天童荒太のレビュー一覧

  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    ドラマが始まるとのことで、読んでみた作品。

    今まで本屋さんでも目に留まることがなかった。
    「家族狩り」というタイトルならもっと目に留まったかもしれないが、それぞれのタイトルにあまりインパクトが感じられなかったからか?

    しかし、読んでみたらとても読みやすい。
    中高生でも自然に情景が頭に入ってくるような読みやすさではないかと思う。

    5冊のボリュームもあって、しっかり登場人物像も頭に入り、話の展開も次々へと進む感じが良かった。

    今まで天童さんの作品は一作も読んだことが無かったが、また別の作品を読んでみたいと思った。

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    2014年07月13日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    「永遠のゼロ」に続き、とある大先輩の読書仲間から最近のおすすめということで紹介してもらった1冊。

    世間にとってはセンセーショナルなトピックスであろうが、私にとってはこれまでの経験上既知のトピックス。でも、読み進めると止まらない。

    まさかの5編立てなので、これからもじっくりと読み進めていきたいと思う。

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    2014年07月06日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    ドラマ化を知り、関心を持って手に取った第一部。
    この先どう展開するのか見届けたいと第二部に読み進みました。
    登場人物達が自問する問は、私自身、十代の時に頭の中にあって、けれど答えが出る訳でもなく、長年考えることを放棄してきましたが、そのことも本作に惹き付けられる理由なのかもしれません。
    第三部は一息ついてから、読み始めたいと思います。

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    2014年06月29日
  • まだ遠い光―家族狩り 第五部―(新潮文庫)

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    7月からドラマがはじまるみたいで とても楽しみだ。
    崇高な犠牲のドミノみたいな考え方は、私には理解できないし 理解しようとも思わない。

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    2014年06月07日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    再読
    椎村の父に対する気持ちが前回より よく分かる。
    文中の その父が、まだ六十そこそこなのに、一人では歩けない。
    泣きそうになったし 悔しい気持ちにもなった。

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    2014年05月24日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    「自分のつらさ、痛みを、勇気を持って共有してくれる誰か……それが家族というものかもしれません」
    この台詞、とても心に響きました。私も家族にとって、そういう存在になりたいと思いました。

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    2014年05月16日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    何年か前に読んだのを再読
    前より 心に入ってくるというか 重苦しい。
    色んな家族がいて 色んな家族の形がある。
    家族を作るのは、難しい。

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    2014年05月13日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    私の生きてる世界はとても不安定で壊れやすいもの。この幸せな生活も幻世なのかもしれない…。「家族とは何なのか?」を、考えさせられる作品です。

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    2014年05月10日
  • 静人日記 悼む人II

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    前作「悼む人」の後日譚。静人が記した日記の形をとって列挙される、あらゆるかたちの不遇な死。正直、延々と連なる死の記録に、不快で堪らない気持ちにさせられる。その先に希望はあるのか。見知らぬ人を悼むということの尊大さや無意味さにどう折り合いをつけていくのか。世の中のあらゆる不幸や悲しみをどう扱ってよいのか分からないまま、最後まで読む。何かが解決するわけでもないけれども、少なくとも死と、生について考えることはできる。薄くて、重い一冊だった。

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    2014年03月03日
  • 包帯クラブ

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    ネタバレ

    人が受けた深い傷に、わたしたちができることは、ほとんどないように思う。でも、相手の沈む心を想いながら包帯を巻くことで、<それは傷だと思うよ>と名前をつけ、<その傷は痛いでしょ>と、いたわりを伝えることはできるかもしれない。(本文より抜粋)


    ディノが好きだ。
    『永遠の仔』の著者が送る、世界の一欠けらの人たちの物語。テーマはシリアス、内容はなかなかにコミカル。
    話自体はそう軽くないのだが、文章や登場人物故か、全然重い感じはなくすんなりと話に入り込める。
    同じ傷なんて無い、というところに深く共感を覚えた。
    シリアスとコメディが半々と言った感じの話で楽しく読める。
    人が受ける傷は様々で、その一つ一

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    2014年02月02日
  • 巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

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    孤立無援で事件を追う馬見原は、四国に向かった。捜査のために休暇を取ったのだ。彼はそこで痛ましい事実に辿りつく。夫に同行した佐和子は、巡礼を続ける者の姿に心を大きく動かされていた。一方、東京では、玲子のことを心配すること游子と、逃避行を続ける駒田の間に、新たな緊張が走っていた。さまざまな鎖から身を解き放ち、自らの手に人生を取り戻そうとする人びと。

