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唐代、父の財産に寄りかかり安逸を貪っていた王弁は、ひょんなことから地元の里山に住む仙人に弟子入りすることになってしまった。僕僕と名乗るその仙人、しかし容姿は少女の形で……まだ生きる意味を知らないニート青年が、英雄豪傑や魔物と交わりながら人智の及ばない世界に触れる旅を描いた、大型新人の超快作!
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Posted by ブクログ
古代中国。王弁という名の青年が、父親の財産で働かなくても一生食べてお釣りが来る事に気づきニートになる。そのニートが仙人に出会うことから旅が始まるストーリー。シンプルに羨ましい。 太平楽がウリの王弁には仙人になるための仙骨(精神を支える骨)がないが仙縁(仙人とのご縁)がある。この仙人、見た目は美少女だ...続きを読むが中身はおっさん、つかみどころのない不思議な魅力でいっぱいの僕僕。長生きし過ぎて名前を忘れたから一人称のボクからとって僕僕という。仙人らしくない人間好きでお節介な彼女が世界を旅して神々や人間たちの揉め事を解決に導いてゆくファンタジー物語。はたして王弁と一緒にいられる策はあるのか?
僕僕先生という仙人(美少女)と王弁というニートが繰り広げるほっこりする癒し系のファンタジー。 文体も伸びやかで、話ものびのびとした印象だった。この文体非常に好きだ。 ただ忙しくて二〜三日で一冊読むという目標を果たせず、途切れ途切れに読んでしまった。 王弁は聡明なのだが繊細で、世の中そのものが耐え難...続きを読むいタイプ。 母の死、父の浮気。辛い科挙の勉強。そしてその果ての「自分が稼がなくても大丈夫なんだ」と知った瞬間。 殴られるより打たれるより、どんどんと「自分は不要だ」「自分の努力は徒労だ」と分かっていく時の傷というのは深く人を腐蝕させていくものがある。 そんな彼を救ったのが僕僕なのだが、僕僕もなかなか過去に大きな傷を背負っているようだ。 だが、そんなことよりもこののんびーりしたまったりした、飄々とした冒険ファンタジー、好きである。お気に入りになりそうだ。
個人的にはこういう話好きです。ましてや美少女の仙人なんて・・・全体にほんわかしているところが仙人っぽいですね。
超越した力を持ちながらも愛らしく悪戯っぽい少女然とした仙人と、お気楽でうだつが上がらないが運と素養と憎めない一途さのある男子の冒険ストーリー。 毒のない世界観が微笑ましく心地よい。登場人物それぞれを丁寧に多面的に、ときにギャップのある側面を見せながら描くから、非常に引き込まれやすくスルスルと読めます...続きを読む。恋心も垣間見えて展開が楽しみになります。
既に250件以上のレビューが有るので、箇条書きで簡潔に。 ・中国の1000年以上前?を舞台背景として利用している。 ・個人名とか地名とか、最初はとっつき難かったが、段々と惹き込まれる。 ・いわゆるツンデレか?、外見は少女で実は数千年以上の単位で生きている仙人が主人公。 ・茫洋とした青年(22歳からス...続きを読むタート)も主キャラ。 ・精神面・人間的に成長しつつ、微妙な距離と関係で仙人少女との距離が縮まっていく。 ・終盤での展開が早い!(この1冊でストーリー終わるのか?と心配になった) ・中国らしい歴史展開や人間関係、的な表現も多々あり(現実よりは大分薄めに描写していると思うが)、ファンタジーなのに ”現実にありかも?” 的な気分になるのが面白い。 ・最後の数ページの展開は特に劇的。とは言え控えめな表現が、余計に想像を掻き立てる。 もともとは、かみさんが持っている本なのだが、読んでみて良かった。
おもしろくて、一気に読み終えた(^^) でもここで完結でもいいように思えて、シリーズ作品を読むかは現時点では微妙…といいつつ結局読むとは思うけど、すぐではないかもしれないな。
超絶胸きゅんらぶすとぉりぃ。 時代とか関係なかったです、恋に。 ましてや仙人と人間の恋とか…っ。 っていうか、文章が鮮やかでキラキラしてました。瑞々しくて、とっても素敵な言葉だらけです。 続編もぜひ読みたいと思いました!
wikiにはファンタジーノベル大賞受賞作に珍しく「ライトノベル的」だと評されていたが、キャラや展開のテンポで魅せるライトノベル的な話…ではなく。鷹揚に構えつつのほほんとしているけれど、中国モノの骨太さもある、読んでいて気持ちの良い文章だな、と思う。 もちろん、僕僕先生はじめとするキャラクターも魅力的...続きを読むなのは間違いなく。 続編以降も読んで、彼らの旅と王弁の仙骨がどうなるのかを追っていきたいと思った。
優しいファンタジーです。 中国☓ファンタジーとは、私の読書遍歴ではついぞ合体しづらいテーマでした。ファンタジーといったら、ヨーロッパ・北欧・中世のイメージだったからです。 なので、巻末に「日本ファンタジーノベル大賞受賞」と書かれていたときには?どんなものやら見当がつけづらかった。 過去の読んだこと...続きを読むがあったのは、田中芳樹さんの纐纈城綺譚 (こうけつじょうきたん)くらいです。これも挿絵が私の好きな藤田和日郎さんだったから買ったわけで、それくらい肌に合うかわからない作品でした。 さて、どうだったか。というと、優しく、2人の心の機微を描いてくれる作品でした。生き死にでスパイスをつけられるのに、少し辟易してきたのでしょうか? そういった描写なしに、唐の時代を舞台に人の世と、神の世、そしてその間に存在する仙界を語る口調に好感がもてます。 実は地名もファンタジーにあっているのかもしれませんね。何しろ実在の地名を言われてても、現実味が少し弱いですから(そう考えると、中国という地は私にとって、歴史的な地であると同時にファンタジックな場所かもしれません) 僕僕先生と王弁の可愛いやり取りに心が癒やされました。 二巻以降も刊行されているようですね。じっくり読ませてもらいます。
個人のブログで興味を持って購入。 美少女が好きなので面白く読めた。 2巻目以降、どんな変化が起きていくか気になるので続編も買うと思う。
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