【感想・ネタバレ】必ず誰かに話したくなる経済学のレビュー

あらすじ

ぜんぶ、経済学で語れちゃうんです。AKB48はなぜ人気? 宝くじをつい買ってしまう理由、合コンの必勝法など、身近で誰かに話したくなる話題を入り口に、楽しく経済がわかるようになる一冊。テレビやラジオで大人気の著者による最新刊。「読めば、必ず誰かに話したくなること請け合いです」(門倉)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

テストステロン エストロゲン プロゲステロン...男と女のホルモン
ミラーリング効果...好きなら真似しろ!
ピーク・エンドの法則...合コン必勝法!
ジャネの法則...年取ると1年が早く感じる
プラシーボ効果...薬じゃなくても言われたらその気になる
アビリーンのパラドックス...アビリーンに行こう!!
ハーディング効果
決定回避の法則
カクテルパーティ効果
バーナム効果
ベンフォードの法則
ドーパミン
妨害効果
誘引効果
大数の法則
公表バイアス
オークンの法則
雇用調整助成金
定数効果
GNH
イースタリンのパラドックス
ユース・バルジ
合成の誤謬
ラチェット効果
バタフライ効果
無償労働
規模の経済
埋没費用
限界効用逓減の法則
ロストジェネレーション
ホーソン効果
ピグマリオン効果...褒められたら伸びる
予言の自己実現
パレートの法則
ジップの法則
ロングテールの法則
ゲーム理論
七十二の法則



・行動経済学、統計学、マクロ経済学、ミクロ経済学。
・行動経済学;人間の行動は感情に左右されるため、必ずしも合理的であるとは限らない。
・検査が終わったあとすぐにファイバーを抜くより、1分直腸内に残したほうが印象がマシになる。
・テストステロン;男性ホルモン。競争性を好む。ハイリスクハイリターンを好む。成功しやすい。眉毛が太くなり男らしい顔になる。薬指が伸びる。足りないと温和な女性っぽい顔になる。
エストロゲン、プロゲステロン;女性ホルモン。協調性を好む。ローリスクローリターンを好む。安定を好む。
・寄付は自分の幸せのため。
・お金という報酬をもらっても、ボランティアを行い社会的な報酬をもらってもドパミンが放出される。
・ボランティアの人に報酬を与えるとドパミンは減る。
・夏休みの宿題を後回しにする人は、嫌なことを後回しにする人、目の前の誘惑に勝てない人。
衝動的に買い物をする、禁煙できない、ダイエットができず肥満傾向になる。
後回し性格と、借金と、肥満には相関関係がある。
・極端なものは避けたいという心理がある。
・決定回避の法則;選択肢が多すぎると選べない。
・ハーディング効果;情報が足りないと群れたくなる。
美味しいかどうかわからないけど行列のあるラーメン屋を選ぶ。
・アビリーンのパラドクス;誰も行きたいと思っていない旅行に行くことがある。
・プラシボ効果により思い込むだけでも能力に差が生まれる。
・カクテルパーティ効果は注意の焦点化によるもの。
注意の焦点をずらすことで、行動も変えることができる。
安いものを買いにいっても、いつの間にかエコの商品を買っていることがある。
・ビキニカーウォッシュ。
・妨害効果;1 500円 2 メタルのペン 3 似たようなペンの3択にすると500円が選ばれやすい。
・誘因効果;1 500円 2 メタルのペン 3 安っぽいペンの3択にするとメタルのペンが選ばれやすい。
・ジョン・メイナード・ケインズ;不景気の際は政府が公共工事を増やし失業者を減らすことで経済効果が生まれる。穴を掘って埋めさせるだけの工事でも効果がある。
・現在ケインズのこの理論は否定されている。
そんな意味のない工事をするくらいなら補助金を失業者に渡したほうが良いと言われている。
・意味のない公共工事での乗数効果に意味があるという理屈を言う人もいる。
しかし、これは前提が間違っており、もともと意味のない工事は生産的ではなく補助金と変わらない。
補助金も意味のない工事も本質的にGDPに数えられない。
だから、波及効果も生まれない。
・イースタリンのパラドクス;ある程度の収入になるとそれ以上になっても喜びは少ない。
1;相対所得仮説。ほかの人と比べて同じ収入なら、収入が多くてもあまり喜べない。
2;順応仮説;はじめはうれしくても次第に慣れてしまい喜びにつながりにくい。
・米国では100人中89人が銃を所持している。
・規模が大きくなると生産効率は上がる。
・職場の人間関係を改善すると労働生産性は上昇する。
・上司が部下をほめると部下の責任感が上がる。
ほめないと責任感は下がる。
しかし、気の合わない上司にほめられても責任感は下がる。
・72の法則;金利(%)×資産が2倍になる期間(年)≒72になる。
金利3%の貯金をすると、72÷3で24年で資産は2倍になる。
6年間で資産を2倍にしたいのなら72÷6で12%で運用する必要がある。

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2012年04月14日

Posted by ブクログ

メモ

テストステロン エストロゲン プロゲステロン
ミラーリング効果
ピーク・エンドの法則
ジャネの法則
プラシーボ効果
アビリーンのパラドックス
ハーディング効果
決定回避の法則
カクテルパーティ効果
バーナム効果
ベンフォードの法則
ドーパミン
妨害効果
誘引効果
大数の法則
公表バイアス
ークンの法則
雇用調整助成金
定数効果
GNH
イースタリンのパラドックス
ユース・バルジ
合成の誤謬
ラチェット効果
バタフライ効果
無償労働
規模の経済
埋没費用
限界効用逓減の法則
ロストジェネレーション
ホーソン効果
ピグマリオン効果
予言の自己実現
パレートの法則
ジップの法則
ロングテールの法則
ゲーム理論
七十二の法則

