まさきとしかのレビュー一覧

  • いちばん悲しい

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    闇が描かれてる。こういうのが好きな私にぴったりだった。大事なのは殺した犯人、動機よりもその関係者たちの心だっていうことがびっくり

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    2020年03月09日
  • ある女の証明

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    気の毒なキワコ。
    物語が繋がってる短編。

    遺産相続、継母、、、屈折した人間達勢揃い。有りそうで有る物語の数々。地味風の女は怖いぞー!(^o^)
    人の不幸は蜜の味(*゚∀゚)
    完璧な母親、熊〜家の一人娘も読んだけど、この方の作品どんどんレベルアップしてきて面白くなっていってる気がする!!作品もっと読みたいです。

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    2018年10月19日
  • スピーチ

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    まさき先生の新刊楽しみに待っていました
    本はたっぷりと厚みがあり、読み応えあり
    登場人物各々のパーソナリティがくっきりと感じられて没入できます
    “緑川”がカッコよかった “森田”も気になる存在

    運転技術に関して少し違和感がありました

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    2025年12月07日
  • あの日、君は何をした

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    どこがどう繋がるのか、気になりながら読みました。
    終わり方がちょっと残念かなと思いました。
    伏線の散りばめ方やまとめ方は良いです。

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    2025年12月05日
  • 彼女が最後に見たものは

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    余韻ってこういうことなのですね。
    まさきさん、2冊目です。田所&三ツ矢シリーズ続編『彼女が最後にみたものは』。

    これは一気読みしないとこんがらがる作品でした。誰だっけあなた?が中盤までちょいちょいありました。でも、ストーリーはよく出来ていて、
    ほぇー!と納得のラストになります。

    前作は母親の子に対する溺愛の善し悪しが
    これでもか!と描かれていましたが
    今作は違う視点での描かれ方でした。
    親も人であり、損得や欲求、とくに承認欲求が強いと・・・。
    幸せを手に入れるってむずかしい。
    いや、今が幸せだと思うことがむずかしいのかも。

    まさきさんのラストの描き方、美しすぎる。

    どんでん返し

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    2025年11月30日
  • 彼女が最後に見たものは

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    なかなか現代の軋んだ親子関係や時代をうつし、事件で絡めながらミステリとして痛みがある真相をうつす。
    なかなか痛い。

    3072冊
    今年300冊目

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    2025年11月24日
  • スピーチ

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    札幌の豊平川付近で目に黒い粘着テープを貼られた20代から40代の女性の遺体が見つかります。

    札幌の澄川警察署刑事第一課の天道環奈36歳は緑川ミキ警部補らと捜査にあたります。
    遺体はスーパーにパートで勤めていた主婦、三好則美37歳だと判明します。

    八年前に江別であった殺人事件も被害者の大手保険会社社員の塩入麻耶23歳の遺体の目に黒い粘着テープが貼られていたことから、同一犯か模倣犯という見方が警察署内で強まります。

    一方、犯人の母親が書いたと思われる手記が同時進行で作中に出てきます。

    手記は本当に犯人の母親が書いたものなのか…?
    それとも他に犯人がどこかにいるのか…?






    事件は二

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    2025年11月19日
  • スピーチ

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    ネタバレ

    ・どんでん返しは予想の斜め上だった。
    ・結局上司の心の中が読めなかった。
    ・上司の子供の死と今の上司の性格との
     つながりが不明だった。

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    2025年11月18日
  • あなたが殺したのは誰

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    誰も幸せにならない結末。
    時代も場所も違う物語がどうやって交わっていくのかが見どころだった。

    三ツ矢と田所のやりとり、というか田所の乙女っぷりが唯一の癒し。

    面白かった。

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    2025年11月17日
  • あの日、君は何をした

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    第一部のストーリーがどう第二部でクロスオーバーしてくるのかを想像しながら読み進めたがなかなか交わらない、、、そう思ったら「君」の事件を中心として交わり始める。「君」に対して抱いていた感情が三転する、最後の最後まで人と人、特に親子関係だからこその心理描写を読み楽しめる作品。

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    2025年11月11日
  • レッドクローバー

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    東京のBBQ場で起きたヒ素を使った大量殺人。十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件を記者の勝木は思い出す。
    長女だけが生き残ったその事件。

