ビートたけしのレビュー一覧

  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    北野武が、普段思っていることを書いたもの。テレビは規制が多く、言いたいことも言えないので、思う存分言いたいことを本にしている。的を得ていることが多く、共感をもった。国会議員でも思っていることが言えないもどかしさを感じていると思うが、変えていかなければいけない体質だと思う。マスコミや左翼に負けないでほしい。
    「他のタレントじゃ「完全アウト」で大問題になっちまいかねない内容でも、オイラの発言ならなぜかセーフになっちまう。まァ、そりゃ当たり前だよ。ここ何年かで芸能界で顔が売れてきたくらいのヤツと、40年以上この世界で生きているオイラじゃ年季がまるで違う。「掟破り」ってのは、一朝一夕にはできない芸の

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    2018年10月21日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    政治、犯罪、ネット社会、教育、芸能スキャンダル…。偽善と矛盾だらけの現代ニッポンを、ビートたけしが毒全開でぶった切る。『週刊ポスト』連載「ビートたけしの21世紀毒談」から抜粋したエピソードを大幅加筆。

    最近のビートたけしは年のせいかますます滑舌が悪くなり、また高い声で話すのでTVでは何を言っているのかわからないことが多い。でも活字になれば言いたいことがここまで明瞭になるのかと感心した。その発言には物事の核心をついていることが多く、さすがだ。
    (B)

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    2017年10月08日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    テレビでは滑舌もスピードも以前より悪く、さらに毒舌がカットされてしまう現状のテレビ界では前ほどの活躍を見られず、映画監督としての評価が高まることで時折文化人に見えてしまうこともあるたけしさんの活躍の場がここにあった。
    毒舌のキレは相変わらず。
    出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれないの言葉通り、他の芸人さんが言ったら大炎上してしまうような発言を繰り返している。
    それでも、たけしさんが言うなら仕方ないなと思えてしまう世の中はとても生きやすい世の中だと思う。
    これらの特権が許される最後の世代の中心人物。
    これからも長生きして、嫌な爺さんであってもらいたいと思いました。

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    2017年09月30日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    『テレビじゃ言えない』という題名だが、これは本書冒頭によれば、「最近の想い」を一言で表したモノであるようだ。近年はテレビの世界は“自主規制”のようなモノが相当にキツく、「アレはダメ」、「コレもダメ」と「言ってはならない」と先回りして注意される場合が殆どなのだという。そこで本書という訳だ…

    本書に納められたエッセイの多くは「世の中の常識を疑ってみる」というような出発点を有しているモノのように見える。“本音”で“正直”に考えてみると「あの件に関して…」と思い浮かぶ色々なことが在り、それをビートたけしなりの流儀で言葉にして整理したという感じがする…率直に、「それだ!そのとおりのように思う」という部

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    2017年02月22日
  • ヒンシュクの達人(小学館新書)

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    ネタバレ

    ネットでこの本の名前をよく聞くので購入しました。
    文体は話し言葉でとても読みやすいです。何も考えなくてもさらっと読めてしまう。下ネタや笑いがところどころに散りばめられていて、それが本書を読みやすくしていますが、逆にそのせいで著者の真面目な意見も笑いながら読み流してしまっているのかもしれません。
    知人が心臓マッサージで蘇生して、それを「俺が葬儀委員長で香典集めて飲みに行く予定だったのに」といじるのはギリギリOK。従軍慰安婦は必要だったと言うのはNG。ヒンシュクがヒンシュクで済むギリギリのラインを著者は熟知しています。僕はどこまでなら許されるのかが読めないタイプの人間ですので、著者流のヒンシュクを

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    2014年11月03日
  • 貧格ニッポン新記録(小学館101新書)

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    こりゃーおもしろい!!
    たけしはほんと天才だ。。
    ニッポンが抱える様々な問題を実におもしろい切り口でぶったぎっている
    感じです。
    たけしの他の本も早速読んでみたいと思います。
    そうそう、これは週刊ポストの連載をまとめた本なんですが、ポストを
    これだけの為に買ってしまいそーです

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    2009年10月04日
  • 貧格ニッポン新記録(小学館101新書)

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    かつて週刊ポストで連載されたコラムからの抜粋で作られた新書。他のコラムに関しては小学館文庫から発売されている。
    10月1日に発売された小学館101新書の第一シリーズ。
    特にビートたけしらしい毒舌に加え、痛烈な社会風刺は読むだけで気分爽快なものが多くストレス発散にも向いている作品。
    最初の内は言葉がきつかったり、いくら何でも言いすぎじゃないだろうかと最初は思うかも知れないが、よくよく考えてみると「確かにその通りだ!」と、思わず言いたくなるような話ばかり。
    話のテーマは現代社会の問題点に合わせてあるので時事問題の勉強代わりにも持ってこいの一冊であり、一つ一つの話が短いので毎日の隙間時間に一つずつ読

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    2009年10月07日
  • 浅草キッド

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    芸が無ければ芸人とは言えない。歌、踊り、芝居、楽器など芸事を人に見せられるのが芸人だと。師匠の教えがあってのビートたけしなんだねぇ〜。昔の浅草に行ってみたいなぁ。