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    2014年01月01日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    ピエロ。浚介は、生徒たちからそう呼ばれていたのだという。ふたつの事件を経て、虚無に閉ざされていた彼の心に変化が訪れていた。ピエロ。馬見原は今そう見えるだろう。冬島母子を全身全霊で守っているにもかかわらぐ、妻や娘との関係はゆがんだままだから。また一つの家族が失われ、哀しみの残響が世界をみたす。愛という言葉のもつさまざまな貌と、かすかに見える希望。

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    2013年12月26日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    あの日の光景をふり払おうと酒に溺れていた浚介は、さらなる痛みを味わう。游子は少女をめぐり、その父親と衝突する。亜衣は心の拠り所を失い、摂食障害から抜け出せずにいる。平穏な日々は既に終わりを告げていた。そして、麻生家の事件を捜査していた馬見原は、男がふたたび野に放たれたことを知る。自らの手で家庭を崩壊した油井善博が。

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    2013年12月26日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    高校教師・巣籐浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。馬見原光毅刑事は、ある親子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。児童心理に携わる氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛めていた。女子高生による傷害事件が運命の出会いを生み、悲劇の奥底につづく長き階段が姿を現す。

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    2013年12月26日
  • 遭難者の夢―家族狩り 第二部―(新潮文庫)

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    家族狩りの第2部
    浚介のキャラクターイメージが変わってきた
    事件後に若者たちに襲われてから人間味が出てきた
    新たな事件の気配を匂わせて終わってるため、早く三部を読みたくなるね

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    2013年12月06日
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)

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    家族狩りを文庫本かする際の5部作にされた第一部

    1部はどうやら登場人物の説明が主な内容
    1部ラストでやっと事件が起きる
    だが、まだまだ先は見えてこない
    続きが気になる

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    2013年11月29日
  • 静人日記 悼む人II

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    天童荒太の直木賞受賞作品『悼む人』。
    その続編が文庫化され、書店に平積みされていたので、読んでみることにしました。
    『悼む人』の主人公、坂築静人。
    新聞記事や人との会話を通じて得た情報をもとに、人が亡くなった場所に行き、悼む。
    悼む前には、まわりの人に話を聞いて、対象者がどのような人に愛され、感謝されたかを聞く。
    ”宗教的苦行”のようにも解釈される旅を続ける主人公の、日々の行動と思考を、半年に渡って日記的に綴っているのが、この作品です。
    話を聞こうとして、変人扱いされたり、遺族から厳しい反応を示されたりしてしまう主人公。
    それでも、人の死を悼まないではいられない彼の、心の葛藤と、死というものや

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    2013年01月07日
  • 巡礼者たち―家族狩り 第四部―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。

    一歩一歩、それぞれの家族が前に進みだそうとしている。最終部へ続く。

    天童荒太は愛媛出身のせいか、ストーリーによく四国が登場する。今回のお遍路めぐりだったリ、永遠の仔の石鎚山の登山だったり。心をゼロに戻したいとき行ってみたい場所。

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    2012年11月06日
  • 孤独の歌声

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    自分の中にある孤独をどう表現していくのか?
    「もうひとりぼっちじゃない。」
    という孤独にたいするメッセージ。
    しかし、理解し合うことではなく、つながることではない。

    こういう作品を読むと、心がいたたまれなくなる。
    つらいのだ・・
    とことん「逃げ場」を失っている。

    登場する人物は、3名。
    それぞれが「孤独」というものを背負っている。

    風希 子供の頃の経験が、自分の中で、深く根ざしている。
    誘拐 殺人 そんなことはいつもおこる。

    ここでの生きている姿は、りりしく、
    そして、まっすぐにいきようとしている。
    ある意味では、小学生の体験として、自分の友人が誘拐された。
    そのことを背負っている。

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    2018年03月10日
  • 贈られた手―家族狩り 第三部―(新潮文庫)

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    第三巻。ようやく人間らしい人間(ケートク)が現れたのが救い。話は重く複雑に絡んでくる。個人的に謎だった人物の過去の扉のようなものも見えた。ただ、希望もある。ケートクの存在や、氷崎と巣藤の間に芽生えそうなもの。みながいったん立ち止まり、心の底より自分に問いかけるときがきた。

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    2012年04月06日