やなせたかしのレビュー一覧

  • 絶望の隣は希望です!

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    やなせたかしさんは本当に多才な人だった。


    なんのために 生まれて 何をして 生きるのか
    こたえられない なんて そんなのは いやだ!

    今を生きる ことで 熱いこころ 燃える
    だから 君は いくんだ ほほえんで

    そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
    たとえ 胸の傷が いたんでも
    ああ アンパンマン やさしい 君は
    いけ! みんなの夢 まもるため

    何が君の しあわせ なにをして よろこぶ
    わからないまま おわる そんなのは いやだ!

    忘れないで 夢を こぼさないで 涙
    だから 君は とぶんだ どこまでも

    そうだ おそれないで みんなの ために

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    2025年09月30日
  • 新装版 わたしが正義について語るなら

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    ・正義はある日突然逆転する 逆転しない正義は献身と愛 正義が何かと定義するのは難しい 戦いは正義同士から起こっているんじゃないか

    ・善良な人も全部まっしろではない 人間のそういう部分を体現したのがロールパンナちゃん

    ・赤ちゃんは先入観も欲もなく、すべての権威を否定する、純真無垢かつ冷酷無比の批評家

    ・愛と勇気だけがともだち 戦う時はひとりで 友達をまきこんじゃいけない

    ・好きなものを選んで その他の武器も鋭く懸命にがんばれ

    ・時は はやく すぎる
     光る 星は 消える
     だから 君は いくんだ
     ほほえんで

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    2025年09月28日
  • アンパンマンの遺書

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    『あんぱん』がよかったので読みはじめたが、フランクな言葉でユーモアがあって読みやすくても戦前生まれの人の話は深みがある。50歳過ぎてアンパンマンが生み出され、70歳手前でアニメ放送開始とは遅咲きに思えるが、それまでもマルチな才能は発揮されていたようだし、なにより人に恵まれているのはやなせたかしの人間性の良さなのだろう。終盤はタイトルのとおり遺書のようで、とくに文庫のあとがき的な章は亡くなった年に書かれたものというのも感慨深い。

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    2025年09月27日
  • やなせたかし みんなの夢まもるため

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    ネタバレ

    やなせ先生は、戦争や家族との別れを度々経験して、本当に苦しいこととは何か本当にうれしいこととは何かを身をもって体験されたのですね。
    「悪人を倒すことよりも、弱い人を助け、ひもじい人にパンを一切れ分けてあげるほうがはるかに正しい」
    私の知りうる限りのやなせ先生の私の多くには
    「生きていることが幸せ、幸せを感じるのは生きているから」
    のようなテーマが込められているように思えます。
    本当のやさしさとは
    本当の正義とは
    本当の幸せとは
    なんなんでしょうか。
    やなせ先生は「自己犠牲のない正義なんて、ありえない」とおっしゃっています。

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    2025年08月31日
  • 愛の人 やなせたかし

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    旅行で高知を訪れた際に立ち寄った本屋さんで、やなせたかし特集が組まれたコーナーに置いてあった本。表紙のイラストに惹かれ、自分への旅のお土産として購入しました。

    やなせ先生の優しさと、小手鞠るいさんのやなせ先生への愛が、本から溢れそうなくらいたくさん詰まっていて、1ページ1ページ大切に読み進めたくなる本でした。

    アンパンマンを最初に認めたのは誰か?
    優しい気持ちで、何度も胸がいっぱいになりました。

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    2025年08月26日
  • アンパンマンの遺書

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    朝ドラの影響もあって読み始めた。

    漫画家を志して独立したやなせさんが、あらゆる仕事をして、一つに絞れないことを悩みながらもアンパンマンに辿り着く姿に元気付けられた。

    自分自身が同じような状況にあるから。
    手当たり次第とまでいかないが、垣根をつくらずやっていこう。

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    2025年08月14日
  • 愛の人 やなせたかし

