押切蓮介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ファミコン世代の人間なら、ぜひ買って読んで欲しい一冊!
面白い、本当に面白い漫画だった。
ゲーマーのダークサイドを容赦なくエグる、シビれるような内容でした。
ファミコンカセットに息を吹き込む、あの音。
ゲームのやり過ぎで、母にアダプターを隠された絶望感。
ゲームセンターに初めて入った時のワクワク感。
ゲームを売って「50円」…と言われた時の切なさ…。
「100メガショック、ネオジオ!」に意味もなくコーフンした。
ネオジオCDのロードの遅さ(サルのジャグリング)にイライラし…
対戦で白熱し、2ラウンド目のロードで再びイライラする…。
上記の文章に反応するような30代には、無茶苦茶オススメです -
Posted by ブクログ
ホラーギャグ漫画というジャンルがあるとすればその金字塔ともいえる作品で押切先生の代表作でもあります。
基本的には霊感体質でありながら絡んで来る霊や妖怪を拳でねじ伏せる中学三年生の日野耳雄(みみお)とその妹で同じく霊感体質で中学一年生の留渦(るか)を中心に怪奇現象を解決していくのですが、怪奇現象といっても「靴下が片方無くなる」とか「いつの間にか部屋に落ちている陰毛」とかそんなもんで、恐ろしげな妖怪が出てくる事はあまりありません。出てきたとしてもそこはギャグ漫画ですからキッチリ笑わせてくれます。
ということで本編ももちろん面白いのですが、脇役もいい味を出していて、特に日野家の愛犬サイトーさんがとて -
Posted by ブクログ
「彼岸島」×「三國無双」?うぉおおおお、ミスった!「ゆうやみ特攻隊」は、一巻を読んだだけで投げてしまっていたが、二巻以降の黒首島編がむっちゃくちゃ熱い。細部はどうでもいいくらい熱い。主人公・辻の姉の敵の霊・ミダレガミを討ち滅ぼすべく、最強の霊能力者の弥依部長ひきいる心霊探偵部は、人身御供の風習の残る孤島・黒首島に乗り込む。その空気感はまさに「彼岸島」。そして襲い来るきみわっるーい亡者どもを、ばったばったと粉砕していく天下無双の部長の姿には「三國無双」のような爽快感を味わえる。次から次へと迫る危機、分断される探偵部。この先どうなる!?って感じ。あーおもしれー