まさきとしかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回も良かったなぁ、まさきとしかさん。やっぱり今回もどんでん返しと伏線回収、そして切なさがたっぷり詰まった物語だった。
物語は36歳の女性が殺されることから始まる。その女性には乱暴をされた跡はなく、目に黒いビニールテープが貼られていた。8年前にも目に黒いビニールテープが貼られていた女性の遺体があったことから、同一犯の疑いが。
捜査に乗り出す緑川と環奈。捜査線上に上がったのは障害を持った引きこもりの男。男への捜査と、ある母親の独白で物語は進んでいく。
いやぁ、こうきたか!二転三転する犯人像に頭の中はパニック寸前。今回も大いに楽しめた。
私の中で物語よりも心に残ったのは、緑川のこ -
Posted by ブクログ
すっかりファンになってしまいましたよ、まさきとしかさん。前回読んだ『あの日、君は何をした』から、シリーズ2冊目を吹っ飛ばしてこの『あなたが殺したのは誰』を読んだわけだが、どこから読んでも全く問題ない展開になっている。
この作者はホントに優秀なミステリ作家で、ラストに近づくまで、ここまで散らした伏線はどうやって回収していくんだろう?と読み手であるこちらがヒヤヒヤするが、最後にはきっちり回収してくれる。これはもう見事というしかない。
今作も、このシリーズの主人公となる三ツ矢と岳斗コンビが活躍する。三ツ矢の刑事としての才能やキャラクターは必須だが、岳斗の存在が物語を明るくしてくれている。
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Posted by ブクログ
いやぁ、びっくりした!第一部を読んだ時にはくだらない火曜サスペンス劇場を読まされたと思い、読むのをやめようかと思ったほどだったが、第二部で三ツ矢刑事が登場したあたりから、物語はガラッと豹変して1級のミステリに変貌していった。
誰が見ても幸せそうな家族を持ついづみは家族が大好きだった。家族で息子の高校合格と、娘の大学合格のお祝いをした日にその幸せは一変して地獄へと転落していった。
その日の深夜、連続殺人事件の犯人と間違われた息子の大樹は警察から逃げている時にトラックに衝突して命を失った。
その日からいづみの精神が崩壊して家族がバラバラになってしまう。
それから15年後の第二部。若