H・P・ラヴクラフトのレビュー一覧

  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    翻訳が新しくなって、読みやすく、恐ろしさがより伝わるようになった。
    朝の通勤に読むのには合わないけど、夜に読んでも怖いので、いつ読んだらいいのか。

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    2026年08月05日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    一回目読んだだけでは文字が入ってこず、
    ほぉ〜ん…て大体の流れを把握した気になって、
    もう一回最初から読むとおもろい。
    めっちゃしっかりおもろい。凄くクリアになって読める。その分普通の読書の3倍くらい時間かかる。
    でも本当に面白い。あとちょっとこわい。

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    2026年03月06日
  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    ホラー要素は今でこそありきたりな表現と感じられるがこの作品群こそがその元ネタなのだと感動した。
    海外文学故に読みづらさを感じる部分ではあるがホラーを語る上で外せない作品達だとおもう。

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    2025年10月11日
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    30年前に読んだ創元推理文庫版よりずっと読みやすくなってる印象。それでも、想像力を働かせないと難しいところもある。

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    2025年09月28日
  • ラヴクラフト全集4

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    [宇宙からの色]
     今考えると、これってラヴォスかな。「インスマウスの影」なんかと比べるとあまり恐いという気はしない(実体が出てこないからか? 挿し絵は恐いものなあ)。ラヴクラフトの宇宙的恐怖というやつは、恐さという面では実は大したことないのかもしれない。

    [眠りの壁の彼方]
     これはホラーなのかなあ。どちらかというとファンタジーじゃないかという気がする。恐くはないけど、眠っていたときに見たことを、現実では新聞で超新星の爆発として確認するというラストは結構いい。

    [故アーサ・ジャーミンとその家系に関する事実]
     これもあまり恐くはない。まあ最後にちゃんと落としてくれるから、そこのところは安心して読めるけど。それにしてもラヴクラフトの差別意識って強烈だよなあ。

    [冷気]
     ラヴクラフトにしては普通ぽい。でもほかの作家の恐怖小説なんてせいぜいここまでが限度だもんなあ。

    [彼方より]
     映画の方を先に見ていたから、あまり驚きはしなかった。

    [ピックマンのモデル]
     名前は前から知っていた作品。やっと読めたという感じ。ラヴクラフトにしては珍しく一人称。残念ながら期待を越えるものではなかった。

    [狂気の山脈にて]
     これは大作。ラスト近くのショゴスに追いかけられるイメージというのは結構強烈。現在のホラーでこのショゴスからイメージをパクったものって結構多いと思う。レン高原とかもっとほかの作品を読んでいれば、他にも興味深い部分があるんだろうなという気がする。
     執拗に描写される古代都市のイメージを、鬱陶しいと思っちゃうとダメなんですね。
     ふと思ったけど、「トゥームレイダース」のシステムで、この都市を探検するゲームを作ったらすごいことになりそう。

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    2025年09月06日
  • ラヴクラフト全集1

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    [インスマウスの影]
     ラヴクラフトの中で一番好きなのをひとつ選べと言われたら、俺はこれ。遺跡や太古の都市なんかだといまいちピンとこないけど、まがりなりにも現代の町がこんな感じだったら、そりゃ気持ち悪いでしょう。「狂気の山脈にて」なんかよりも、俺はこっちのほうが全然いいけどなあ。紀行文的なスタイルも成功していると思うし。インスマウスっていう単語の、なんかヌメッとした魚類的な冷たい感じも抜群。もっともこれはこの短編から逆に刷り込まれた印象かもしれないけどね。
    p.s.
     改めて読み返してみると、いろいろと忘れていたことが多かった。インスマウスの町の沖の<悪魔の暗礁>にいたのが<ダゴン>だったとはね。しっかり<ダゴン秘密教団>とか出てきてるし、それに<ショグゴス>も。ラストで、主人公が実はインスマウスを呪われた町にした張本人のオーベッド・マーシュ船長と血が繋がっていることが明らかになるけど、ザドック・アレンに主人公がマーシュ船長と同じ目をしている言わせたり、主人公が<悪魔の暗礁>を見ていると誘いこまれそうになるとか、いろいろと伏線を張っていたのにも今回再読して気がついた。ダゴンの海底都市ヰ・ハ・ンスレイにたどり着いたものは不死になるというのも覚えてなかったなあ。
     ただしラヴクラフトの作品一般に言えることだけど、今回もギルマン・ハウスから主人公が逃げ出したときに、蛙みたいな奴らが行進しながら追いかけてくるとか、<悪魔の暗礁>から連中の集団がやってくるとか、怪物を書いているにもかかわらず、そういう場面が何となく笑えちゃって怖いという感じはあまりしない。あえて言うならインスマウスから出ていこうとしたときに、バスが調子悪くなったというところと、ギルマン・ハウスの部屋の留め金が最近になって外されていることに気がつくところが不気味。

