門倉貴史のレビュー一覧

  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    東証株価、合計特殊出生率、豊かさ指標、・・・・。卑近な統計に隠されたバイアス、クセ、謎をわかりやすく解説。短い文章でコンパクトにまとめられている。地下経済の存在、意外と出鱈目な各国のGDP数値、統計のバイアスを見誤った日銀。などなど、意外な事実に驚かされた。

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    2012年08月13日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    経済統計の実感とズレる理由として ①平均の出し方の問題 ②通説がみせかけの相関が使われていること ③経済効果の出し方の問題点 ④外国の統計デ-タが当てにならないこと ⑤無視できない地下経済の5点をあげている。

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    2012年08月11日
  • ゼロ円ビジネスの罠

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    様々な無料ビジネスの儲けの仕組みが分かりやすく書かれている。無料のサービスを体験してから、有料のサービスを購入してしまう「返報性の原理」「保有効果」などの消費者心理の話は興味深かった。

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    2012年05月10日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    こういうビジネス書は興味なく
    めったに読まないのですが
    著者がTVで話題の 門倉さんなので
    手にとってみました。
    ものすごく わかりやすく
    合法、違法ギリギリのビジネスの事も
    書かれていて おもしろかったです。

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    2012年05月01日
  • 新興国バブル崩壊のシナリオ

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    門倉貴史著「新興国バブル崩壊のシナリオ」中経出版(2011)

    中国の不動産バブル、新興国へのマネー流入、中東・北アフリカのクーデター、東日本大震災、世界経済の繁栄と危機は紙一重である。今は、世界的に投資マネーがあふれている状態である。海外に進出したり、あるいは海外に投資をする際にはしっかりとその背景を知る必要があり、そのリスクを理解しながら進出、投資を行う事は重要である。

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    2012年04月30日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    統計学を始めたばかりという人,研究・ビジネスなどで統計数字を見る際の問題点・留意点を明確にしたいという人にオススメ。
    統計数字は経済の状況を概観する上で必須のものですが,それらの数字の見かけの動きに騙されないようにするための解説が上手くまとめられて書いています。
    ただ,紙幅上仕方のない事ですが,各種統計を網羅しようとする余り,全体的に浅くなってしまっている印象があり,「統計学」としての知識をより深めたい方はやはり本格的な統計学の専門書を読まれることをお薦めします。

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    2012年04月16日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    金融リテラシーの向上には、税に関する知識は必要不可欠であろう。その中で、税に関する陽と陰を学ぶ上では、地下ビジネスというのはケーススタディとしては欠かすことの出来ない事例である。本書は、現在の税制により生じている不公平とその不公平から地下ビジネスがどのように生まれてきたのか、そして地下ビジネスを含めた経済活動に公平な税制の提案までも行っている。税に関する知識がない人でも十分に楽しむことができ、また含蓄に富んだ内容となっている。

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    2012年03月05日
  • 日本人が知らない「怖いビジネス」

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    なんとなく知っていたものから、この本を読むまで全然知らなかった「怖いビジネス」が紹介されている。「怖いビジネス」を潰そうとして、強力すぎる法律を施行してしまうと、「怖いビジネス」は潰れるどころか拡大してしまうという実態はすごく興味深い。段階ごとに適切なアプローチは異なっていて、アプローチの仕方を誤ってしまうと悲劇を招いてしまう失敗例としても本書は価値があると思う。

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    2012年02月29日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    実用的な部分が多く、簡単な読み物としては有益な一冊。
    確定申告Aの住民税の徴収方法で「普通徴収」にチェックをしておけば、副業所得に対する住民税の納付書が会社を通さずに自分のところに来るので安心、だそうだ。

    ただ、第3のビールのドラフトワンを飲んで、味はビールとほとんど変わらないというセンスと味覚はいただけなかった。

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    2012年02月08日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    題名を見ると裏のビジネスだけを紹介している本だと思いますが、税のことなどがとてもわかりやすく書かれています。なんとなくわかってたことだけど、この本を読んで日本の税金の高さに改めて気付きました。
    また、読んでいて節税の方法など、なるほどと思うこともたくさんあり勉強になりました。

    ただ2005年の本のため、堀江氏が社長と紹介されているなど、データがちょっと古い。

    最後の章で著者は支出税の導入を強く主張していますが、現実的に導入することは難しいというような形で終わっています。そのため、導入するにはどうしたらいいのかというところまで議論が展開されればもっと面白かったと思います。

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    2011年11月06日
  • 貧困ビジネス

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    参考文献
    「官製不況」門倉貴史
    「ワーキングプア」
    「貧困大国ニッポン」
    「セックス格差社会」
    「ワーキングプアは自己責任か」
    「蟹工船・党生活者」小林多喜二
    「下流食い」須田慎一郎
    「ルポ 貧困大国アメリカ」堤末果
    「臓器は「商品」出口か」出口顕
    「労働ダンピング」中野麻美
    「ドナービジネス」一橋文哉
    「貧困襲来」湯浅誠
    「反貧困」

