まさきとしかのレビュー一覧

  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ネタバレ

    物語の頭に亡くなってしまう南田蒼太を中心に色々な人物の目線でお話は回っていく1冊


    周りを虜にしちゃう人、いるよね
    相手の欲しいが感覚で分かるような……
    勘が良いような……
    欲しい時に欲しい分だけ出せる人
    あれって何で分かるんでしょう

    だけどそういう人は、あまり対人関係で苦労しない分期待もしてないような気がします
    いや、期待しないから苦労も無いのかな
    ん〜。
    とてもとても辿り着けない境地だし謎

    南田蒼太もそんな人なんじゃないかな〜と。



    そんなに周りに気を使っても
    あっさり殺されちゃうじゃん
    何か損じゃ無いかなぁって
    俗物である私は思うのだけど。ね。





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    2026年08月04日
  • 彼女が最後に見たものは

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    あっという間に読み終わった。

    なんとも言えない読後感。
    解説に、イヤミスとは言わせない、なんとも言えない家族の空気感。
    これが根底に流れていて、つい自分と家族を振り返りたくなる。

    と。

    確かにイヤミス風なのよ。
    グロテスクなくらいの人間関係。
    なんだろ、家族の在り方をふと振り返ってしまう。
    どんな目線でも考えられてしまう。
    父親として、
    母親として、
    子として、、、、

    暖かい血の流れる私たちの中に、こんな出来事があったなら、即座に血が冷え切ってしまいそうで、やっぱり、人との繋がりでまた暖かくなる人、人を温めたことで、自分も温まる人、私は幸せなんだ!
    って思い込もうとする、滑稽なInstagram。

    やたら、Instagramのハッシュタグ幸せ ハッシュタグ幸せバトンとかのってて、つい調べたよね。

    そんなやついるんか!!!

    怪しい広告だけじゃないの?
    そんな見え透いた、タイトル。
    と、思ったら、
    私が見た感じでは

    そうだな、8割営業くさいなぁ。

    だよな、本当に幸せなひとは
    そんなことする暇というか?

    めっちゃ幸せだぁーってなって、

    あっ!インスタインスタ!ってならんよな。笑

    いや、なるんか?
    今の時代?笑!!!!


    本当に腹すかして、美味しいもの食べる時って、

    あ、写真撮るの忘れたーうまいーやべぇうめぇー
    腹減ったぁーーー
    幸せー
    って感じよね。
    もう、五感が叫び出して、写真を撮る、SNSを上げるってさ、一体カラダの第何感よ。笑

    わたしなんて、建築士一級学科通ったかも、、、マジかよ嬉しすぎる、
    え?まじ?いけた?
    いや次の製図ーまじかよー!
    え?一次抜けた?うそ?嬉しい、え?嘘でしょ?
    え?なに?製図きゃーー!!!!!!


    ってなった次の瞬間にタイマーかけて製図の勉強しとるわ!


    ☝︎これがリアルよ。

    Instagramねぇ。

    でも、なんかみてみて私!幸せでしょ?っていうインスタ、わたしのにはあんまり出てこないわ。

    それよりやたら毛穴のInstagram多いんだけど。
    なんでよ。


    まさきとしかさん。
    次も期待してます!

    #幸せバトン
    #建築士一級学科
    #毛穴ケア

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    2026年08月03日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    ※
    元アイドルグループの一人、蒼太の死を
    始まりにして次々と起こるメンバーの死。

    "呪い"が関係するホラー系かと惑わされ
    そうになった矢先、無害で優しいだけの
    蒼太像が人によって少しずつ違うことが
    見えてきて話の風向きが変わり。

    承認欲求、思い込み、願望や依存。
    それらに添うことしか術がなかった境遇。

    人の心の奥底にある暗い渦や歪みが、
    ラストに向かうにつれて更に濃く深く
    滲み出てた気がします。

    0
    2026年08月02日
  • スピーチ

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    象徴的な殺され方の死体に、捜査と独白から徐々に全てが明らかになっていく過程が、おもしろかったです。

    どんなに分かろうとしても、他の人がどう思っているか、感じているのかは分からない。たとえ家族であったとしても‥寄り添う優しさには、そうするからには上辺では終わらせない覚悟も必要なのかな‥最後そう思いました。

