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芸人としてトップを走り続け、映画界では「世界のキタノ」となり、「究極の純愛小説」を書き下ろし文学界に殴り込みをかける―― 常に挑戦し続ける巨匠であり、異端児でもあるビートたけしがいま初めて明かす、「志ん生」「落語」という自らの「原点」。
なぜいま志ん生なのか、なぜいま落語なのか。
ビートたけしが最も敬愛する落語家として挙げる五代目古今亭志ん生。戦後の東京落語界を代表し、「天衣無縫」と言われた芸風で愛された落語家は、なぜこんなにも人の心を掴んできたのか。本書では、そんな志ん生の“凄さ”をたけし独自の視点で分析し、いまのお笑い界、落語界を斬りながらとことん語り尽くす。希代の名人への敬愛を込めながらも鋭く説くその芸の真髄は、たけし自身の芸への愛であり矜持である。たけしが芸人人生をかけて志ん生に真っ向勝負を挑む!
「志ん生を今に蘇らすには
ビートたけししかいない。
噺家には絶対書けない志ん生。」(笑福亭鶴瓶)
奇しくも2019年NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』では古今亭志ん生役/ナレーションに決定している、ファン必読の書である。
Posted by ブクログ 2018年11月14日
「だいたい志ん生さんに勝っている落語家っていまだに見たことがないんだよ」
時代を席巻したツービートの漫才。
列島を爆笑でひっくり返した数多のコント。
世界に名を轟かせるキタノブルー。
小説家としても多数の著作。
故立川談志に弟子入りし、その弟子の立川談春にも再度弟子入りしている著者が、昭和...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月19日
口をついて出てくるのは、5代目古今亭志ん生への
あふれる思い。たけしの解説を読んでは、YouTube他に残る動画も観る。今の時代だからできるマルチタスクな熟読玩味。
さて本書。戦後の東京落語を代表し、芸風は「天衣無縫」と評された古今亭志ん生。一冊丸ごと、志ん生への敬愛とその至芸を語りながら、他の落...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月05日
やっぱ志ん生ですよ!
怖くて、とぼけてて、江戸っ子で、無駄がなくて、
艶があって、フラがあって…
とにかくやっぱ志ん生は面白い!
志ん生に憧れて、なりたくて、なれなくて、
談志になった談志、たけしになったたけし。
志ん生が大好きで、誰かと語りたいような方は
「そうそう!」とか、「そこ!それ面白い...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月19日
近年落語家としての活動もしているビートたけしさんが、古今亭志ん生の落語の魅力を思う存分語った一冊。内容としては今まで聴いてきた落語の話と、その聴きどころが中心。たけしファンの人が落語の世界に踏み込むにはいい入門書になるかもしれない。
ただ、この一冊だけを読んで、最初から志ん生の落語から聴き始めた人だ...続きを読む
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