門倉貴史のレビュー一覧

  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    統計の作られ方を知らないと、間違った判断をする恐れがあるよって話。GDPとか初婚年齢、平均寿命、世界の貿易収支を合計するとマイナスになる話などは特に面白かった。

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    2011年01月23日
  • 世界不況を生き抜く新・企業戦略

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    知っていた大手がこんなことしてるんだな…と思った。
    近年注目されている途上国がよくわかるね!
    これからの国際経済を軽ーく知りたいならお勧め!
    ちなみに私は最初は面白かったけど途中であきました。

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    2009年11月06日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    ネタバレ

    ここ最近、新書のヒットを連発している著者の最新作である。若くしてBRICS経済研究所の代表を務める門倉氏の著作の人気の秘密は、分かりやすい解説ながら決して軽くない文章にある。本書は、現在の日本が抱えている経済問題を政策面から解説したものであり、タイトルが示すようにこうした問題から生ずる経済不況は官である政府・行政の失態や不作為によるものであることを厳しく指摘している。建築基準の改定や年金行政など次々と明るみに出る問題に、行政は場当たり的な対応をすることによって問題の本質的な解決を出来ないでいるのである。日本の国際社会におけるプレゼンスが年々徐々に低下していくことに関する懸念を役人は当事者意識が

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    2012年05月01日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    07年12月29日180501より更新。

    プロ野球選手が会社を設立するわけ、大学教授が講演会報酬を会社宛にするわけ、それは全て副業で得た収入を(自分の所得とするのではなく会社の所得とし、後に従業員分に割り当て、)少しでも多く手に入れるためだ。つまり、節税ということである。

    財政学の知識と被るところがある。

    違法なビジネスにも触れ、それを営む彼らのビジネスチャンスをつかむうまさを指摘している。

    オランダのドラッグの扱いの話は、目から鱗。

    支出税という概念は面白い。所得税よりも納得ができるが現実の実行が難しいが、僕も支出税の考えに賛同する。

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    2009年10月04日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    建築基準法や貸金業法のことなど、私には既知のことも多かったが、官製不況のリスト、としてまとめておさらいするには有益。記述も明快だし。

    本書の目新しいところは、年金制度そのものも官製不況の中に含めていること。官だけが悪者というわけではあるまいが、官にできること、すべきことを考える上では、こういう見方もありかもしれない。

    誰かの言葉ではないが、政治や行政は、国民を幸福にすることはできないが、不幸にすることはできる。ということなんだと思う。

    格差の問題などでは私と意見が違うところもあり、そこでは議論の粗が目に付いた。どう見ても個別というか特殊な事例を出して反対の根拠としたり、と。それでも、この

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    2009年10月04日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    斜め読み。統計を見る前には、その前提となっていることをきちんと理解していないと比較や判断の材料として使えないということがわかった。日本の交通事故の死亡者数は、ドイツに比べるとかなり低いという数字は、日本の交通事故の死亡者は事故発生後24時間以内に死亡した人であることに対し、ドイツでは事故発生後30日以内に死亡した人である。これでは、比較になるはずが無い。平均結婚年齢に関しても未婚者をカウントしないということもあり、こういう統計は前提をきちんと踏まえないと判断材料にはならないということがわかった。

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    2009年10月07日
  • イスラム金融入門 世界マネーの新潮流

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    利子の禁止という日本の金融業界の常識では通用しないような項目が存在するイスラム法(シャーリア)。
    そんなイスラム教に則っているイスラム金融。
    では「どうやってイスラム金融は成り立っているのか?」
    この問いに答えられない人はぜひ本書を一読することをおすすめする。

    イスラム金融の総資産は2015年には3兆2580億ドルに達すると著者は予測している。
    これだけの規模を持つイスラム経済に注目せずにはいられない。
    宗教と哲学も含めて中東自体に対する興味がますます強くなってきた。
    もっともっとイスラム経済について学んでいきたい、そんなことを思わせてくれる本。

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    2009年10月04日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    シンクタンク出身で現在エコノミストとして活躍している著者が、主に経済統計の不確かさについて解説する本。2006年。平均所得など、単純に平均を取ったときには上の数値に引っ張られるため、現実よりも大きな値となり実感と異なってしまう。経済統計には重み付けをしているものもあるが、サンプルのとり方にも問題点が多く、必ずしも絶対に信じてよい指標というものではない。新興国のGDP成長率も、その国全域をカバーしているわけではなく、また、地下経済の動きも含まれないことから、本当にこれから発展していくのかを数値だけで判断するのは危険である。数々の指標を多面的に捉えながら実態を把握する必要を強く説いている。シンクタ

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    2009年10月07日
  • ホワイトカラーは給料ドロボーか?

