門倉貴史のレビュー一覧
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自分自身がニュースの中でも、特に数字に過敏になったのは、○○シーベルトや△△ベクレルが頻出した、原発事故の頃からか。報道でも仕事でも、根拠となる数字が示されると、それを元に一見合理的な判断が出来たような気になる。
ところが本書では、判断基準として、分かったつもりになっている数字の根拠が、想像以上にあいまいであることが説明される。
「数」「選び方」次第では白が黒にもなり、数えられないものも無理やり数える事がある。さらに「気の持ちよう」で意味が変わることもあるらしい。さらに「科学的」という言葉に踊らされ、「調整」という名の操作、結論ありきの試算があると。
「ポスト真実」や「ご飯論法」にイラ -
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本書は、所得格差の拡大により増加の一途をたどる低所得層をターゲットにした「貧困ビジネス」の問題を指摘し、その打開のための方策を提示している。
貧困層を取り巻く環境は、90年代後半から2000年代前半の「就職氷河期」以降悪かったわけだが、2008年9月に起きたリーマン・ショックをきっかけにして、より一層深刻化することになる。企業の人員整理、非正社員雇用を増やすなど貧困層はさらに増加している。
そんな貧困層をターゲットにしたのが「貧困ビジネス」である。「貧困ビジネス」にも光と影の部分があるそうだ。バングラデシュのグラミン銀行やマイクロ・クレジットのビジネスのように貧困層からの脱却を手助けするビ -
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本のタイトルだけみると、アンダーグラウンドの世界の話ばかりかと思ってしまうが、れっきとした経済の本である。
まず、日本の税制について説明し、なぜいわゆる高額所得者は会社を作りたがるのか?を説明している。次に、所得がほぼすべて把握されているサラリーマンにたいして副業のすすめをしている。しかしながら、副業を本業にしてしまわないようにと釘をさしている。何だかんだと言ってもやはり、サラリーマンは色々と守られているのだ。
節税を通り越し脱税に関連して、地下ビジネスの話が出てくる。ここでようやく本書のタイトル通りの内容になってくる。
最後に、大増税時代を迎えるであろう日本の導入すべき税制として「支出 -
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ネタバレテストステロン エストロゲン プロゲステロン...男と女のホルモン
ミラーリング効果...好きなら真似しろ!
ピーク・エンドの法則...合コン必勝法!
ジャネの法則...年取ると1年が早く感じる
プラシーボ効果...薬じゃなくても言われたらその気になる
アビリーンのパラドックス...アビリーンに行こう!!
ハーディング効果
決定回避の法則
カクテルパーティ効果
バーナム効果
ベンフォードの法則
ドーパミン
妨害効果
誘引効果
大数の法則
公表バイアス
オークンの法則
雇用調整助成金
定数効果
GNH
イースタリンのパラドックス
ユース・バルジ
合成の -
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メモ
テストステロン エストロゲン プロゲステロン
ミラーリング効果
ピーク・エンドの法則
ジャネの法則
プラシーボ効果
アビリーンのパラドックス
ハーディング効果
決定回避の法則
カクテルパーティ効果
バーナム効果
ベンフォードの法則
ドーパミン
妨害効果
誘引効果
大数の法則
公表バイアス
オークンの法則
雇用調整助成金
定数効果
GNH
イースタリンのパラドックス
ユース・バルジ
合成の誤謬
ラチェット効果
バタフライ効果
無償労働
規模の経済
埋没費用
限界効用逓減の法則
ロストジェネレーション
ホーソン効果
ピグマリオン効果
予言の自己実現
パレートの法則
ジップの法則
ロングテー -
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結論から言おう、ほんまでっか!?な内容も含まれた中国経済に関して包括的に分析された入門書だこれは。
著者はBRICs経済研究所のファウンダー兼所長である門倉氏であり、TVをよく見る人ならご存知明石家さんまがMCを務める「ほんまでっか!?TV」にもコメンテーターとして出演しながらも、その公平性を欠く編集や発言機会、オチ要員的な立ち位置に不満を感じ本職への影響も考慮し降板した人物である。
本題に戻ろう。
本書は初版が2010年4月発行と若干古いが中国経済について多面的に分析された内容を網羅しており、私のような中国に関して初心者である人間には非常に理解しやすく解説されている。
また、包括的な内容 -
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ネタバレ[ 内容 ]
戦後最悪のマイナス成長が確実だ。
輸出産業が総崩れしたことを受けて「外需頼み」のもろさを指摘する声が相次いでいる。
しかし、反省すべきは「対米偏重」の貿易構造で、今こそさらなる海外展開の加速が求められているという。
気鋭のエコノミストが企業生き残り策を大胆に提言した意欲作。
[ 目次 ]
はじめに 自国の内需拡大にこだわると日本経済は衰退する
第1章 「新グローバル戦略」の必要性
第2章 攻め込む消費マーケットとして、どこが有望か
第3章 高速鉄道ルネサンスで世界制覇
第4章 レアメタルの宝庫、アフリカ諸国を狙え
第5章 韓国企業の「成功」に学ぼう
第6章 日本企業がリードでき -