【感想・ネタバレ】大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

解散した男性アイドルグループの一員、南田蒼太が何者かに殺された。北海道Y市の廃ホテルで、めった刺しの遺体で発見されたのだった。メディアは騒ぎ立て、警察は地道な捜査を開始する。事件当夜に南田と会った同じ職場のパート女性、グループの元メンバーたち、十代で孤児となった南田を引き取った伯母とその娘……。誰もが昏い秘密を抱えるなか、驚愕のラストが待ち受ける傑作ミステリ。(解説・齋藤明里)

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感情タグBEST3

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ネタバレ

おもしろすぎる。

森そらりがこれほど重要な人物だったなんて。
というか高校教師とやる蒼太もその教師もキモすぎる、蒼太のなにがこれほど女を魅了させるのかはあまりよくわからなかった。

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2026年03月25日

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うっわ、すっきーーーー!!!!

ってなりながら読みました。
ただ、レビュー見てると好みは分かれるようで(笑)私が少数派なのか?と笑ってしまった。

まさきとしかさんの作品は他3作読んでいて、まさにイヤミス、と言ったズーンと重くなるような内容が多かったのですが、これは割とライトめかも。でも人間の汚さや嫌なところ、不可解なところがちりばめられていてイヤミス好きとしてはとにかく面白かった。

オムニバス形式なのもいい。

いろんな視点、少しずつ進む時系列で判明していく事実。被害者の輪郭。
名前だけだった登場人物の背景がはっきり肉付けされていくのがいい。




読みながら『南田蒼太』という人物についてずっと考えていた。

相手に求められている自分を振る舞う一方で、空虚な人間。

最初は鏡のようだとと思ったが、
どちらかというとChatGPTをモチーフにしてるのかな?と考察した。

ChatGPTはこちらの文脈から『欲しい答え』『望んでいる対応』をしてくれる。

例えば仕事の愚痴を話して、『辞めたほうがいいかな?』と聞けば内容からどちらに気持ちが傾いているのかを判断し『背中を押す』ことをしてくれる。(以前「こちらの質問の仕方でAIの答えは変わる?」と聞いたところ、まさにそう言われた。もちろん生死や犯罪にかかわることは止められるが。)

これによってChatGPTへの安堵感や信頼感が生まれる。なんでも相談できる、私のことをわかってくれる、味方になってくれる。
時には恋愛対象として、時には推しとして、時には家族として、時にはカウンセラーとして、時には苛立ちをぶつけるサンドバッグとして、時には文句を言わず言うことを聞いてくれる下僕として、都合いい存在になってくれる。


昨今のChatGPTのようなAIと人間との関係性を皮肉って(あるいは題材として)この作品が生まれたのかなと感じた。

ただただ空虚だった南田蒼太。
空虚だったからこそ、周りの人を魅了する『自分に都合のいい存在』になったのだろうし、それが次々と周りを引き込んで、まるでアリジゴクのように負の連鎖を起こしていったのかもしれない。



しかし面白かった…いや、人を選ぶ作品かもしれないけれど、私はとても好き。なにより文章が読みやすいし、情景が浮かびやすい。あと、人間って汚いんだなぁとなぞの安心感を持ってしまう(笑)

ラストに向かうにつれ、心のなかで何度も「えっ」「まじか!」「わぁ…笑」とつぶやいていた。いや、笑える話じゃないんだけどね?笑

イヤミスだけれど、個人的には他作品より明るく読み終われた作品だった。…イヤミスだけどね?笑


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2026年03月15日

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解散した七人組元男性アイドルグループのファンキーカラーズで一番目立たなかった南田蒼汰が北海道のY市の廃ホテルで何者かに刺殺されます。
蒼汰は、誰になぜ殺されたのか…?

