門倉貴史のレビュー一覧

  • イスラム金融入門 世界マネーの新潮流

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    サブプライム・ショックでアメリカ型経済システムへの信頼が失墜するなか、「イスラム金融」の存在感が高まっている。
    イスラム金融とはイスラム教の戒律シャリーアに従った金融の仕組み。
    最大の特徴は「利子」がないことにある。
    いまイスラム金融市場には中東の巨額なオイルマネーが流入、急拡大する市場に参入すべく、非イスラム教国も商品開発・インフラ整備に乗り出した。
    イスラム金融は世界金融市場を制するのか?
    日本は乗り遅れていないのか?
    注目の金融システムのすべてが分かる。

    [ 目次 ]
    プロローグ 金融市場の新たな勢力
    第1章 イスラム金融、これだけ知れば大丈夫
    第2章 有力グループ、ME

    0
    2011年06月05日
  • 貧困ビジネス

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    [ 内容 ]
    底なしの不況に落ち込んだ今、急増する貧困層を食い物にして儲けるビジネスが跋扈している。
    「敷金・礼金なし」で貧困層を誘い込み、ほんの数日の家賃滞納で法外な違約金を請求する「ゼロゼロ物件」。
    多重債務者にニセの養子縁組をさせてさらに借金を重ねさせる「リセット屋」等々。
    なけなしの金をむしりとり、貧困層をさらなる困窮へと陥れる「貧困ビジネス」は、もはやモラルをかなぐり捨てた、日本経済の末期的症状の象徴だ。
    気鋭のエコノミストがその実態を生々しくレポート。

    [ 目次 ]
    第1章 食いものにされるワーキングプア
    第2章 世界中に蔓延する「貧困ビジネス」
    第3章 ますます悲惨な非正規雇用

    0
    2011年06月05日
  • 「夜のオンナ」の経済白書 ──世界同時不況と「夜のビジネス」

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    [ 内容 ]
    「夜のビジネス」の世界市場規模は55兆円。
    世界の「夜のオンナ」たちが稼いだお金の行方を探る。

    [ 目次 ]
    第1章 搾取される開発途上国の「夜のオンナ」たち(開発途上国の男性優位社会が売春を促す;タイの「夜のビジネス」はベトナム戦争の遺産 ほか)
    第2章 合法と規制の狭間で揺れる先進国の「夜のビジネス」(先進国の「夜のビジネス」の仕組み;米国デンバーで買春するとテレビで顔と名前が晒される ほか)
    第3章 日本の「夜のオンナ」最新事情(締め出される「風俗案内所」;わいせつDVD販売に対する規制も強化 ほか)
    第4章 世界同時不況と「夜のオンナ」(金融危機が「夜のビジネス」を直撃

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    2011年05月24日
  • 「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?

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    [ 内容 ]
    違法!?
    合法!
    夜の仕事の儲けのしくみ。
    地下経済の規模と秘密も一挙公開。

    [ 目次 ]
    序章 「夜のオンナ」のお金の行方
    第1章 あなたが払ったお金は誰の手にわたるのか
    第2章 いちばん稼いでいる「夜のオンナ」は誰か
    第3章 日本の夜に稼ぐ外国人女性たち
    第4章 外国では「夜のオンナ」はどうしているか
    終章 日本の「夜のオンナ」をどうするべきか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振

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    2011年05月24日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    [ 内容 ]
    野球選手はなぜ個人会社を作るの?
    会社員の副業はなぜ社会にバレるの?
    ソープランドで働く美しい女性の取り分は?
    全ての質問に気鋭のエコノミストが答えます。

    [ 目次 ]
    第1章 野球選手はなぜ個人会社をつくるのか
    第2章 長者番付に載る人、載らない人
    第3章 サラリーマンの副業はどれだけ有利か
    第4章 会社はどれだけ社員と国にお金を払っているか
    第5章 税金を払わなくていい仕事の種類
    第6章 地下ビジネスの担い手たち
    第7章 先進各国の税体系
    第8章 どのような税制が最も望ましいか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章

