まさきとしかのレビュー一覧

  • 屑の結晶

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    ネタバレ


    小野宮が救われて欲しいとは思えない。だけど、誰も救われない結末で、全て小野宮にとっての希望だったと考えるととても哀しい気持ちになる。
    せめて宍戸が約束を覚えてくれていたら、宮原に真実を打ち明けていたら、少しはすっきりとしたかもしれないけど、それで小野宮が、自分自身が救われたと思えるわけじゃないから。。
    物語内で宮原が最後まで真実を知らないままでいるのがリアルだった。
    誰しも心に抱えているものがあるし、それが明らかになるとは限らない。

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    2025年12月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    大好きな三ツ谷&田所シリーズ3作目。
    今回も哀しい話だったけど、今までで1番綿密に練られてたしミステリーとしての出来がめちゃくちゃ高い。
    若い母親が撲殺された現在のパートと1990年代の北海道の離島パートが最初は点と点の関係でしかなかったのに、一本の線になった瞬間、謎がどんどん明かされてく感覚が気持ちいい…!

    ただ伏線が多いわけじゃないし、現在パートが何年何月なのか明示してないから、当てるのは難しいかも。それでもミステリーでたまにある無理矢理感は一切ないから、当てれなくても悔しくない。

    読み終わった後だとタイトルの意味がガツンとくる…。

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    2025年12月08日
  • 彼女が最後に見たものは

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    なかなか現代の軋んだ親子関係や時代をうつし、事件で絡めながらミステリとして痛みがある真相をうつす。
    なかなか痛い。

    3072冊
    今年300冊目

    0
    2025年11月24日
  • あなたが殺したのは誰

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    誰も幸せにならない結末。
    時代も場所も違う物語がどうやって交わっていくのかが見どころだった。

    三ツ矢と田所のやりとり、というか田所の乙女っぷりが唯一の癒し。

    面白かった。

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    2025年11月17日
  • レッドクローバー

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    東京のBBQ場で起きたヒ素を使った大量殺人。十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件を記者の勝木は思い出す。
    長女だけが生き残ったその事件。

    視点が細かく入れ替わるけど読みやすかった。
    そして怖い。負の連鎖。忌まわしさ。田舎の閉塞感。

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    2025年11月07日
  • 完璧な母親

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    母親完璧教の母親が目を離した隙に、息子が池で溺れてしまい、すかさず同じ誕生日で産み直した娘。毎年毎年誕生日の度に亡くなった兄の誕生日を祝い、娘の分はつけたしのようで、母は兄の好物は知っていても、娘の好物は知らない。娘を息子の生まれ変わりだと固く信じる母に育てられた娘は…

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    2025年11月06日
  • あなたが殺したのは誰

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    2つのストーリーがどう関係してるのか?が知りたくてひたすら読み続けた。
    関係性がわかった時、面白さが増した。
    さらにどんでん返しでは 思い込み?勘違い?で悲劇が繰り返されたとわかった時は すごいストーリーだなと思いました。
    ただ、この常盤結唯の子供時代が不憫でならない。

    0
    2025年11月04日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    読みやすくて面白かった。最後まで騙され(?)た。
    最後までイヤ〜〜な気持ちになって終わるけどそこも良い。
    ゆいちゃんとお母さんのやり取りは読んでて苦しかったなあ、、

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    2025年11月02日
  • あなたが殺したのは誰

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    よくこんな悲しい話を思いつくな、驚きと尊敬が一緒にくる。
    まさき氏の描く母親はどうしてこんなに一途なんだろう?そして重いの?

    これは第3部だが、まだまだ続いていきそうでうれしい。

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    2025年11月01日
  • レッドクローバー

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    タイトルの〈レッドクローバー〉は、登場人物の名前から取られています。
    日本語にすればアカツメグサ。花言葉は「幸運」「希望」。
    そして、それらから遠くかけ離れた物語が始まります。

    幸運にも希望にも見放されたような、母娘たちが入り混じりながら、罪を犯していきます。

    小説は五章からなり、章の中でも語り部と年代を変えながら、じっくりと負の連鎖が続きます。

    まさきさんの特徴でもある、歪みある愛情の物語であると同時に、しっかりとしたミステリーでした。
    むしろミステリーがしっかりしすぎていて、自分の理解したストーリーで合っているのか、不安になるほどでした。

    けれど、その理解できない行動の中に登場人物

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    2025年10月17日
  • レッドクローバー

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    一気読み。つまり面白かったと思う。
    どんでん返しの連続だったし。
    ただ、救いはないなぁ、とは思う。
    再読は、きっとしない。
    ミステリーとしてはよくできてる。

    0
    2025年09月29日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    まさき先生といい、櫛木先生といい
    やっぱりこういう本がとんでもなく好き!!