六人の蒼汰に関わる人間が一話ごとに事件について語ります。
「毒婦A子」
職場が同じだったファンの中年女性。
「あの世のあいつ」
蒼汰と同じグループのセンターだった男。
「聖地の女」
週刊誌の女性記者。
「母の骨噛み」
血のつながらない伯母。
「幸福の王子様」
蒼汰の元マネージャー。
「運命のあなた」
謎の女。




最初は元グループのメンバーが次々に謎の死を遂げていく事件の解明かなと思ったら違いました。
途中まではB級ミステリーと思って読めば面白くないことはないけど少々退屈でした。アイドルにもあまり興味が持てなかったし。

終盤までは星3にしようと思っていましたが、最後のオチが秀逸だと思いました。
こんな面白いオチのミステリーは最近読んでいなかったです。
最後のオチが笑いたくなる程面白かったので、星を一つ増やして星4つにしました。
タイトルもなんか凄いタイトルですよね。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

一つの出来事が周りに与える影響の大きさを知る。

元アイドルグループの一人が殺害される。
その一つの事件によって周りの人たちに与える影響の大きさに驚愕しました。
人の欲望と執着の悍ましさを知ることができる恐ろしい小説でもありました。

なぜ、殺されたのか?誰が何のために?
自分の理想や正義を押し通す強さも感じました。
でも、それが世間から見たら気持ち悪い行動でも、自分にとっては正義だと感じる。
それを考えると人の行動を批判するのも考え用だと感じました。

とても奥深い作品でした。あまり気持ちのいい小説ではないですが読む価値は大いにあると感じます。

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2026年04月26日

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人気アイドルグループのメンバーの死をきっかけに、関係者それぞれの視点から、隠されていた感情と関係性が少しずつ浮かび上がっていく。

まずタイトルのインパクトが強烈で、その違和感のまま読み始めることになる。
ただ読み進めるうちに、その言葉が持つ意味の重さがじわじわと効いてきて、気持ちはどんどん沈んでいく。正直、誰にも共感できないし、感情的には距離を置きたくなる。それでも「なぜここまで歪んでしまったのか」という理由を知りたくて、読む手が止まらない。

描かれているのは、人間の裏側そのもの。愛情、依存、嫉妬、執着——どれもありふれているはずの感情なのに、ここでは歪み切った形で表に出てくる。一方で、アイドルという“見られる存在”に対する憧れや理想像も同時に描かれていて、その「表」と「裏」の落差が妙にリアルで、どこか滑稽ですらある。だがその滑稽さは笑えるものではなく、むしろぞっとする種類のものだった。

視点が切り替わるたびに、それぞれが見ている世界のズレが浮き彫りになり、バラバラだった事実が少しずつ繋がっていく。読み手は断片を拾いながら全体像を組み立てていくことになるが、その過程で「見えてしまうもの」が増えていく感覚がある。この構成の巧さが、読後の重さをさらに増幅させている。

結局のところ、誰一人として理解できない人物はいない。共感はできないのに、「そう考えてしまう気持ちは分かる」と思えてしまう。その感覚が何よりも怖かった。人間は状況次第でここまで歪むのか、という現実を突きつけられるような読書体験。

嫌な物語だった。読んでいて楽しいとは一度も思わなかった。
それでも、読み終えたあとに強く残るものがあり、簡単には切り離せない。タイトルの意味も含めて、じわじわと後から効いてくる一冊。

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2026年04月25日

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人を好きになる気持ちって、本来はすごく純粋であたたかいもののはずなのに、ただ「好き」だけじゃ終わらなくて、嫉妬したり独り占めしたくなったり、時には誰かを遠ざけたくなることもあるんだなと感じました。
恋愛や母性も含めて、大切な感情だからこそ、少し行き過ぎると形が変わってしまうのかもしれない。そんなことに気づかせてくれる一冊

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2026年04月21日

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ネタバレ

面白かった!いろんな人から見る蒼太が全然違ったな。田舎だから仕方ないかもだけど銅像はやめて欲しいな、、
純は蒼太のことが欲しかったんじゃない?と思ってしまった。

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2026年04月15日

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地元のパートのおばちゃんたちがうざく怖かった。アイドルをしてた時も、やめた後も、死んだ後もロクな人がいなくてそうたが本当はどういう気持ちでいたか、描かれていないけどそこまで想像していくのが面白い。