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    2026年07月24日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    個人的には読んでて2回、「えー!?」となるどんでん返しの展開があった。前の2シリーズより展開が予想できなかった。
    ただ、シリーズ3作連続で時間を空けずに読んだので三ツ矢と田所パートの部分が同じような文の繰り返しで少し飽きてしまった。たしかにシリーズが進むにつれて2人の関係性も近づいてきているのは分かるんだけど、いつも田所視点で書かれているので、三ツ矢に対するヤキモキする気持ちや起こる展開がずっと同じ感じ。時間を空けて読むべきだったのかも。シリーズ4作目はまだ本になってないので、少し時間が空くだろうし、楽しんで読めるかも。
    その代わり、過去パートの展開が本当に面白い。早く読み進めたいと思ってページを捲る手が止まらなかった。

    あとこのシリーズ、一貫して【母親】という立場の女性たちが凄まじく難ありに描かれてたんだけど、今回過去パートの陽介の母がまともで安心した。

    個人的にこのシリーズは2>3>1の順で好き。

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    2026年07月14日
  • レッドクローバー

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    読みやすく、先を知りたくなる構成も良く、面白かった。

    灰戸町の住人の赤井家に対する反応が、ちょっとピンとこない。村八分というだけでは説明できない何かがあると思ったけど、何もなかった。
    また、どんでん返しもそれが過ぎると冷めてしまう。オチは今ひとつだった。

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    2026年07月12日
  • スピーチ

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    帯を読んで思わず手に取り読んだので、いい意味で騙されました〜。
    黒いガムテープの本当の意味を知った時なんとも言えない悲しさが広がります。

    また、まさきさんが札幌市在住の作家さんという事もあり、立地状況もリアルに描かれていたのがよりストーリーの中に引き込まれた要因なのかも。
    架空とは言えまさか澄川に警察署があるとは!

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    2026年07月12日
  • スピーチ

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    目に見えているものだけが、真実なわけじゃない、ってこういうことなんだろうな、と。
    それにしてもエピローグに爆弾投げ込んでくるやん。

    0
    2026年07月10日
  • あなたが殺したのは誰

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    この作者の話をもっと読みたいと思った。
    長編、過去と現在が入り乱れて進むストーリーが、本当の終盤にジェットコースターのようにつながっていく時の快感ときたら。

    0
    2026年07月02日
  • レッドクローバー

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       ──世界は人間の醜さでできている──
    自分が生きるために──。
    生き残るために──。
    殺されないために──。

    田舎、村八分、古い神社…
    登場人物が何かしらの不満を抱えていて胸糞悪くなる一冊です( ̄▽ ̄)笑

    作中「死ねばいいのに」が何回出てきたことか笑

    おかげさまでそんな願掛けをしたことのない人生を過ごさせていただいてます。

    ヒソによる一家殺害事件、豊洲バーベキュー事件、神社のボヤ、村での火事……

    生き残った1人の少女を追う記者が辿り着く真実とは!!

    胸焼けするほどの「死ねばいいのに」に自分が洗脳されないようにと気分転換しようかと思うものの先が気になるミステリーとして読ませる一冊です。

    女の嫌なところをギュッとしてコトコト煮込んで3日置いときました…みたいな作品( ̄▽ ̄)




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    2026年06月30日
  • スピーチ

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     2つの殺人は関係があるのか?犯人は他にも殺人を行っているのか?殺された女性の軽さが気になりつつも、手がかりのなさと思い込みの激しい女性たちの感情的な言動に読み手は惑わされてしまう。
     魅力的なキャラクターである緑川班長の言動は「我々は想像を事実と混同してはいないか?相手の言葉を自分に都合よく理解していないか?」と問いかけているように感じた。うーん、ファンになってしまったかも。
     8050問題、ワンオペ、発達障害の2次被害、過保護や放任など現代的な問題についても考えさせる。

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    2026年06月26日
  • あの日、君は何をした

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    ネタバレ

    そんな所が繋がるのか、という連続でした。最後の野々子と大樹のシーンが意味している事がいまいち分かっていないのですが誰か解説していただけませんか。

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    2026年06月23日
  • スピーチ

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    理由ってあってないものなんだろうか? なんかはっきりとはしない。その時にそんな気分になったから、ただ行動したといったような。これじゃ納得できないよ。