    視点が細かく入れ替わるけど読みやすかった。
    そして怖い。負の連鎖。忌まわしさ。田舎の閉塞感。

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    2025年11月07日
  • 完璧な母親

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    母親完璧教の母親が目を離した隙に、息子が池で溺れてしまい、すかさず同じ誕生日で産み直した娘。毎年毎年誕生日の度に亡くなった兄の誕生日を祝い、娘の分はつけたしのようで、母は兄の好物は知っていても、娘の好物は知らない。娘を息子の生まれ変わりだと固く信じる母に育てられた娘は…

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    2025年11月06日
  • あなたが殺したのは誰

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    2つのストーリーがどう関係してるのか?が知りたくてひたすら読み続けた。
    関係性がわかった時、面白さが増した。
    さらにどんでん返しでは 思い込み?勘違い?で悲劇が繰り返されたとわかった時は すごいストーリーだなと思いました。
    ただ、この常盤結唯の子供時代が不憫でならない。

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    2025年11月04日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    読みやすくて面白かった。最後まで騙され(?)た。
    最後までイヤ〜〜な気持ちになって終わるけどそこも良い。
    ゆいちゃんとお母さんのやり取りは読んでて苦しかったなあ、、

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    2025年11月02日
  • あなたが殺したのは誰

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    よくこんな悲しい話を思いつくな、驚きと尊敬が一緒にくる。
    まさき氏の描く母親はどうしてこんなに一途なんだろう?そして重いの?

    これは第3部だが、まだまだ続いていきそうでうれしい。

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    2025年11月01日
  • スピーチ

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    河原で女性の遺体が発見… ひきこもりの息子をもつ、ある母親の手記に書かれていた内容とは #スピーチ

    ■あらすじ
    札幌の河原で女性の遺体が発見される、黒い粘着テープで両目をふさがれた状態であった。まだ経験が少なく気弱で優しい天道環奈刑事が捜査にあたる。共に捜査する上司緑川ミキはぶっきらぼうで、天道は焦燥感に駆られていた。

    近隣の一軒家に住む畑中冴子は、隣家をいつも訝しく思っていた。挨拶にいっても居留守ばかりで庭の木も侵入している。さらに娘が怪しい男に待ち伏せされ、隣に住む男性が怪しいと警察に相談に行くのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    母と息子がテーマの警察小説、まさきとしか先生の力作

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    2025年10月30日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    思わぬところで話がつながって、面白かった。
    まりかの嘘がいづみと家族の人生を変えてしまったのではないかと思うと、まりかの罪は重いと思った。
    最後に明かされた大樹の狂気…
    みんな何かしら狂気を抱えているのかもしれない。

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    2025年10月26日
  • 彼女が最後に見たものは

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    はじめから終わりまで、一気に読んでしまいました。都合が良すぎる部分はあるのだけれども、いいお話で、好きな物語でした。
    私が感じたのは、立場が違うと見方が変わることとか、他人が他人でなくなることとか、そんな部分でした。

    そしてやはりその後、どうなったのかなと言うのはいつもどおり気になります。

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    2025年10月19日
  • レッドクローバー

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    タイトルの〈レッドクローバー〉は、登場人物の名前から取られています。
    日本語にすればアカツメグサ。花言葉は「幸運」「希望」。
    そして、それらから遠くかけ離れた物語が始まります。

    幸運にも希望にも見放されたような、母娘たちが入り混じりながら、罪を犯していきます。

    小説は五章からなり、章の中でも語り部と年代を変えながら、じっくりと負の連鎖が続きます。

    まさきさんの特徴でもある、歪みある愛情の物語であると同時に、しっかりとしたミステリーでした。
    むしろミステリーがしっかりしすぎていて、自分の理解したストーリーで合っているのか、不安になるほどでした。

    けれど、その理解できない行動の中に登場人物

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    2025年10月17日
  • あなたが殺したのは誰

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    長い長いふたつのストーリーが交互に進んでいき、やがてつながっていきます。
    親という存在に縛られ、そして強く翻弄されていく切ない話でした。

    暗く重いですが、岳斗の素直さとパスカルへの憧れが、スパイスみたいになっています。

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    2025年10月16日