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    2011年05月24日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    [ 内容 ]
    政府や民間の調査会社など様々な機関が発表する統計は、私たちが経済や社会の動きを数字で把握するのに、とても便利なものである。
    しかし、世の中に氾濫するたくさんの統計を正確に読みこなすことは容易ではない。
    「積極的な人」、「大人しい人」、「怒りやすい人」、「泣きやすい人」、「せっかちな人」、「のんきな人」など、人間一人一人が独特の性格や行動パターンを持っているのと同じように、ひとつひとつの統計も、「上振れしやすい統計」、「下振れしやすい統計」、「変動の大きい統計」、「変動の小さい統計」など、独特のクセや動きのパターンを持っているのだ。
    具体的事例で統計センスを身につける本。

    [ 目

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    2011年04月09日
  • 官製不況~なぜ「日本売り」が進むのか~

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    [ 内容 ]
    一匹の妖怪が日本を徘徊している-「官製不況」という妖怪が。
    アメリカのサブプライムローン問題に端を発する世界同時株安。
    なぜ、日本の株価が“震源地”アメリカより大幅に低迷しているのか?
    欧米の金融機関に比べれば、日本の金融機関が抱えるサブプライム関連商品はそれほど多くない。
    また、企業収益や国内景気が特別に悪いわけでもない。
    本書は、外国人投資家にも広がりつつある「kansei fukyo」という言葉を軸に、様々な角度から日本株だけが「売られる」理由を解説していく。

    [ 目次 ]
    プロローグ
    第1章 なぜ日本の株は下がり続けるのか?
    第2章 モラルハザードと官製不況
    第3章 な

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    2011年04月08日
  • ホワイトカラーは給料ドロボーか?

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    [ 内容 ]
    日本のホワイトカラーの労働生産性は、本当に低いのか?
    メディアなどでよく報じられる労働生産性の国際比較によれば、OECD(経済協力開発機構)加盟三〇カ国中一九位、主要先進七カ国(G7)のなかでは最下位となる。
    しかしこれは、ブルーカラーも含めた労働者全体の労働生産性であって、ホワイトカラーの生産性だけを抜き出したデータは存在しない。
    本書では、入手可能なすべてのデータをもとに、あらゆる角度から日本のホワイトカラーの実力を論じる。

    [ 目次 ]
    プロローグ 法案提出見送りとなった「ホワイトカラー・エグゼンプション」(全就業者の過半を占めるに至ったホワイトカラー 労働改革によって正

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    2011年04月08日
  • 中国経済の正体

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    中国経済の現状と、その要因、今後を読み解く上で知識をまとめている。
    「人口ボーナス」と「人口オーナス」のあたりの話は参考になる。人口ボーナスは、労働人口の割合が増えている時期で、経済に正の影響を与える。2015年以降に、中国の人口ボーナスはピークアウトを迎える。
    日本のピークはバブル崩壊直前で、それ以降は人口オーナス状態。

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    2011年03月15日
  • 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?

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    著者はアングラ系経済書の日本における(多分)第一人者。タイトルは例によって釣りであり、この本の主題は結局のところ「節税の方法」と言えそう。データが豊富なので説得力がある反面、そこまで目新しい内容でもなかった。

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    2011年03月06日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    ネタバレ

    統計について、非常に分かりやすく書かれている本。特に、統計が実感と合わない時があるのはなぜか、の部分は興味深い。

    数字やグラフが多い一方、扱う話題は私たちにより近いものが多い。多少の統計の知識があれば、より楽しく読めるし、むしろ無い人にもオススメ。統計の面白さにきづけるのではないでしょうか。と言っている私も多少齧っている程度なので、詳しいわけではありませんが…。

    密度が濃い一冊です。

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    2011年02月28日
  • ゼロ円ビジネスの罠

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    タダより高いものはない。昔の人はそう言うけど、消費者はタダに飛びついてしまう。

    マクドは無料でコーヒーを配る。大学キャンパスでは裏面に広告を載せた用紙で無料コピーを提供する。ネットゲームも、クーポン雑誌も、売春宿も、包茎検査も無料。そんなゼロ円ビジネスで、企業はどうやって儲けるのか。と、興味津々な前フリだが、その説明はだいたい予想通り。

    「目から鱗」な本ではない。が、今後も新たなゼロ円ビジネスは現れていくだろう。消費者としては、その裏事情を読み取った上で、そのサービスを利用していくべき。やはり、タダより高いものはないのだ。

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    2011年01月07日
  • ゼロ円ビジネスの罠

