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違法なのか、合法なのか、夜の仕事の儲けのしくみ。あなたが払った数万円は、経営者、女の子、誰にいくらわたったの? 地下経済の規模と秘密を一挙公開! 「キャバクラ嬢の収入の内訳」「女子中高生と女子小学生の援助交際の相場」「買春を完全合法化した国はあるか」など、エコノミストである著者が語る、水商売やコールセンターで働く女性達のお財布事情とは……。アングラマネーの行方を経済的・法律的な視点から追跡する裏の経済学入門書。
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Posted by ブクログ
普段メディアなどで目にする経済が表の経済だとすると、この本は表には出ない裏の経済を端的に書いた本。 タイトルに惹かれて読んだが、内容は統計(著者のフェルミ推定を含む)に基づいたデータが並べられて読み応えがあった。 キャバクラで使われた消費の約半分はホストクラブに流れていた事実は衝撃だったが。。。w
さすが門倉先生、といった感じでしょうか。 高級クラブのホステスは給料を投資に、キャバクラ嬢は給料を消費に使うというのはなかなか面白いです。どっちにしても経済の循環になっているんだと再認識させられます。 気になるのが一点。 そもそも『夜のオンナ』の仕事を無くさなくても良いのかという議論がありませ...続きを読むん。著者は需要と供給があるからそういった議論はしていませんが、こういった形の女性の社会進出は違うような気がします。他の健全な産業に代替した方が良いのではないか……性の搾取という観点から考えれば、ある程度の規制や環境を整備等、落とし所を決めなくてはいけないと思います。 水商売だけが女性の働く場所になるようでは健全とは言えません。現実に他の仕事よりも給料が良いからといって、市場規模が大きいからといって、『夜のオンナ』が増えるのは賛成しかねます。 理想論はさておき、日本の現状として、『夜のオンナ』の市場規模は全体から見ても大きく、改めて驚きます。しかも世界的に見てもその比率は大きく、日本経済を支える重大な役割を果たしている現実は受け止めなくてはなりません。彼女たちの働く環境をより安全に、より快適にしなくてはならないという著者の意見には賛成です。 僕の評価はA-にします。
[ 内容 ] 違法!? 合法! 夜の仕事の儲けのしくみ。 地下経済の規模と秘密も一挙公開。 [ 目次 ] 序章 「夜のオンナ」のお金の行方 第1章 あなたが払ったお金は誰の手にわたるのか 第2章 いちばん稼いでいる「夜のオンナ」は誰か 第3章 日本の夜に稼ぐ外国人女性たち 第4章 外国では「夜のオ...続きを読むンナ」はどうしているか 終章 日本の「夜のオンナ」をどうするべきか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
「夜のオンナ」はいくら稼ぐかというタイトル通り、(明確な定義は無いものの)夜間に働く女性の給与面などから、どの様な働き方があり、それぞれが幾らぐらい稼げるかについて述べている。想像通り、合法非合法含めたあらゆる性産業が中心とはなるものの、夜間営業をする小売の給与面なども比較対象として説明されている。...続きを読むそこには、日本人の就寝時間が徐々に遅くなってきた(23時まで起きている人の割合など)背景があり、女性の社会進出と共に、通常の勤務時間終了後に働く女性も増加してきた事が挙げられる。本書で紹介される、キャバクラをはじめとした夜のビジネス形態それぞれの市場規模などは、情報処理試験でもお馴染みのM/M/1モデルで計算され、それぞれが表している到着/サービス/窓口数などにインタビュー結果や事例からおおよその回転率や利益規模が試算されている。各種市場規模の数値は2006年ごろのものでやや古いものだが、2025年ごろの規模予測なども試算されており、現状を調べる事で答え合わせもできる。サンプル的に幾つかインターネットで調べてみたが、ほぼニアリーな数字になっていて驚いた。そうした活況ぶりも法制度や規制の強化などの影響を多分に受けるであろうが、少なくとも近いものが幾つか証明されたようだ。 本書の中で非常に納得感のある内容は、それら夜の産業に人が集まり、そこで稼がれたお金がその後どの様に流れていくかであった。人それぞれ参入する理由も違うであろうが(例えば援助交際などは大半が一時的な消費に費やされている)、夜の経済圏の中をマネーが再び巡る事が多い様だ。キャバクラで稼いだ女性がそのままホストクラブで散財するなど、それらも現行法制度や社会のあり方に影響を受けているのであろう。また、日本人だけではなく海外から出稼ぎに来る女性などは事情も背景も、その金の使い道も当然異なる。更には日本以外のタイや中国、ヨーロッパ諸国の事例などもあり、文化や考え方の違いを学ぶこともできる。オランダの様に女性の保護(労働環境や公衆衛生面など)の観点から合法化する事は日本が参考にすべき点もある。 いずれにしても、人口減少社会に突入し、昼間の労働人口も不十分な中で、働き手は様々な自分に合った労働の場と手段を選ぶ事ができる。将来の日本経済の事も考える必要があるが、結局は国民一人一人が自身の納得いく方法で自分の特性や能力を活かした働き方を考えていくのがこれからの社会なのではないだろうか。少し極端な話にはなるが、本書が述べる「夜のオンナ」の現場には、先駆ける様に外国人も多数参画してきている。彼女たちがやがて十分な経済的余力を持ち、昼の世界に繰り出し、新たな働き手にもなるような流れが無いとは言えない。そうした夜間の労働力含めて、社会全体が活性化していく期待を持ってみても良いのでは無いだろうか。
気が狂ったか、大学入学当初のプレゼミでビブリオバトルがあり題材にこれを選んだ。奇をてらったんだろう、青い自分よ。 ホンマでっかTVに出演されていた門倉貴史先生の本分ですかね。ビブリオバトルでは少しウケつつ、内容の説明に入ると女学生方は引いていたような気がします。キャバクラの話とかね。
風俗業界を中心にそれぞれの市場規模を推定し現状を示しているところは興味深く面白かった。ただ、昼クラ、パチンコ、海外の売春組織まで扱い、視点が発散した感があったことが残念。
TVで活躍している門倉先生が書いた本。さすがに、アングラの経済学の専門家の書籍ゆえに、他の風俗ルポとは違い、経済効果や市場規模などの言及が多い。 ただし、調査母数が少ない、他の調査からの引用と推定など、信頼性には懸念が残る。 「体当たり系」のライターとコンビを組めば、さらに奥深い結果が得られるのでは...続きを読む? と感じた。
タイトル買いした1冊。限られたデータから「夜のオンナ」たちの収入を試算するその根気というか執念みたいなものにはただただ頭が下がる思いだけど、それだけなんだなー。惜しい!
風俗産業などとかく表立っては語られることのないいわゆる裏産業の経済規模の推測など、非常に興味深い内容が綴られていました。ツッコミの深さはもう少し、と思いましたがここまで欠くのでももしかしたらいろいろと戦わなければならない方々がいたのではないかなぁと思うと、これでも十分なのかなぁ。自分も含めて、この手...続きを読むの産業に流れているお金をもっと健全な方向に使えばだいぶ日本の経済に貢献できると思うのですが。パチンコとか賭博産業にも斬り込んで欲しいものです(もうあるのかもしれないけど)
単純に稼ぎだけをみると、夜のオンナは結構稼いでいるようで、お金に困った人がそちらに向かうのも納得。 勿論、失うものもあるのだろうが。
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「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?
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