門倉貴史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「日本のホワイトカラーは生産が低い」
最近そんな言葉をよく聞くが、それは本当のことなのだろうか?
実際の統計数値や著者の推定値を基に、ホワイトカラーの生産性を検討する。
予想以上にがっつり、経済学の本。
どれをどうやって何を計算して……等の説明がしっかりしてあって、それをいちいち考えていくと、最初に何の話をしてたのか、すぐに忘れてしまいました。
著者自身の推定値もよく使われていて、その信頼度がどれくらいか分からなくて、しかも説明されたらもっと分からないだろうという予測がつく。
ホワイトカラーの生産性は本当に低いと言えるのか、そもそも低いと言われている根拠は何なのか、他国のホワイトカラーの生 -
Posted by ブクログ
きいはあんまし賢くないので、たまには世間の常識を知らなくてはと思って、稀にこんな本を読みます。でもこれより難しいのは理解できないの。ヨヨ。投資とかする人、すごいよなー。今金融関係の会社に派遣されているので、以前よりは気になるのですが、毎月確実に金利があがってるなーっていう事しかわからん。ダメなコ…。
この本読んで、エコノミストって世界の全ての事を知らなきゃいけないのかと感心した次第です。そりゃそうだよね、全てが関わってくるもんね。でもコレ読んだら、新聞の経済記事が少しは身近に感じられるかも…です。
この本、時々日本の庶民夫婦が出てきます。わかりやすさを表現したかったのかもしれませんが…いや -
Posted by ブクログ
「人々の心が過度な楽観主義に傾いたり、過度な悲観主義に傾いたりするのは、元をたどれば、政策当局の経済政策の誤りが引き金になっていることが多い。」
官製不況とは、言葉通り「官」がもたらした不況のこと。私たちの浮かれたり沈んだりは、政府のさじ加減で決まる。
踊らされているという点で、好景気も不景気もバカらしくなる。
じゃあ、どうすればいいのだと思うけれど、国レベルの話だからさすがにどうしようもない。
個人レベルに落とし込んで考えてみると、ただ淡々と過ごすしかないのかなと思う。今日の10万は一年後も10万という感じで。でも、今日の時給1000円は個人レベルでも一年後の1500円にするこ