まさきとしかのレビュー一覧

  • ある女の証明

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    話がつながっているけど、章ごとにシチュエーションが毎回違っているのですごく読みやすかったです。
    どことどこがつながってるの?
    どういうこと?
    とモヤモヤっと疑問が残る感じは、まさきさんらしいなーって思いました。
    好きだわー!

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    2021年05月16日
  • ある女の証明

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    ネタバレ

    貴和子に関係する人たちの人生模様。
    「きわこのこと」改題。

    第一章 二〇一五年二月 衝突事故男性の死因「窒息死」と判明
    第二章 二〇一三年一月 「超熟女専門」売春クラブ摘発
    第三章 二〇一〇年七月 他人のベランダで暮らす男逮捕
    第四章 二〇一〇年七月 パトカー追跡中電柱に衝突 女性重体
    第五章 二〇〇九年十二月 母親に強い恨みか 殺人容疑で長男逮捕
    終章

    不遇の家庭環境で育った貴和子が、他人の家庭の幸せを侵食する。

    貴和子の魔性に溺れる男性、気付けば貴和子の影におびえる女性、貴和子の正体とは?


    悪女というわけではなく、人間の醜い部分を、本能的に上手く利用しているかのような貴和子。

    人間の本性なんて誰も分からない。だから人を信じたりすることの難しさ、大切さがあるかなと思う。

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    2020年06月07日
  • いちばん悲しい

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    闇が描かれてる。こういうのが好きな私にぴったりだった。大事なのは殺した犯人、動機よりもその関係者たちの心だっていうことがびっくり

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    2020年03月09日
  • ある女の証明

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    気の毒なキワコ。
    物語が繋がってる短編。

    遺産相続、継母、、、屈折した人間達勢揃い。有りそうで有る物語の数々。地味風の女は怖いぞー!(^o^)
    人の不幸は蜜の味(*゚∀゚)
    完璧な母親、熊〜家の一人娘も読んだけど、この方の作品どんどんレベルアップしてきて面白くなっていってる気がする!!作品もっと読みたいです。

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    2018年10月19日
  • あの日、君は何をした

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    「狂気」が印象に残った。

    生まれ持った性質としての狂気。
    ショッキングな出来事により、精神の均衡を欠いた先にある狂気。
    由来は違えど等しく恐ろしい。

    ミステリとしての真相にも狂気が深く関わるので、容易には推理できない。
    他人には理解(推測)できない感情を動機にするのは戴けないという人もいれば、こういう動機もあるのかと感心する人もいるだろう。
    私はどちらかといえば後者だ。

    登場人物達はどこへ行きつくのか、あの描写の意味は何だったのか、先が気になって一気読みだった。
    後半から伏線が次々と回収されるので、メイントリックは推理できずともミステリ成分でお腹いっぱいになるまで楽しませてもらった。

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    2026年11月01日
  • 完璧な母親

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    文章は読みやすく、少年の溺死という悲痛な出来事が歪んだ愛情へと発展し、その先どう転ぶか、一見関係なさそうな他の家族がどう関わってくるかは読み応えあると思います。

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    2026年10月25日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    なんていうんだろう。
    人間の知られたく無い、ダサい部分?恥ずかしい部分までしっかり書かれているから
    読んでてなんだか辛くなった。

    彼はずっと物語の中心にいるのに、全く本当の姿が見えてこない。
    それこそ物語に出てくる全員に合わせて変えてるのか、全員が自分の都合の良いように捉えてる・もしくは書き換えてるのか。

    この本のタイトル
    「大好きな人、死んでくれてありがとう」
    が、誰が誰に言ってるのか。

    空白があるからこそ考える楽しみがあって面白かった。

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    2026年10月22日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    元アイドルグループの目立たなかったメンバーが何者かに殺される。彼をめぐる人たちの短編が綴られるのだが、揃いも揃ってまともじゃない。思い込み、傲慢、自己中心…こんな人しか回りにいなかったら、イヤだなと思わずにいられない。だけどこの本を面白いと思ってしまうのは私にもそんな一面があるからか…

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    2026年10月14日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    解散した男性アイドルグループの1人が廃ホテルで何者かに滅多刺しで殺された。
    自分が殺したと嘘つく女。仲間の死で狂った他メンバーなど。
    この死で幸福を得たように見えるのに不幸なのが痛々しく、どす黒い。

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    2026年10月13日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まさにタイトル通りの小説で終始薄気味悪いのに読む手が止まらなかった。
    亡くなっても尚影響力がある蒼太が生霊として皆を操っているかのような禍々しい物語だった。一体何人の人が人生を狂わされてきたのだろう。
    そして春子もしっかり蒼太の遺伝子を継いでいた最後にぞっとした。

    その人の欲しい言葉や態度に合わせてカメレオンのように役を演じてきた蒼太はメンヘラ製造機だな。それすら悪いとも思っていなくて何事にも興味がない、周りが勝手に騒いでいるのを達観しているだけの人生にもう嫌気がさしていそうだった。
    神でもないのに信仰されるのって結構プレッシャーだよな。

    真実を知ろうとした者は消され、救いを求めるものは取り込まれる。Y市恐ろしい所だ…。

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    2026年10月10日
  • あの日、君は何をした

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    15年前に逃亡犯と間違われ、事故死した中学生の少年がいる。その家族が壊れていくところが描かれた後、15年後に殺人事件が起き、その容疑者が行方不明になる。15年前の事件と今の事件が交わりそうでなかなか交わらないまま、最後の最後になって、怒濤のように明かされる複雑な真実。結果、不幸な「母親」の物語となる。他にも「母親」がいて、殺された人にも母親がいる。