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    2025年11月27日
  • 浅草キッド

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    Netflixの映画は未視聴。劇団ひとりさんと太田光さんの掛け合いは見た

    題名だけは知っていた本。講談社のキャンペーンに釣られて購入。
    わかりやすく章分けされており、北野武氏と深見氏の関係が語られている。湿っぽくない文章ながら、北野氏の深見氏に対する思いが漏れ伝わる形式。
    深見氏から独立したのち、深見氏との最期の別れが淡々としたものになっているのがなんとも悲しい。世の中の師匠と弟子というのは、やはりこういう悲しいものなのだろうかなあ。
    淡々としたラストにならざるを得なかったあたりに北野氏の後悔のようなものも感じられる気はする。
    末尾のコント台本は北野氏がご遺族から権利を買ったのかな?とても貴

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    2025年07月04日
  • アナログ

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    ビートたけし感が全面に出ていて面白かった。
    読み終えた後、実写版映画も観ましたが原作→映画の順番でよかったなと思った。

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    2025年06月19日
  • アナログ

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    主人公悟、友達の高木、山下、木曜にピアノで会うみゆき、それぞれのキャラが非常によく、北野武らしいコミカルな会話が心地よい。映画化されたので
    なんとなくストーリー聞いたことあるな、と思った。ラストが結局みゆきが交通事故にあってピアノに来られなかったというありきたりであったため1点減点した。

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    2025年05月06日
  • 浅草キッド

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    講談社よむーくのちぃかわコラボの栞がプレゼントされるとの事で、前から気にはなっていた本書を購入。
    著者の浅草時代の思い出やエピソードを、短い物語でまとめた自叙伝。
    15の章でまとめられており、とても読みやすかったです。

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    2025年05月01日
  • アナログ

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    著者の名前が目立ちすぎてしまいそうなので、あえて他の人の本と並行しながら読みました。
    邦画映えしそうな作品だなというのが率直な感想。
    情報が溢れて騒がしいご時世、こうした温かみのある賑やかさや静けさが心地よい作品でした。

    とはいえ
    作中の母の描写の熱量をみて
    やはりたけしさん、と思ってしまったことは否定できません。

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    2024年12月25日
  • アナログ

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    ビートたけしさん原作なので、気になって読んでみました。
    携帯でのやり取りが必須な時代に、携帯でのやり取りはせず、毎週木曜日に喫茶店で待ち合わせするというのが、とても新鮮に感じました。
    ストーリー的には良かったのですが、主人公の友達との会話がやや下品であったところが、ちょっと残念なポイントかなと。
    でも映画化されたのを観たら、そのところが表現されてなく、正直映画のほうが原作よりも良かったです。

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    2024年12月15日
  • アナログ

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    清々しかった
    プロの漫才師が力込めて書く、おもしろ話はさすが!面白い。
    そして、アナログだからこそ近づいた2人の姿
    応援したくなった。
    僕はこの物語好きです。

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    2024年12月15日
  • コロナとバカ(小学館新書)

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    ネタバレ

     コロナのパンデミックで露呈した日本の実態がトゲ満載で語られていて爽快。
    政治問題に斬り込んだ話も多く登場したが、堅苦しいニュース番組とは違い軽快な文章で進むのでスラスラ読めた。
    学校の授業も全てこんな感じで教えてくれればいいのに…。
     菅元総理大臣の国会での「全集中の呼吸」発言、パンケーキ好きアピールなどに対してかわいいおじさんぶっていると一蹴しているのが特に笑った。 
    懐かしさも同時に味わえる。
     『SNSで人を叩くくせに面と向かっては何も言えないネット民』や『小学生の「あだ名」を禁止していじめを止めたと思っている教育委員会』も鋭い着眼点や洞察力で語られていて面白かった。

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    2024年09月19日
  • アナログ

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    悟とみゆきのラブストーリーよりも、悟と高木と山下の3人の友情がとてもいいなぁと思いました。素敵なお話でした。

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    2024年08月02日
  • 「さみしさ」の研究(小学館新書)

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    ネタバレ

    島崎和歌子さんが出てませんが、ビトタケって本当に自分のことを「オイラ」って呼ぶんだなって感激しました。

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    2024年06月05日
  • 浅草キッド

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    最初から最後までタケこと北野武の師匠である深見千三郎への想いが濃く描かれている。
    冒頭の"深見千三郎に捧ぐ"という前置き通り師匠への憧憬が最後まで溢れており!あの北野武をつくりあげたのはこの師匠との出会いとそしてフランス座での修行期間があったからなんだと改めて感じた。

    「師匠とオイラは一心同体になっていた」と作中で描かれていたタケの心情に、本当に大切な存在だったのだろうと亡き深見千三郎氏に思いを馳せる。

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    2024年03月28日
  • 浅草キッド

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    テンポよく読めました。ツービートの漫才のイメージが強かったですが、読んでみて初めてコントもよくしていたのがわかった。深見師匠との関係性が微笑ましかった。

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    2023年12月10日