仁木英之のレビュー一覧

  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―

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    シリーズ物3作目。

    以前よりもムフムフ感はなくなったものの、痛快なストーリーはそのまま。
    劉欣の話も、完結するのかと思ってたら、続くんですね。楽しみが増えたからいいけど。
    薄妃は残念といえば残念なのかもしれないけど、こればっかりはしょうがないのかもしれない。どうしようもできないし。でも、その後の薄妃の行動はダメですね。こういうのがあるから女性って怖って思っちゃう。まー、女性が「女はこえーよ」って言ってる時点で気づいてるけどね。

    僕僕先生と王弁の旅自体は仲間を増やしながら、広州へとたどり着いたわけですが、いいなー。中国は北京西安付近しか観光したことないので、この小説で軽い中国旅行してる気

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    2012年01月23日
  • 薄妃の恋―僕僕先生―

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    前巻を読んでファンになりました。
    ほのぼのとしていて好きです。
    僕僕、王弁以外の登場人物?もそれぞれ個性的で物語を楽しくさせてくれます。
    次巻が楽しみです。

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    2012年01月08日
  • まほろばの王たち

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    二度目ましての作家さん。

    神と人と妖が共に暮らしていた時代・・・
    里には人を喰らう鬼が出て、山の神は姿を消し・・・
    山の民 VS 里の民という物騒な雰囲気が漂い
    真相が見えないままに双方が疑心暗鬼に陥っていた。

    役小角は、混乱を巻き起こして、何かを先導しようとする
    陰の存在に気付いていた?

    ワックワクの古き神を巻き込んでの冒険ファンタジー。
    楽しかったぁ~
    そして、アニメ:モノノ怪の原作者だったぁ~
    (〇o〇;)

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    2026年04月26日
  • 僕僕先生

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    ネタバレ

    私の好みにバッチシでした◎
    でも、舞台が中国唐代という普段あまり馴染みがない設定がとても新鮮でした。
    その反面自分の知識量のなさが悔しかった。

    師匠:僕僕先生はいたずら好きで人間らしい一面もたくさんあって身近に感じるのに、次の瞬間には主人公かつ弟子:王弁の知らないことを悟り、どこか淡白な仙人に変わってしまう。
    それがまた切なくて切なくて……。
    王弁と一緒に僕僕先生の言葉にいろんなことを考えさせられました。

    あと物語で描写されてる仙界が美しく魅力的で惹き込まれました。
    シリーズ揃えて読みたいなぁ。

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    2025年08月28日
  • 真田を云て、毛利を云わず(上) 大坂将星伝

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    黄母衣衆森吉成の嫡男で後に秀吉の名で毛利姓に変え、豊前毛利家の礎を築く毛利勝永の物語。上巻では幼少期から朝鮮の役後の豊臣恩顧の武将たちによる三成襲撃までが描かれている。大阪の役まであまり歴史上では出てこない毛利勝永の一代記。上巻は青年期の秀吉始め著名な武将とのやり取りが描かれていたが、下巻がより気になる。

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    2025年03月02日
  • さびしい女神―僕僕先生―

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    4作目は、初の長編(いままでは、基本連作短編集)。
    前作の後半で一行に加わった蚕嬢の故郷で、旱を引き起こすために孤独に封印されていた「さびしい女神」をめぐるストーリーは、今まで以上に壮大で、王弁が今までになく頑張る、時空を超えて冒険する。彼の精神的成長ぶりが読みどころだ。
    ただ別に彼が特別なパワーを手に入れて事件を華麗に解決!という話ではない。王弁にあるのは力ではなく縁だから。

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    2024年07月19日
  • 胡蝶の失くし物―僕僕先生―

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    シリーズ3作目。
    初っ端から視点人物として暗殺者が登場し、もしかして殺伐としてしまうのか…と思ったが、概ねいつものとおりの、不思議とのほほんとした唐代中国南部紀行がつづく。いや起こっていることはちゃんと殺伐か。

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    2024年07月19日
  • 薄妃の恋―僕僕先生―

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    青年が美少女に心底惚れ込んでいるものの、美少女の側は満更でもない感を出しつつもいなす…というパターンは割合珍しくもないが、女性の側が道士で師匠だ、というのが、そういう「乳繰り合いかねない関係」を陳腐でなくするし、2巻目にしてそのやり取りがシリーズの魅力だと、はっきりと出してきた感じ。飄々とした人の会話、読んでいてクセになる。

    前作は長安から世界の果てまでひとっ飛びしたが、本作では「ゆったり江南都市巡り」といった趣で、料理と酒もフィーチャーされ、旅小説感もよい。オトナな関係を王弁に見せつけてきた新キャラ・薄妃の登場と同行が2人の関係性を変えそうで全然変えないのも悪くない。

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    2024年04月29日
  • 僕僕先生

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    wikiにはファンタジーノベル大賞受賞作に珍しく「ライトノベル的」だと評されていたが、キャラや展開のテンポで魅せるライトノベル的な話…ではなく。鷹揚に構えつつのほほんとしているけれど、中国モノの骨太さもある、読んでいて気持ちの良い文章だな、と思う。
    もちろん、僕僕先生はじめとするキャラクターも魅力的なのは間違いなく。
    続編以降も読んで、彼らの旅と王弁の仙骨がどうなるのかを追っていきたいと思った。

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    2024年04月14日
  • モノノ怪 執

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    アニメの大ファンだったので、スピンオフ小説は嬉しい。しかし、やっぱり映像あっての魅力なのかなとも思った。第二話の会津の話が一番面白かった。

