赤羽雄二のレビュー一覧
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ネタバレ【要約】
思考を深めて心を整理し、瞬時に意思決定を下せるようになるための独自メソッド「メモ書き」を解説
①「ゼロ秒思考」とは何か
・瞬時の意思決定能力:
「ゼロ秒思考」とは、目の前の現状を瞬時に認識し、課題を整理し、解決策を考えて、どう動くべきかを即座に意思決定できること
迷ったり思い悩んだりする時間は実質的にゼロになる
・思考と成果は時間に比例しない:
多くの人は「時間をかければ良いアイデアや決断が出る」と考えがちだが、実際には悩んで堂々巡りしているだけで時間を浪費している
考える時間の長さとアウトプット(成果)の質は比例しない
・即断即決できる理由:
優秀なリーダーや経営者が即断即決できるのは、生まれつきの才能ではなく、普段からその問題について考え続け、情報収集や仮説検証(アンテナを張る、専門家とのネットワークを持つなど)を繰り返しているから
②思考力を鍛える「メモ書き」の具体的な方法
ゼロ秒思考を身につけるための最もシンプルかつ効果的なトレーニングが「A4用紙へのメモ書き」
■基本のフォーマットとルール
・用紙と筆記具:
A4用紙を横置きにしクリップボードに挟んで手書きする
紙の大きさが思考の自由度に比例し、図や矢印も自由に書けるため、ノート、PC、スマホはNG
・1件1ページ:1枚の紙に、1つのテーマだけを書く
・(左上)タイトル:頭に浮かんだテーマをそのまま書き下線を引く
・(右上)日付:西暦とハイフンを用いた表記(例:2021-07-21)で素早く記入する
・(本文)4〜6行:
箇条書きで4〜6行書く(最低3行は死守する)、少なすぎても多すぎてもNG
・(各行)20〜30文字:具体的に書くために1行あたり20〜30文字程度にする
・(時間制限)1ページ1分以内:
起承転結などの構成は一切考えず、スピード重視で頭に浮かぶことを書きなぐる
・(頻度)毎日10ページ:毎日合計で10分間のトレーニングを行う
■何を書くべきか
書くテーマは何でも良い
人に見せるものではないため、体裁を取り繕わず、本心をそのまま吐き出す
・今思いついたことや気になること
・仕事や将来の課題、やりたいこと、疑問点
・腹が立ったこと、許せないこと(嫌いな人の実名も躊躇なく書くことで、客観視できるようになり怒りが静まる)
③メモのファイリングと「見直し」
メモは捨てずに部屋に溜めておくことで、その圧倒的なボリュームが「これだけ考え抜いた」という自分への確固たる自信になる
・カテゴリー別に整理:
書いたメモは、寝る前に「コミュニケーション」「将来のこと」「新しいアイデア」など、6〜7個のカテゴリー別のクリアファイルにラベリングして放り込む
・見返しのタイミング:
普段は一切見返す必要はない
3ヶ月後に1度、これまでのメモをザーッと流し読みする
これにより、自分の悩みの傾向や、それらがどう解決されていったかの「軌跡」を客観視できる
6ヶ月後にもう1度だけ見返し、2回見返した後は原則として見直す必要はない
④メモ書きがもたらす効果(メリット)
わずか3週間から1ヶ月ほど継続するだけで、以下のような劇的な変化を実感できる
・頭のもやもやが解消され、クリアになる:
頭の中の考えや感情をすべて紙に吐き出すことで、脳が外部メモリ化され、心が整理されてストレスや不安が軽減される
・思考の深化と行動スピードの向上:
問題の背景や本質、原因を客観的に分析できるようになり、具体的な解決策や仮説を導き出せるようになる
これまで数日かかっていた思考が数時間で行えるようになり、生産性が数倍から数千倍に向上する
・自信がつき、コミュニケーションが円滑になる:
自分が何に悩んでいるのかを把握してブレない自分を作れるため、他者に対して過度に萎縮したり、見下したりすることなく、自然体で接することができるようになる -
Posted by ブクログ
A4紙に"?"で文が終わるようなテーマを1つ掲げ、その文の下にそれに関連して思いつくことを、時間をかけずに次々と書いていくようなトレーニングの手法と、その効果が書かれている書籍。
今の会社に入ることがなければこの書籍には出会わなかったかもしれない、というのも、新人期間は日報代わりにこのトレーニングを10枚分実施することが研修として組み込まれているからだ。
