まさきとしかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレお久しぶりです、まさきとしか先生。
今回もイヤミスをありがとう。
3月に発売されたばかりの作品
『大好きなひと、死んでくれてありがとう』。
誰の言葉なのでしょうか?
そこがミソ! ミステリ( ´▽`)じゃん!
これですよね、タイトルが秀逸!まさきさんの
名作『あの日きみは何をした』シリーズを
彷彿とさせます。表紙もやってますね!
芦沢央さんとまさきさんのタイトルは
それだけで買う力がみなぎってますよね。
ほぼ一気読みでした、私は。
6章あるのですが、すべて語り手が変わっていく
仕立てになっています。
あるアイドルグループの一員が解散して10年後
殺人事件の被害者に。
誰が殺したのか?なぜ -
Posted by ブクログ
本作は、道尾秀介先生らしい鮮やかなトリックが光る一方で、単なる驚きにとどまらない深い感情の揺さぶりを残す一作です。仕掛けが解けた瞬間に押し寄せるのは意外性そのものよりも、真相の裏に潜む圧倒的な切なさでした。読者は心地よい敗北感とともに静かな感動へと導かれます。
物語の核にあるのは、「視点」によっていかに真実が変容するかというテーマです。私たちが無意識に抱く思い込みは、時に現実を大きく歪めてしまう。一つの出来事も立場や視点が変われば悪意に見えたものが善意へと反転する。その構造が巧みに描かれることで、日常に潜む認識の危うさと、人間関係の多層性が浮き彫りになります。
また、登場人物たちが抱える「 -
Posted by ブクログ
解散した七人組元男性アイドルグループのファンキーカラーズで一番目立たなかった南田蒼汰が北海道のY市の廃ホテルで何者かに刺殺されます。
蒼汰は、誰になぜ殺されたのか…?
六人の蒼汰に関わる人間が一話ごとに事件について語ります。
「毒婦A子」
職場が同じだったファンの中年女性。
「あの世のあいつ」
元蒼汰と同じグループのセンターだった男。
「聖地の女」
週刊誌の女性記者。
「母の骨噛み」
血のつながらない伯母。
「幸福の王子様」
蒼汰の元マネージャー。
「運命のあなた」
謎の女。
最初は元グループのメンバーが次々に謎の死を遂げていく事件の解明かなと思ったら違いました。
途中まではB級ミス -
Posted by ブクログ
半分くらい読み進めてから、え、もう解決しそうだけどここからどうなっちゃうの?!まだ残りこれだけあるから、こうか?こうなのか?!
と、あれこれ予測しながら読むのが楽しかったです。
分からない、理解できないものの怖さ。
それを認めてしまうと、なんでもありになっちゃうから…この話だって、結末はこうだったけど、別の人が犯人で、そこらへんに動機はいくらでも転がってる気がしました。
実際には怒らないでほしいけど、なんか、人それぞれの思いとか境遇、考え方、そんなの考え出したら、いつ誰がどんな人を恨んでもおかしくないんだとおもいました。
タイトルも、まぁ、良いと思う。表紙も。
でもさ、やっぱり平凡 -
Posted by ブクログ
一つの出来事が周りに与える影響の大きさを知る。
元アイドルグループの一人が殺害される。
その一つの事件によって周りの人たちに与える影響の大きさに驚愕しました。
人の欲望と執着の悍ましさを知ることができる恐ろしい小説でもありました。
なぜ、殺されたのか?誰が何のために?
自分の理想や正義を押し通す強さも感じました。
でも、それが世間から見たら気持ち悪い行動でも、自分にとっては正義だと感じる。
それを考えると人の行動を批判するのも考え用だと感じました。
とても奥深い作品でした。あまり気持ちのいい小説ではないですが読む価値は大いにあると感じます。