押切蓮介のレビュー一覧

  • でろでろ(2)

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    「俺があの世界にいればこの鉄拳でローラを救ってやれるのに!」 おお、こんなところに『月光条例』の原型が!(うがちすぎ) まあさかのぼれば『ドラえもん』の「絵本入りこみぐつ」とかいろいろあったと思いますが、全編が突飛なようでいて意外と「あるある」な導入を描いているのがこの作品だ。
    かわいそうなお話をなんとかしてやりたいという気持ち、牛丼屋でガンつけあう高校生、飼い犬と会話したい願望、生徒指導の持ち物チェック、都会の迷いザル、なんとなく電車の席では端っこに座りたい感覚……。
    1巻あとがき漫画で川原で遊ぶ人々を見て「彼ら一人一人に人生という物語がある/この世にはこんなに物語が存在するのだ……!!/〜

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    2009年10月04日
  • でろでろ(1)

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    「見ろォ!! 壁のチャンネルらしきボタンにキツツキが!!」「なんなんだよこの出来事は!」 本当になんだよそれ!
    シュールという言葉は便利なものでこのマンガをあっさりと表現できてしまうけども、むしろデタラメと僕はよびたい。いい意味で。
    ヤケクソで生み出されたような異様に身近そして適当な怪異! それらがたてつづけに主人公・耳雄をおそう! 耳雄って名前もたいがい適当だ。

    怪異の入口こそホラー的な恐怖とともに描いてはいるけれど(「もしたまたま入った奇妙な映画館で……」なんて導入、実に怪奇的じゃないの)、それはどんどん適当な方向に暴走してまったく怖くなくデタラメで可笑しなギャグ表現に変貌していく。

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    2009年10月04日
  • ゆうやみ特攻隊(3)

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    少年シリウス連載作品だから、カテゴリは「少年」でいいんだよ…な?

    部長じゃねえ、隊長と呼べ!と怒鳴る最強の女子・弥依、頭脳派のカエ、そして主人公であり幼い頃悪霊に姉を殺された過去を持つ翔平。3人合わせてお化け八つ裂き部…じゃなかった、悪霊皆殺し計画部…じゃなかった、心霊探偵部。1巻の導入部をふまえて、2巻からは舞台が禁忌息づく小島へ。
    確実にドロドロと、グログロとした展開になっていくけど、この作品の場合ここぞというところで弥依がカタルシスを与えてくれるので鬱気分にならなくて済むと思う。翔平も、少しずつだけど精神的に強くなっているから「役に立たねぇ主人公だな!」という気分にならないし。

    反対

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    2009年10月04日
  • でろでろ(12)

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    サイトーさん(犬)が可愛すぎる漫画です。
    説教くさい話が少し鼻につくけど、たまに感動的な話もあったりで、面白いです。
    水木しげるっぽいデフォルメ顔も可愛い。

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    2009年10月04日
  • でろでろ(1)

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    ヤンキーの耳雄。彼は幽霊が見える。からんでくる幽霊をこぶしで撃退する耳雄。
    ホラーだけど笑いもいっぱい。

    カントクと委員長がいい味だしてます。

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    2009年10月04日
  • ゆうやみ特攻隊(1)

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    『でろでろ』の耳雄を客観的に見たらこう見えるんだなぁと思いました。
    今回出た押切先生の4作品の中で一番好きな作品でした。
    続きが是非是非気になります。
    いつものホラーギャグにくわえて、ぎくっとする恐さがきちんと含まれていて、気になりますね。
    姉の仇である極悪霊はなにものなんでしょうか。
    それを見た翔平の落書きがとにかく気持ち悪くて、恐くて、すごかったです。
    つくずく奇才だなぁと。

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    2009年10月04日
  • でろでろ(9)

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    だんだん「漫画」になってきました。ただ、面白いものを書くという状態から、ストーリーが成立してきて、ちょっと考える読み物になってきました。私はこっちのが読みやすいです。なにより、委員長の本名があった事に衝撃です。

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    2009年10月04日
  • でろでろ(1)

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    ホラーギャグマンガ。恐怖と笑いは紙一重ですが、見事なまでに笑いばかりが引き出されてます!出てくる独自の妖怪や幽霊も妙に可愛い(笑)時折良い話もあって涙がホロり。(5巻〜)

