ジェンダー・クライム

ジェンダー・クライム

1,800円 (税込)

9pt

『悼む人』『永遠の仔』の著者が贈る、ノンストップ・クライムサスペンス。

誰もが容疑者。誰もが当事者。
性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。

土手下に転がされていた男性の遺体。
暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。

「目には目を」

なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。
次々現れる容疑者、そして新たな殺人。
罪を償うべきは、あなたかもしれない。

天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!

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ジェンダー・クライム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現在も未だハラスメントが問題になっていることはまだまだこれからも課題だと思います。
    この度、女性総理が誕生したことで、日本は世界からどう見られるかも気になる方が多いのではないでしょうか。

    私もここ数年、夫のモラハラに悩んでいる一人です。
    60代半ばを過ぎましたが、「女のくせに」と度々言っています。

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    天童荒太さんの作品を読むのは初めてということもあり、あらすじを読んでなんとなく、「女性が男性に対して復讐をしていく、暴力描写強めな犯罪小説かな?」と思っていたのですが…。
    いざ読んでみたら、一冊の中で幾つものジェンダー問題が扱われている、ガッツリ社会派な警察小説でした。とても良い方向に、良い意味で、

    0
    2024年11月24日

    Posted by ブクログ

    ジェンダー・クライム、天童荒太、文藝春秋


    性犯罪をテーマにした、読み応えありのサスペンス小説です。
    読み終わって日が経つのに、熱がおさまらないままこの文章を書いています。


    ものすごく面白かったです。


    衝撃的な始まり、緊迫感のある描写、手に汗握る邂逅、そしてラストシーン……


    真犯人の心

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    ジェンダークライムとジェンダーバイアス。
    異性の感性は、どこまでも自らの性を通して想像するしか術がない主観である。

    だけど、このことは「性」に限らない。

    男性か女性か、というラインが概ね人類を二つに分ける大きな属性だから、それぞれに「分かりやすいステレオタイプなイメージ」を持つ事で、認知の二択を

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    あまりにも悲しい結末にここまで犯人が背負わなければいけなかった事を思うと
    本当にやるせ無い。
    自分勝手な欲望のままに犯した犯罪は
    多くの人に大きな傷を残す。
    今でも耐えない性犯罪、家庭内暴力
    まだまだ女性は弱い立場
    悲しい世界もある事…ただ悲しく思う作品
    ラストの鞍岡さんと志波さんのエピソードに救わ

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    昨今、メディアで見かける性暴力の被害者側がいわれなきバッシングを受けて更なる被害を受ける、加害者家族が住居や学校を追われる様が描かれていた。
    現代、ここまでネットやメディアの報道が発達するともうなすすべがなく、大半が泣き寝入りなのだろう、なんともやるせない気持ちになりました。
    犯人の動機も悲しく苦し

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    「お互いに、お互いを、必要としてるんだね」
    「……ああ。必要だよ」
    「人にさ、必要とされるのって、すごく嬉しいよね」
    「……ああ」

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    寂れた草地の中から中年男性の遺体が発見された。
    頸部圧迫による窒息死。
    異常なのは、裸にされた体内から見つかったメモ。
    そこには「目には目を」と書かれていた。

    サスペンスものは多く読んできた。
    本作も真相がわかるまではゆっくり読み進めた。
    随所に天童荒太さんらしいメッセージが置かれている。
    ハラハ

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    知らず知らずのうちに性差を意識しているのかも。相手のことを一人の人間として考えたらいいのかも知れない。

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    『歓喜の仔』『家族狩り』シリーズとは読後感がかなり違う。余根田のような悪人は「悪役」として切り捨てて読み切るのがふつうなのだろうが、天童荒太さんの見えない引力で、余根田の生育環境などに思いを馳せ、希望が見出せないものかと考えさせられた。

    0
    2025年02月15日

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