    [壁の中の鼠]
     うまい。ラヴクラフトもこんなうまい短編を書けるのね。動物ものだと思わせて、実は人食いサイコ野郎とは。

    [死体安置所にて]

    [闇に囁くもの]

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    2025年09月02日
  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    ホラーは苦手なので読めるかなと思ったが読むことが出来た。
    読みづらさはあったが、、嫌いではない。
    異次元の色彩が1番印象に残った。
    ゾクッとさせられた。

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    2025年08月17日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    「狂気の山脈にて」読みました。

    クトゥルー神話という、作られた神話の原点となる、

    作家ラブクラフト氏による短編の傑作選です。

    「ランドルフ・カーターの陳述」

    「ピックマンのモデル」

    「エーリッヒ・ツァンの音楽」

    「猟犬」

    「ダゴン」

    「祝祭」

    「狂気の山脈にて」

    「時間からの影」

    の8作品、収録されておりまして、

    表題作でもある「狂気の山脈にて」は、南極探検に行った先で、

    人類を遥かに凌駕する文明を誇った”最先(いやさき)のもの”が、どのような

    文明を作り、そして、滅んでいったのか。その架空の文明を描いた作品でした。


    それ以外の作品も、人類が我が物顔で繫栄している、その目に入らない部分・・・

    それは古い地下室や、屋根裏部屋の窓の外、外洋のどこか。

    そういった部分に、人知を超えた怪物が潜んでいる・・・というようなホラー作品でした。


    一番、好きな作品は、最後の「時間からの影」でした。

    ”偉大なる種族”による、精神の入れ替えを経験した男が、その時の経験を夢に思い出し、

    西オーストラリアの遺跡の発掘に参加する話で、前作の「狂気の山脈にて」を踏まえつつ、

    描かれた人類の短い歴史の外側を大きなスケールで描いたスペクタクルで、

    「狂気の山脈にて」よりも、読みやすい筆致で描かれていました。

    ラブクラフトが癌で死去する少し前に書いた作品とのことで、

    物語の構成としても、比較的読みやすく書かれていました。


    さて。

    現在のゲームやアニメの常識として、たとえば、ファンタジーの世界観

    ・・・例えば、剣や魔法の世界がありますね。それと同じように、さまざまなところで、

    作家たちに引用され、登場することで、次第に、人工の神話という体系を作り上げてきた

    クトゥルー神話ですが、物語を書くものとして、履修しておこうと思ったわけです。


    簡単に言うと、とにかく読みづらい本でした!!

    世界観は、素晴らしいし、言葉の選び方も訳も含めて、語彙が豊富で素晴らしいのですが、

    悪い意味で話が進まないのと、何を言っているのか分からなくなりがちなのと、

    登場人物が何をしているのか分からなくなりがちな本でした。

    短いとそこまで気にならないのですが、長編作品だと相性が悪いのです。

    文章が、基本、否定形で書かれていて、

    「よく分からない、ということはほとんどなかった。それどころか、名状しがたい面白さが分かりやすく伝わってくるのだった」みたいな、いや、面白いって言ってくれよ! みたいな表現は、なかなか慣れずに大変でした。

    そういった意味でも、最後の「時間からの影」は、そのあたりの表現も成熟したものであり、その独特の世界を十分に楽しめました。


    まあ、あーだこーだ書きましたが、なかなか苦心して読んだ本作の世界観は十分に楽しめました。

    おわり。

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    2025年08月13日
  • ラヴクラフト全集2

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    短編が多い作者が書いた長編が今回のメイン。
    名状し難い宇宙から来た旧支配者の恐怖は相変わらず。現代ではあまり見かけない漢字が表現に用いられる少々読むのに苦労はした面はあったが、不気味なコズミックホラーの世界観は好きな人には堪らない。
    クトゥルフ神話の代表ともいえるクトゥルフの呼び声も収録されており、初見さんはこの巻から読んでみるのも良いかもしれない。