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2012年02月23日

Posted by ブクログ

広く浅くわかりやすく、という感じなので多少物足りないところもあるし、女性に対する記述には根拠薄弱というかお門違いではないかと感じるところもあるけれど、とにかくいろんなことを経済学に絡めてるのは面白かった。
風が吹けば桶屋がもうかるとは日本のことわざだけど、ブラジルの蝶が羽ばたけばアメリカで竜巻が、とか。グローバル社会ですからね〜
あ、家事労働の費用換算はあれじゃだめですよ。家で家事をしている行為自体をきちんと仕事としてカウントしなきゃ。つまり、家政婦さんを雇う、看護師さんを雇う、などに換算しなきゃ家事なんてやってらんない。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

身近な出来事、現象を経済の観点から分析、難しくなく、さらりと楽しく読めた。
面白かった点
・夏は男性の自動車事故率が高くなる
薄着の女性に気をとられることが多くなるからだ。
・家事の価格は
内閣府の経済社会総研が行った主婦の家事、育児をお金で評価してみると年300万円、一方米国だと900万円これは残業代が米国だとはねあがるから。
・愛の値段
独身女性が結婚相手に求める理想の年収は552万円、ただし本当に愛する相手であれば270万円でも構わないと解答。両者の差額年間281万円が愛の価額。

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2013年03月27日

Posted by ブクログ

よくよく考えるとそーだなー、という具体例が法則化されてて、何でも「なんちゃらの説」とかで偉人の名前が付いてたり、具体的な数字の傾向があったりするのが興味深かった。人の行動の傾向でお金の流れが決まる、その逆もしかり。他愛ない事柄からの気付きが尊いと感じました。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

経済学の知識がなくてもサクサク読める内容だった。正直女性下着の色の傾向で経済が先読みできるっていうのはこじつけのような気がするけど、(不況だからって色が地味になる?笑)あくまで一説としてはアリかなと思う。

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2021年05月11日

Posted by ブクログ

日常でうんちく的に使える経済学の話。
どこかで聞いたことある話が多かったが、分かりやすい話ばかりであっさり読めると思う。


以下、印象的な話

合コン必勝法
→ピークとエンドで印象付ける

宿題を後回しの人は借金しやすい、太りやすい
→現在の誘惑に負けるから

品揃えが豊富だと売上減
→かえって迷ってしまう

選択肢の出し方で結果が変わる
→ABCのCがBを引き立てるか、Bと同類かで変わる

ヘアヌードが減った理由
→巷に溢れて売れなくなったから

労働生産性を伸ばすコツ
→人間関係ではなく、誰かに見られていること

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2016年02月17日

Posted by ブクログ

先日TV上であえなく振られてしまった著者、そういえば積読本に著者の本があったと思って読んだ本。

内容としては経済学の法則を日常に落とし込み、小ネタとして使えるようにされている。
・宿題を後回しにする人は借金しやすい、肥満傾向が強い
・ハーディング効果(情報カスケードにより群れを形成)
・夏は薄着の女性に気をとられるため男性の自動車事故率が高くなる
・男性下着が売れたり、売れ筋女性下着がモノトーン傾向にあると景気はよくなる
・コートジボワールの大統領選が恋@日本に通ずる
などなど単純に面白い。

少し残念だったのが、あくまで小ネタに過ぎないということ。
あくまで雑学・おばあちゃんの知識という感じで、門倉氏らしい著作であるといえるかもしれない。

また暇な時にでもぱらぱらめくりますか。
PSちなみに自分は合コンに行ったこと無い芸人なので、そういった意味でつかみにくい部分がいくつかあった(笑)

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2014年01月03日

Posted by ブクログ

TV番組『ホンマでっか?』でおなじみ、ちょっとボケてる門倉先生なので、どんな本書くのか興味本位で読みました。
経済学を、身近な問題から超わかりやすく解説した入門書。ところどころ、別にきいてないのに、ご自身の趣味嗜好を暴露しているところは、間違いなくあの天然?ボケキャラが顔をだしてます。
この世の中、周りを見渡せば、経済学で考えられることがあちこちに存在していて、一見関係なさそうなことも、経済学をベースにすると見えてくる傾向というのがあるようです。経済は、国家から家庭、果ては男女関係まで?!予想以上に支配力あります。

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2012年05月29日

Posted by ブクログ

経済の法則・雑学の本。フェルミ推定・プラセボ・バーナムの法則・パレート・ラチェット効果・ホーソン・ピグマリオン云々・・・

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2012年05月18日

Posted by ブクログ

待ち時間のイライラはなぜ起こるかとか、夏場は男性ドライバーの事故率が上がるとか、かなり小ネタ的な本。

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2012年04月20日

Posted by ブクログ

日常のよくある現象を経済の理論で説明する本書は、雑学の収集にはもってこいだが、各理論自体を詳しく説明しているものでは無いため、あくまで雑学集収用の域を出ない(経済学を学ぶという目的で読むべきではない)。

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2012年03月31日

Posted by ブクログ

本当に誰かに話したくなる話題あり。
「経済をなるべくわかりやすく伝えたい」という筆者の思いが感じられた。

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2012年03月24日

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