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    ネタバレ

    小手鞠るいさんが、やなせたかしさんについて書いた本。やなせたかしさんの詩も多く掲載されている。
    児童小説家の小手鞠るいさんを前から知っていたが、デビューして成功するまでに長い時間がかかり、苦労したことはよく知らなかったし、やなせたかしさんとの関わりについても知らなかった。
    小手鞠るいさんは、やなせたかしさん主催の詩とメルヘンに衝撃を受け、その後、詩を投稿するようになる。掲載詩の常連となり、サンリオから詩集を3冊出す。ある時京都に来たやなせたかしさんと永田萠さんと出会い、そこからずっとお付き合いは続く。やなせさんは先生、永田さんは友人。
    やなせたかしさんの詩にはどこかしら寂しさが漂い、小手鞠るい

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    2025年08月13日
  • 新装版 わたしが正義について語るなら

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    日曜日に3歳の娘とアンパンマンこどもミュージアム行ったら、本当に多くの子ども連れで賑わっていた。時代を超えて子どもたちに愛されるアンパンマンの普遍性とは何か、それを知りたくてこの本を読んだ。

    著者のやなせたかしさんが、戦争に行ったり、日本橋三越の宣伝部で働いたり、「マンガ家」を名乗りながら実際はマンガを描かずに色々な頼まれ仕事をやったり。そんな具体的な生活描写から、アンパンマンを描くに至る考え方の背景が浮かび上がってくる。

    どんなにかっこいいヒーローも、お腹を空かせた子どもに直接ご飯を与えることはしない。ある「正義」はすぐに逆転して悪になる。戦争における「正義」とは違う普遍的な正義は、目の

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    2025年08月11日
  • やなせたかし おとうとものがたり

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    朝ドラから、弟の人生について気になって選書。

    やなせさんと弟の日常の思い出や、生死について深く考えさせられた。

    当たり前だと思うことが当たり前ではないことを
    感じながら生きなければならない。

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    2025年08月04日
  • 新装版 わたしが正義について語るなら

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    絵本やアニメでおなじみの『アンパンマン』の作者・やなせたかしさんが正義について語った子ども向けの哲学書。展覧会を観に行ったことをきっかけに読んでみた。

    幼いころから身近にあって、あまり深く考えたことのなかった"自分の顔を泣いている子に食べさせるアンパンマン"像。海外の人からは、カニバリズムのアニメと気持ち悪がられると最近聞いたけれど、アンパンマンが自分の顔(=食べ物)を差し出すことへはやなせさんの戦争体験からの深い意味があったのだなと気づかされた。

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    2025年07月27日
  • やなせたかし おとうとものがたり

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    先日高知県のやなせたかし記念館に行った時に 何冊か買った内の1冊で、近くの本屋で買えばいいのになんとなく高知県で買いたかった笑
    NHKの朝ドラ「あんぱん」の内容と、当たり前ながらリンクする部分もあり、どハマり中の私は読みながら「千尋...」と悲しくなった。
    「たら」は考えても仕方がないけど どうしたって考えてしまう。

    もしもお父さんが生きていたら
    もしも弟が生きていたら

    もしも戦争がなかったら

    ただそうなると、アンパンマンも生まれてなかったかもしれないな、となんとも複雑な気持ちになる。

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    2025年07月25日
  • アンパンマンの遺書

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    やなせさんのちょっと自虐的で、素直な文章に心打たれました。

    人生の付録が本誌より豪華なこともある。
    本当の正義というものはかっこいいものではないし、そのために自分も深く傷つく。
    …など、印象に残る部分がたくさんありました。

    やなせさんは自分の容姿のことを気にされていたこともあったようですが、容姿も心も含めて、やなせさんという一人の人間、存在が、とても素敵だなぁと思いました。

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    2025年07月23日
  • アンパンマンの遺書

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    『手のひらを太陽に』『三越の包装紙』の作詞者、作者でもある戦中派のやなせたかしさんの風変わりなホップ・ステップ人生を語る人生模様の書籍です。

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    2025年07月21日
  • 何のために生まれてきたの? 希望のありか

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    アンパンマンを史上最弱のヒーローととらえたことはなかった。正義の味方は傷つきやすい。人生は「運・鈍・根」絶望せず、やり続ければチャンスはきっと巡ってくる。そのチャンスを活かせるかどうかだ。やなせ先生の人生哲学の一端を心に刻み、ちょうどアンパンマンに興味を持ち出している息子にも伝えていきたい