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    2026年10月09日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    気づいたら犯人が出てきてて、話を通して誰が犯人か考える感じじゃないからミステリって言われるとうーんって感じ。
    最後嫌な感じにはなる。スッキリはしない。
    イヤミス。

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    2026年10月07日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    読もう読もうと思っていた本。
    350ページくらいだったからすぐに読めた。

    殺人犯と間違われて警察に追われて死んだ大樹、
    そこからおかしくなってしまった母いづみ、
    どう展開するのかと思ったら第二章は15年後。
    どう繋がるんだろう、、?と思ったら松本さんがいづみでした。
    息子が「ぼくに結婚相手がいるなら野々子さん」という手紙を書き残してたので、その願いを叶えてあげるべく(?)野々子さんの夫・浮気野郎とその相手を殺したと。

    全然大筋じゃないけど、殺したい願望があってそれを自覚している大樹より、いつも心ここにあらず的なお父さんの方が私は怖いと思いました。
    正直美人ではない肝っ玉かあさんいづみと結婚した理由「一緒にいてラクだから」…別の言い方ないんか?
    息子が亡くなって落ち込んでる妻を見て、娘に「お母さんをよろしく」とか言って自分は放置、
    結局はメンタルやられてる妻は無理、となって離婚を切り出すわけだけど、警察には「妻から別れようと言われた」と言ってるし。そしてその後再婚してるし。こわい。

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    2026年09月25日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    解散したアイドルグループのメンバーの一人南田蒼太が遺体となって発見される。周囲の人たちみんなが自分は蒼太にとって特別な存在だと思い込んでいる。周囲の人たちの視点はあるが、蒼太視点の話がないので実際のところ謎。最終的に犯人は判明するがスッキリしない。

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    2026年09月20日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ページを捲る手が止まらない。
    他人の死を利用しようとする人たち、自分のみたい面だけ見て、本当の面を見ようとしない人たち。でも、私は彼ら彼女らと違うとは言い切れない、人間の誰しもが持つ醜い側面を、リアルに描きだしている。
    読後感は何とも言えず独特だが、まさきとしか先生の味なんだろうと思うと、良い読書体験だったと感じる。

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    2026年09月19日
  • いちばん悲しい

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    ネタバレ

    面白かった。
    ただ、結末はちょっと残念かな。ラストの手紙は悲しくなる。
    戸沼(あっちょん)は夢を見たかったんだろうなぁ。それをバカにして、否定した奥さんも結局は夢を見たかったわけだし。
    毎日の生活におわれてしまうと、非現実なものに惹かれていくんだよね。1番手っ取り早いのが、恋というわけで…でも、それもやはり 現実の生活になっていくわけで…

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    2026年09月19日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ矢・田所シリーズの第3弾でした!
    今回は、登場人物が多いのと、過去と現在がかなりごちゃ混ぜになっていて読むの少し時間がかかってしまいました。でもそのすべてが繋がったときに、伏線が回収される感じはやはりすごいなと思わされました。
    タイトルが相変わらず秀逸です。また続編が出たら読みたいです。

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    2026年09月18日
  • 彼女が最後に見たものは

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    「あの日、君は何をした」から始まった三ツ谷シリーズ第2段!

    行きなさい。生きなさい。最後の言葉に両方の意味を込めたことに少女が気づいてくれることを願った。

    この2行に郁子の瑠美奈に対する深い愛情が伝わった。彼女には生きていて欲しかった。

    里沙といい、成美といい本当自分の事しか考えてない。こんな親なら本当いらないよ。

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    2026年09月17日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    イヤミスって聞いて、とりあえず気になって買ってみたけどそんなにやったかも。
    それとも耐性ができて、ちょっとやそっとで動じなくなってんのかな私。笑
    南田蒼太は誰にも本心を語らず、誰の前でも自分を演じ、でも、相手の前でのみ本心を出した。
    果たして本当にそうか……?
    誰の前でも本心を出してないのに、他のみんなは「自分の前だけは本心を出してもらえた」と思っている。これは彼の一種の才能だと思うし、そりゃあ彼を取り巻く環境は大きくうずめいたものになるだろう。
    結局、殺されちゃったし。
    でも私は思うんだよね、みんな南田蒼太の手のひらで転がされていたのだとしたら?
    だって亡くなった今もみんな南田蒼太の虜なわけでさ。そこまでも作戦やったり?
    それぞれの人物の視線から描かれているけど、基本ヒーローだもんな、南田蒼太は。

    私は、正直誰からも好かれている人なんていないと思っている。いるとしたらその人は、好かれるように演じているのではないかとも思っている、極論。

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    2026年09月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    今現在起きている事件と、過去のリンリン村での話が交互に出てくるので、何がどうなっているのか、今と過去がどう繋がるのかを考えながら読んだ。

    すごい印象的だったのが、三ツ矢が母子家庭の散らかった部屋を見ながら「母親には完璧を求めるが、これが父子家庭なら忙しいから仕方ないになる」というのを言ったことだった。
    自分には偏見がないつもりでいたが、確かにそう思ってしまうだろうなと思った。

    過去の話と今の話がどんどん近づいてくる様は圧巻だった。
    ここで繋がるのか!と思ったが、最後の自供部分では、謎は解決したがモヤモヤする部分も多く、突然の閃による事件解決のように感じた。
    そこは残念だった。

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    2026年09月13日