まさきとしかのレビュー一覧

  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    とてもおもしろかった!
    前作の「あの日、君は何をした」もおもしろかったけれど、前作よりも心に沁みる作品。
    前作は「君」がサイコパスだった、という意外性はあるけれど登場人物に共感できたり感情が揺さぶられるような作品ではなかった。
    この作品は、読後感がとてもよかった。
    郁子が殺されてしまったことは可哀想だけれども、彼女の最後の数ヶ月は情に満ちたものだったのではないかと思う。
    彼女のもとに、本当に彼女を心配して思いやる人たちが集まってる。
    彼女が最後の瞬間に幸せだったと感じて、心が満たされていたのなら本当によかった、と、哀しいけど心があったかくなるような読後感はすごい!

    2つの事件の犯人や真相を考

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    2026年01月20日
  • 彼女が最後に見たものは

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    「甘えちゃだめですよ。」
    いっぱいいっぱいの彼女にかけられた恐ろしい言葉

    『彼女は歩道に立ち尽くしていた。足もとにはスーパーで買ったと思われる玉子や牛乳や玉ねぎが落ち、彼女の手には紺色のエコバッグがぶら下がっていた。 彼女は微動だにせず、足もとの食材を呆然と見つめていた。』
    松波郁子さんが立ち止まってしまった瞬間。

    松波郁子さんが、悲しすぎる、と思っていた
    とても優しい、人が良すぎる旦那さんが保証人になり、借金を背負い亡くなり、
    そして自身も事件に巻き込まれて亡くなる。

    それと対比されるのが夫が殺されたはずの東山里沙の幸せな光景。
    幸せアピールの為のInstagram。
    『まるでSNSに

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    2026年01月19日
  • あの日、君は何をした

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    あの日事故で亡くなった少年は何をしたのか?のお話(?)。

    事故から15年、事件が発生し、当然過去の事故との関係者が犯人なのだろうねぇ、と読み進めていくと、意外な繋がりが明らかになる。

    深い親子関係、主にオモニとの関係性(?)、重い想い(?)、激情、衝動、など。

    警察コンビのシリーズの第一弾らしく、第二弾第三弾も読んでみたいと思いました。

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    2026年01月16日
  • あなたが殺したのは誰

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    東京で起きた傷害事件、北海道の離島でリゾート開発から起こる事件

    時間軸が違う2つの物語が交互に進んで行きます

    三ツ矢という捉え所のない刑事と相棒の田所刑事が
    ジリジリと真相に迫っていき
    じっくり読み進めるのが楽しいです

    鐘尻島での物語は実際にありそうな事だと思いました
    リゾート開発が中止になり
    将来に夢見ていた未来が
    無くなってしまい
    自暴自棄になる人 それでも頑張るが不幸に見舞われる人

    長編ではありますが、物語は後半から徐々に加速していき
    終盤は一気に読みきりました!

    文中の小寺 陽介の
    「人は信じられない程変わってしまうのだ」という言葉がとても印象に残りました。

    0
    2026年01月16日
  • 彼女が最後に見たものは

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    色々な人の歯車が少しずつ狂っていって、色々な人を巻き込んで転がり落ちていく……

    最後の真実を知ったとき、なんてすごいんだと思った。
    守るべき人がいる人っていうのは本当に強い。

    0
    2026年01月15日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    夫に浮気されて離婚し、引きこもり生活を送っていた主人公澪子、自称有名イラストレーターでバツ2でパニック障害持ちの姉 香波がふたり揃って実家に出戻り。
    「息をするのがめんどくさい」と言う兄と、がさつで大笑いする母との生活が始まった。

    人生設計とおりにうまくいくことはない。
    「ちょっと前のこと」を繰り返して、足跡を残していくのだっていいじゃないか。

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    2026年01月13日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    まさきとしかさんの三部作を逆から順に読んできた者です。
    やはり最後怒涛の繋がりを見せるのが面白い。
    一方でどうしても序盤が冗長に感じる。
    ただ序盤(事件と関連が不明瞭な話)の長さはまさきとしかさんの作風なので、最後に繋がる心づもりができていればそれほど苦ではない。

    終盤にならないと開示されない情報が多いので、ミステリーは犯人を推理しながら読む派の人にはハマらないかと。

    あでも、今回は娘の話が結局回収されなかったな。
    さらと乙女は何だったんだろうか。

    良くも悪くも1作目という印象。

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    2026年01月05日
  • あなたが殺したのは誰

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    驚くほど面白い
    冒頭から不穏な空気引き込まれる
    人間の悪意、長い時間で濃いものになっていく
    最後に全てがつながった

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    2026年01月01日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    面白かった!
    最後まで真実がわからなかった。
    読み終わってびっくり、このすぐ前に読んでいた本と同じだった。
    「しあわせな家族 そしてその頃はやった歌」
    サイコパスな男の子の話だった。
    いつも退屈していて、人を殺すことにもワクワクする子。

    まさか大樹がサイコパスだったなんて!
    ほんとに最後まで読むまで想像もしていなかった。

    ミステリーとしてとてもおもしろかったです!

