まさきとしかのレビュー一覧

  • 彼女が最後に見たものは

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    途中登場人物に起こることがあまりに辛すぎて、ちょっときつかった。でも三ツ矢はやっぱりいい!【僕が死んだ後、いつか思い出してくれる時は、泣くよりも笑って欲しい】という一言は最高でした。それをあの三ツ矢が言うところが…

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    2026年02月07日
  • あなたが殺したのは誰

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    ずっと読みたかった本!
    久しぶりの三ツ矢と田所のコンビの活躍をみれて嬉しかったです。
    この本を読んでミステリーはやっぱり面白いと再確認しました。

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    2026年02月08日
  • レッドクローバー

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    まさきとしか、面白い
    今まで全然存在を知らなかったのが悔しい

    あの家もこの家も、お母さんしっかりしてよって思い、そしてそれが連鎖していくのかと愕然とする

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    2026年02月01日
  • 彼女が最後に見たものは

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    なぜ彼女はホームレスになったのか
    最後の最後に分かるのだが、郁子はどこまでも情の人だったのだと思った
    条件ばかりの「幸せ」、他人から幸せに見える「幸せ」、そんな「幸せ」を追う人たちが破綻していくのはいいとして、郁子の、相手を思う「幸せ」が失われていくのは本当に切なかった

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    2026年02月01日
  • あなたが殺したのは誰

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     すっかりファンになってしまいましたよ、まさきとしかさん。前回読んだ『あの日、君は何をした』から、シリーズ2冊目を吹っ飛ばしてこの『あなたが殺したのは誰』を読んだわけだが、どこから読んでも全く問題ない展開になっている。

     この作者はホントに優秀なミステリ作家で、ラストに近づくまで、ここまで散らした伏線はどうやって回収していくんだろう?と読み手であるこちらがヒヤヒヤするが、最後にはきっちり回収してくれる。これはもう見事というしかない。

     今作も、このシリーズの主人公となる三ツ矢と岳斗コンビが活躍する。三ツ矢の刑事としての才能やキャラクターは必須だが、岳斗の存在が物語を明るくしてくれている。

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    2026年01月31日
  • 彼女が最後に見たものは

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    ネタバレ

    とてもおもしろかった!
    前作の「あの日、君は何をした」もおもしろかったけれど、前作よりも心に沁みる作品。
    前作は「君」がサイコパスだった、という意外性はあるけれど登場人物に共感できたり感情が揺さぶられるような作品ではなかった。
    この作品は、読後感がとてもよかった。
    郁子が殺されてしまったことは可哀想だけれども、彼女の最後の数ヶ月は情に満ちたものだったのではないかと思う。
    彼女のもとに、本当に彼女を心配して思いやる人たちが集まってる。
    彼女が最後の瞬間に幸せだったと感じて、心が満たされていたのなら本当によかった、と、哀しいけど心があったかくなるような読後感はすごい!

    2つの事件の犯人や真相を考

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    2026年01月20日
  • 彼女が最後に見たものは

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    「甘えちゃだめですよ。」
    いっぱいいっぱいの彼女にかけられた恐ろしい言葉

    『彼女は歩道に立ち尽くしていた。足もとにはスーパーで買ったと思われる玉子や牛乳や玉ねぎが落ち、彼女の手には紺色のエコバッグがぶら下がっていた。 彼女は微動だにせず、足もとの食材を呆然と見つめていた。』
    松波郁子さんが立ち止まってしまった瞬間。

    松波郁子さんが、悲しすぎる、と思っていた
    とても優しい、人が良すぎる旦那さんが保証人になり、借金を背負い亡くなり、
    そして自身も事件に巻き込まれて亡くなる。

    それと対比されるのが夫が殺されたはずの東山里沙の幸せな光景。
    幸せアピールの為のInstagram。
    『まるでSNSに

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    2026年01月19日
  • 彼女が最後に見たものは

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    色々な人の歯車が少しずつ狂っていって、色々な人を巻き込んで転がり落ちていく……

    最後の真実を知ったとき、なんてすごいんだと思った。
    守るべき人がいる人っていうのは本当に強い。

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    2026年01月15日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    夫に浮気されて離婚し、引きこもり生活を送っていた主人公澪子、自称有名イラストレーターでバツ2でパニック障害持ちの姉 香波がふたり揃って実家に出戻り。
    「息をするのがめんどくさい」と言う兄と、がさつで大笑いする母との生活が始まった。

    人生設計とおりにうまくいくことはない。
    「ちょっと前のこと」を繰り返して、足跡を残していくのだっていいじゃないか。

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    2026年01月13日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    初作家さんです。

    登場人物の女性たちが、誰も彼も
    ドロドロと気持ちの悪い曲者だらけ(褒めています)
    良妻と見える勝木の亡妻 美和子でさえ
    後ろ暗さを感じさせます。
    そこに田舎特有の陰湿なヒエラルキー構造と
    ありますか、田舎に限らないどこにでもある
    不気味さ陰険で悪意が満ち満ちて吐きそうになります(褒めてるんです)