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    2011年09月28日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    経済不況に関していかに国が無策であったかを解説する本。
    年金とワーキングプアに1章を割いていて読み応えあり。
    教育費や医療費の負担、年金不安が拭えない限り 消費は低迷するし、景気浮揚は見込めない。 定額給付金の2兆円はほかに使うべきところがあるのだが・・・。

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    2011年09月21日
  • 「夜のオンナ」の経済白書 ──世界同時不況と「夜のビジネス」

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    テレビで人気のエコノミスト門倉貴史氏の著作。
    同氏の類書「地下経済白書」では多様な地下経済を俯瞰するだけで物足りなかったが、本書ではセックス関連ビジネスに対しする筆者独自の考察があり、一読の価値あるものとなっている。

    セックス関連ビジネスが健全に発展していくために、筆者は「セックス税」の導入を提案している。
    セックス関連ビジネスの弊害を抑止するためにも、政府は真剣に「セックス税」の導入を議論する必要があるのではないか、と思ってしまうほど、それなりに説得力のある文章。

    軽やかな内容で、移動中の読み物に最適。

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    2011年09月07日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    統計自身が持つバイアスや意味を読み解く本。
    経済効果の算出方法や統計に現れて来ない地下経済の規模についても述べられており、実態を正しく把握することの難しさが知れる。
    為替やる時にはここも気をつけて指標みなくてはいけないんじゃないの?

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    2011年09月02日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    マスコミの統計を鵜呑みにしてはいけない。
    特に経済効果に関しては、以前から疑問視していたが
    簡単に算出することができることを知り、やはりかと思った。

    数字になると信じてしまう傾向があるので注意していきたい。

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    2011年07月31日
  • 世界不況を生き抜く新・企業戦略

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    2008年9月のリーマンショック以降,輸出産業が総崩れしたことを受「外需頼み」のもろさを指摘する声が多いが,中長期で人口減少を続ける日本において内需主導の高成長は不可能。
    早い段階で中長期的に有望な市場を開拓し,リスクを背負って果敢に新しいタイプのグローバル戦略を強化していく企業こそ「100年に1度」の経済危機を乗り超えられる。

    というのがこの本における結論。

    新日鉄,ファーストリテーリング,フマキラー等のグローバリゼーション戦略の説明や,攻め込む消費マーケットとしてどこが有望かどうかの分析は興味深い。

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    2011年07月01日
  • 世界不況を生き抜く新・企業戦略

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    景気が悪いころに書かれた本ですが、ここ最近様々な所で語られている様々な話題について書かれています。

    特に、日本のインフラの輸出、韓国の躍進、資源戦争、新興国の話題などは最近雑誌の特集などで良く出てくるので、読んでみると理解が深まると思います。

    ただ、内容事態は普段経済誌を読んでいる人にとっては知っている話が多いかもしれません。

    もっとこの本は売れてもいいような気がします。

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    2011年06月19日
  • 中国経済の正体

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    ネタバレ

     成長著しく、世界同時不況も最速で脱却した中国経済を国内外の視点から幅広く紐解いた本。

     中国が社会主義を標榜しながらも市場原理を導入しているが、これが同国の経済にどのような影響を与えているか。土地が基本的に国有のため、政策立案から執行までのスピードが迅速で公共投資で大きな効果が期待できる。内需主導で毎年10%前後のGDP成長率という驚異的な数字を叩き出す。2010年正月の個人消費は前年の同期に比べ17%も伸びている。

     その個人消費を支えるのは中産階級(年収7500~25000ドル)や富裕層(25000ドル~)の増加。中産階級は06年時点で3500万人で、17年には1億人を突破すると

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    2011年06月18日
  • 出世はヨイショが9割

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    全国のホワイトカラーの皆さん!
    サラリーマンの「王道」を歩んでみませんか。
    夢は大きく、「社長になる」。
    家庭円満、遊びもこなす。
    成果主義、リストラ、賃金の頭打ち…働く環境は大きく変わりましたが、そんな会社を颯爽と駆け抜ける新サバイバル術を伝授します。
    格差社会だからこそ、「正社員」の地位を守り、「サラリーマン道」を極めるのです。

    [ 目次 ]
    序章 なぜ「ヨイショ」なのか
    第1章 ライバルに仕事で差をつけるための法則
    第2章 スキルアップの心得
    第3章 家庭円満が出世につながる
    第4章 仕事で成功するには「遊び」で気分転換も必要
    第5章 サラリーマンの達人は老後をエンジョイ

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    2011年06月06日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    これまで新興国は、先進国の生産・輸出拠点となることで、段階的な成長を遂げてきた。
    しかし、経済のグローバル化が進んだ今、BRICsをはじめとする新興国は一気に先進国にキャッチアップ。
    人口30億を抱え、食料や石油を猛烈な勢いで消費する巨大マーケットが誕生した。
    本書では生活必需品の値上げなどの身近な経済現象から、新興国の台頭がもたらす世界経済の地殻変動を解説。
    ポストBRICs、産油国の勢力図、環境ビジネス…世界経済のトレンドはこの1冊でわかる。

    [ 目次 ]
    第1章 コーヒー党、世界各地で急増中
    第2章 寿司ブーム、BRICsに上陸
    第3章 原油高とティッシュペーパー
    第4章

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    2011年06月05日