研修の一環でもあるので仕方ない面はあるが、上司に提出することを意識しすぎで頭を悩ませてしまう。
だが、このトレーニングは素早く書くことを重要視している。
なので、綺麗に書こうと意識をしすぎることなく、無意識に近い状態で論理的思考を続けていくことで、日頃から素早く頭が回せるようになるのかと感じている。
実際のところ、所謂ジャーナリングのような感情的な内容もOKであると記載されていたはずのため、表紙や著者の経歴などの"ガチさ"より、圧倒的に気軽に始められるようになっている。
私の場合、業務の一環として行っていることから、チームメンバーが確認をするため体裁やテーマを気にしてしまうが…。
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この本で印象に残ったのは、頭の中をうまくまとめようとするほど、かえって思考が止まってしまうということ。大事なのは、きれいに整理することではなく、感じたことをそのまま紙に吐き出すこと。考える前に書く、その積み重ねで思考が前に進んでいく。
最近は何かあればスマホやPCに入力して済ませがちだったけれど、紙とペンで書くことの強さをあらためて感じた。手早く書けるし、書くことで頭の中が整理され、気持ちも落ち着く。この感覚はやはり手書きならではだと思う。
自分自身、頭の中がごちゃごちゃしがちなので、これは良いきっかけになりそうだと感じた。仕事中はデスクにメモとペンを置き、移動中もすぐ書けるようにしておく。思いついたことや気持ちを難しく考えず、そのまま書き出していきたい。
毎日10ページを目安に続けて、この本をきっかけに「即メモ、即整理、即行動」ができるようになりたい。まずは1か月続けて、自分の課題整理や判断の速さがどう変わるか試してみる。 -
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ネタバレ多くの人は、自分の伝えたいことがうまく表現できなかったり、思考が浅いと思われたりすることに、もどかしさや苦手意識を感じているのではないだろうか。本書『0秒思考』は、これら2つの課題を解決するための「言葉の磨き方」と「思考の深掘り」を実践的に行う方法を紹介している。
まず、言葉の選び方についてだ。具体的には、言葉の本来の意味を正しく理解し、文脈に応じてどのような幅で使われているかを把握して、適切に使い分けることが求められる。
また、「深く考える」とは、特定の事柄に対して直感的に反応することではない。そこに紐づく要素を洗い出し、整理・構造化することこそが、周囲や自分自身が「思考が深まった」と実感するために必要なプロセスである。これらを具体的かつ手軽に行う手段として提案されているのが、本書のメソッドである。
具体的な方法は、気になるテーマがあればその都度書き留め、1つのテーマにつきA4用紙1枚を使い、1分以内に4〜6行で思いつくことを素早く書き出すというものだ。これを1日10枚行う。
この習慣を繰り返すことで、言葉を使う経験値が溜まり、思考を書き出して客観的に俯瞰する力が養われる。さらに、出てきた言葉をさらに深掘りしていくことで、思考の解像度を高める訓練にもなる。自分の外(紙の上)に出した言葉を客観視することは、物事の全体像を掴む訓練にもなるはずだ。
実際に一度試してみたが、1、2枚書くこと自体はそれほど手間ではなく簡単だ。しかし、これを毎日10枚ずつ続けるとなると、相応の負荷がかかる。思考の深さや言葉の運用能力は、一朝一夕で身につくものではなく、日々の積み重ねによって形作られるものなのだと強く実感した。 -
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ネタバレジャケ買い。元マッキンゼーにて勤務していた筆者が実践したメモを活用した思考を深める手法を示した本。一般的には物事を深く考える訓練をしてこなかったのでできなくても仕方がない。
本誌のキモはとにかくメモを活用して物事を掘り下げること。訓練方法としてはA4ノートを横書きにテーマにアンダーバー、横線に考えを次々と書いていく。1ページは4〜6行で2〜30字ずつ程度。ポイントは制限時間1分で行うこと。これを継続していくことで思考力が高まる。結果として決断が早まるというもの。