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    2025年12月31日
  • スピーチ

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    普段あまり触手が伸びない殺人事件・警察小説。まさきとしかさん、初めて読んだ。わかりやすい、読みやすい、面白い。犯人も二転三転。母親の息子に対する気持ち、娘の気持ちもとてもよくわかり、悲しい人間ドラマが描かれていた。だけどやはり、いくらなんでも殺してはいけない。言葉は簡単に人を傷つけてしまう。気を付けねば。あと、小清水くんは、結局どこ行った?

    0
    2025年12月24日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    あの少年は、あの夜に命を落とさなくても、結局母を苦しめることをしたのかもしれない
    母の狂い方は少々行き過ぎていたし、独白のみで事件の全貌が分かるのは嫌いなパターンだったが、最後の集約の仕方がとても面白かった
    違うのも読んでみようと思う

    0
    2025年12月19日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    初作家さんです。

    登場人物の女性たちが、誰も彼も
    ドロドロと気持ちの悪い曲者だらけ(褒めています)
    良妻と見える勝木の亡妻 美和子でさえ
    後ろ暗さを感じさせます。
    そこに田舎特有の陰湿なヒエラルキー構造と
    ありますか、田舎に限らないどこにでもある
    不気味さ陰険で悪意が満ち満ちて吐きそうになります(褒めてるんです)

    タイトル「レッドクローバー」は
    実際に存在する植物でもあり、シロツメクサの
    仲間らしい。
    乾燥させハーブとして、ホルモンバランス調整
    更年期症状や血液浄化の効果が期待され
    また「幸運の象徴」としても親しまれているという。

    それを知って本作を読めば
    なんとも皮肉なタイトルなんでし

    0
    2025年12月16日
  • スピーチ

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだまさきとしかさんの本。
    母親が息子を疑う日記や、なんだか謎の多い女性刑事。文章が上手いのでするする読める。
    歪んだ母性本能やいびつな親子関係がなんだかリアルで実際の事件の記録を読んでいるような錯覚に陥った。

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    2025年12月14日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ


    小野宮が救われて欲しいとは思えない。だけど、誰も救われない結末で、全て小野宮にとっての希望だったと考えるととても哀しい気持ちになる。
    せめて宍戸が約束を覚えてくれていたら、宮原に真実を打ち明けていたら、少しはすっきりとしたかもしれないけど、それで小野宮が、自分自身が救われたと思えるわけじゃないから。。
    物語内で宮原が最後まで真実を知らないままでいるのがリアルだった。
    誰しも心に抱えているものがあるし、それが明らかになるとは限らない。

    0
    2025年12月13日
  • スピーチ

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    ネタバレ

    久々に没頭できた読書で楽しかった。
    やっぱりミステリが好き!

    たまたま見かけた本でまさきとしかさんは初めて読んだのだが、文章も読みやすいし面白いし、期待以上だった。

    目に黒い粘着テープが貼られた女性の遺体が見つかるところから物語は始まり、刑事の環奈と緑川のコンビがその事件を追う。
    小説の中の刑事(特に上司の立場にある人)って、スマートだったり理想的だったりすることが多い気がするが、緑川はぶっきらぼうだし暴言も吐くし、よくある刑事像とはかけ離れている。
    それに翻弄される環奈に同情しつつ、いつの間にか緑川のかっこよさに惹かれていく…。
    環奈は刑事としては新米だとしても、私と同世代と考えるとあま

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    2025年12月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    大好きな三ツ谷&田所シリーズ3作目。
    今回も哀しい話だったけど、今までで1番綿密に練られてたしミステリーとしての出来がめちゃくちゃ高い。
    若い母親が撲殺された現在のパートと1990年代の北海道の離島パートが最初は点と点の関係でしかなかったのに、一本の線になった瞬間、謎がどんどん明かされてく感覚が気持ちいい…!

    ただ伏線が多いわけじゃないし、現在パートが何年何月なのか明示してないから、当てるのは難しいかも。それでもミステリーでたまにある無理矢理感は一切ないから、当てれなくても悔しくない。

    読み終わった後だとタイトルの意味がガツンとくる…。

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    2025年12月08日
  • あの日、君は何をした

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    どこがどう繋がるのか、気になりながら読みました。
    終わり方がちょっと残念かなと思いました。
    伏線の散りばめ方やまとめ方は良いです。

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    2025年12月05日
  • 彼女が最後に見たものは

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    なかなか現代の軋んだ親子関係や時代をうつし、事件で絡めながらミステリとして痛みがある真相をうつす。
    なかなか痛い。

    3072冊
    今年300冊目

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    2025年11月24日
  • あなたが殺したのは誰

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    誰も幸せにならない結末。
    時代も場所も違う物語がどうやって交わっていくのかが見どころだった。

    三ツ矢と田所のやりとり、というか田所の乙女っぷりが唯一の癒し。

    面白かった。

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    2025年11月17日
  • レッドクローバー

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    東京のBBQ場で起きたヒ素を使った大量殺人。十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件を記者の勝木は思い出す。
    長女だけが生き残ったその事件。

    視点が細かく入れ替わるけど読みやすかった。
    そして怖い。負の連鎖。忌まわしさ。田舎の閉塞感。

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    2025年11月07日