ビートたけしのレビュー一覧

  • やっぱ志ん生だな!

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    口をついて出てくるのは、5代目古今亭志ん生への
    あふれる思い。たけしの解説を読んでは、YouTube他に残る動画も観る。今の時代だからできるマルチタスクな熟読玩味。

    さて本書。戦後の東京落語を代表し、芸風は「天衣無縫」と評された古今亭志ん生。一冊丸ごと、志ん生への敬愛とその至芸を語りながら、他の落語家や漫才・映画について、技法や芸人論・お笑いについて考察も加える贅沢な構成となっている。

    志ん生は、『俺の芸を見ろ、見せてやる』といった談志のような高慢ちきな姿勢は微塵もなく、あくまでも
    落語をお客さんを愉快な気持ちにさせるためのツールと見なしているような達観の境地さえ感じる。とはいえ、芸におい

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    2018年07月19日
  • コマ大数学科特別集中講座

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    同名のTV番組に出てたビートたけしと物理学者の竹内薫による対談集。

    間に数学の問題もあるが、それよりもたけしの数学感がとても面白かった。

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    2018年05月06日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    ここ数年に起こったニュースを中心に、そのテレビなどの放送に対する姿勢に、ちょっと一言いいたい著者が、ビートたけしとして物申されています。気を抜いた言い方なんですが、思わずなるほどと言わされている自分がいて、そのブレない姿勢が、この人やっぱりすごい人だなと思わされました。このニュースに対する世間の姿勢に対しての違和感について、こうなんだよと言うところが、ちゃんと腑に落ちてくるのです。世の中にビビってばかりいるのではなくて、ちょっとぐらいははみ出して、言いたいことは言いましょうよと。
    後半は、著者のやりたいやり方について書かれています。過去のテレビとの付き合いや、出会った人々の思い出など。俺ならこ

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    2017年07月24日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    ビートたけしによる、週刊誌による連載をまとめたもの。

    文字通り、コンプライアンスなどでテレビじゃ言えないことを雑誌で言ってるという感じで、相変わらず切れ味鋭く、どれも的を射てると感じた。

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    2017年10月08日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    衰退しつつあるテレビ業界の理由やら時代やらを裏側からとらえた一冊
    たけちゃんらしく笑いに包みつつ毒をはきつつ多方面に向かって述べた意見にはなるほど!と膝ポンな納得感です

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    2017年06月20日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

    購入済み

    もっと毒舌をお願いします。

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    2017年06月19日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    夜寝る前にサラッと読んだ、ビートたけしさん著書の「テレビじゃ言えない」。タイトルから察するにどれだけ毒を吐いている内容なのかな。と思いきやそれほどでも無かったしテレビでも言えそうだった(笑)

    ただ、小さいときからテレビで活躍していたBIG3のビートたけしが未だに毒舌を吐いている内容は興味津々。

    70歳のおじいちゃんとは思えない鋭い着眼点絵政治や時事ネタに毒を吐き、最後にはきちんとオチまでつけているのは見事でした。

    話題の内容は、佐村河内、ショーンK、乙武・ベッキーの不倫問題、と忘れかけている懐かしい時事ネタが多かったので今のワイドショーネタが書かれていると良かった。
    というのも、本書は週

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    2017年06月18日
  • ヒンシュクの達人(小学館新書)

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    楽しくサクッと読めてしまいました。

    ビートたけしさんは流石だなぁ、と思います。
    ちょい下ネタが入っているところも憧れですな。

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    2014年07月04日
  • ヒンシュクの達人(小学館新書)

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    ○ビートたけしの著作。
    ○週刊ポストで連載中のコラムをまとめたもの。
    ○独自の切り口で、ボケを混ぜながらおもしろおかしく語っている。
    ○独特の乱暴さと品の無さを感じるが、ついついそれに引き込まれてしまう。
    ○著者こそが、まさに”ヒンシュク”の達人だ。

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    2014年06月17日
  • ヒンシュクの達人(小学館新書)

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    言いたい放題。しかし、その通り。高校球児の話やいじめの話は、誰もが思っていることであり、それをはっきり表に出して言えるかどうか。震災のときよく言われていた「絆」については同感、あまりに安っぽかった。大島監督のエピソードは笑える。まあ下ネタの多いこと多いこと・・・

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    2014年01月26日
  • ヒンシュクの達人(小学館新書)

