北大路公子のレビュー一覧

  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    どんなことにも、独特の視点。
    圧倒的な読書量に裏打ちされたと
    思われる表現に、何度も噴き出す。

    ただ、あーおもしろかった!
    だけでなく、何度も読み返したくなる
    1日の終わりに楽しみとして
    ずーっと終わらないでほしい
    と思える文章の数々。

    大好きだなぁ。北大路公子先生!!

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    2022年02月05日
  • 晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常

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    おもしろい。文章うまい。雪すごい。

    読み始めたら止まらない。
    もう大ファン。
    ぐふふと笑ったり、プププから、ぐはははは!!!
    笑えるのだけれど、文章は雑ではない。
    いい文章。
    だから余計に笑いが止まらない。
    読むのを止められない。
    仕事に、雪に、加齢に、介護に…
    大変なことがいっぱいあるのに、
    この優しくも面白すぎる視点。
    見習いたい。

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    2021年05月20日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    ネタバレ

    この「本棚」に登録していないから手に取ったけど、絶対一度読んでいる。

    と思いつつ、ゆるいテンポに頁を繰る手が止まらない。ぼちぼち忘れたころに、何度でも読み直したい一冊。

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    2021年05月15日
  • いやよいやよも旅のうち

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    とにかく、楽しい。笑った。
    起こること、それを受けてたち、
    表現する言葉もの面白さ!

    そして、面白いけれど、ただそれだけではない
    分厚い知識と確かな筆力を感じる文章。

    大ファンになった、最初の一冊。

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    2021年05月09日
  • すべて忘れて生きていく

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    第三章 呑んで読んで、呑まれて読んで からがとても印象に残った。文庫本の見開き2ページで一冊の本を紹介しているのが、第三章だ。
    北大路さんが、読んだ本を紹介してくれるのだが、彼女でしかできない方法で表現して、思わず読んでみたくなるのだが、ある程度の覚悟が必要な気がする。
    第四章 奇談集 は、不思議な余韻を残す2作品を堪能できる。

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    2020年12月29日
  • 私のことはほっといてください

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    エッセイというより、コラムと言ったほうが良い位、1話1話が長めに構成されている一冊です。
    「世界でもっとも遠い15歩」が一番好き。
    ほとばしる妄想、溢れ出るユーモア、いつもの言い訳、脳内会話炸裂、といつも変わらぬ安定的な面白さが詰まっています。

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    2020年12月12日
  • いやよいやよも旅のうち

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    北大子公子 著「いやよいやよも旅のうち」、2020.4発行。とても面白かったです。じっとしてビールを飲むのが好きな公子さんを「大丈夫です」の連発で1都5県の旅に連れて行く編集者の元祖K嬢(なんの元祖か?ですがw)。いやがる公子さんが訪れたのは地元北海道、山梨、岩手、三重、香川、沖縄。一番は山梨、富士急ハイランドのジェットコースター「HUJIYAMA」。怖さがびんびん伝わってきます。札幌のノースサファリサッポロも面白かったです。香川は私の小学校の修学旅行(広島から)とほぼ同じコースでした。

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    2020年10月25日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    面白くて一気読み。怠惰に関して自覚があり若干の罪悪感を抱いている方(でも改善する余地はない)の、なんと愉快なことか。
    三浦しをんさんや青木るえかさん、男性なら宮田珠己さんの系統だろうか。他にも数冊出されているようなので、読むのが楽しみだ。

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    2020年09月03日
  • いやよいやよも旅のうち

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    今回は、著者の北大路さんの「いやいやながらする旅行記」という旅情あふれる一冊になっています。とにかく面白い。funnyです。著者の人を笑わせる文体は、もはや芸術の域に達していると思います。個人的には、香川のタクシー運転手さんがある理由でうどんが食べられない下りがとても面白かったです。

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    2020年05月07日
  • 私のことはほっといてください

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    疲れた夜眠る前に読んでは独りで大爆笑しました。特にお風呂に入るまでのは共感して爆笑し、お父様のテレビとの闘いに爆笑しました。人生に疲れきった時にまた拝読したいです。

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    2020年03月04日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    ネタバレ

    いつまでもそんなおバカな妄想してないでとっとと雪掻きしちゃいなさい!と激しいツッコミをしたくなる、お馴染みキミコ先生の徒然日記。
    今回も涙が出る位笑った笑った。
    先生曰く、役に立つこともほろりと泣ける話もどこにもなく、おもに雪の文句ばかり。
    けれどキミコ先生にとっての何気ない日常・妄想話は、我々読み手にとって日々たまって仕方のないストレス解消にもってこい。
    あらゆる身体の不具合を「飲み過ぎ」と「老化」で乗り切りよぼよぼと仕事に励む、と宣言するキミコ先生のエッセイ本を、これからも追いかけて行く所存であります!

