まさきとしかのレビュー一覧

  • ある女の証明

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    以前、「きわこのこと」は読んでいたけど、こちらがその改題だと知らずに読んでしまった。
    でもかなり前でうる覚えだったのでまた楽しめた。
    きわこは一体何者だったんだろう?
    読んだ後も想像は膨らんでモヤモヤするばかり笑

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    2025年08月17日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    前二作と同様に二人の絡みが面白い(笑)。

    初めは全然共通点がなかったのに,終盤でノーマークだった人物達が二つの物語を繋ぎ合わせ、予想外の展開が待っていた。

    解説で杉江松恋さんが語っている“本作で意図的に用いられているのは偶然と勘違いの要素である。限られた世界で生きている人間には知りえることに限界があるし、自分が見聞きしたと思い込んでいる中にも誤りが入りこむ。そうした人間の不完全さが重なり合って大きな悲劇が形成されていくという物語なのである。いきなりやってくるように見える破局は、実はじわじわと日常の中に忍び込んできていたことが後から判明する。自分がそれを見逃してしまっていたと気づいた人間の衝

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    2025年08月14日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    三ツ矢&田所シリーズのことは知らないまま読んだが、題材が好きだった

    最初は呪いとか言うからオカルト系かと思ってたけど、あとから徐々につながってきておもしろかった!
    強いて言えば、もうちょっと解明したかった感は残ってるかな

    子どもだろうなと思ってたのにまさかの期待の裏切り、、これ登場人物で報われる人っているのか…?

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    2025年08月11日
  • あの日、君は何をした

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    一部のお母さんが苦手すぎて、一部読んだ後暫く眠らせていたのですが、読んでみるか…と思って読んだら、あれよあれよと物語が進み、最後はあらー…となりました。
    母子関係って本当に濃密すぎて時として狂気だと思います。

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    2025年08月10日
  • 彼女が最後に見たものは

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    本当このまさきとしかさんの本は面白い!
    とにかく読みやすくて、え?何?と思わせて。
    毎回オススメしたいなぁ

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    2025年07月21日
  • あなたが殺したのは誰

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    3作目となるこの作品もしっかり構成されていて、とても面白かったです。
    現在と過去を行ったり来たりするのですが、全く関連性の無いような2つの世界線が一つに繋がる所は相変わらず凄いなぁと感心してしまいます。
    すっかりお馴染みになった2人の刑事の関係も少しずつ進展してるのが、また良かったです。
    どんどん面白くなっていくこのシリーズの次回作に期待せざるを得ないです。

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    2025年07月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    今回のシリーズも2つの話が同時進行で中盤でつながってくる。ストーリーは少し重苦しい。けどおもしろい。ストーリーは深みがあったが事件の真実が少しガックリ。誰も幸せにならないなんて。

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    2025年07月12日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    最後は、まさきさん作品らしくもやもやが残りました。
    楠生は、ずっと子供のままの楠生で、ある意味純真無垢なまま大人になってしまったんだなと楠生の人生を思うと切なくて愛おしかった。うーん、出会ってしまったら救う会のメンバーになっていたかもしれないな笑
    真美と母の物語がどちらかというと、今までのまさきさんの作品らしく感じたが、今回の楠生をめぐる物語も今までと違う感じがしてとても良かったです。
    貴子先生の判断は正しかったのか分かりませんが、貴子先生もまた楠生の思いに影響を受けたのではないだろうか。

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    2025年07月11日
  • 彼女が最後に見たものは

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    あの日、君は何をした
    を楽しめたので、楽しみに読みました。

    ぶっちゃけ刑事コンビに魅力はないですが、
    別々の話が一つになっていく感じは、伊坂さんを彷彿させるような、だけれども現実的な感じで、良い読書体験できました。

    これって、結末予測できる人っているの?

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    2025年07月03日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾!
    今回も田所さんが三ツ矢さんに振り回されてクスッとなりましたが、二人の距離が近くなって嬉しいです。

    時代が違う2つの物語が、どのように繋がって行くのか考えながら読んでいました。
    後半で明らかになっていき、どんでん返しや付箋の回収ありで、スッキリしました。
    ただ、誰も幸せではないな~。

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    2025年06月28日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ホームレスの女性が殺された事から始まる物語。
    三ツ矢&田所刑事シリーズ第2弾。

    「松波郁子」という1人の女性と、その周りの人達の繋がりが、三ツ矢刑事によってどんどん解明されていく。

    里沙の考え方や行動には共感出来ないし、母親として人としてクズだな~と思うところが満載。
    郁子さんは幸せだったのだろうか。
    色々考えさせられる本でした。

