まさきとしかのレビュー一覧

  • 彼女が最後に見たものは

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    はじめから終わりまで、一気に読んでしまいました。都合が良すぎる部分はあるのだけれども、いいお話で、好きな物語でした。
    私が感じたのは、立場が違うと見方が変わることとか、他人が他人でなくなることとか、そんな部分でした。

    そしてやはりその後、どうなったのかなと言うのはいつもどおり気になります。

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    2025年10月19日
  • レッドクローバー

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    タイトルの〈レッドクローバー〉は、登場人物の名前から取られています。
    日本語にすればアカツメグサ。花言葉は「幸運」「希望」。
    そして、それらから遠くかけ離れた物語が始まります。

    幸運にも希望にも見放されたような、母娘たちが入り混じりながら、罪を犯していきます。

    小説は五章からなり、章の中でも語り部と年代を変えながら、じっくりと負の連鎖が続きます。

    まさきさんの特徴でもある、歪みある愛情の物語であると同時に、しっかりとしたミステリーでした。
    むしろミステリーがしっかりしすぎていて、自分の理解したストーリーで合っているのか、不安になるほどでした。

    けれど、その理解できない行動の中に登場人物

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    2025年10月17日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    Audibleで既読。
    りさは紛れもなく毒親。こんなアラフォー女性にはなりたくないと心底思った。思考と言動すべてが鳥肌ものだった。

    不倫された夫は、まぁ…身から出た錆だよ。更年期障害を甘えてるって相談者に対して一蹴したり、妻を支配してたから。自業自得。これで娘を殺してたり乱暴してたら…娘だけが本当の被害者だったよ。読んでるとき嫌な予感というか…何されるんだろうと読み進めるのが怖かった。 


    借金をおしつけた社長家族の話、トラック運転手の家族の話だったり、関わっている人物視点で切り替わるところがわかりやすくて好き。感情移入しやすい。

    前作も今作も好き。読み応えはこちらのがあった。…うーん…

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    2025年10月15日
  • レッドクローバー

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    一気読み。つまり面白かったと思う。
    どんでん返しの連続だったし。
    ただ、救いはないなぁ、とは思う。
    再読は、きっとしない。
    ミステリーとしてはよくできてる。

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    2025年09月29日
  • 彼女が最後に見たものは

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    このシリーズは、全く別の事件が三ツ矢の思考や行動により何らかの接点が出てくるのが面白い!あと、所々で出てくる田所と三ツ矢の絡みが好き。笑 

    三ツ矢の些細なことに対して疑問を持つ姿が憧れる。他の人が目に止めないことに対して疑問を抱き、他者の声に左右されず自分の抱いた疑問を明確にするまで追求する姿は凄いなと思う。

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    2025年09月24日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    まさき先生といい、櫛木先生といい
    やっぱりこういう本がとんでもなく好き!!

    娘と母、、因習村、、

    最初はちひろ大丈夫か?
    あまり三葉と仲良くしない方が、、、なんて思っていたのにどうしてこうなった

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    2025年09月19日
  • レッドクローバー

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    まさきとしか『レッドクローバー』幻冬舎文庫。

    一種のイヤミスかと思いながら読み進めば、正統派のサスペンス・ミステリー小説だった。但し、最初から最後まで、ずっと嫌な気持ちを抱えて読むことになることは覚悟しなければならない。

    前半から中盤までは、真梨幸子の『殺人鬼フジコの衝動』のような感じなのだが、終盤になると深刻度が増していく。閉鎖的な町に由来する悪意の連鎖が普通の人びとの心を悪魔の心に変えていくのだ。


    和歌山カレー事件を彷彿とさせるような豊洲のバーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。容疑者の34歳になる丸江田逸央は「ざまみろと思ってます。」という言葉を残したまま多くを語らなかった

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    2025年09月16日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    夫を亡くした郁子と里沙
    幸せな結婚生活を送っていた郁子は苦しみ、夫を疎ましく感じていた里沙は解放的な生活
    幸せとはなんだろうと思ってしまった。

    殺人は当然悪いことなんだけど、こういう小説を読んでいると罪の重さについて考えさせられる。
    不倫、虐待、人を騙す、嘘をつく、人の尊厳を傷つける…
    登場人物の様々な罪が書かれていたが、誰の何が最も悪いことだったのだろうかと

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    2025年09月16日
  • ある女の証明

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    周囲の人いわく、貴和子は平凡な女性、地味な女性、でも妙な色気のある女性。
    貴和子が誰かに直接手をかけたわけではない(ラストの事件は意味深)、でもなんだか落ち着かない不穏な空気感を周囲に与える貴和子。
    貴和子の存在自体が復讐なのかもしれない。

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    2025年09月08日
  • ある女の証明

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    以前、「きわこのこと」は読んでいたけど、こちらがその改題だと知らずに読んでしまった。
    でもかなり前でうる覚えだったのでまた楽しめた。
    きわこは一体何者だったんだろう?
    読んだ後も想像は膨らんでモヤモヤするばかり笑

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    2025年08月17日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    最後は、まさきさん作品らしくもやもやが残りました。
    楠生は、ずっと子供のままの楠生で、ある意味純真無垢なまま大人になってしまったんだなと楠生の人生を思うと切なくて愛おしかった。うーん、出会ってしまったら救う会のメンバーになっていたかもしれないな笑
    真美と母の物語がどちらかというと、今までのまさきさんの作品らしく感じたが、今回の楠生をめぐる物語も今までと違う感じがしてとても良かったです。
    貴子先生の判断は正しかったのか分かりませんが、貴子先生もまた楠生の思いに影響を受けたのではないだろうか。

