門倉貴史のレビュー一覧

  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    ● 実は、この「平均」が私たちの実感とぴったり合うのは、データの分布が図2の正規分布という特殊な分布に従う場合だけである。

    ● 経済効果を算出するのに都合のよい一部の数字だけをみるのではなく、マクロ経済全体でとらえた場合には、この試算のなかに含まれていないマイナスの経済効果が多数発生しており、現実の効果は相当程度減殺される。

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    2009年10月04日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    この手のアイチャッチーなタイトルの本をよく読むが、中身との乖離でことごとく裏切られている。ご多分に漏れず今回もそう。結局この本で分かるのはBRICs、VISTAがめちゃくちゃ消費するのでどうにもならんのです、ということ。しかも対象は原油、コーヒー豆、金といった有形の流通品ばかり。これで世界経済がわかるとは思えないなー。「身近」をうたっているのでどうしても流通品になるのだろうけど。

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    2009年10月07日
  • 貧困ビジネス

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    【著者はこんなひと】

    エコノミスト

    【だいたいこんな本】
    (本書より)
    今の日本でひそかに展開されている様々な「貧困ビジネス」について、
    その実態を詳しく紹介するとともに、「貧困ビジネス」拡大に伴って生じる問題を
    どのように解決していけばいいかを考えていく本です


    【読んでみて、こう思いました】

    いろいろな実態が挙げられていますが
    中でも
    「臓器密売」の話と「中国の頭髪醤油」の話が衝撃的でした

    他には「家出少女が売春をさせられるまでの流れ」といった
    フローチャートが出てくるような
    ちょっとびっくりする本となっています。

    なんだかフィクションのような話ばかりですが
    全てノンフィ

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    2009年10月04日
  • 貧困ビジネス

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    ネタバレ

    特に目新しい情報はなく、テレビの情報番組の内容をまとめた内容。では、それに対してどう対処するかが大切だと思うが、そこが書いてない新書って多いような気がする。

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    2012年03月26日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    統計のゆがみ、バイアスを
    詳しく解説している本。

    経済効果の予測について、とか
    GDPのゆがみ、だとか身近な例も
    でてくるのでさくさくと読めた。

    統計学の基本をちょこっとかじったあとだと
    よりおもしろく読める。と思う。

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    2009年10月04日
  • 貧困ビジネス

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     貧困ビジネスとは、貧困層をメインターゲットにしつつ、短期的な利益を追求するビジネス。(合法、グレーゾーン、非合法を含む)
    著者のコラムをよくニュースサイトで見ていて、一度著作を読んでみたいと思い購入。

     読んでいて思ったこと。まず合法のものから。
     貧困層でかなりのボリュームを占めているのが、非正規、派遣の人たち。企業側は、この市場を無視できなくなって、低価格、低品質の商品を供給するようになった。薄利多売のビジネス。なんか自分で自分のクビを絞めているような・・・。だって、彼らの中には企業が若手の採用を渋った結果生まれてきたものも多いのでは?中高年の給料を下げたり、働かない奴をクビにしたりし

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    2009年10月04日
  • 貧困ビジネス

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    ちょっと著書の門倉さんの人気が先行していて内容がそこまで深いとはいかなかった。しかし、内容は面白かったとは思う。『貧困ビジネス』の定義は『貧困層をターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス』だそうだ。もはや貧困層の市場は富裕層の市場よりも規模が大きいのである。そして、その具体例は面白かった。敷金礼金をゼロにして家賃を払えなくなったら違約金を巻き上げる『ゼロゼロ物件。』他にも貧困者の保証人になって金を巻き上げる、ニセの養子縁組で融資を引き出すビジネスetc例は挙げれば枚挙に暇はない。しかし、中盤から序盤にかけては『貧困ビジネス』から著者の私見にかわっていて

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    2009年10月04日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    カカオ豆、石油、レアメタル、穀物などの価格がどのような条件で上がったり下がったりするのか基本的なところを身近な例もあげながら示している。商品先物取引超入門という感じの本。

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    2012年06月26日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    門倉さんはBRICs研究所の所長ということで、何となく予想はできたのですが、タイトルの「世界経済」から予想される難しい経済学の話ではなく、発展する新興国(ブラジル、ロシア、インド、中国、中東諸国など)対先進国の図式で、身近な食品や消費財、環境の危機を簡単な具体例を使いながら一般人向けに述べた本でした。
    ま、ほとんど新興国の話でしたので、「世界経済」っていうタイトルはどうなのかとは思いましたが・・。

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    2009年10月04日
  • イスラム金融入門 世界マネーの新潮流

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    レバレッジビジネスが崩れた今、
    超注目のイスラム金融。

    グラミン銀行ってすげー。

    さて、僕たち金融機関はどこを向いて歩いていくべきか。
    うちの会社は10年くらい前のことをやってる気がするのですが。

    日本の今の問題はこれだ!こうしねぇとやべえぜ!
    って誰も会社で言ってませんが大丈夫でしょうか。

    一人くらいいねーの?