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    2025年07月16日
  • ボクと、正義と、アンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのか

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    読みやすくて一気読みした。やなせさんの哲学的な部分を少し知れて、感動した。丁度、いわさきちひろさんとアンデルセンの展示を見た直後だったから、古典のメルヘンの話はなるほどと思った。アンパンマンの明るく、しかし哲学がしっかりある歌に元気を貰える理由が分かった気がした。

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    2025年07月10日
  • 新装版 わたしが正義について語るなら

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    朝ドラ「あんぱん」を現在進行形で見ているいま、この本を読めてよかった。
    ドラマの出来事と、この本でやなせさんが語られていることがリンクして、より実感としてやなせさんの考えが沁みてくる。
    アンパンマンの創作裏話は面白く、自分の進路や天職が見つからなくて悩んでいる人に読んでほしい。
    「アンパンマンのマーチ」の歌詞に込められた思いを知って感動する。
    歌詞の意味を気にしないで歌ってしまうくらい、日常にある歌だけれど、この本で語られるやなせさんの体験や思いを知ってから歌詞を見ると、じんと胸が熱くなる。

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    2025年06月28日
  • やなせたかし おとうとものがたり

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    ネタバレ

    朝ドラ「あんぱん」を観て、おとうととの詩集があることを知り、さっそく購入した。本の紹介には「18編の絶唱」とある。22歳で海に散った弟を、詩と絵で綴ったものだという。

    まず表紙の絵に、胸が締め付けられる。弟がもういないことへの悲しみが伝わってきて、思わず涙が出る。兄弟って、小さいころは絶対的に年上の子が大きくて、下の子は頼りなく小さい。この表紙のように、はっきりとした身長差がある。下の子は、なんでもできるお兄ちゃんやお姉ちゃんを見上げて、絶対的な信頼を寄せ、頼りにしているものだ。やがて成長して、下の子が上の子の身長を追い越したり、立場が逆転することもあるけれど、この年齢差からくる身長差は、幼

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    2025年06月27日
  • ボクと、正義と、アンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのか

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    自分は才能もなくて目立ちたくない…と言いながら
    やりたい事は全部やって編集、漫画、デザイン、イラスト
    歌や司会の人の前に出る仕事も。何でかなぁなんて言っているところが可愛らしい
    子供に向ける目線が、どこまでも優しい
    アンパンマンや詩に滲むお人柄

    子供の頃は自然に触れ、都会の洗練をうけ、海外に行くがいいと書かれていてそれは納得。
    中学生の時の芥川龍之介に憧れて包帯巻いてみたり文学ばかり読んで勉強しなかったり厨二病っぷりが面白すぎる

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    2025年06月20日
  • やなせたかし おとうとものがたり

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    扉に書かれた「弟よ 君の青春はいったいなんだったのだろう」という言葉が、じわじわと心に染みていく感じがしました。

    淡々と綴られた詩のなかに、やなせたかしの生い立ちが書かれ、弟への思いがあふれていました。

    事実があまりにも悲しくて、余計な言葉はなくてもその思いが伝わってきました。

    「戦争は大嫌い」と公言していた理由が、よくわかりました。小さくてかわいい弟、大きくなってからの弟。どちらもやなせたかしにとっては、大切な弟だということが、すごく伝わってきました。

    カラフルなアンパンマンも大好きですが、この本の白黒のイラストも、とてもよかったです。

    〈目次〉
    父の死
    母とのわかれ
    夏の川で

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    2025年06月12日
  • やなせたかし おとうとものがたり

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    ネタバレ

    やなせたかしさんの絵と詩は、子供の頃から好きだったけれど、この詩集の存在は初めて知った。
    弟さんへの愛情、思慕、悔いがヒシヒシと伝わってくる。
    やなせさんの詩と絵が、細かな憧憬を思い起こす。
    弟さんが亡くなってからの長い、70年弱の時を辛い思い、温かな思い出を心にしまいながら生きてきたのか。
    今、あちらで再会出来ているだろうか。
    どうか、そう思う。

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    2025年05月27日