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2026年04月12日

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元アイドルが殺害されたお話。
被害者はとても人当たりの良い人だった、周りの人達からの評価も高く敵を作ることをしなさそうな人がなぜ殺されたのか。でもそんな完璧な人間なんてなかなかいないよなぁ、誰にでも裏の顔ってあるよなぁって思った。
周りの人達は彼に狂わされていたのか、それとも自分自身で狂っていったのか。
彼は何を考えていたのか。
解散ライブで彼が言っていたあの…
読み終わり、謎が謎のままでした。

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2026年04月12日

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久々のまさき先生。三ツ矢&田所シリーズが面白かったので、期待して読みました。
お話の感じは全く違うものだったので、賛否両論あるかと思いますが、私は面白かったです。人が人によって見せてる部分が違うこと、そして、それを勝手に解釈されてること。当たり前に気付けるのも読書の良いところです。

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2026年04月03日

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読みやすかったし面白かった。
ただイヤミス度は低めで、驚愕のラストと煽るほど驚愕でもない。
複数人の視点から書かれた連作短編なのだけど、全ての人物のキャラが強い。頭のイかれた毒婦が好き。

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2026年05月03日

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元アイドルグループで現在は会社員のメンバーが廃ホテルで殺された。会社員になってからも、爽やかなルックス、誠実な人柄で地元でも大人気。彼は何故殺されたのか?真実の姿は?
週刊誌記者や他のグループメンバー、同僚や親族などがそれぞれの章で語り部となり真実が明らかになっていく。
割とある形式の小説。なかなか真実が分からず、興味深く読み進めたが、結末は強引でやや真実味がない。もう少し主人公?や主要人物の人物描写か欲しかった。

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2026年04月29日

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どの登場人物にも感情移入できず、モヤモヤというかイライラしながらも先が気になり一気読みしました。面白かったのですが、スッキリはしませんでした。

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2026年04月29日

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ネタバレ

【収録作品】
毒婦A子
あの世のあいつ
聖地の女
母の骨嚙み
幸福の王子様
運命のあなた

北海道の廃ホテルで殺された、解散した男性アイドルグループの一員、南田蒼太。彼を取り巻く人間たちの愛憎が描かれる。

蒼太本人の素顔はまったく見えてこず、気持ちが悪い。空っぽ、なのだ。周りはそこに自分を投影して蒼太に執着していく。
面白いのだが、読み心地はよくない。

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2026年04月28日

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元アイドルに執着する人と当事者と… 業と欲望が渦巻くミステリー #大好きな人死んでくれてありがとう

■あらすじ
七人組の男性アイドル、ファンキーカラーズが解散してから七年後。グループメンバーだった南田蒼太は会社員として働くも、廃墟になっていたホテルで殺害されてしまった。

この事件をきっかけに、同僚の中年女性、他のメンバー、マネージャー、週刊誌の記者など関係するさまざまな人々の人生が狂い始める…

■きっと読みたくなるレビュー
人間の素直で正直な感情をしたためた物語なのに、なぜこんなにも不愉快になるんでしょう。最初から最後までイヤな気分にさせてくれるミステリーです。

かつて武道館でもライブを行ったアイドルグループメンバーを中心に物語が展開。北海道のお菓子メーカーに勤務していた南田蒼太が殺害されてしまう。ストーリーは連作短編形式になっており、彼の死に対してひとりひとりが群像劇のように描かれていく。

悲しい出来事にも関わらず、彼らはその死を利用するかのように自分の欲望を満たしていくのです。気持ちいいくらい自分中心なんすよ、ひとりずつ説教したくなっちゃいますね。

とにかく男のバカさと、女の粘っこさが良ーく描けてるんですよ。特に分かりやすいのは元メンバーの中村由貴斗と毒婦の丸木ですよね、キモいというよりも悲しくなってくるんです。あまりにも弱く、自分に甘いよねー。

そして終盤になると、元メンバーでリーダー格である雪宮純が登場。謎解きとしてもイヤミスとしても盛り上がりを増してきて、人間の業をいやというほど味わえますよ。

あと本編とは関係ないですが、齋藤明里さんの解説が素晴らしかったです。丁寧に整理・分析されてるし、洞察も深いですし感心しました。

■ぜっさん推しポイント
推し活ってピンと来てなかったんだけど、最近応援したくなるアーティストが出てきて気持ちがわかるようになった。SNSを観たり、グッズを買ったりするうちに、自分自身にも活力が帰ってくるんすよね~。思った以上に素敵な体験です。