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    2025年06月15日
  • チャールズ・デクスター・ウォード事件(新潮文庫)

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    ラヴクラフトの趣味が旧大陸の様式で、アメリカ舞台に書き起こして、それによるチグハグさを感じる箇所が好き。

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    2025年05月04日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    気の遠くなるような時間と空間を股にかけ、精神を操りあらゆる知識を収集する偉大なる存在‥『時間からの影』の構想スケールの大きさに圧倒された。

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    2025年03月31日
  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    2021年の新潮文庫の100冊。3年半積んでた。
    様々なゲームやアニメの下地となっているクトゥルー神話。その原点をまとめた短編集。7篇収録。→

    表題作「インスマスの影」が一番好き。ホラー×サスペンス。ハラハラした後のラストにはゾクリとする。上手すぎる〜!!
    「異次元の色彩」もいい。寓話感がたまらん。
    「ダンウィッチの怪」や「暗闇の出没者」は怖さが半端ない。ホラー感がすごい。

    途中、あまりの不気味さに一旦読むのを→

    やめようかなぁ、と思ったんだけど、最後まで読んだらまだまだ続きが読みたくなった。なにこの中毒性の高い世界観(笑)

    とりあえず新潮文庫から出てるラヴクラフトは次の100選になってたら買おうかな。

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    2025年01月27日
  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    クトゥルフ神話の中でも ネームバリューの高い「クトゥルフ」や「ニャルラトホテプ」が出てくる作品、他にも有名な作品が8作収録されている
    異形の描写が読んでるだけで怖気立つほど精細で鬼魅の悪さが引き立たされる
    クトゥルフデビューとしておすすめ

    シリーズの最初だからか、「ダンウィッチの怪」や表題作の「インスマスの影」とかやたら有名なやつを収録しててクトゥルフ神話に手を出したい人を惹き付けようとする努力が見えた気がした

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    2025年01月02日
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    人におすすめはできないが、こう、なんというか、、
    名状しがたい独特の恐怖と、それと隣り合わせの恍惚というか。
    ラヴクラフトを読むのは初めてだったが、これはまだ優しい方らしい。
    そんなこと言われたらそそられてしまうではないか。

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    2024年12月30日
  • ラヴクラフト全集7

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    ネタバレ

    『イラノンの探求』
    好き!夢を追い続けている間は肉体も意識も若々しいままなの、若さの持つエネルギーとか愚かさを象徴しているようだし、全てが水の泡になった後の急なわびしさ、むなしさも味わいがあって好ましい。
    イラノンのことを知っている人がいなくなる前に夢から覚めることができてよかったのかもしれない。

    『眠りの神』
    分かりやすいオチがある分かりやすい話だった。薬物乱用者に寛容な時代だったんだなあとかあんまり関係ないことを考えたり。
    しかし友人の声を音楽と評するのはすごい。喋る全てが旋律であり詩であるように感じられるなんてこれ以上の褒め言葉ある?熱烈だなあ。

    『忌み嫌われる家』
    家の来歴をとんでもない執着心をもって調べるパートが好き。あと甥と叔父の関係性も良い。好奇心抑えきれない様子が微笑ましいし、これはある種の英雄譚なのだと思うと叔父さんの最期も悪くないのかも。

    『恐ろしい老人』
    ドント・ブリーズだこれ。ジジイが強い話はどんなものでも好き。

    約二年かけてやっと全集を読み終わったので達成感がすごい。総じてしつこい描写がかなり好みで楽しかった。うまいこと文章に乗れた時の気持ちよさが癖になる。

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    2024年11月09日
  • ラヴクラフト全集3

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    初期の作品から最後の作品まで収められた一冊。街並みや教会の描写が、なんとも言えない凄みがあって引き込まれる。読んでいくと現れる、闇に蠢く奇怪な生物。何かわからないまま終わるのに、読むのをやめられない。

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    2024年08月11日
  • ラヴクラフト全集1

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    怪奇・幻想小説の先駆者であり、クトゥルフ神話と呼ばれ世界中に熱烈なファンを持つ体系的作品群を生み出した、ラヴクラフトの代表作が詰まった短編集。生前に出版された唯一の中編『インスマウスの影』を筆頭に、ブラックユーモアの利いた『死体安置所にて』、ダークファンタジーの感もある『壁の中の鼠』、宇宙的恐怖(コズミックホラー)を体現する名作『闇に囁くもの』、とラヴクラフトの作風が網羅されている。ハマりそうな予感。