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    タイトルにつられて購入した本。

    ブルーカラーから見て、ホワイトカラーの給料が多すぎるかどうか?という命題だと思って読んだのであるが、そこは結局よくわからんかった。

    日本の労働生産性は低いのにかかわらず給料が多すぎるように見えるが、労働性生産性は低くない。。というのが作者の主張だったかのような印象。一部に製造部門(ブルーカラー)と間接部門(ホワイトカラー)の比較の数字もあってホワイトカラーの生産性は低くないという数字もあったが、その根拠もよくわからんかった。

    先般、国会で廃案になったホワイトカラーエグゼンプション。

    それにしても、すでに日本では、全労働者中、ホワイトカラーの占める割合は5

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    2009年10月07日
  • 必ず誰かに話したくなる経済学

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    よくよく考えるとそーだなー、という具体例が法則化されてて、何でも「なんちゃらの説」とかで偉人の名前が付いてたり、具体的な数字の傾向があったりするのが興味深かった。人の行動の傾向でお金の流れが決まる、その逆もしかり。他愛ない事柄からの気付きが尊いと感じました。

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    2025年11月24日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    古本屋で購入。2005年なので長者番付は古いが、一般的な税金対策や節税のことが書かれている。副業をすすめていたり、税金を払わなくていい職業について書かれていたが、それいい!と思うようなのはなかった。

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    2025年08月18日
  • 「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?

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    「夜のオンナ」はいくら稼ぐかというタイトル通り、(明確な定義は無いものの)夜間に働く女性の給与面などから、どの様な働き方があり、それぞれが幾らぐらい稼げるかについて述べている。想像通り、合法非合法含めたあらゆる性産業が中心とはなるものの、夜間営業をする小売の給与面なども比較対象として説明されている。そこには、日本人の就寝時間が徐々に遅くなってきた(23時まで起きている人の割合など)背景があり、女性の社会進出と共に、通常の勤務時間終了後に働く女性も増加してきた事が挙げられる。本書で紹介される、キャバクラをはじめとした夜のビジネス形態それぞれの市場規模などは、情報処理試験でもお馴染みのM/M/1モ

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    2025年06月21日
  • 貧困ビジネス

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    タイトルに惹かれ購読しました。
    15年ほど前の本ながら、現在にも通じる内容で、
    とても勉強になりました。
    貧困ビジネスが巨大市場であり、
    社会の歪みを利用したビジネスモデルであり、
    社会の底辺に根ざした構造であることが、
    より一層解決を困難にしていることを
    理解することができました。

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    2022年08月17日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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     著者自身も言っていたが、途中難しくてかなり読み飛ばした。テレビでの印象と違って、かなり固い文章を書かれる人だ。
     様々な調査機関で発表される統計は、色々なバイアスがかかっている、またはバイアスを考慮されていないものや、定義が途中で変わっているものがあるとのこと。交通事故や犯罪の検挙率の実態が興味深かった。2011年発刊のため、経済効果の章で冬ソナについて述べられていたのが、何とも懐かしかった。

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    2022年02月03日
  • ゼロ円ビジネスの罠

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     10年前の本なので今はまた違うと思うが、マクドのゼロ円コーヒーの盛り上がりを思い出した。5章の解説は少し難しかったが、たくさんの事例はこんな商法あったな、と懐かしく感じながら読んだ。未知のものでは、アメリカのレンタカーとチェコの売春宿に目から鱗。
     もう少しとっつきやすい文章にしてイラストを付け、10〜20代や高齢者への注意喚起に活用して欲しい。

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    2021年11月14日
  • 本当は嘘つきな統計数字

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    統計を学ぶというよりか、興味がある人が最初に読んだりする初心者向けの本。
    空いた隙間の5分とかで読むのに最適。

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    2021年10月28日
  • 必ず誰かに話したくなる経済学

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    経済学の知識がなくてもサクサク読める内容だった。正直女性下着の色の傾向で経済が先読みできるっていうのはこじつけのような気がするけど、(不況だからって色が地味になる?笑)あくまで一説としてはアリかなと思う。

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    2021年05月11日
  • 不倫経済学

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    不倫というか、表に出てこない風俗産業がこれだけ広い世代にあって、これだけ巨大な経済圏になっているとは驚き。

    んで、不倫は、経済的に割りが合わない。

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    2020年07月14日
  • ホワイトカラーは給料ドロボーか?

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    ホワイトカラーの生産性はそれほど低くない(=全体としては給料ドロボーではない)が、生産性のバラツキはある(=給料ドロボーはいる)ので、バラツキの解消が必要という主張。
    一方で、ホワイトカラーエグゼンプションの導入は早計と見る。まだ成果の評価基準が確立されておらず、労働市場の流動性も低いからだ。
    この本は2007年発行で、その後、ホワイトカラーエグゼンプションは限定的に導入されたが、日本の現状は変わっていないと思う。

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    2019年12月21日
  • 不倫経済学

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    著者の視点面白いですね。
    いつも感心させられます。たしかに一業界として成り立つロジックが明快になりました。

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    2019年11月29日