あらすじ
「おじいちゃん、私ね……人を殺したの――」
クラスメートにより家族を殺された少女「春花」。
少女の心に、冷たい悪意が降り積もり、溢れ出したとき、
雪深い田舎町で凄惨な復讐劇が巻き起こる。
雪解けの後に芽吹くのは希望の花か、悲劇の徒花か――
※第20話は完全版で特別描き下ろしを収録。
東京から田舎に引っ越してきた主人公「春香」は部外者として、学校の同級生にイジメられてしまうが、優しい家族と気の合う友人「相場」に支えられながら、なんとか耐え忍んでいた。 しかし、イジメは苛烈なものにエスカレートしていき、遂には…… 閉塞したコミュニティーでの、鬱屈した人間関係の描写がうますぎる…! 退屈した田舎生活で刺激を求めているいじめっ子や、いじめっ子の嗜虐な行為に苦しむ主人公… どちら側の登場人物の気持ちもすごく伝わってきます。 『ハイスコアガール』と同じ作者が手掛けたとは思えない精神破壊(メンチサイド)ホラーな作品! 物語の最後に救いはあるのか… 是非あなたの目で確かめてください!
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誰も救われないがすごい作品
まぁ、ハッピーエンドになるような流れではないが、色々と一気に収束して悲しい結末になったわけだが、激しい暴力や人の弱さを上手くエンタメホラーの体裁で見せてくれた稀有な作品。
完結
よくぞこの重さとスピード感で描ききったものだと思う。
ここまでのことになって警察の影がないのは変な気もするが。
最後まで救いがないので人を選ぶと思われる。
一線を越えてしまった中学生たち
やるせない……実に居た堪れない。
人間の闇、家族の闇のオンパレードだったし、そんな登場人物たちが集まれば、目を背けたくなる凄惨な展開は避けられない。
どこかで見たような流れもあったが、それらを一つ一つ丁寧に心情描写させ、彼らの行動や情景を伴って収束させたのは、作者の冷静で俯瞰的な構成力が物語を支えていたからだと感じた。(最後のボーガンでの逆襲はやや都合良過ぎの感あり)
それにしても、よくぞここまで描写できましたねー。
究極のメリーバッドエンド
ひとつボタンをかけ間違えただけで負の連鎖になってしまったのだと思うと、やり切れなさも残る。
自分の子どもがいじめる側と認識して安心をしている親がいる時点で、この町の負の連鎖の根深さを感じさせられた。
最後まで読んでみたけど…
話題の漫画なので全部読んでみましたが、最後まで絵は好きになれませんでした。
淡々とみんな居なくなっていくけど、死に方もあっさりしているので、鬱漫画と言われているけど、そこまで感情移入もしませんでした。
登場人物のほとんどがクソで、顔も似ているので、名前を覚える前にさっさと死んでいきました。
あと、か細い女の子が力込めてもあんな切れ方はしないだろ…って何度か思っていました。
絵
ストーリーは悪くなかったですが最後の絵がめちゃくちゃすぎてあまり描写が伝わりませんでした。
最後に何となくあぁ、〇んでしまったのかと理解しましたが途中の絵ではあまり理解できません。
最後はクラスメイト全員〇んでしまったのか、親達はどうしたのかなど、流れが全て描かれていないのも微妙でした。