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    2025年07月11日
  • 祝福の子供

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    この作品まさきさんの作品の中でもすごく好きかもしれない…
    まさきとしか作品は女として母親として読むことがキツいと思う
    そこが好きなのだけどね♪
    今作はほんと色々な母親が出てくる
    そしてまさきさんの言葉が刺さります。

    世間から褒められる母親像はキビしい
    結婚、妊娠、出産、育児…
    この4つの事は女性が身内どころか他人にまで勝手に口出しされて…ツラいですね



    読み手が女性か男性かの違いだけじゃなくて
    色々な受け止め方がある作品だと思った
    ミステリーとしても良い作品でした(^-^)

    男の方のレビューも気になりますね…



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    2025年06月01日
  • 祝福の子供

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    「ゆりかごに聞く」2019改題
    そして、この改題が読後によく効いてきます

    虐待を疑われ、自分の産んだ子供を
    夫と義母に預けるしかなかった主人公
    彼女の元へ 警察から21年前に死んだはずの父親の新たな遺体が発見された連絡が入る
    その真相を知る為 父親の記憶とそれまでの生活をたどっていくと 自分の存在まで危うくなる

    母親とは 母性とは を辛辣に
    誰しも経験するかもしれない子育の葛藤
    祝福されるべきだった子供達の愛情から遠い情景
    容赦なく文章にしていきます
    愛している演技も続ければ現実になる
    そして、真実になるかもしれません

    まさきさん 厳しくて好きです

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    2025年05月21日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    全体の雰囲気としては「白夜行」シリーズっぽくて、これまで読んだまさきとしか作品の中では読後感がいちばんよかった。
    主人公の女弁護士の熱さがあまり伝わってこなかったのはちょっと残念だったが、ラストのどんでん返しのタイミングもちょうどよかった。

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    2025年05月18日
  • 玉瀬家、休業中。

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    登場人物みんなが一癖も二癖もあって、きっとお友達にはなれないタイプ!
    なんだけど、家族としての繋がりはうっすらと感じられる
    心配することと信用していないことは紙一重なのかなぁ

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    2025年05月09日
  • 祝福の子供

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    相変わらずゆーき本さんのレビューが刺さりまくる私です。

    この本もゆーきさんのレビューを見て直ぐにメモメモしておきました。

    まさきとしかさんは三ツ谷シリーズしか読んだことがありませんが、これもめっちゃ面白かったです。

    プロローグは、ベビーカーに乗せられた子供が攫われるシーン。
    もうこの場面からガッツリ心掴まれます。
    こういうの何か好き (๑˃̵ᴗ˂̵)و

    ベビーカーを押していた母親、子供を攫った人間、攫われた子供、彼らは誰なのか?読者は本編に入ると共に、誰が誰なのか?想像しまくりながら本編へ。

    産んだ子供を上手に愛せず、別居していた夫に虐待を疑われ、夫が娘を見ることになり、娘とは離れ

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    2025年05月06日
  • 祝福の子供

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    三ツ矢&田所刑事シリーズが大好き!なまさきとしかさん(ちなみに第3弾の「あなたが殺したのは誰」が一番好き)

    こちらの作品は「母親」って何なんだろう…
    と深く考えさせられる作品でした

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    不穏な空気と謎がパンパンに詰め込まれたプロローグ。
    「あの女さえいなければ-」
    暗闇の中、自分の人生を狂わせた【あの女】の押すベビーカーから赤ん坊を攫う【誰か】。

    【誰か】の正体とは-
    攫われた赤ん坊の安否は-

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    娘への虐待を理由に離婚され、娘とは二ヶ月に一度しか面会できない宝子。私は本当に娘を愛していたのだろうか、いや、愛しているのだろうか。宝子自身は両親か

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    2025年03月25日
  • いちばん悲しい

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    登場人物一人一人の現実の生活の苦悩と理想への憧れ。
    一人の中年男性が殺されるところから始まる。
    犯人を探す中で、登場人物の全員が自分が一番悲しい辛い思いをしていると主張し、そう思っている。

    刑事の蒲生薫子も心に何かを抱えている人物で、個性的な人物が多く登場したけれどこの刑事が一番心に残った。
    無感情…

    とても面白い作品だったな。

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    2025年02月24日
  • 祝福の子供

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    子どもを産んだけど、愛せない‥
    私には考えれないけど実際居るんでろうな
    複雑な人間関係で少しごちやとなりそうになった所に上手く繋いでくれた感じで読みやすかった。
    現実離れしてなさそうで少し重い小説だった。

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    2024年10月26日
  • 完璧な母親

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    不育症による流産をくり返し、長い不妊治療の末に授かった最愛の息子を不慮の事故で亡くした母と、亡き兄と同じ誕生日に同じ名前を名付けられ「産み直された」娘の愛憎の物語。

    毎年誕生日ケーキには兄の年齢分の蝋燭を立て、2人分のプレゼントを用意する常軌を逸した母親の姿には狂気を感じるが、「完璧な母親」であることが求められる世の中で過ちを犯した者を糾弾し、いつの日か自分自身も「母親失格」の烙印を押されるのではないかと見えない影に怯え、良い母であり続けようとする母達は少なくはないのではないだろうか。

    歪な母の愛はやがて子の心や人生を絡め取るように蝕んでいく。
    子を持つ母親として読み進めるのが辛くなる、け

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    2024年10月22日