    彼女が最後に見たものは…

    幸せだったと思えた人生で良かった。

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    2025年06月27日
  • 彼女が最後に見たものは

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    切ない。
    予想もしない結末でした。


    キラキラしたインスタの世界に翻弄される2人の女性。他人からどう見られるかばかりを気にして生きていくのはしんどいだろうな。
    とはいえ、他責思考なのはいただけないし全くこの2人には共感できない。

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    2025年06月15日
  • 彼女が最後に見たものは

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    クリスマスイブの夜に新宿の高田馬場の空きビルの1階でホームレスの女性が殺された
    夏には公園である男性がナイフで殺害される
    刑事の三ツ矢と岳斗が2つの事件を捜査する

    女性達の幸せの在り方が描かれている
    本当の幸せとは何か

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    2025年06月15日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ・最後まで結末が分からないハラハラ感があった。
    ・どんでん返し
    ・想像できない結末だった。
    ・エピソードが長く、少し飽きてしまった。

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    2025年06月14日
  • 彼女が最後に見たものは

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    前のより、気持ちの面で読みやすかった。
    ホームレスになった女性とそれに関わる人々の人生。関わる人たちのそれぞれの事情とそれぞれの想い。重く、優しく、美しく、苦しい。
    三ツ矢のどうして、なんで、がまた真相解明に繋がる。ただ、田所の態度が少し癇に障る。自分は何も努力していないのに、三ツ矢に対しての不満ばかり。相手に求める前に、自分が行動してから相手の態度に対して不満を言えよとは思う。グチグチ、ネチネチした思考回路は別にいい。だが、三ツ矢の行動に対して思考もしないし、自分から事件を真相を解明するような動きもしていない。それが腹立たしい。若輩者という印象かより強くなった。

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    2025年06月12日
  • 祝福の子供

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    この作品まさきさんの作品の中でもすごく好きかもしれない…
    まさきとしか作品は女として母親として読むことがキツいと思う
    そこが好きなのだけどね♪
    今作はほんと色々な母親が出てくる
    そしてまさきさんの言葉が刺さります。

    世間から褒められる母親像はキビしい
    結婚、妊娠、出産、育児…
    この4つの事は女性が身内どころか他人にまで勝手に口出しされて…ツラいですね



    読み手が女性か男性かの違いだけじゃなくて
    色々な受け止め方がある作品だと思った
    ミステリーとしても良い作品でした(^-^)

    男の方のレビューも気になりますね…



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    2025年06月01日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。ようやく読めた。

    面白かった。
    交錯する過去と未来。
    いろいろな点が散りばめられていて、これがどう繋がっていくのかワクワクしながら読んだ。

    ただ、結末は少し弱かったなぁという気がしたのと、登場人物も多いので頭を整理するのに時間がかかった。

    だけど、三ツ矢と岳斗のキャラ設定は見事だし、文章の引き込み方はさすがだなぁと。

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    2025年05月24日
  • 彼女が最後に見たものは

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    親と子、それが主軸の物語。人々の想いや行動が幾重にも重なり、最終的に悲しい結論になってしまった。殺されてしまったことは不幸だが、果たして被害者の人生は幸せだったのか、不幸だったのか。

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    2025年05月23日
  • 祝福の子供

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    「ゆりかごに聞く」2019改題
    そして、この改題が読後によく効いてきます

    虐待を疑われ、自分の産んだ子供を
    夫と義母に預けるしかなかった主人公
    彼女の元へ 警察から21年前に死んだはずの父親の新たな遺体が発見された連絡が入る
    その真相を知る為 父親の記憶とそれまでの生活をたどっていくと 自分の存在まで危うくなる

    母親とは 母性とは を辛辣に
    誰しも経験するかもしれない子育の葛藤
    祝福されるべきだった子供達の愛情から遠い情景
    容赦なく文章にしていきます
    愛している演技も続ければ現実になる
    そして、真実になるかもしれません

    まさきさん 厳しくて好きです

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    2025年05月21日
  • あなたが殺したのは誰

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    面白かった。2つの時代が交差していくのがいつだろうって待ちきれなくなって一気読み。
    殺した人、殺した相手がそれぞれ同一犯なのか、別の誰かなのかがわかりそうでわからない感じがいい。答えが突然明示されたかと思えば、やっぱり違ったみたいな。
    意表をつく感じで種明かしがされるからページを進む手がとまらなかった。

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    2025年05月19日