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    タイトルの「罠」は、主に消費者に対しての警告で、第4章に詐欺まがい、あるいは詐欺そのものについて記述されている。企業側の視点ではあまり書かれていない。企業側の視点としては『フリー』の方が詳しい。一消費者としては、こういう書があると、「ゼロ円」のからくりが見えて、ははーんと楽しめる。

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    2010年12月16日
  • ゼロ円ビジネスの罠

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    「Free」以来話題となっているフリーミアム〜ゼロ円ビジネスだが、そこには大きな問題が隠されている。ゼロ円でモノやサービスを提供するには当然どこかで儲けを出さなくてはいけないのは自明。コンシューマーはそれに気づかないか、気づいても「自分だけは得をしたい」という思いからこの種のビジネスに絡め取られていく。

    筆者はゼロ円ビジネスを次のように分類する。

    1.広告依存型〜従来型ゼロ円ビジネス。
      不況による影響を受けやすい。
    2.フリーミアム型〜無料提供分とは別のところで利益を得る。
      有償オプションやリピートなど。
    3.無料商法〜催眠商法など正常な判断を失わせて購入させる。
    4.ボランティア

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    2010年10月26日
  • 貧困ビジネス

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    格差がますます進行する社会は今や、富裕層より貧困層の市場規模の方が大きい。
    その市場を狙い撃ちする貧困ビジネスは、貧困層を更なる貧困に陥れる。

    平易な語り口で非常に読みやすいが、内容はもうこの世で生きていくことに絶望するような、現実に今進行している格差社会のシステムを描き出していく。

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    2010年09月01日
  • イスラム金融入門 世界マネーの新潮流

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    全然知らなかった、イスラム金融について学ぶための良本。イスラム金融はシャーリアという教本により形作られている。まず、驚くべきはイスラム金融には利子が禁止されていること。まぁ、利子に代わりる仕組みはあるが、それもモノの価値とリンクしているため、金が金を生む利子との違いは興味深い。他にも、保険の禁止や、投機の禁止など、えっと驚くルールが満載。複雑で世界中への影響力をます、イスラム金融を学ぼう。

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    2010年08月29日
  • 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

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    計算が得意とかではなく、“数字に強い”というのはビジネスにおいて重要だと思います。「地頭力」のように知識がなくても回答に導いていくための筋道が立てられる能力とか、私も身につけたいものです。
    数字といえば、よくニュースで耳にする「平均○○万円」、「経済効果○○万円」、「倍率○倍」、といった統計数字。どうやって算出しているのかなぁ、ホントにそうなのかなぁという疑問は常にありました。手にとった「統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?」という本はまさにそんな疑問に答えてくれる事例がたくさん掲載された良書です。平均貯蓄残高、平均寿命、平均初婚年齢、有効求人倍率、犯罪件数、検挙率、所得格差、クールビズの経

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    2010年06月29日
  • 貧困ビジネス

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    大学教授だからかわかりやすかった。
    物乞いをさせるために残酷なこともさせるということに、悲しみと驚きを覚えた。
    淡々と語られる事実に、さて知ったからにはどうすればいいのかと言われている気がした。

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    2010年06月25日
  • 貧困ビジネス

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    貧困にあえぐひとをさらに苦しめる「貧困ビジネス」の現状について書かれている。今の日本は、アメリカの後追いの流れに乗って、中流の人ですら貧困に転落する可能性が出てきた。
    この本に書いてあることは人ごとではなく、明日は我が身・・とならないとも限りません。

    もうアメリカの後追いなんて止めましょう。

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    2010年06月08日
  • 世界一身近な世界経済入門

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    コーヒー
    バードフレンドリーコーヒー:渡り鳥が飛来できる12m以上の高い原生林が4割を覆う農園で、有機農法で栽培。7カ国32農園で認証。スミソニアン協会が認証。住友商事が専売特許権を獲得。小川珈琲が販売。


    マグロ:日本の消費量は世界の4割。クロマグロやミナミマグロはほとんどを日本が消費。
    ウナギ:7割は日本人が消費。日本の消費量の8割は輸入。輸入先1位は中国で58%を占めるが、水銀が検出されたことがあり、検査が厳格になっている。EUはヨーロッパウナギの稚魚の漁獲量を2013年までに60%削減する。

    地球温暖化
    伊藤忠、三菱商事、三井物産などがインドネシアのバイオ燃料プロジェクトに進出を

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    2018年10月31日