まさきとしかのレビュー一覧

  • あなたが殺したのは誰

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    あなたが殺したのは誰なのか?、というお話(?)。

    乳児が行方不明となった女性殴打事件現場に残された「私は人殺しです」のメモ、そして開発計画が頓挫してしまった離島で起こる複数の事件。つながりが明かされると共に事件の真相も明らかになる。

    パスカルシリーズ(?)第3弾。
    今作もきれいにつながっていて、そこからのひっくり返し真相があり、タイトルの意味もしっかり効いてくるところが素晴らしかったですなぁ。

    どうにかつながりを予想するも、当てることは難しかったですなぁ。

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    2026年07月12日
  • あなたが殺したのは誰

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    久しぶりに唸る本が読めて嬉しい!後半は畳み掛けるように新事実が浮かび上がり、最後の1ページまで気の抜けない展開。暗い話の中に、主人公コンビのジョークが入る事で、ちょうど良い塩梅に息抜きもでき、大変バランスの取れた作品。
    とにかく面白く、一気に読んでしまった!

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    2026年07月12日
  • 彼女が最後に見たものは

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    彼女が最後にみたものが何か?というお話(?)。

    ビルで発見された身元不明の女性遺体、そこから別の事件との繋がりがみつかり、事件の真相が明らかになっていく。
    人と人との繋がり、親子関係、とても寂しい印象もあったが、美しさをも感じた。


    そう多くはない登場人物たち、怪しげな人たちとは少し外れた、あの人が犯人だったかぁ、となった。

    ただ、突拍子もないところからではなくて、ちゃんと整理されたそれぞれの事情がかっちりハマって、物語としての美しさを感じたのです。

    三ツ矢刑事はすげぇです。

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    2026年07月12日
  • あの日、君は何をした

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    面白かった。
    いづみが何年も何年も、息子が死んだのは自分のせいだと考えていたのは気の毒だな思った。最後の野々子の言葉をいずみに伝えることで、やっと、自分の息子がいないんだと考えられるようになるんじゃないかな、次に進めるんじゃないかなって思った。

    物語の最後まで、大樹の死の理由がわからなかったけど、腑に落ちる描写があってよかった。

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    2026年07月06日
  • スピーチ

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    読むの時間かかったけどすごく面白かった!
    想像のその先を常に提示し続けられて、できるビジネスマンかよ(ちょっと違うか)、とか思いながら堪能。

    展開は複雑なのに対して、登場人物の心の動きはある意味でありきたりなのもかえって良い。

    そしてエピローグまで抜かりない。読み終わってなお、見えないところで一体登場人物たちの間で何があったのかと想像させられてしまった。

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    2026年07月05日
  • スピーチ

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    機能不全なおうちの話。主人公の女性捜査官が神経質すぎてイライラしてしまう以外は、読めた。繊細さはまさきとしかさんの良いとこなんだけど、噛み合わないとウザい方向に行っちゃいますね、的な。

    天道環奈は警察官。上司の緑川ミキと現場にいる。絞殺体、目にガムテープが貼ってある。被害者は三好則美。小学2年生の子と夫がいて、最近離婚を則美が希望していた。職場に不倫相手の万代がいる。しかし夫も万代もアリバイほぼあり。

    中畑は隣の沖名の家が気に入らない。中畑はクレーマーと呼ばれるくらいにいつも苦情を言い立てているから、いざ本当のことで苦情を言ってももう相手にされなくなっている。沖名の家が燃える。沖名の親子は灯油をかぶって燃えているらしい。中畑は沖名の家の庭で頭部外傷を負い、意識不明である。

    事件は沖名の息子のせいで終わりそうになっているが、緑川が納得していない。沖名の家に宅急便でドライアイスを届けた影村が行方不明になっている。影山の家にも息子がいて30代。ひきこもりかもしれない。

    緑川と影山家を見張っていたら、不審な音がしたので踏み込むと、母親が灯油を家の中にまいていたので逮捕した。息子は睡眠薬を飲まされていたが、意識が戻る。

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    2026年06月22日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ矢刑事と田所刑事が登場するシリーズの3作目。現在起こったシングルマザーの事件と30年程前の北海道の離島での出来事が交互に描かれる。並走する物語の合流点に到達するのはいつなのか、どう絡んでいるのかを知りたい一心でどんどん読み進めた。バブル後の地方の閉塞感や家族が変わって行く姿、登場人物たちの心情が手に取るように描かれ、風景もありありと想像できる細かな描写は秀逸。
    合流点からの怒涛の伏線回収と何度も覆る真実に最後の最後まで圧倒された。
    ミステリーが好きな方にぜひ読んで欲しい。このシリーズの4作目以降も期待しています!!

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    2026年06月20日
  • あの日、君は何をした

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    プロローグ、一部、2部、じわじわと繋がっていく、読みやすいし目を離せないし一気読みしてしまった

    最後の最後のCパート的なエピローグのインパクト。
    三ツ矢もたどり着くことができなかった「何をした」のかではなく「なぜ、した」のかがわかるシーンとなっているが、
    その事実によって「もしも、被害者が被害者にならなかったら」の「もし」を想像させられる。
    読後感はスッキリしたけど、同時にずっと想像を止まらなくさせる作品だった。

    三ツ矢シリーズよみます!

