北大路公子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この文章のすごさはわかる人にしかわからないと思う。がっつりハマる人と全くツボらない人にはっきり分かれる気がします。
言ってみれば、どうでもいいことを、些末なことを、人が気にも止めないようなことをこれだけ手間隙かけて格調高く(笑)この長さで紡げるというのは特別な才能だと思います。
くだらないという人は同じことをできるのか?と思う。
笑いのツボを押さえるということの難しさは結局センスなんだなと感じます。
タイトルも秀逸。こんなタイトルの話の中身があんな話とは想像つくまい、というものばかり。
私は共感するあまり「ぞるぞる」の数ページを音読しました(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレTwitterでは頻繁にお見かけするのに書籍では久しぶりのキミコ先生。
流行に疎いキミコ先生が「流行りモノ」のエッセイを連載?サカナクションを新しい水族館、ふなっしーを鮒だと勘違いしていた先生が…。
キミコ先生の脳内はまだまだ昭和の割合が9割位占拠しているのに、次々に平成の世(平成26〜29年配信)を賑わす新たなモノたちに先生がアワアワする様子が只々可笑しい。
『アナと雪の女王』など、本編を全く知らないのに本編以上のクオリティを発揮する先生の想像力には、脇腹が痛くなる位笑わせてもらった。
あと道産子・キミコの北海道産のお菓子や食べ物に興味津々。「幾万人もの口中から差し歯を奪ったという伝説の粘着力を持つ」銘菓とは?「北海道ビールキャラメル」「鮭とばスライス」「じゃが豚」??先生の説明を読むと謎は更に深まるばかり。
自称「テレビ小姑」キミコの朝ドラTweetは令和の今も健在。今期の『ちむどんどん』の辛口Tweetもいつも楽しく読んでます!
流行りモノには疎い…と言いつつ、流行りモノを追うつもりがこれっぽっちもない模様。それこそが先生の持ち味。
キミコ先生にはこのままマイペースで昭和感を忘れず突き進んでほしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつまでもそんなおバカな妄想してないでとっとと雪掻きしちゃいなさい!と激しいツッコミをしたくなる、お馴染みキミコ先生の徒然日記。
今回も涙が出る位笑った笑った。
先生曰く、役に立つこともほろりと泣ける話もどこにもなく、おもに雪の文句ばかり。
けれどキミコ先生にとっての何気ない日常・妄想話は、我々読み手にとって日々たまって仕方のないストレス解消にもってこい。
あらゆる身体の不具合を「飲み過ぎ」と「老化」で乗り切りよぼよぼと仕事に励む、と宣言するキミコ先生のエッセイ本を、これからも追いかけて行く所存であります!
「ご当地座談会」の北海道在住作家さん達の話も面白かった。
下戸3名の作家さん達に囲まれ一人堂々とビールを飲むキミコ先生。
やはり一筋縄にはいかないお人だ。
「餅は肉でも魚でもないから野菜」と豪語する位のお餅大好き、家族に隠れて大人買いする位あずきアイス大好きのキミコ先生のお父さん。
天国に行っても大好きなお餅やあずきアイスを好きなだけ食べてくださいね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も沢山笑わせてもらった。
「四十過ぎて独身で親と暮らして仕事はしてるようなしてないような。趣味昼酒。てへ」と相変わらずのキミコ節。
座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。
小学校時代の通知表で担任に書かれた言葉は「なげやり」。
そんなキミコさんは、子供の頃から変わらないまま四十の大人になってしまった感じ。
ある意味ブレは一切ない。
今回もキミコさんの日常に軽くツッコミを入れながらとにかく笑った。
文庫本用の「もう一言」が更にダメ出しのように笑える。
「大人には歯を食いしばってでも朝から酒を浴びるほど飲まにゃいかん日があるのだ」
と飲んで飲んで飲みまくるキミコさん。
その飲みっぷりが呆れる程気持ちいい。
キミコさんの日常を覗いていると不思議とホッと心が休まるのは何故だろう。
何気に癒し効果バツグンのエッセイだった。
解説の恩田陸さんも面白かった。
私も恩田陸さんに倣ってキミコさんを「お姉様」と呼び一生ついていこう。 -
Posted by ブクログ
ーーー雪かきしてるか、ご飯作ってるかの毎日ーーー
『晴れても雪でも』の文庫帯が同郷のいくえみ綾さんだったので関心を持ち、はじめて読みました。
出会えてよかった。
ひとの日記を読むのが好物な私の琴線をバンバン刺激し、まいにちを惜しみなく文章に落とし込んでいて、夢中だった。通勤の完全なる癒やしだった。
仲間もおもしろい
お酒のむ旅で楽しく羽目をはずして大層な骨折したり。
編集さんもおもしろい。
なまはげの絵文字(と、この文章を打ってはじめてなまはげの絵文字があることを知りました)だけ送ってきたり
年賀状の子供の写真の横に「原稿をもらえなければこの子達が路頭に…」と書いてあったり。
家族もおもしろい
公子さんに隠れてコソコソお菓子を食べる咳き込みの日記なんかは同じ屋根の下に住んでいそうな気がしてくる。
公子さんも口内炎に名前つけたり日々が常にどこかユニーク
登場人物全員いとしくなる。