    娘と母、、因習村、、

    最初はちひろ大丈夫か?
    あまり三葉と仲良くしない方が、、、なんて思っていたのにどうしてこうなった

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    2025年09月19日
  • レッドクローバー

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    まさきとしか『レッドクローバー』幻冬舎文庫。

    一種のイヤミスかと思いながら読み進めば、正統派のサスペンス・ミステリー小説だった。但し、最初から最後まで、ずっと嫌な気持ちを抱えて読むことになることは覚悟しなければならない。

    前半から中盤までは、真梨幸子の『殺人鬼フジコの衝動』のような感じなのだが、終盤になると深刻度が増していく。閉鎖的な町に由来する悪意の連鎖が普通の人びとの心を悪魔の心に変えていくのだ。


    和歌山カレー事件を彷彿とさせるような豊洲のバーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。容疑者の34歳になる丸江田逸央は「ざまみろと思ってます。」という言葉を残したまま多くを語らなかった

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    2025年09月16日
  • ある女の証明

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    周囲の人いわく、貴和子は平凡な女性、地味な女性、でも妙な色気のある女性。
    貴和子が誰かに直接手をかけたわけではない(ラストの事件は意味深)、でもなんだか落ち着かない不穏な空気感を周囲に与える貴和子。
    貴和子の存在自体が復讐なのかもしれない。

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    2025年09月08日
  • ある女の証明

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    以前、「きわこのこと」は読んでいたけど、こちらがその改題だと知らずに読んでしまった。
    でもかなり前でうる覚えだったのでまた楽しめた。
    きわこは一体何者だったんだろう?
    読んだ後も想像は膨らんでモヤモヤするばかり笑

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    2025年08月17日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    最後は、まさきさん作品らしくもやもやが残りました。
    楠生は、ずっと子供のままの楠生で、ある意味純真無垢なまま大人になってしまったんだなと楠生の人生を思うと切なくて愛おしかった。うーん、出会ってしまったら救う会のメンバーになっていたかもしれないな笑
    真美と母の物語がどちらかというと、今までのまさきさんの作品らしく感じたが、今回の楠生をめぐる物語も今までと違う感じがしてとても良かったです。
    貴子先生の判断は正しかったのか分かりませんが、貴子先生もまた楠生の思いに影響を受けたのではないだろうか。

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    2025年07月11日
  • 祝福の子供

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    この作品まさきさんの作品の中でもすごく好きかもしれない…
    まさきとしか作品は女として母親として読むことがキツいと思う
    そこが好きなのだけどね♪
    今作はほんと色々な母親が出てくる
    そしてまさきさんの言葉が刺さります。

    世間から褒められる母親像はキビしい
    結婚、妊娠、出産、育児…
    この4つの事は女性が身内どころか他人にまで勝手に口出しされて…ツラいですね



    読み手が女性か男性かの違いだけじゃなくて
    色々な受け止め方がある作品だと思った
    ミステリーとしても良い作品でした(^-^)

    男の方のレビューも気になりますね…



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    2025年06月01日
  • 祝福の子供

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    「ゆりかごに聞く」2019改題
    そして、この改題が読後によく効いてきます

    虐待を疑われ、自分の産んだ子供を
    夫と義母に預けるしかなかった主人公
    彼女の元へ 警察から21年前に死んだはずの父親の新たな遺体が発見された連絡が入る
    その真相を知る為 父親の記憶とそれまでの生活をたどっていくと 自分の存在まで危うくなる

    母親とは 母性とは を辛辣に
    誰しも経験するかもしれない子育の葛藤
    祝福されるべきだった子供達の愛情から遠い情景
    容赦なく文章にしていきます
    愛している演技も続ければ現実になる
    そして、真実になるかもしれません

    まさきさん 厳しくて好きです

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    2025年05月21日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    全体の雰囲気としては「白夜行」シリーズっぽくて、これまで読んだまさきとしか作品の中では読後感がいちばんよかった。
    主人公の女弁護士の熱さがあまり伝わってこなかったのはちょっと残念だったが、ラストのどんでん返しのタイミングもちょうどよかった。

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    2025年05月18日
  • 玉瀬家、休業中。

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    登場人物みんなが一癖も二癖もあって、きっとお友達にはなれないタイプ!
    なんだけど、家族としての繋がりはうっすらと感じられる
    心配することと信用していないことは紙一重なのかなぁ

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    2025年05月09日