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    2026年06月20日
  • スピーチ

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    2026.6.18
    最後は予想もしてなかった展開でとっても面白かった!
    親子関係って大人になってからも引きずってしまうと思ってる。

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    2026年06月19日
  • 完璧な母親

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    夜が明けていくのも忘れて一気読み。
    母と娘の歪な関係性に目が離せませんでした。
    最後に真相が明らかになっていくのも面白かったです。

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    2026年05月07日
  • スピーチ

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    緑川ミキのキャラクターが良い!何を考えているか掴めない初登場から、節々に見える想いや熱いものを感じ取る。過去の情報が加わることで、より理解が深まっていき、虜にさせられている。刑事三ツ矢シリーズといい、著者の描く人物の言動に毎度深く共感させられて引き込まれる。

    重苦しい展開ながらも、謎が謎すぎて、真相を知りたい一心でページを捲らされるストーリーだった。あるあるフレーズだが、「事実はひとつだが、真実は人それぞれ」を物語を通じて感じさせられる。皆が自分の物語を生きていて、その事実をどう捉えるか?どう見るか?はそれぞれ異なり、それぞれに感情移入していると、何が正解・不正解かの境界がわからなくなってくる。どうしても自分が強く共感する誰かに感情移入をしすぎてしまう。その点、第三者的に見ないといけない刑事も大変だなあと思ったり。そんな思いのかけ違いが、思いも寄らない事実を作ってしまうストーリー展開に、イヤミスというのか…もやもやした読書体験だった。

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    2026年05月07日
  • レッドクローバー

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    田舎町の閉鎖的な世界で、あいつが嫌い、怖いと恐れられていた三葉。あの登場人物が意外と…!という裏切り面白かった!

    初めてまさきとしかさんを読んだけど他の作品を読みたいです。

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    2026年04月26日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    ネタバレ

    離婚後、実家に戻った澪子の視点で進む物語。
    澪子は「自分ばかりがしんどい思いをしてきた」という感覚を抱えながら生きていて、その価値観を基準に人を見てしまうところがある。でもその根っこには、自分自身を許せない気持ちがあるように感じた。

    一方で澪子はとても素直な人でもあって、最初は決めつけていても、「違う」と分かった瞬間にちゃんと腑に落ちるところが印象的だった。周りに人が残っているのも、澪子が積み重ねてきたものだと思う。

    ノーリーの
    「今が一番楽しい」
    「面倒は終われば消えるけれど、楽しいは貯まる」
    という考え方がとても好きだった。

    ノーリーは楽観的というより、自分の持っているリソースの中で満足する術を知っている人。努力と楽しさは両立できて、努力と思わず続けられることこそが才能なのだと、この対比から気づかされた。

    一生懸命頑張ってきたのに、振り返ると何も残っていないように感じてしまう人にとって、
    人生を否定せず、「楽しみ方は変えてもいい」とそっと教えてくれる一冊だった。

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    2026年01月22日
  • 大人になれない

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    小学5年生の純矢は母に突然捨てられた。サマーキャンプに行っている間に家が引き払われても抜けの殻になっており、手紙があった。近くの親類の家に世話になれというのだ。

    第1話 その家には歌子さんと、そのお母さんのお婆さん政江、41歳無職居候の太助、67歳無職居候の江口が住んでいた。太助がご飯を作ってくれて、月500円のお小遣いを歌子がくれて、順調に生活が始まる。

    第2話 たまたま江口の故郷がテレビで流れた。江口と純也はバスを乗り継いで江口の故郷へ行くが、江口の村はダムの底に沈んでいた。

    第3話 大晦日を迎えた。お節を大晦日に食べる北海道の風習について言い争いが勃発。そしてまた居候が増えるのだった。

    第4話 太助がバイトに出るようになり、江口がご飯を作ってくれるがマズい。白い子犬を引き取ることになる。政江さんが、歌子は双子の妹花子さんを毒入りシチューで毒殺したと言い出す。
    そして純也の母が帰ってきた。

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    2025年12月22日
  • レッドクローバー

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    反転の瞬間、背筋がゾクっとした。
    こういう人ほど、潜む狂気は凄まじくて恐ろしい。
    女たちの怒り恨みの連鎖が壮大で、何度も驚かされ、鳥肌が立ちました。

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    2025年11月21日
  • レッドクローバー

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    結構なページ数あるけど、一気に読んだ
    最後に一気に伏線回収なのかな
    面白かったけど、後味悪い
    でも、たまにこんなの読みたくなるんだよな

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    2025年10月12日
  • 屑の結晶

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    まさきさんの本は4冊目です。
    まさきさんは、心理描写がとても細やかで、読んでいるこちらも、人物像が描きやすいと思います。なので、登場人物に感情移入してしまい、読み終わった後は放心状態でした。
    クズ男は、最初はイライラするけど、生い立ちや環境が分かるにつれ、切なくなり、最後は幸せを願ってしまいました。
    クズの結晶…。結局、正しい人は誰もいなかったってことでしょうか。
    誰一人、救われない話ですが、面白かったです。

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    2025年09月10日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    屑の結晶…なるほどー、屑だねーって…
    屑じゃねーし!
    とても楽しめました。こないだ他の作品で感想書いた気もするけど、今年1番かもー。
    ありきたりだけど、点と点が繋がってく感じとか好きです。
    こーゆー感じが好きなのかなと、認識させられた作品です。

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    2025年06月14日
  • あの日、君は何をした

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    幸せな家庭を突然襲った不幸な事故。それから15年後の殺人事件。
    描写が丁寧で夢中になって読んでしまいました。無関係に見える二つの事件の繋がりなどミステリとしても面白いです。

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    2025年05月11日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    離婚危機になり、本の題名と同じく出戻る可能性もあった時に出会いました。

    母の豪快で根は優しいところが我が母と被り、またノーリーのあるがままな生き方がぶっ刺さりました。私は何を気にして生きているんだろうと。この本に出会えて感謝です。私には優しく暖かい出会いになりました。

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    2025年04月12日