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    2009年10月07日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    冒頭はシンクタンク流の文章っぽく新聞記事のまとめに見えて退屈。中盤のワーキング・プアあたりが佳境。サブプライムは評論家っぽい。各国の状況が立て続けで、いまいち頭に残らず。日本経済の悪化は官僚が引き起こした、と定義しさまざまな観点から述べる。世界各国のワーキング・プア対策が読める中盤が興味深い。ベーシック・インカム/キャピタルの概念は初めて知った。ずいぶん共産主義めいた発想だ。

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    2009年10月04日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    うまくまとめられている本だと思います。日本の政府が昨今行っている政策はほぼ無策といえるでしょう。

    派遣法の改正しかり、3K(改正建築基準法、貸金業法、金融商品取引法)法は、ほんと最悪な法律改正ではないでしょうか??

    消費者保護、投資家保護を謳うこともいいですが、それよりも消費者や投資家にも責任を持たせる方が必要ではないかと思います。

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    2009年10月04日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    統計を読むときは、それがどのようにして集計されどのような誤差を含みやすいかを理解しておかなければ、適切に解釈できない、ということを事例を交えて解説する。第1章では算術平均、幾何平均など様々な平均の求め方を紹介し、「平均」をどのように読み取るべきかを解説する。事例として平均貯蓄残高、東証株価指数、豊かさ指標、平均寿命、初婚年齢などがあげられる。第2章では統計の裏付けがあるかのように語られる様々な通説を疑う。みせかけの相関に騙されないために、その統計の持つ意味をとらえることが重要だとする。事例として割れ窓理論、有効求人倍率、検挙率、年末商戦、サービス残業、所得格差、デフレなどがあげられる。第3章で

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    2011年04月26日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    ここ数年よく聞くワードですよね。


    官製不況。




    よくもまあここまで民間の邪魔をしてくれたものですな。

    色々な諸問題が官のマネジメントミスにより引き起こされている。

    非常に分かりやすく説明されてます。 自分の立場もあえて明確にされているので議論を呼ぶでしょうが、それはいいことでしょうね。

    この本も鮮度は限られるため、早く読んだほうがいいと。

    時事問題整理本みたいなかんじでしょうか。

    先日竹中さんの本読んだのもあり、かなりリアルに感じましたわ。

    問題は分かった。原因もわかった。 さてこれをどうするかです。

    永田町や霞ヶ関の環境の中では解決は100%不可能ですよね。

    やはり

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    2009年10月04日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    2008/5
    景気が後退しそうな雰囲気が見られている現状を、官によるものと説いている。外国人投資家の動きと日本の政策とのギャップが諸悪の根源とばかりに述べている。

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    2009年10月04日
  • 「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?

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    風俗、ホスト、キャバクラ。そういった夜のビジネスを経済学の視点から論じている。高給だとは知っていたがそこまでとはと唸らせる。海外では生計を立てるために売春行為をしているのに日本では高級ブランド品を購入するために売春行為をする。ここまで違いがあるのかと驚いた。夜の商売を合法化して労働者(女性)を守ってあげられればと思います。

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    2009年10月04日
  • 世界一身近な世界経済入門

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     現代世界経済を身近に実感・理解させてくれる内容です。

     筆者は最近の物価高騰の9割はBRICsをはじめとする新興国の台頭によって説明がつくとしています。

     ひとつ例を挙げれば、コーヒー豆の高騰。コーヒー豆の最大の生産地であるブラジルの農家は石油の代替燃料として注目されている小麦・トウモロコシなどに生産をシフトさせ始めました。また、ブラジル自体の工業化によるGDPの増加は国内に新興富裕層・中産階級を生みます。そして彼らは今まで高級とされてきたコーヒーの飲料を食生活の一部に取り入れます。それにより国内での需要は高まります。またそのような食生活の変化が他の新興国にも同じようにみらてきます。

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    2009年10月04日
  • ホワイトカラーは給料ドロボーか?

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    ホワイトカラーもそろそろ、いくつかに区分けしていかないと!
    ホワイトプランとWホワイトがあるようにホワイトカラーとWホワイトカラーのように。
    ト、2008.2.18

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    2009年10月07日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    最近、世界を意識しながら物事を考えることが増えてきたけど、世界視点で経済をみるということがあまりうまくできていないような気がしたので、飛びついて購入。

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    2009年10月07日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    BRICsの台頭は、NIES,ASEANのそれとどう違うのか。市場規模とインフラ(IT)、そして、前者は市場規模が大きいことから、供給地であるともに需要もする。今までは先進国が文化発信の地だったが、これからはBRICsの文化や慣習の変化(例:肉食化)が世界の消費社会にインパクトをおこす。まさに、その通り。

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    2009年10月04日