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    2024年07月17日
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ひとりごと
    懐かしくて購入。

    ラヴクラフトの日本初の全集が国書刊行会から出たのは私が学生の時。いまだに持っているが、装丁も何もかもよかった。お小遣いも少ないので親に前借りして購入したほど。
    まだ荒俣宏氏も団清二というペンネームであったときのような。あの頃、紙袋二つを持ってお茶の水古本街ですれ違ったことがある。
    荒俣宏氏が、海洋関係の仕事の昼休みに翻訳をしているとかいろんなことが書いてあったチラシ?みたいなもの、どこに行ったかな。
    要するにまさかラヴクラフトが文庫なんて思わなかった時代である。
    当時、本は文庫でいいのか!みたいな質問にいろんな作家や評論家などが書いていた小冊子もあったな。

    そんなふうに思いながら、新潮文庫の100冊の栞が欲しいがために手にしてしまいました。それもまた良し。

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    2024年07月02日
  • ラヴクラフト全集2

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    クラスメイトが貸してくれた2冊目のラヴクラフトですが実はもう1冊ラブクラフトを読破しています。
    全ての全集を読んだ訳ではありませんのでお詳しいファンの方に怒られるかもしれないですがお話のパターンが見えて来ました。

    ①海から異形の者がやって来て、それを見た人間の気がおかしくなってしまい周りも巻き込んで最終的にはドギャーン!!

    ②異形の者に出会ってしまったり儀式に出くわして気がおかしくなり精神病院に入れられる率が高い。

    ③身内とか知人の遺品の中に訳の分からない文献を見つけてしまい、気になって調べてるうちにドギャーン!!

    ④怪しい建物の地下や未開の地の奥はろくな事がない。

    ⑤何パターンもある呪文が、イアー!とかテケリ・リ!!とかどれもちょっと笑える

    ⑥ラヴクラフト氏、恐らく犬好き。

    ⑦船乗りはたいていろくな目に合わない。

    これだけではあまりにもクトゥルフ神話に失礼なので、ざっと簡単にクトゥルフ神話の触りだけまとめてみました。

    異形のものは太古に地球を支配しており、現在は姿を消しています。滅多に現れないのですがたまに人類と接触してしまい、その人や周りにいた人を狂わせてしまいます。
    クトゥルフ神話と言えば邪神と呼ばれる異形の存在が欠かせないらしいのですが、神話の名を冠した「クトゥルフ」が有名だそうで、彼(彼女かも)はかつて地球を支配していたのですが、すったもんだあって(邪神同士の戦いとか)今は南太平洋の海中深くに沈んでいる古代都市『ルルイエ』でおやすみしています。
    クトゥルフさんはタコの頭にイカの足が生えた顔、カギ爪の付いた手足にぬめぬめした鱗が身体にビッシリというお姿。このクトゥルフさんの思念派に当てられて、悪夢を見たり精神錯乱を起こした人が現れてどギャーン!となるみたいです。

    お仲間の邪神にかの有名なニャルラトホテプさんがいらっしゃるようですが、3冊しか読んでいない私の理解はここまでです。

    ラヴクラフトの作中ではこれらに当てられたり、出会ってしまったり、未開の地でうっかり古代都市に足を踏み入れたりしてしまったり、クトゥルフを神とするクトゥルフ教団の儀式の痕跡を見つけてしまったりして大変な目に合っているようです。

    さて、軽く前知識も入ったのでこれでお世話になっているultramanさんに教えて頂いたクトゥルフ神話をベースにした『魔界水滸伝』をより楽しめます!
    実は並行して読んでいたのですが、もう面白くてワクワクしてます。

    いあー!!!

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    2024年02月04日
  • ラヴクラフト全集1

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    クラスメイトが読んで欲しいと貸してくれたので拝読。
    小難しくて読めてない話があるから教えてくれとの事。お任せ下され!と読み始めたのですが、100年近く前の作品なので確かに文章がかたい。にも関わらず凄い世界観で引き込まれました。
    クトゥルフ神話の元祖らしく、かなりダークな世界。
    クラスメイト曰く「ダンジョン&ドラゴンズ」等に影響を与え、ラヴクラフトさんの世界観を元にしたボードゲームも人気だとの事。
    わかるなあ、これはクリーチャーと戦いたくなります。(後方支援で)

