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「フリー(無料)」のビジネスモデルは、今後すべての業種でスタンダードになっていくのか? 決してそうはならず、それどころか一過性のものに過ぎないことを豊富な事例、経済学の知見で解説する。【光文社新書】
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Posted by ブクログ
広告依存からオプションを割増にする戦略にシフトしてきた話。人が無料に飛びつく理由「返報性の原理」「保有効果」「損しない」など現在の実情の奥が覗ける興味深い話が多く面白かったです。
様々な無料ビジネスの儲けの仕組みが分かりやすく書かれている。無料のサービスを体験してから、有料のサービスを購入してしまう「返報性の原理」「保有効果」などの消費者心理の話は興味深かった。
タダより高いものはない。昔の人はそう言うけど、消費者はタダに飛びついてしまう。 マクドは無料でコーヒーを配る。大学キャンパスでは裏面に広告を載せた用紙で無料コピーを提供する。ネットゲームも、クーポン雑誌も、売春宿も、包茎検査も無料。そんなゼロ円ビジネスで、企業はどうやって儲けるのか。と、興味津々な...続きを読む前フリだが、その説明はだいたい予想通り。 「目から鱗」な本ではない。が、今後も新たなゼロ円ビジネスは現れていくだろう。消費者としては、その裏事情を読み取った上で、そのサービスを利用していくべき。やはり、タダより高いものはないのだ。
タイトルの「罠」は、主に消費者に対しての警告で、第4章に詐欺まがい、あるいは詐欺そのものについて記述されている。企業側の視点ではあまり書かれていない。企業側の視点としては『フリー』の方が詳しい。一消費者としては、こういう書があると、「ゼロ円」のからくりが見えて、ははーんと楽しめる。
「Free」以来話題となっているフリーミアム〜ゼロ円ビジネスだが、そこには大きな問題が隠されている。ゼロ円でモノやサービスを提供するには当然どこかで儲けを出さなくてはいけないのは自明。コンシューマーはそれに気づかないか、気づいても「自分だけは得をしたい」という思いからこの種のビジネスに絡め取られてい...続きを読むく。 筆者はゼロ円ビジネスを次のように分類する。 1.広告依存型〜従来型ゼロ円ビジネス。 不況による影響を受けやすい。 2.フリーミアム型〜無料提供分とは別のところで利益を得る。 有償オプションやリピートなど。 3.無料商法〜催眠商法など正常な判断を失わせて購入させる。 4.ボランティア型〜理想ではあるが、基本的に他の収入があってこそ成立するものなので持続しにくい。 いずれにせよ、競争相手が増えることで結局ゼロ円ビジネスの集客効果は薄れる。ゼロ円ビジネスは価格競争のなれの果てであって 主流になることはないだろうというのが筆者の主張である。
10年前の本なので今はまた違うと思うが、マクドのゼロ円コーヒーの盛り上がりを思い出した。5章の解説は少し難しかったが、たくさんの事例はこんな商法あったな、と懐かしく感じながら読んだ。未知のものでは、アメリカのレンタカーとチェコの売春宿に目から鱗。 もう少しとっつきやすい文章にしてイラストを付け、...続きを読む10〜20代や高齢者への注意喚起に活用して欲しい。
「ホンマでっか!?TV」でお馴染み、地下経済の専門家である門倉貴史先生の本。 2010年9月初版。 終始、「ホンマでっか!?TV」出演中の門倉先生の顔を浮かべながら読んでしまいました。 だから本文中、「チェコのプラハには料金ゼロの売春宿がある」なんて書かれていると、 つい“チャカ チャカ チャン、チ...続きを読むャ、チャン、チャン”とあのフレーズが浮かんでしまいました。 日本の、世界のゼロ円ビジネスとその仕組みを紹介していましたが、 なんだかホンマでっかの書籍版「門倉スペシャル」のように楽しんでしまいました。 第1章 広告依存型の「ゼロ円ビジネス」…ミクシィ、無料クーポンなどを紹介 第2章 「フリーミアム」の登場…プレミアムのあるフリー(無料)ビジネスを紹介 第3章 なぜ人は無料に飛びつくのか…返報性の原理・保有効果など心理面を分析。 第4章 タダより高いものはない?…ゼロ円ビジネスのトラブル、違法業者、犯罪手口など紹介。 第5章 ゼロ円ビジネスの経済への影響…デフレを助長するか?今後は? 門倉先生の結論は、「ゼロ円ビジネス」は一過性の現象で、マンネリ化した後は、 価値競争でもある有料化ビジネスの嵐になるかもしれない。とされています。 尤もなお考えだと思います。
例を示すのはいいけど、ちとクドい。考察は割と浅め。流し読みはしやすいが、もう少し深く分析してもいいのかなぁと思った。
「ゼロ円ビジネスについて学べる一冊」 ゼロ円ビジネスの紹介、効果、負の部分、今後と本書は構成されている。保有効果が、有料になっても買いつづけることにつながる。同じ値下げ料でも無を手にする。なぜなら、無料には、リスクを問わないからである。 ゼロ円は、顧客を囲い込むための呼び水として、無料のマジックを...続きを読む利用する。
フリーペーパーや無料コーヒー、タダコピなどのゼロ円ビジネス。面白いなと思ったのは、チェコで無料の売春宿があるという。宿側はその行為の映像を有料でネット配信することで利益をあげている。
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ゼロ円ビジネスの罠
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門倉貴史
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