天童荒太のレビュー一覧

  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    悪くはないんだけど、ちょっと物足りない展開。児童虐待というところから始まって、さまざまな家族が出てきて、殺人事件も絡んで、これだけの材料をそろえたら、もっと面白くなるはずなんだけど。天童荒太が優しいからか、殺される人も意外と少ない。ほかの二流作家なら10人以上殺されているはず。

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    2014年10月12日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    2014/09/30
    ドラマの最終回を見ちゃってから読むペースが落ちちゃって、ダラダラ読み進めてしまった。
    全てが解決とはいかなかったけど、ほんの少し希望が持てる終わり方で良かった。
    また明日。いい言葉だと思う。

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    2014年09月30日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    途中でもう犯人が誰だかわかっているのに、冗長すぎる。199頁「不良債券を抱えた」は「不良債権を抱えた」が正しい表記では。

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    2014年08月25日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    シリアルキラーの動機としては珍しいのではなかろうか。
    本人たちが良いことをしているという意識で悪行を繰り広げているところが邪悪。

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    2014年08月16日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    冒頭のお悩み相談室の会話がフォーマットなのかと気づかされた第2部。
    各々の悩みも解決するどころかもつれているように思われる。そして更なる凶行が…

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    2014年08月16日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    完結。

    【まだ遠い光】

    遠い、けれど確かに見えていることを希望として、と言うことだろうか。

    何にしてもこの作品のテーマに関しては一言じゃあ言い表せないなー。

    所々同著者の『悼む人』を思い出させるシーンが見え隠れ。

    天童さんの文体は相変わらず読みやすかったです。

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    2014年08月13日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    だんだん物語が進み始めた。。
    やはり拷問(?)シーンはきっつい・・・。
    勘弁して・・・と思いつつ読み進める・・・。

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    2014年08月12日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    ずっと昔に読んで、全く話を忘れているので読み返し中。。
    「ああ、いたなあ。」って馬さんのことはかろうじて覚えていたような。。

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    2014年08月11日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    なかなか話が進まないけど、一つづつ接点が出て来て、最後はどうなるんだろう…とやっと面白くなってきた。
    白蟻駆除と事件はどう結びついていのか…

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    2014年08月09日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    世の中が辛いこと一色のように思える。この小説には悩みを抱え込んだ人が集まってる。自分ではまぁ標準的な子育てしてるから我が家は大丈夫と思っていてもイメージしていた家族にならないことがあるんだろう。子育てって習うこともなく難しいものだと改めて思う。正しいと信じていたやり方が将来間違っていることもあるし…

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    2014年07月28日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    話がやっと繋がってきた感じ。ほんと面倒くさい話。いらいらするような登場人物の中でケートク君が素晴らしい! そう云う風に生きようよ!

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    2014年07月20日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    第一部と書いてあるのにラストの方になって「あれ、話が全く終わりそうにない」と思ってしまって・・・
    全部で五部もあるんですね。
    私が購入したのはタイトルが「家族狩り」となっている黒と青の色使いに羽のある「テレビドラマ化」と書いてあるものでした。
    なので、タイトルのイメージからは家族が殺される、みたいなミステリーを想像してしまったため、若干物足りないというか、根本のテーマがずれたまま読み始めてしまいました。
    内容は興味深く続きが気になるので、ぜひ五部とも読んでみたいです。

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    2014年07月16日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    ドラマを見て気になり、遅ればせながら読み始めました。

    誰もが人生の中で度々躓くであろう【家族】を題材にした長編第一部。

    相違点も多々ありますが謎解きも含めてドラマと並行して楽しめそう。

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    2014年07月15日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    5部にわたる長編ということで、登場人物一人一人が丁寧に描かれていた。
    はじめはそれぞれが軽率で自分勝手に行動しているように感じて読んでいて苛立ったが、段々その人の人となりが分かるにつれて理解できるようになった。(理解できても好きになれない人物が多かったが…)

    家族だからこその難しさがひしひしと伝わってきて、終始辛く重たいものが肩にのしかかってくる作品だった。
    家族を思う気持ちがあっても、関わり方が下手だったり、少しすれ違ってしまったりするだけで、大きくズレてしまう様子が切なかった。

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    2014年07月07日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    一冊目だから、まだどうなるのかの期待が高い。
    文章は読みやすく、程よいスピードで話も展開していく。

    もっと暗い話をイメージしていたので今のところまだ大丈夫(*^^*)

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    2014年06月29日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    全五部の大作の第一部。人物紹介的な内容だったが、続きが気になる。
    ただ、登場人物に魅力が無い。今後印象が変わってくることに期待したい。

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    2014年06月11日
  • 包帯クラブ

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    怪我をしたときに活躍するのは包帯です。
    私も子供のころ、包帯が好きでした。痛々しい傷も真っ白な包帯で包まれると、痛みもやわらいだ気がします。
    「これでもう大丈夫。」なんていう、安心感が生まれ、その落ち着いた感じが良かったのです。

    この作品はその包帯が与える良い印象をもとにしていました。
    傷つきやすい高校生たちが、心をズタズタにされた場所や嫌な思い出のあるところ、あるいはトラウマになったものに対して、手当をするというかたちで、包帯を巻いて、心を癒していくというストーリーです。なんだかある意味、作者の代表作『悼む人』にも似ているような感じでした。

    主人公は、16歳の高校2年生、ワラ。離婚した母

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    2017年11月09日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    再読
    浚介が ある事がきっかけで 変わりつつある。
    馬見原が もどかしい
    ちゃんと しっかり 佐和子を見てと思う。
    でも、冬島親子も心配…

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    2014年05月19日
  • 包帯クラブ

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    文の書き方が面白いな、と。
    文自体は簡潔で読みやすいが、考えさせられることが多かった。
    世界の苦しんでいる人を助けられるなんてことは安易に言えないけれど、何も考えずに生きていくというのも違うと思う。そういう葛藤が現れている。
    大人になったらそんな葛藤は、解決されているのだと思うが、今はまだ処理に困る問題。私もいつも考えていたことなので、入り込めた。まだ解決できていないが、若い世代に向けた小説なのだろうと感じた。

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    2013年11月06日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    「ニュースは先進国から配信されるんだよ、ママ。だから先進国の被害は、五人でも五千人でも、ぼくたちは知ることができる。同情し、怒って、報復は仕方ないと思える。でもねママ、貧しい国にはカメラはない。大きい国に都合の悪い映像もカットされる。だから、貧しい地域で殺された子どもや、誤爆で吹き飛ばされた花嫁や、飢えや疫病で死んだ家族の姿は、ニュースには流れないんだ。十万人、百万人と死んでも、ぼくらは涙は流せない。だってテレビに映らないからね。わかる、ママ?いまは、テレビに映らない死者は、はじめから生きている人としても、存在していない時代なんだ。すごいペテンだと思わない?」


    全然物語の潮流のセリフなんだ

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    2013年11月02日