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    2022年06月19日
  • レギオニス 勝家の決断

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    森可成が藤吉郎と比べて悔しがった時、勝家は

    我らが攻めている城は藤吉郎が落とした城とは異なる。守っている将もその器量も違う。異なる戦場で誰かと比べることは何の意味もない

    下社の人たちの命を第一に考え領土を大きくしようとおもっていないその言葉に胸を打たれる。
    この人の書く勝家の行動は好きになる。

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    2021年12月05日
  • 神仙の告白 旅路の果てに―僕僕先生―(新潮文庫)

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    え? え? なんでこう言うことになってるの? と言う戸惑いが読んで真っ先に浮かんできた。

    僕僕先生と王弁くんの長い旅が終わり、長安に戻ってきたはずなのに、彼が不可思議な眠りに陥り、それを目ざめさせるために薬種を求めに行く僕僕の前には、様々な相手が立ちふさがる。
    今までは敵と言ったら王方平やラクスぐらいだったけど、三国志や西遊記の英雄たちが立ちふさがる展開。
    なにやら、大きな争い事に巻き込まれているような、勘違いのようなそうでないような、良く分からない状況。
    そりゃあ、なんで? と思うだろう。
    その争いは、ある意味、僕僕先生と言う存在自体の謎に関わる事なんだろうけど、過去のことは本編ではあまり

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    2021年11月06日
  • レギオニス 勝家の決断

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    本能寺の変は呆気ない扱いで、最後まで柴田勝家を追いかける内容。例え攻略して得た土地でも住民のことをよく考え、また配下の者たちにも必要以上に配慮する人格者として描きられていた。
    一方でどうやら仁木氏は秀吉に対して否定的な感情を持っているようだ、と感じます。
    歴史小説は誰の立場になって書くかによって物事の見方が180度変わるので、珍しい勝家目線の作品は最後まで興味深く読めました。

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    2021年09月16日
  • 恋せよ魂魄―僕僕先生―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    王弁のやれることがどんどん増える。
    本人は増長することもなく、そのときにやりたいと感じたことを一生懸命にやっているだけなので感じが良い。

    ここまでシリアスな場面でも登場人物(特に善人)の死はあまりなかったので、今回少し毛色が違うと言える。
    特に劉劤の死は途中からフラグたってたとは言え、しんどいね。
    はじめは先生と王弁の旅についてくるのを邪魔だと思っていたけど、いつの間にか主役級の活躍をするようになってしまっていたね。

    デラクはFF9の女王の姿が脳内で描かれていたがそれほど違ってはいないはず。

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    2021年06月27日
  • 仙丹の契り―僕僕先生―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    王弁くんの成長著しい本作。
    物語が終盤に向かっているのを感じる。
    自分は先生とのいちゃいちゃを見ていたいだけなんだけどね。

    今後、長安では胡蝶との戦いを控えているので仕方ないところではあるんだけど、メンバーが戦闘要員ばかりになったのは少し残念。ソウガコウちゃん可愛かったしね。薄妃さんはもて余している感じだったで妥当。

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    2021年06月13日
  • レギオニス 勝家の決断

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    柴田勝家は、引き立ててくれた信秀への恩義を思い、織田弾正忠家のために尽くしてきた。野心などなく、出し抜かれ、裏切らながらも、最後は、お市と悲壮感なく、死を前にして重苦しさなく、最後を迎える。
    ある意味、なんと思い切りの良い、素晴らしい武将であることか。

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    2021年06月11日
  • レギオニス 秀吉の躍進

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    美濃を征したあと、足利義昭を奉じて入京した織田信長。信長の信頼を取り戻し、柴田勝家は先鋒を命じられ、家中で存在感をましていく。
    本願寺門徒、浅倉、浅井を制圧し、柴田勝家は、ついに越前一体を信長より任せられ、国持大名となる。

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    2021年06月10日
  • レギオニス 興隆編

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    柴田権六勝家が、織田信長の弟勘十郎信勝の傅役を言いつけられ、桶狭間にて織田信長が今川義元を討ち取るまでを、柴田権六勝家の視点にて描く。
    兄弟間の確執、今川から勝家への調略の誘い、盲信的にただ忠義を尽くすのでなく、自らの一族、下社衆をひきいる土豪の棟梁としての、新たな視点で、物語は進展。
    非常に面白い。

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    2021年06月08日
  • レギオニス 信長の天運

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    権六の控えめな性格や、地味だけど優しさと強さがある交渉術が魅力的です。
    今まで柴田勝家の人となりに関する知識が全くなかったので、どこまで伝承に基づいた内容なのか気になります。

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    2021年06月04日
  • 僕僕先生 零(新潮文庫nex)

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    読む順番を間違えたかもしれない。

    僕僕先生のクライマックス前に読んでおくと、ラストの話がより楽しめます。

    蓬莱山の麓にいた頃の僕僕先生はこんなキャラクターだったんですね。もはや別人です。

    ストーリーに振れると、これまで以上に神仙と人間の違いに触れています。人間とは何なのか?常に不十分で限られた命しかもたない身にあって、誰しもがもってしまう考えとは何なのか、いつもながら手を止め一考してしまう作品ですね。
    そして、万能であるはずの神仙も、一枚岩ではない。このほころびが数千年、数万年後の王弁に降りかかると思うと、世界の深みが一層増すというものです。

    あと一冊、楽しみます。

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    2021年05月23日