まさきとしかのレビュー一覧

  • あなたが殺したのは誰

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    東京で起きた傷害事件、北海道の離島でリゾート開発から起こる事件

    時間軸が違う2つの物語が交互に進んで行きます

    三ツ矢という捉え所のない刑事と相棒の田所刑事が
    ジリジリと真相に迫っていき
    じっくり読み進めるのが楽しいです

    鐘尻島での物語は実際にありそうな事だと思いました
    リゾート開発が中止になり
    将来に夢見ていた未来が
    無くなってしまい
    自暴自棄になる人 それでも頑張るが不幸に見舞われる人

    長編ではありますが、物語は後半から徐々に加速していき
    終盤は一気に読みきりました!

    文中の小寺 陽介の
    「人は信じられない程変わってしまうのだ」という言葉がとても印象に残りました。

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    2026年01月16日
  • 彼女が最後に見たものは

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    色々な人の歯車が少しずつ狂っていって、色々な人を巻き込んで転がり落ちていく……

    最後の真実を知ったとき、なんてすごいんだと思った。
    守るべき人がいる人っていうのは本当に強い。

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    2026年01月15日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    夫に浮気されて離婚し、引きこもり生活を送っていた主人公澪子、自称有名イラストレーターでバツ2でパニック障害持ちの姉 香波がふたり揃って実家に出戻り。
    「息をするのがめんどくさい」と言う兄と、がさつで大笑いする母との生活が始まった。

    人生設計とおりにうまくいくことはない。
    「ちょっと前のこと」を繰り返して、足跡を残していくのだっていいじゃないか。

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    2026年01月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    驚くほど面白い
    冒頭から不穏な空気引き込まれる
    人間の悪意、長い時間で濃いものになっていく
    最後に全てがつながった

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    2026年01月01日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    初作家さんです。

    登場人物の女性たちが、誰も彼も
    ドロドロと気持ちの悪い曲者だらけ(褒めています)
    良妻と見える勝木の亡妻 美和子でさえ
    後ろ暗さを感じさせます。
    そこに田舎特有の陰湿なヒエラルキー構造と
    ありますか、田舎に限らないどこにでもある
    不気味さ陰険で悪意が満ち満ちて吐きそうになります(褒めてるんです)

    タイトル「レッドクローバー」は
    実際に存在する植物でもあり、シロツメクサの
    仲間らしい。
    乾燥させハーブとして、ホルモンバランス調整
    更年期症状や血液浄化の効果が期待され
    また「幸運の象徴」としても親しまれているという。

    それを知って本作を読めば
    なんとも皮肉なタイトルなんでし

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    2025年12月16日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ


    小野宮が救われて欲しいとは思えない。だけど、誰も救われない結末で、全て小野宮にとっての希望だったと考えるととても哀しい気持ちになる。
    せめて宍戸が約束を覚えてくれていたら、宮原に真実を打ち明けていたら、少しはすっきりとしたかもしれないけど、それで小野宮が、自分自身が救われたと思えるわけじゃないから。。
    物語内で宮原が最後まで真実を知らないままでいるのがリアルだった。
    誰しも心に抱えているものがあるし、それが明らかになるとは限らない。

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    2025年12月13日
  • あなたが殺したのは誰

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    大好きな三ツ谷&田所シリーズ3作目。
    今回も哀しい話だったけど、今までで1番綿密に練られてたしミステリーとしての出来がめちゃくちゃ高い。
    若い母親が撲殺された現在のパートと1990年代の北海道の離島パートが最初は点と点の関係でしかなかったのに、一本の線になった瞬間、謎がどんどん明かされてく感覚が気持ちいい…!

    ただ伏線が多いわけじゃないし、現在パートが何年何月なのか明示してないから、当てるのは難しいかも。それでもミステリーでたまにある無理矢理感は一切ないから、当てれなくても悔しくない。

    読み終わった後だとタイトルの意味がガツンとくる…。

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    2025年12月08日
  • 彼女が最後に見たものは

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    なかなか現代の軋んだ親子関係や時代をうつし、事件で絡めながらミステリとして痛みがある真相をうつす。
    なかなか痛い。

    3072冊
    今年300冊目

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    2025年11月24日
  • あなたが殺したのは誰

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    誰も幸せにならない結末。
    時代も場所も違う物語がどうやって交わっていくのかが見どころだった。

    三ツ矢と田所のやりとり、というか田所の乙女っぷりが唯一の癒し。

    面白かった。

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    2025年11月17日
  • レッドクローバー

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    東京のBBQ場で起きたヒ素を使った大量殺人。十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件を記者の勝木は思い出す。
    長女だけが生き残ったその事件。