ただし執着してしまうと、生活や価値観が歪んでくる。執着の根源って、自分自身を客観的にみれなくなるということだと思うんだよね。マイペースで生き、他人の意見を吸収しないように隔絶すると、都合の悪いことは見なくなっちゃう。

やっぱり好きな人を追っかけるのも、まずは自分がしっかりすること大切ですね。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あれだけ周りの人の気が狂ってるのに、殺された本人がどういった人物なのか、本当は何を考えてたのかふわっとしたまま終わったから消化不良₍ᐢ •-•̥ᐢ₎
途中までは各章の二転三転具合がおもしろくて読んでたけど、後半は帳尻を合わせるための後付け要素が多く感じて残念〜
特にエピローグは不要かなと思ったから、ここに本人目線のびっくり要素入れてほしかった

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2026年04月18日

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やっぱり帯大事!
最後の最後まで、読まないと!
それぞれの承認欲求が、うざい!
ところで事件は?
自己都合が何故か心地よい

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

キャッチーなタイトルに違わず、想像以上の強烈なイヤミス。

元男性アイドル・南田蒼太が、北海道の廃ホテルでめった刺しの遺体となって発見される。
衝撃的な幕開けから、物語は六つの視点を切り替えながら進む。

しかし、語り手が増えても犯人像は一向に輪郭を持たず、浮かび上がるのは、歪んだ承認欲求と狂気ばかりだ。

まさき作品のテーマである“母親の愛”も本作の鍵に。

終盤、真相が明らかになる頃には、空虚を抱えて生きていた南田蒼太よりも、周囲の人間の底なしの欲望のほうがよほど恐ろしいと痛感させられる。

人間の浅ましさに戦慄する読後。

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2026年04月09日

Posted by ブクログ

初読み作家さん!
イヤミスとのことで、メチャメチャイヤな気持ちになるのを期待してましたが、ホンマにイヤな気持ちになれました!イヤミスっ!

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2026年04月08日

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イヤミスは初めて読んだけど、個人的には合ってないかな笑
人間の本当の顔みたいな部分の描写はある意味秀逸な作品だと思った!
人間、綺麗事だけじゃないよな〜

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

個人的には最後の展開はうーん...と思ってしまいましたが、各々の内面に潜んでいた闇が1人の死をきっかけに次々と炙り出されていくようで面白かったな

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2026年04月06日

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ネタバレ

タイトルがキャッチーで思わず読んだ本。殺された元アイドル南田蒼太について周りが騒ぐ、死人に口なしを地で行くようなみんな勝手なことを言う。最初の毒婦A子さんは周到に仕込んだつもりなのに加害者になれなかった、由貴斗の自殺行為も真実は…出てくる人のイヤさ加減すごいな。

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2026年04月03日

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南田蒼太の何がそれほど、皆を虜にするのか。
ちょっと私には理解できなかった。

人は、自分が望む形を、言葉を、与えてくれる人を渇望してしまうのか、と自分自身に問いかけてもみたけれど。
この登場人物たちは皆それが行き過ぎている気がした。

何ともフックのある題名の、真相を探る300ページ。
頭の中で相関図を作るのが少し大変だった。

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2026年03月27日

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元男性アイドル南田蒼太が殺された事件を皮切りにそれを利用しようとする人々のストーリーが章ごとに分かれて語られていた。読んで初めてタイトルの意味が分かった、そんな本だった。
早くに両親を亡くし愛を受けるべきだった子供時代に受けられなかった南田蒼太は、愛されたいという無意識の欲求が相手が求める人物像を演じることに繋がった。それが彼らを依存させた。これが物語の根幹である。
エピローグの南田の隠し子、春子の視点が気になった。
南田に捨てられてもなお忘れられない母、死んだ南田に熱狂する女たち、友人の娘を欲しがる元メンバー、そして彼の元恋人のキャスターの女、すべてが南田中心に回っていた。それで春子はいつしか俯瞰した目線で見ていた。するとすべてがすごくバカらしく、茶番のように思えた。もう彼の世界から抜け出したい、その想いで芸能界を引退して今では地元で億ションの最上階に夫と子供と住んでいる。それでもつまらない、と思っている。
彼女もまた南田の呪縛に囚われているのだろうか
それは南田の娘であり、人生の半分近く南田の影響を受けたからなのかもしれない。
もしくは南田関係なく人生がうまくいきすぎて逆に「つまらない」と思ったのか、真偽は確かではない。