    タイトル「レッドクローバー」は
    実際に存在する植物でもあり、シロツメクサの
    仲間らしい。
    乾燥させハーブとして、ホルモンバランス調整
    更年期症状や血液浄化の効果が期待され
    また「幸運の象徴」としても親しまれているという。

    それを知って本作を読めば
    なんとも皮肉なタイトルなんでし

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    2025年12月16日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ


    小野宮が救われて欲しいとは思えない。だけど、誰も救われない結末で、全て小野宮にとっての希望だったと考えるととても哀しい気持ちになる。
    せめて宍戸が約束を覚えてくれていたら、宮原に真実を打ち明けていたら、少しはすっきりとしたかもしれないけど、それで小野宮が、自分自身が救われたと思えるわけじゃないから。。
    物語内で宮原が最後まで真実を知らないままでいるのがリアルだった。
    誰しも心に抱えているものがあるし、それが明らかになるとは限らない。

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    2025年12月13日
  • レッドクローバー

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    東京のBBQ場で起きたヒ素を使った大量殺人。十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件を記者の勝木は思い出す。
    長女だけが生き残ったその事件。

    視点が細かく入れ替わるけど読みやすかった。
    そして怖い。負の連鎖。忌まわしさ。田舎の閉塞感。

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    2025年11月07日
  • 完璧な母親

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    母親完璧教の母親が目を離した隙に、息子が池で溺れてしまい、すかさず同じ誕生日で産み直した娘。毎年毎年誕生日の度に亡くなった兄の誕生日を祝い、娘の分はつけたしのようで、母は兄の好物は知っていても、娘の好物は知らない。娘を息子の生まれ変わりだと固く信じる母に育てられた娘は…

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    2025年11月06日
  • レッドクローバー

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    タイトルの〈レッドクローバー〉は、登場人物の名前から取られています。
    日本語にすればアカツメグサ。花言葉は「幸運」「希望」。
    そして、それらから遠くかけ離れた物語が始まります。

    幸運にも希望にも見放されたような、母娘たちが入り混じりながら、罪を犯していきます。

    小説は五章からなり、章の中でも語り部と年代を変えながら、じっくりと負の連鎖が続きます。

    まさきさんの特徴でもある、歪みある愛情の物語であると同時に、しっかりとしたミステリーでした。
    むしろミステリーがしっかりしすぎていて、自分の理解したストーリーで合っているのか、不安になるほどでした。

    けれど、その理解できない行動の中に登場人物

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    2025年10月17日
  • レッドクローバー

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    一気読み。つまり面白かったと思う。
    どんでん返しの連続だったし。
    ただ、救いはないなぁ、とは思う。
    再読は、きっとしない。
    ミステリーとしてはよくできてる。

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    2025年09月29日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    まさき先生といい、櫛木先生といい
    やっぱりこういう本がとんでもなく好き!!

    娘と母、、因習村、、

    最初はちひろ大丈夫か?
    あまり三葉と仲良くしない方が、、、なんて思っていたのにどうしてこうなった

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    2025年09月19日
  • レッドクローバー

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    まさきとしか『レッドクローバー』幻冬舎文庫。

    一種のイヤミスかと思いながら読み進めば、正統派のサスペンス・ミステリー小説だった。但し、最初から最後まで、ずっと嫌な気持ちを抱えて読むことになることは覚悟しなければならない。

    前半から中盤までは、真梨幸子の『殺人鬼フジコの衝動』のような感じなのだが、終盤になると深刻度が増していく。閉鎖的な町に由来する悪意の連鎖が普通の人びとの心を悪魔の心に変えていくのだ。


    和歌山カレー事件を彷彿とさせるような豊洲のバーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。容疑者の34歳になる丸江田逸央は「ざまみろと思ってます。」という言葉を残したまま多くを語らなかった

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    2025年09月16日
  • ある女の証明

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    周囲の人いわく、貴和子は平凡な女性、地味な女性、でも妙な色気のある女性。
    貴和子が誰かに直接手をかけたわけではない(ラストの事件は意味深)、でもなんだか落ち着かない不穏な空気感を周囲に与える貴和子。
    貴和子の存在自体が復讐なのかもしれない。

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    2025年09月08日
  • ある女の証明

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    以前、「きわこのこと」は読んでいたけど、こちらがその改題だと知らずに読んでしまった。
    でもかなり前でうる覚えだったのでまた楽しめた。
    きわこは一体何者だったんだろう?
    読んだ後も想像は膨らんでモヤモヤするばかり笑

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    2025年08月17日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    最後は、まさきさん作品らしくもやもやが残りました。
    楠生は、ずっと子供のままの楠生で、ある意味純真無垢なまま大人になってしまったんだなと楠生の人生を思うと切なくて愛おしかった。うーん、出会ってしまったら救う会のメンバーになっていたかもしれないな笑
    真美と母の物語がどちらかというと、今までのまさきさんの作品らしく感じたが、今回の楠生をめぐる物語も今までと違う感じがしてとても良かったです。
    貴子先生の判断は正しかったのか分かりませんが、貴子先生もまた楠生の思いに影響を受けたのではないだろうか。

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    2025年07月11日