この本を読んで、アウトプットにより気持ちが整理されるメリットや頭の回転を早くするトレーニングになると思った。一方で筆者はこのメモを廃棄しないらしく、膨大なメモを保管している点にはやや引いてしまった。
すぐにでもできるのでまずはメモを書くところから始めようと思う。行動変容をもたらしたことから4とした。 -
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マッキンゼー式 人を動かす話し方
著:赤羽 雄二
物事が進まないのは、話し方が悪いから。
相手以上にこちらの話し方や接し方、話の展開の仕方に問題点があることが多い。話し方は、意外に努力しづらい。
話し方というより、話す前にどういう準備をしておくか、話すときにはどうアプローチするか、話し終わったあとどうフォローするか。話し方そのものと同じくらい、話の前後が大切である。
本書は、話し方のノウハウを「仕込み・仕切り・仕上げ」とう形で以下の5章から構成されている。
①最速で人を動かす話し方とは
②「仕込み」話すまえに勝負は決まっている
③「仕切り」共感で、相手を動かす
④「仕上げ」すべての手段を使ってフォローする
⑤自分の考えがあるから、心に響く
コミュニケーションは相手あってこそのものであるが、問題があるとすれば基本的に自己の改善により、進展することが多い。本書では、話し方ではなく、前・途上・後の3点に分けてわかりやすく説明されている。
そして、コミュニケーションに一番大切な視点や目線は自分軸ではなく、相手の目線を意識した構成となっている。
ただ単に相手に合わせて迎合するのではなく、自分軸もしっかり持ち、コミュニケーションにより相手にとってのプラスを意識しながら、行動につながる働きかけ方が体系的に記されている。
相手軸ではあるもののしっかりと内省を経て展開されるメソッドは応用できると自分自身も納得感の高いコミュニケーションスキルとして活用ができる。 -
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ゼロ秒思考のメモ書きを、休み休みやっていて、それでも少し効果を感じる、ということで同じタイトルを冠する本書を手に取った。
即断即決、即実行の有用性と、そのためのトレーニングが書かれている。
メモ書きもその1つ。
書いてる内容を見ると、職場のデキる人との共通項が多く、なるほどと思わされた。
個人的に取り入れていこうと思ったのは下記6つ
・何についても3つ以上のオプションを出す
・2×2のフレームワークで評価する
・質問されそうなことのピックアップと3つ以上の回答を準備
・日常の小さいこと(お昼何食べるとか、休日何するとか)から、即断即決、即実行を心がける
・締切までにPDCAを回す
・目標→達成のために何が起こると嬉しいか→それを起こすための1歩・2歩手前にどうするか?を考える
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仕事の「速さ」が上がると、成果を生み出す時間が短くなり、生産性が向上する。
仕事の「早さ」が上がると、先手が打てて下準備ができ、無駄な時間を減らせて好循環に入りやすい。
また、PDCAを何度も回せるために業務の質が上がり、精神的な余裕も生まれてやる気も高められる。
こういったメリットを目的に、著者がマッキンゼーで学んだ仕事のスピードを上げるノウハウを紹介がされている。
(印象に残った内容+感想)
①「仕事のスピードを上げる改善点は無限にある」
社内アドレスの登録、資料のテンプレート作成など、効率化できるとは思いながらも手をつけられていないことが多くある。その一瞬は時間がかかっても、それ以降の時間を生み出すものとして気づいたらすぐに解決するようにする。
②「その日にやれることは全部前倒しする」
残業時間を減らせと言われるが、仕事の全体像がわからない業務は前倒しで進めておきたいために残業してしまうことがあり、バランスが難しい。ここに関しては会社や部署の方針も絡むため自分のやり方と上司の方針を擦り合わせる必要がある。
③「仕事の全体像を掴み、二度手間を避ける」
初めての仕事なのに周りにあまり相談せず進めてしまい、二度手間になったことがある。自分が全体像を見えていないことを自覚し、経験者に全体像と落とし穴を確認しておくことを徹底したい。