    短編集なのでまたそれぞれに感想を書きますのでご興味ある方はお付き合い下さい。実際に読まないと分かりにくい世界観なので簡単に書きます。

    【インスマウスの影】
    ラヴクラフトの代表作らしいので少し長めに。
    旅好きの主人公の僕が成人した記念に母親の出身地アーカムに向かおうとするのですが、手前のインスマウスという町に興味を持ってしまいます。
    この町が所謂『忌み地』で地図にも載ってなけりゃ街の人はあんなとこ行くなよ!って空気ですし、バスが出てるのですが誰も近寄りたがらず運転手も魚顔で超絶陰気。
    しかし僕は逆にどんどん興味を持ってしまいついにバスでインスマウスへ向かってしまいます。
    このインスマウスが読んでいてお風呂に入りたくなるようなジメジメさです。
    住民は皆陰気で魚っぽい独特の『インスマウス面』をしているとの事。TRPGなどをやられている方には有名な単語らしいですが、恐らく疲れ切って本を背負い帰宅している時の私の顔に近いのではと想像しましたが、住人は一切口を聞きません。
    街は静まり返っているのに内側から釘打ちされて使われていない家からは走ったりきしんだりする謎の音が。
    私なら音速で帰りますが主人公は街に一つだけあるホテルに泊まります。そして翌日に街で買い物に出た際によその街から配属された店員と会話をした事から僕は恐ろしい街の真実を知る事に。
    街の人は『ダゴンの誓い』とかいうろくでもない誓いを立てさせられており(この単語もこの界隈では有名な単語らしいです)街の人が狂ったように「イア・ル・リェー!イア!イア!」と叫び出す所では笑ってしまいましたが笑い事ではない。
    この時は流石の主人公もこいつはヤバい!と思い逃げ帰るのですが、その際に遂に遭遇してしまうクリーチャー。気持ち悪い!最高!!
    一応無事に逃げ帰れた僕ですが、その後が…。
    感想というよりあらすじになりましたが、寝る前に読んだせいかクリーチャーに追い回される夢を見ました。「イア!イア!」と叫べば良かった。

    【壁の中の鼠】
    イグザム修道院という館で起きた恐ろしい儀式の話。この修道院では館の主人と子供が5人、召使いが何人か殺される惨殺事件が起きています。当時犯人だとされていたのが主人公の祖先。やがて主人公が引き継ぐ事になるのですが、改装時にこの館の地下やべーぞ?となるわけです。
    館の謎が古典ではあるのですがゾッとするもので鼠恐怖症になりそうでした。ここでもおかしな言葉が出てきます。「マグナ・バータ!マグナ・バータ!!」

    【死体安置所にて】
    葬儀屋のバーチの身に起きた怪異譚です。今までのクトゥルフ神話をベースにした話ではなく箸休め的な物語でした。(これが箸休めになる辺りが凄いんですが)
    うっかり墓穴に落ちたバーチが自身に優しくしてくれたおじいちゃんのご遺体が入った棺と、大嫌いな金持ちのご遺体が入った棺と共に夜を明かさなくてはならくなるお話。今ではこの程度では動じなくなってしまいましたが、幼少の頃にこれを読んだらトラウマになりそう。

    【闇に囁くもの】
    これが1番好きでした。またまたクトゥルフ神話を踏襲しつつ今度は宇宙にまで世界が広がります。
    それこそRPGに出て来そうなクリーチャーが登場。
    民俗学のアマチュア研究家で文学の教授である主人公が、ヘンリーという男と文通を始めた事からとんでもない研究を目にしてしまうまでのお話。
    犬好きには辛い描写がありまして、やめて!ワンワンはもうやめてー!!と胃が縮こまる思いでしたが仕方ないと言えば仕方ない…。だって相手は怪物ですから。
    このまま怖い話で終わるのかと思いきや、ぶっ飛んだ科学実験に展開。
    これは後のSF作品に影響を与えたのではないでしょうか。四篇中最も嫌な終わり方です。勿論、褒め言葉です。

    改めて古典を読んでみると新たな発見があって面白いですね。ちょうど、翻訳本を読める身体に戻そうキャンペーン実施中だったのですが、荒療治ですっかり翻訳本が平気になりました。
    正直読みにくかったですが内容が内容なだけに翻訳も相当大変だったと思います。
    クラスメイトのラヴクラフトがもう1冊手元にあるのですが、先に『ジェノサイド』に移ります。
    返却期限が迫っていて、どちらが勝つか勝負です。

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    2024年01月21日