ビートたけしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たけしの恋愛小説か…なんだかなぁ。
本屋で見かけてはいたけど、手に取ることは無かった。しかし10/6より映画化されるという情報を知り、メルカリで格安購入して読んでみた。(映画の主役は元・嵐の二宮和也、僕のお気に入りの波瑠のふたりだ。)
たけしが書いたのか、これ?そんな印象で読み始めた。浅い知識で恐縮だが、北野映画の印象が強いので『バイオレンス要素ゼロ』なビートたけしの小説は新鮮だった。
主人公の彼女はスマホを持っていない。ケータイを持たずに付き合いはじめた2人が、突然会えなくなり、ストーリーが後半に大きな展開を迎える。あ、ちょっとやられた…という感じで思わず泣かされました。小説を未読でも、 -
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Posted by ブクログ
「だいたい志ん生さんに勝っている落語家っていまだに見たことがないんだよ」
時代を席巻したツービートの漫才。
列島を爆笑でひっくり返した数多のコント。
世界に名を轟かせるキタノブルー。
小説家としても多数の著作。
故立川談志に弟子入りし、その弟子の立川談春にも再度弟子入りしている著者が、昭和を代表する落語家古今亭志ん生を語り尽くす。
巨匠と崇め立てられることを嫌い、笑いの最前線に立ち続ける。
その原点は、浅草での師匠深見千三郎との出会い。
若き日に師匠から叩き込まれた原点が、本書の中でも度々登場する。
画家が死ぬまで筆を捨てないように、芸人も最後まで舞台に立ち続ける。
常に