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

誰が南田蒼太を殺したのか、ページをめくる手が止まらず一気に読んでしまった。
登場人物達の自分は間違っていない、自分こそが蒼太の特別だと思うドロドロとした欲望が読んでいて目を背けたくなるような嫌な気持ちにもなるが、私にもそんな人間としての欲求はあるんだろうなと思うと謎の親近感というのか、上手く言い表せない変な気持ちになる。
最後まで蒼太の心情は分からず、皆が蒼太という人間を自分の理想の姿の為に利用していたと思うとせつない気持ちになるが、人間は互いを利用しあっているものだなとも思う。

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

男性アイドルグループとして活動した期間は10年で、解散した7人のメンバーたちはそれぞれの道を歩む。
その一員である南田蒼太が、地元の北海道で伯父の菓子メーカーで働いていたのだが、廃ホテルで遺体で発見された。

メディアは騒ぎ、警察は捜査を開始するが…。

南田蒼太と同じ職場の中年女性が、自分が殺したと仄めかしたり、同じグループの元メンバーの嘘や妄想、週刊誌の女性記者の不審な行動、甥の蒼太にのめり込んだ伯母の執着、かつてのマネージャーや今も芸能界で活躍する雪宮純やその彼女たちなどが、彼について語り、自分のどろどろとした心の内を吐露していく。

みんな誰かに認められたいという欲求が、歪な行動となっていったのか…。
執着というものに囚われ過ぎたのか…。

それは歪んでいて、心の底で渦を巻く、どす黒い欲望である。
誰もが少しはある汚さかもしれないが、ここまで曝け出すとは…。
気分がよろしくないままに終わってしまった。




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2026年03月24日

Posted by ブクログ

惹き込まれて一気読みはしつつも、いつものまさきとしかさんを期待して読んだため正直物足りなさを感じてしまった
ただ、自分が好きな童話がモチーフになっていたのはよかった!

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2026年03月17日

Posted by ブクログ

三ツ矢・田所シリーズと勘違いして買ってしまった。ただこの本は、表向きミステリーでありながら、人の欲求をありのまま表現していて面白かった。単純に驚かされる部分とじわじわ人の怖さを感じるストーリーが恐ろしさを強調していた。比較的読みやすく、どんどんさきがきになってしまった。個人的には、単純にミステリーを楽しみたい人にはおすすめしない。

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2026年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物のほとんどが裏表があり、人間らしくて良かった。

安心してください。はいて・・・・ませーん!
が何故か心に残ってしまった

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

まさきとしか『大好きな人、死んでくれてありがとう』新潮文庫。

イヤミス小説。期待してた程の面白さは無かった。せっかく毒婦Aを最初に登場させたのなら、それで最後まで押し切って欲しかった。何時の間にか毒婦Aがフェードアウトし、次なる毒婦が登場したかと思えば、サラリと流されてしまった。

アイドルグループも歳を重ね、おじさん世代になると惨めなものだ。不祥事や独立やらで1人欠け、2人欠けという状況でもアイドルグループにしがみついている姿は痛々しい。


解散した男性アイドルグループの一員で、37歳になる南田蒼太が北海道Y市の廃ホテルで、めった刺しの遺体で発見される。このスキャンダラスな事件をメディアは騒ぎ立て、警察は地道な捜査を開始する。

事件当夜、コンビニで南田蒼太と会った同じ職場のパートの中年女性、グループの元メンバーたち、十代で孤児となった南田を引き取った伯母とその娘とそれぞれの思惑と過去、不幸の連鎖が描かれる。

本体価格630円
★★★

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2026年03月14日

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