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    2026年06月18日
  • 祝福の子供

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    ネタバレ

    「心がない人」がいる。自分が産んだ赤ん坊のことを「産んでしまえば他人」と言い切る人がいる。

    死んだはずの父親がまた死んだと聞かされて戸惑う主人公は、ならば20年前に弔った父親はいったい誰だったのかを調べはじめます。そして知る衝撃の事実。大げさでも何でもなくて、本当に衝撃的。

    彼女が調べる間に次々と起こる殺人事件の犯人と真相には「えっ」と声が出そうになるほど驚きました。プロローグの女が誰だったのかも最後に明らかになって愕然。

    母性と共に父性が何であるのかも考えさせられます。かわいくなくても育てる。偽物でも悪より善。

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    2026年06月14日
  • スピーチ

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    ネタバレ

    川岸で見つかった女性の遺体には、目に黒い粘着テープが貼られていた。
    8年前にも同じように粘着テープが貼られた女性の遺体が見つかっていた。
    事件を追う2人の女性の刑事。
    一方、犯人は息子だという手記を残した母。
    交互の目線で事件の真相に迫っていく。

    とにかく、プロローグが怖かった。
    この状況で子どもを抱いていたら、同じことをしないと言い切れるだろうかと思うとゾッとした。

    自分の子のためなら他の命はどうでもいい

    聖母のようで悪魔の言葉だ。
    そして我が子まで飲み込んでしまう。

    母が子を思う気持ち。子が母を思う気持ち。この歪みは現実にもありそう。

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    2026年06月14日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

     舞台は東京豊洲のバーベキューガーデンで飲み物にヒ素が混入され、死傷者が複数出た事件から始まり、12年前の北海道灰戸町で一家4人がヒ素中毒で殺された「灰戸町一家殺害事件」が関連しているという設定でした。
     「灰戸町一家殺害事件」のときの事件記者が「豊洲バーベキュー事件」を調べることになり、ヒ素の入手経路や犯人、動機を調査していくことになります。
     灰戸町そのものが町ぐるみで怖い町だと思いました。海側の地区と奥側の地区でも冷戦のような雰囲気がありました。
     「赤井三葉」が「望月ちひろ」になりすまして行方不明になっているという考えは予想していなかったですね。
     事件記者の「勝木剛」が置き時計で頭をなぐられ、脳震盪になっても調べる執念はすごいなぁと思いました。
     この本を読んでいくと、登場人物が以前に言ったセリフを反芻するシーンが出てくるのですが、ストーリーの構成が上手くできているなぁと思いました。
     面白い作品でした。

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    2026年06月10日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ谷、田所シリーズ第三弾。
    この二人のバディは、もうほんと好みです。
    過去と現在が交互に展開されるストーリー。そこかしこに散りばめられた伏線。それらが交差した瞬間は声が出そうになった。
    このシリーズは続いて欲しい。

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    2026年06月09日
  • スピーチ

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    最後は自分がかわいいのか、最後に家族を不幸にしたくないと思ったのか、誰かをスケープゴートにして
    身近にありそうな、今でも、これからも起きそうな社会現象に思えた
    ささいなことも、家族のコミュニケーションの重要さを諭してくれた小説

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    2026年06月08日
  • レッドクローバー

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    田舎町ならではの閉鎖性や差別意識、狭いコミュニティの中で真偽も確かめられないまま噂話が広がっていく恐ろしさが強く印象に残りました。他所者を受け入れない空気や、誰も真実を知ろうとしないまま言葉だけが独り歩きしていく様子にも息苦しさを感じました。

    また、ちひろと三葉、ちひろと久仁子、三葉と家族、春香と娘など、それぞれの歪んだ人間関係が不気味で、読んでいて不安を掻き立てられました。特に、ちひろが少しずつ三葉の影響を受けて変わっていく姿には恐怖を覚えました。

    物語全体を通して「怒り」が人を動かす大きな原動力として描かれており、その感情が生み出す連鎖の怖さを考えさせられる作品でした。

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    2026年06月05日
  • 彼女が最後に見たものは

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    三ツ谷田所刑事シリーズ!

    "あなたが生まれた時周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬ時はあなたが笑って、周りの人が泣くような人生を送りなさい。"
    "亡くなった人を思っていつまでも泣いているというのは、その人の人生ではなく死をみていることになると思うのです。僕が死んだら、死んだことよりも生きていたことをみて欲しいのです。"

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    2026年06月05日