    視点が細かく入れ替わるけど読みやすかった。
    そして怖い。負の連鎖。忌まわしさ。田舎の閉塞感。

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    2025年11月07日
  • 完璧な母親

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    母親完璧教の母親が目を離した隙に、息子が池で溺れてしまい、すかさず同じ誕生日で産み直した娘。毎年毎年誕生日の度に亡くなった兄の誕生日を祝い、娘の分はつけたしのようで、母は兄の好物は知っていても、娘の好物は知らない。娘を息子の生まれ変わりだと固く信じる母に育てられた娘は…

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    2025年11月06日
  • あなたが殺したのは誰

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    2つのストーリーがどう関係してるのか?が知りたくてひたすら読み続けた。
    関係性がわかった時、面白さが増した。
    さらにどんでん返しでは 思い込み?勘違い?で悲劇が繰り返されたとわかった時は すごいストーリーだなと思いました。
    ただ、この常盤結唯の子供時代が不憫でならない。

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    2025年11月04日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    読みやすくて面白かった。最後まで騙され(?)た。
    最後までイヤ〜〜な気持ちになって終わるけどそこも良い。
    ゆいちゃんとお母さんのやり取りは読んでて苦しかったなあ、、

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    2025年11月02日
  • レッドクローバー

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    タイトルの〈レッドクローバー〉は、登場人物の名前から取られています。
    日本語にすればアカツメグサ。花言葉は「幸運」「希望」。
    そして、それらから遠くかけ離れた物語が始まります。

    幸運にも希望にも見放されたような、母娘たちが入り混じりながら、罪を犯していきます。

    小説は五章からなり、章の中でも語り部と年代を変えながら、じっくりと負の連鎖が続きます。

    まさきさんの特徴でもある、歪みある愛情の物語であると同時に、しっかりとしたミステリーでした。
    むしろミステリーがしっかりしすぎていて、自分の理解したストーリーで合っているのか、不安になるほどでした。

    けれど、その理解できない行動の中に登場人物

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    2025年10月17日
  • レッドクローバー

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    一気読み。つまり面白かったと思う。
    どんでん返しの連続だったし。
    ただ、救いはないなぁ、とは思う。
    再読は、きっとしない。
    ミステリーとしてはよくできてる。

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    2025年09月29日
  • レッドクローバー

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    ネタバレ

    まさき先生といい、櫛木先生といい
    やっぱりこういう本がとんでもなく好き!!

    娘と母、、因習村、、

    最初はちひろ大丈夫か?
    あまり三葉と仲良くしない方が、、、なんて思っていたのにどうしてこうなった

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    2025年09月19日
  • レッドクローバー

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    まさきとしか『レッドクローバー』幻冬舎文庫。

    一種のイヤミスかと思いながら読み進めば、正統派のサスペンス・ミステリー小説だった。但し、最初から最後まで、ずっと嫌な気持ちを抱えて読むことになることは覚悟しなければならない。

    前半から中盤までは、真梨幸子の『殺人鬼フジコの衝動』のような感じなのだが、終盤になると深刻度が増していく。閉鎖的な町に由来する悪意の連鎖が普通の人びとの心を悪魔の心に変えていくのだ。


    和歌山カレー事件を彷彿とさせるような豊洲のバーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。容疑者の34歳になる丸江田逸央は「ざまみろと思ってます。」という言葉を残したまま多くを語らなかった

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    2025年09月16日
  • ある女の証明

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    周囲の人いわく、貴和子は平凡な女性、地味な女性、でも妙な色気のある女性。
    貴和子が誰かに直接手をかけたわけではない(ラストの事件は意味深)、でもなんだか落ち着かない不穏な空気感を周囲に与える貴和子。
    貴和子の存在自体が復讐なのかもしれない。

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    2025年09月08日
  • ある女の証明

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    以前、「きわこのこと」は読んでいたけど、こちらがその改題だと知らずに読んでしまった。
    でもかなり前でうる覚えだったのでまた楽しめた。
    きわこは一体何者だったんだろう?
    読んだ後も想像は膨らんでモヤモヤするばかり笑

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    2025年08月17日
  • 屑の結晶

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    ネタバレ

    最後は、まさきさん作品らしくもやもやが残りました。
    楠生は、ずっと子供のままの楠生で、ある意味純真無垢なまま大人になってしまったんだなと楠生の人生を思うと切なくて愛おしかった。うーん、出会ってしまったら救う会のメンバーになっていたかもしれないな笑
    真美と母の物語がどちらかというと、今までのまさきさんの作品らしく感じたが、今回の楠生をめぐる物語も今までと違う感じがしてとても良かったです。
    貴子先生の判断は正しかったのか分かりませんが、貴子先生もまた楠生の思いに影響を受けたのではないだろうか。

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    2025年07月11日