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    2009年10月04日
  • ハイスコアガール DASH 7巻

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    ネタバレ

    小春先生大暴れが見れると思ったけど、それは次か。
    にしても、ミスミソウとかホラー系漫画を見ていてもわかるけど、相変わらず心に傷を負ったキャラを描くのがうまいなあ。

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    2025年06月28日
  • サユリ 完全版

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    映画を観て原作を読みたくなったので。
    映画を観ていて(ん〜この描写いる?)と思った性加害描写は原作にはなく、わざわざ原作改編をしてああいうシーンをいれた意図ってなんなんだ、思わざるをえなかった。もやっとしました。
    もっと原作に忠実だったらよかったなと思いました。原作を読んでみてよかったです。

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    2025年04月29日
  • 怪と幽 vol.017 2024年9月

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    真・女神転生5 Vengeanceの特集も楽しみだった。期待したほどの掘り下げ具合ではなかった点が残念。

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    2025年01月05日
  • ジーニアース 5

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    【あらすじ】
    ジーニアース保護施設「フォルセティ」で治療を受けていた不破勝。幹部から指導を受けたことを契機に、暴力で次々と幹部連中を殺害。鈴木ハジメの存在に複雑な感情を抱き、カリスマ性をなくしてしまったネロ、そして内部分裂をするフォルセティ。ジーニアスと国家、鈴木ハジメとネロ。この地球は誰のモノになるか…。衝撃のジーニアース完結巻。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    この世界には差別や弾圧が溢れています。暴力やいじめの連鎖はなかなか無くなりません。そんな中で、全ての人がこの作品の主人公のように誰とでも平等に自然体で接することができれば、それが理想なのかもしれません。
    ただ、自分と

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    2024年12月23日
  • プピポー!(1)

    774

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    同作者の別作品のようにツラい話になったらどうしようかとハラハラしていましたが、こちらはポーちゃんの存在もあって前向きな話になりそうで安心しました。

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    2024年02月24日
  • ジーニアース 1

    無料版購入済み

    新旧人類もの

    正直、テーマ等、かなりありがちです。圧倒的な暴力描写で、作画等は良いです。
    ただ、どうやら既に5巻で終わっているようで、それもさもありなんと思う内容でした。
    作者の他作品を読みたいです。

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    2024年01月18日
  • 猫背を伸ばして 新装版

    匿名

    無料版購入済み

    すぐにでもホラーになりそうな絵柄だが、内容は、膝を打ちたいほど分かる、ふつうの社会人の日常だ。猫缶の売り方の裏側を初めて知った。

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    2023年12月09日
  • ジーニアース 5

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    まあこんなもんかな。
    出だしは一見壮大だったけど、さして新しいバトルが描けていたわけでもなく、いつもの超人対決だけだったから、まあ続くまいという予想通りだった。
    最後はただの喧嘩になっていたのも大体お約束。
    こういうタイプの漫画ももう作り尽くされてよほどのバトルアイディアでもないとどうにもならないだろうな。

    鈴木のキャラは憎めない、いいやつだったけどね。

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    2023年11月16日
  • ジーニアース 2

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    ずーっとよくわからんままヤンキーの喧嘩風異能バトル見せられるだけなんだよなあ。ヤンキーのくだまき合戦じゃないだけましではあるんだが。

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    2023年11月14日
  • ジーニアース 1

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    押切蓮介この手の話好きね。
    焔の眼だったかと同じ、ひたすら憤ってボコボコにしているだけの話。
    御題目は一応あるようだが、どうせ大した話ではないだろうな。ただバイオレンスしたいだけかと。

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    2023年11月14日
  • でろでろ(6)

    購入済み

    レンタル

    レンタルビデオ店でAVを借りるのを躊躇する男を翻弄する奇っ怪がちょっと面白い。レンタルビデオ店の減少とともに・・・。

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    2023年10月08日
  • でろでろ(5)

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    マンホール

    心霊クラブ部員がマンホールの怪異に挑む話。
    耳雄って霊に遭うというだけでなく本当に強い霊感を持ってるんだなぁ。

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    2023年10月07日