    「ご当地座談会」の北海道在住作家さん達の話も面白かった。
    下戸3名の作家さん達に囲ま

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    2018年09月19日
  • すべて忘れて生きていく

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    エッセイ集でありながら、書籍の 紹介もされており簡潔で興味をそそる表現で、いくつかは欲しい書籍リストに入ってしまった程。心のどこかに引っかかる事に気づかせて頂いたり、私だけじゃない!と安心したり。なんだか温かい気持ちになりました。

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    2018年07月25日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    ネタバレ

    今回も沢山笑わせてもらった。
    「四十過ぎて独身で親と暮らして仕事はしてるようなしてないような。趣味昼酒。てへ」と相変わらずのキミコ節。
    座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。
    小学校時代の通知表で担任に書かれた言葉は「なげやり」。
    そんなキミコさんは、子供の頃から変わらないまま四十の大人になってしまった感じ。
    ある意味ブレは一切ない。
    今回もキミコさんの日常に軽くツッコミを入れながらとにかく笑った。
    文庫本用の「もう一言」が更にダメ出しのように笑える。

    「大人には歯を食いしばってでも朝から酒を浴びるほど飲まにゃいかん日があるのだ」
    と飲んで飲んで飲みまくるキミコさん。
    その飲みっぷりが呆れる程気

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    2018年05月30日
  • すべて忘れて生きていく

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    北大路公子『すべて忘れて生きていく』PHP文芸文庫。

    これまでの酒まみれ、相撲まみれのぐーたらエッセイとは一味違う作品集。全部で4章で構成されているのだが、章を重ねる毎にテンションが下がるのだ(決して面白くないということではない)。そして、これまで余り描かれなかった自身のことに触れている点が興味深かった。

    第一章は頑張らない理由を正当化しようという、いつもの北大路公子のぐーたらエッセイ。第二章は相撲好きを前面に押し出した、これもいつもの北大路公子らしいエッセイ。

    第三章は一転して『北海道新聞』に掲載された書評エッセイと他の作家の文庫解説となる。時折、北大路公子らしさも垣間見えるものの、そ

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    2018年05月19日
  • すべて忘れて生きていく

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    楽しみにしていた新刊。今まで色々な媒体に載った文章をまとめたものらしいですが、最近のものも昔のものも区別がつかず、著者の姿勢が一貫しているのがすごい。
    相撲の話を読めば興味のなかった相撲を見てみたくなり、書評も紹介された本を読みたくなる。最後の短編小説を読むと、気味の悪い怪奇譚で同じ人とは思えない。
    一冊で色々楽しめるので移動とかに読むのがいいかもしれないです。

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    2018年05月13日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    北大路先生のエッセイ集は2作目だが面白い!一言につきる。40才、趣味は昼酒。題名通りに頭の中身が漏れでてる内容は思わず笑いが外に漏れ出てしまう(笑) 特に確定申告の話や、お父さんの餅の話が面白かった!

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    2018年05月06日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    「縁側日記」最高です。
    「テレビ小姑」朝ドラ突っ込みツイートをより楽しむために朝ドラ見ていた時期を思い出して楽しかったです。

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    2017年11月02日
  • 私のことはほっといてください

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    北大路公子先生によるエッセー。日常生活や最近の出来事といった些細なお話をきっかけに、妄想に妄想を重ねて、誇大妄想でどんどんお話が大きく展開していきます。読んでいて本当に楽しい。

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    2017年08月04日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    ーーー雪かきしてるか、ご飯作ってるかの毎日ーーー

    『晴れても雪でも』の文庫帯が同郷のいくえみ綾さんだったので関心を持ち、はじめて読みました。
    出会えてよかった。
    ひとの日記を読むのが好物な私の琴線をバンバン刺激し、まいにちを惜しみなく文章に落とし込んでいて、夢中だった。通勤の完全なる癒やしだった。

    仲間もおもしろい
    お酒のむ旅で楽しく羽目をはずして大層な骨折したり。
    編集さんもおもしろい。
    なまはげの絵文字(と、この文章を打ってはじめてなまはげの絵文字があることを知りました)だけ送ってきたり
    年賀状の子供の写真の横に「原稿をもらえなければこの子達が路頭に…」と書いてあったり。
    家族もおもし

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    2017年07月10日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    笑いました。以前に、ウェブで連載していた内容のはずなのですが、いくら加筆修正されているとはいえ、こんなにも笑えるのか。著者が流行しそうなものを追うという内容ですが、締め切りが遅れて後追いになっている部分もあり、著者のお人柄が出ている一冊です。どのくらい笑えるのかは、どうぞ読んでお確かめください。

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    2017年07月03日