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    タイトルで見ると、ヒンシュクがどういうものか?と思いますが、読んでみると「なるほど」と感じることが多い一冊です。また、お笑い人を自称しているだけあって、結構笑える部分も多いです。最近、笑っていないと思われる方にもお勧めの一冊かと思います。

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    2014年01月24日
  • 貧格ニッポン新記録(小学館101新書)

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    週刊ポストの連載を一冊にまとめたもの。

    よって、内容がすこし古いものもありますが、こんなこともあったな~、あれから一年たったんだ!と懐かしい気持ちになりました。

    内容はたけしが好きな人にとっては文句なしお勧めです。様々な時事を似たような報道しかしないマスコミと違って、たけしの思ったままの一言一言は読んでて痛快です。

    とりあえず、山本モナがどんな風に復帰するか今から楽しみです。

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    2011年08月22日
  • 貧格ニッポン新記録(小学館101新書)

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    週刊ポスト「21世紀毒談」の書籍化。
    「メタボを目の敵にしているのに相撲が『国技』だなんておかしい」「楽して痩せるなんて無理」など、世の中の出来事を一刀両断している。
    おもしろく読んだ。

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    2009年10月04日
  • アナログ

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    純愛と友情と家族愛に包まれた話。

    ここまで損得感情なしに友達のために動くことができるのか、友達のために泣くことができるのか。こんなにステレオタイプの上司しか出てこないのか。友達との会話はつい笑ってしまったけど、そこまで何度もお笑いのやり取りは必要なのか。と、ふと冷静に見ている自分がいて入り込めなかった。

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    2025年05月31日
  • テレビじゃ言えない(小学館新書)

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    完全に放送コード無視(笑)

    2017年のため、ちょっと前かなぁって読み始めましたが、すっことどっこい、今の世もあんまり変わんね〜〜〜ことに、逆に吃驚!

    政治・経済から芸能やネットまで、幅広で「世界のキタノ」が機関銃のように語りまくる、チョー絶、腹筋が痛いwww

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    2025年05月30日
  • 浅草キッド

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    「笑われてやるんじゃなくて、笑わしてやるんだ」という深見千三郎の芸人としての生きザマは、オイラの生理と感性に合っていて大いに感化された。
     師匠の突っ込みボケの芸風。自分で突っ込んでおいて、相手が受けられなければ自分でボケてしまうという芸風。舞台のすべてを自分一人で仕切って譲らない、師匠の独壇場の芸が好きだった。
    (P.92)

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    2025年04月11日
  • アナログ

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    話としては面白かったけれど、友人の掛け合いの部分がホントにいるか?と思えてしまった。笑いの要素を入れたかったんだろうけど、余計な気がする。

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    2025年03月28日
  • アナログ

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    【2025年26冊目】
    デザイナーである水島悟が出会ったのは、どこか品のある少し謎めいた女性、みゆきだった。水島自らが内装のデザインを手がけた喫茶店「ピアノ」で、毎週木曜日にデートをし始めた二人。連絡先は交換しないままの、正にアナログの付き合いだったが、二人は順調に距離を縮めていく。だが、水島が人生における大きな決断をした矢先から、彼女は「ピアノ」に来なくなってしまって…。

    ビートたけしさんというと、血みどろでヤクザなイメージしかないので、映画化された本作を書いたという事実にちょっとビックリしました。そういう、そういう人の心とかあったんだ…笑

    文体は比較的簡素で、すいすいと読める感じです。

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    2025年03月10日
  • アナログ

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    2000年前後の空気を纏った、ビートたけしによる令和の恋愛小説。普遍的な物語ではあるが、随所に光る情景描写と、そこにあるやさしさに胸が熱くなる。人のあたたかみを改めて感じさせられる素敵な物語だった。

    アナログ。"区切られることなくゆるやかに止まることなく変化していく様"を表す言葉でもあるらしい。機械的なチャプターではなく、連続的に転がっていく人生を思わせてくれた。

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    2025年02月22日
  • アナログ

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    ところどころ武節を感じてよかった。ビジネスカタカナバカヤローいいね。
    デジタル批判のように見えて、実は周りに合わせなければならない風潮を批判した小説だと思う。
    デジタルにもアナログにも良さはある、何を使うにも自分軸を持っていたいと思った。
    なんでも相談できる友達がいるって人生の宝だね。いつでも損得勘定なしに動ける人間になれるといいな。武さんはほんとに人情溢れる人間なんだな。

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    2025年02月15日