピローグの5行がなんとも言えない。
初公判で犯人はどんなスピーチをするのか。
子どもの気 -
Posted by ブクログ
明けない夜はないとか、神は乗り越えられない試練は与えないとか、つらいときは逃げていいとか。何も知らないからだ。他人ごとだからだ。ー逃げたくても逃げる場所がない。
そんなぎりぎりまで追い詰められた人間に向ける作者の視線はどこまでも優しい。
と、解説にあったがまさにそれ。
ミステリーなのに、涙がこぼれた。
護られなかったものたちへを読んだ時の、あのやるせない思いと同じものを感じた。
必ず映像化されるだろう。その時、三ツ矢と田所のバディを誰が演じるのか、想像するだけで楽しい。
三ツ矢は背が高くてヒョロ、あまりイケメンだと違う気がするから柄本佑辺り。田所は誰でもイケる。