まさきとしかのレビュー一覧

  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    人気アイドルグループのメンバーの死をきっかけに、関係者それぞれの視点から、隠されていた感情と関係性が少しずつ浮かび上がっていく。

    まずタイトルのインパクトが強烈で、その違和感のまま読み始めることになる。
    ただ読み進めるうちに、その言葉が持つ意味の重さがじわじわと効いてきて、気持ちはどんどん沈んでいく。正直、誰にも共感できないし、感情的には距離を置きたくなる。それでも「なぜここまで歪んでしまったのか」という理由を知りたくて、読む手が止まらない。

    描かれているのは、人間の裏側そのもの。愛情、依存、嫉妬、執着——どれもありふれているはずの感情なのに、ここでは歪み切った形で表に出てくる。一方で、ア

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    2026年04月25日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    おもしろかった。北海道が好きです。呪われた島も好きです。東京と北海道が事件にどう絡んでいくのか、登場人物の多さにわけがわかんなくなりながらも読み進め、荒れ狂う母とのんびりした娘の関係にニマニマしてたら、つ、繋がった!これ、シリーズものにするにはもったいないくらいの内容と構成だと思うんですが、いいんですか?たくさんの人生が違和感も破綻もなく描ききられてますけど。まさきとしかさんの可能性に触れ、他の作品も読みたいって強く思いました。警察ものだと嫌厭してたら出会えない良い作品でした。まさきとしか沼に沈みます。

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    2026年04月24日
  • スピーチ

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    スルスルあっという間に読めた。
    私の稚拙で安易な推理のうえをいく話で楽しめた。

    家族の歪んだ愛情、母親の重い愛、親の心子知らず… 少し湊かなえを思い出す。

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    2026年04月24日
  • スピーチ

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    親の愛のエゴ、愛される側の窮屈さ、愛されたかった子の愛の飢え。
    親子関係の過度や不足によって起きた悲劇が苦しくて悲しい。

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    2026年04月23日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    中盤くらいから一気読み。決して派手ではないけど、じわじわと気になるところを描いていく、構成はすごい。1作目同様、基本、刑事→他の人→刑事っていう視点だから読み飽きないし、刑事ものを普段読まない私としてはだいぶ読みやすかったです。犯人も意外性があって、疑似家族ものが好きな私としては途中のちょっとした展開にやられたーという気持ちになりました。侑子が善の人でよかった。ずっと「ゆうこ」って読んでたけど。「いくこ」は私の脳内辞書になかった。続けて、たぶん1番気になってた3作目も読みます。まさきとしかさん、いいかも。

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    2026年04月23日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    人を好きになる気持ちって、本来はすごく純粋であたたかいもののはずなのに、ただ「好き」だけじゃ終わらなくて、嫉妬したり独り占めしたくなったり、時には誰かを遠ざけたくなることもあるんだなと感じました。
    恋愛や母性も含めて、大切な感情だからこそ、少し行き過ぎると形が変わってしまうのかもしれない。そんなことに気づかせてくれる一冊

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    2026年04月21日
  • 完璧な母親

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    あらすじに惹かれて。
    生みなおして育てれば良いという考えには驚いたけど、自分が愛する存在が突然目の前から居なくなったら私も同じことを考えてしまうのかな…と思う。
    どうしても前の子供に重ねてしまう気持ちは凄く分かるし、それは子供や他人からみたら曲がっている考え「母親失格」な行動であることも本人もきっとわかっていて…。
    その個々の心の状態の移り変わりにハッとさせられたり、視点が変わるとそう感じてしまうのか…と様々な発見があって、ミステリーとしても、この可能性があるんじゃ…でもこうなのか…?と後半結構揺さぶられて面白かった。暗めだけれど人の成長みたいなのも見られる不思議なお話だった。

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    2026年04月21日
  • 彼女が最後に見たものは

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    シリーズ2作目、今回も面白かった〜。印象に残るのは、身勝手な親たちのせいで生きづらさを抱える子どもたちの姿。だからこそ、親以外の、三ツ矢のような誠実な大人の存在に救いを感じた。

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    2026年04月19日
  • あの日、君は何をした

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    謎を解明しようとする刑事の思考方法が独特でなかなかおもしろかったです。
    二つの事件のつながりや家族のなかに潜む裏の顔など最後まで飽きさせない展開でした。

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    2026年04月19日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白かった!いろんな人から見る蒼太が全然違ったな。田舎だから仕方ないかもだけど銅像はやめて欲しいな、、
    純は蒼太のことが欲しかったんじゃない?と思ってしまった。

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    2026年04月15日
  • あの日、君は何をした

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    2004年と2019年の事件がどう繋がるのか、という点が一番のフックになって、どんどん読み進められた。ボリュームはそんなにないのに真実が明らかになっていくスピードもゆっくりで、でも最後まで読むとすべてが繋がる、面白い作品でした。解説にも書かれていたように、自分と子供の境界線がきちんと引けてないのかな、と思うような母たちの存在がかなり印象的なのに対して、父・夫は影が薄い。そこが変わっていたら事件は起こらなかったのか。
    三ツ矢はすごくピュアな刑事ですごく魅力的でした。

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    2026年04月14日
  • 彼女が最後に見たものは

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    「あの日、君は何をした」に続く三ツ矢刑事と田所刑事が登場するミステリー。登場人物が多く2つの事件が絡み人間関係がやや複雑だが、それぞれの視点で描かれる物語に引き込まれる。
    心理描写が克明で最後まで真相が気になってとても面白かった。読後感はじんわりと温かく救いがあるように思った。タイトル回収がなるほど!
    この刑事バディの作品の3作目を読む楽しみが残った。

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    2026年04月13日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    地元のパートのおばちゃんたちがうざく怖かった。アイドルをしてた時も、やめた後も、死んだ後もロクな人がいなくてそうたが本当はどういう気持ちでいたか、描かれていないけどそこまで想像していくのが面白い。

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    2026年04月12日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    元アイドルが殺害されたお話。
    被害者はとても人当たりの良い人だった、周りの人達からの評価も高く敵を作ることをしなさそうな人がなぜ殺されたのか。でもそんな完璧な人間なんてなかなかいないよなぁ、誰にでも裏の顔ってあるよなぁって思った。
    周りの人達は彼に狂わされていたのか、それとも自分自身で狂っていったのか。
    彼は何を考えていたのか。
    解散ライブで彼が言っていたあの…
    読み終わり、謎が謎のままでした。

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    2026年04月12日
  • レッドクローバー

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    丸江田逸央、34歳無職。
    自らを起業家と偽り、SNSで知り合った、家系的にも社会的にも金銭的にも〝恵まれた〟男女数人をヒ素により殺傷させた――豊洲バーベキュー事件。

    当初は、自身をヒエラルキーの底辺と位置づけた逆恨みによる、身勝手で自己中心的な犯罪とされていた一件。
    だが、犯行に使われたヒ素が、12年前に遠く離れた北海道の片田舎で起きた一家殺害「レッドクローバー事件」と同一のものだと判明してから、事態は動き出す。

    母に捨てられた娘。
    地域から蔑まれた家族。
    呪いを叶える闇神神社。
    頻発する不審火。
    身勝手で自由奔放な母親。
    8年前の集団自殺。

    一見、何の因果もなさそうな不幸や事件が、いく

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    2026年04月10日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    三ツ矢&田所刑事シリーズ3作目。
    今回もめちゃくちゃ面白かった……!
    狭い島で起こった何年も前の悲劇が今なお人を苦しめていた。
    今回のメインの犯人:小寺陽介は島に住む平凡な少年だったのに、いくつもの出来事が彼の人生を狂わせた。
    常盤結唯も、2人とも何の罪もなかったのに、周りの環境や大人に苦しめられて凶行に走ってしまった。2人ともかわいそうなただの子供だった。
    哀しいシーンが多くて、その中で三ツ矢と岳斗のやりとりが少し微笑ましくて癒された。

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    2026年04月08日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    三ツ矢&田所刑事シリーズの1作目。
    大樹の母:いづみといい、二章の被害者:辰彦の母:智恵といい、母の思想が激しい話だった。
    大樹は良い子ではあったけれどサイコパスで生き辛かったろうけど、人を殺して事故に遭い家族を不幸にした。
    野々子の母:瑶子は男関係にだらしなかったけれど、野々子が瑶子の彼氏:亮に襲われたときに「まじで殺す。ぶっ殺す」と助けに来てくれたし、最後に凛太と野々子を引き取ってくれたりと、辛い話が多かったけれど救いのあるところがあって良かった。
    母を亡くした三ツ矢にとって複雑な事件だったと思う。

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    2026年04月07日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    三ツ矢&田所刑事シリーズというシリーズものと知らず、2作目から読んでしまったけれど、とても面白かった。
    ホームレスと思われたおばさんがとても優しくて、みんな誰かの一面だけに嫉妬したり、罪悪感を感じたり、そんな中でおばさんに救われた。
    特におばさんが、瑠美奈を少年と思って一緒に過ごしているシーン、悲しいけどとても優しいシーンだった。
    三ツ矢と田所のコンビがとても良かったのでシリーズ追いかけたい。

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    2026年04月07日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    久々のまさき先生。三ツ矢&田所シリーズが面白かったので、期待して読みました。
    お話の感じは全く違うものだったので、賛否両論あるかと思いますが、私は面白かったです。人が人によって見せてる部分が違うこと、そして、それを勝手に解釈されてること。当たり前に気付けるのも読書の良いところです。

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    2026年04月03日
  • スピーチ

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    まさきさんらしい、歪んだ家族の形を警察が追い続ける一冊。こんなにも歪んだ家族愛を、それでも家族の愛なんだと思わせてしまう説得力がすごい。

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    2026年03月29日