感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年05月15日
この「本棚」に登録していないから手に取ったけど、絶対一度読んでいる。
と思いつつ、ゆるいテンポに頁を繰る手が止まらない。ぼちぼち忘れたころに、何度でも読み直したい一冊。
Posted by ブクログ 2018年09月19日
いつまでもそんなおバカな妄想してないでとっとと雪掻きしちゃいなさい!と激しいツッコミをしたくなる、お馴染みキミコ先生の徒然日記。
今回も涙が出る位笑った笑った。
先生曰く、役に立つこともほろりと泣ける話もどこにもなく、おもに雪の文句ばかり。
けれどキミコ先生にとっての何気ない日常・妄想話は、我々読み...続きを読む手にとって日々たまって仕方のないストレス解消にもってこい。
あらゆる身体の不具合を「飲み過ぎ」と「老化」で乗り切りよぼよぼと仕事に励む、と宣言するキミコ先生のエッセイ本を、これからも追いかけて行く所存であります!
「ご当地座談会」の北海道在住作家さん達の話も面白かった。
下戸3名の作家さん達に囲まれ一人堂々とビールを飲むキミコ先生。
やはり一筋縄にはいかないお人だ。
「餅は肉でも魚でもないから野菜」と豪語する位のお餅大好き、家族に隠れて大人買いする位あずきアイス大好きのキミコ先生のお父さん。
天国に行っても大好きなお餅やあずきアイスを好きなだけ食べてくださいね。
Posted by ブクログ 2017年07月10日
ーーー雪かきしてるか、ご飯作ってるかの毎日ーーー
『晴れても雪でも』の文庫帯が同郷のいくえみ綾さんだったので関心を持ち、はじめて読みました。
出会えてよかった。
ひとの日記を読むのが好物な私の琴線をバンバン刺激し、まいにちを惜しみなく文章に落とし込んでいて、夢中だった。通勤の完全なる癒やしだった。...続きを読む
仲間もおもしろい
お酒のむ旅で楽しく羽目をはずして大層な骨折したり。
編集さんもおもしろい。
なまはげの絵文字(と、この文章を打ってはじめてなまはげの絵文字があることを知りました)だけ送ってきたり
年賀状の子供の写真の横に「原稿をもらえなければこの子達が路頭に…」と書いてあったり。
家族もおもしろい
公子さんに隠れてコソコソお菓子を食べる咳き込みの日記なんかは同じ屋根の下に住んでいそうな気がしてくる。
公子さんも口内炎に名前つけたり日々が常にどこかユニーク
登場人物全員いとしくなる。
Posted by ブクログ 2016年09月15日
とにかく癒される。縮こまったら気持ちをほぐしてもらえる感じ。「嫌なことは後回し、好きなことでもめんどくさい」が最高に嬉しかったフレーズ。肩の力、抜いていこうかなって思う読後感でした。
Posted by ブクログ 2015年09月15日
ラストにある北海道在住作家の座談会を読むにあたり。どの地方局でも天気予報が函館においてまったく当たらないという仮説は『函館は北海道じゃない』という条件において成り立つことに気づく。函館…遠いよねー。そして奥尻→函館→札幌というイワモっちの流れがとても自然です。
Posted by ブクログ 2022年08月11日
公子さんの作品はゆるっと読めてクスッと笑えて面白いです。
今回は絵が付いてて描写が想像できてまた面白く、絵のタッチもゆるくて好きでした。
昔の作品から徐々に読んでいるけれどあと何作品で追いつくのだろうか…。
徐々に進めていきます。
Posted by ブクログ 2021年09月07日
とにかく、どんな時も読めば、ププっと笑えて、
元気になれる北大路公子エッセイ。
ちょっと休憩に、と読み始めたら、止められない。
楽しい。嬉しい。読書時間。
楽しい中にも、知性がキラリと光る
文章の妙もとても良い。
Posted by ブクログ 2019年06月18日
時々、北大路さんのエッセイを無性に読みたくなる。笑った。笑った。めちゃくちゃ笑った。お友達が多くて、かつ、皆さん個性的で、ご家族も本当に個性的で、こんなエッセイを書けてしまう理由が少しだけ分かる。雪下ろしご苦労さまです。北海道は広いんですね♪対談が果てしなく豪華。この三人をして「大先生」と言わしめる...続きを読む北大路さん、最強。小路さんのサイン会並ぶとか、何やってるんですか、とっても楽しそうです。小路まんまと驚きますよね、そりゃ。
Posted by ブクログ 2017年06月08日
札幌在住エッセイスト北大路公子さんの日常を綴ったエッセイ集。
ツイッターでも日々愚痴られている雪かきとヘリの音、〆切りと老両親への愚痴がやっぱり多いんだけどもやっぱりこの人の文章って不思議なおかしみに満ちていていい。
巻末の北海道在住作家4人の対談も方言談義など楽しい。特に2年住んだことある江別の話...続きを読むも出てきたのでうれしい♪
(イオンはまだなかった頃だけど)
Posted by ブクログ 2017年05月09日
趣味は昼酒、好みは佐藤浩市の北大路公子さんの「石の裏にも三年」(キミコのダンゴ虫的日常)、2015.6発行です。冬は雪かきしてるかご飯作ってるかの毎日。公子さんの一日はお相撲さんの一日と酷似してるそうです。ただ、公子さんの方が一食多いそうですw。津軽海峡冬景色と能登半島を交互に口ずさみつつ一時間半か...続きを読むけて雪かき終了、ふとネット検索して、石川さゆりが熊本出身だと知り愕然とする。今年一番の衝撃w。埼玉の友人が「札幌に泊まって、翌日は函館と池田のワイン城を回りたい」とのメール。埼玉に置き換えて説明できず・・・w。
Posted by ブクログ 2016年06月17日
公共の場や病院の待合室では読んではいけない。
佐藤浩市を見ると、にやっとしてしまう。
そういえば、「アラブの石油王」は我が妄想にも頻繁に登場するが、同じ発想の人がいて、それも北大路氏であることは、大量の冷汗を禁じ得ない。
Posted by ブクログ 2015年10月22日
ちょっと力が入り過ぎかな...と感じる回もあるものの、おもしろく読めました。しかしアレだ、本当に雪との戦いですね、北海道は。年がら年中雪に怯え雪かきをしている印象(飲酒以外では)。
Posted by ブクログ 2015年08月21日
キミコさまが、エッセイストになってきた、
となんとなーく根拠のないことを思いました。
文章にこなれたトコロがあるような。
それが更に読みやすくさせています。
それにしても、キミコさまが
好きなあまり、
お父様も、お母様も、変遷を
我が親族のように見ているあまり、
何だか、加齢の出来事に
悲しくな...続きを読むってきました。
悲しくなりながら
座椅子を枕に
寝そべりながら読んでいる。
Posted by ブクログ 2023年08月24日
母にが北大路公子さんのエッセイはめっちゃ面白いよ!笑えるよ!と勧めてくれたので読んでみた!
日々が綴られている。日記形式のエッセイ!
最初の方にちょこちょこあったイラストが途中からどんどん増えていってよかった^^
ぱっと見でどんなことあったのかわかるのすごいな〜
座談会でみんなの人柄が出てるのも...続きを読む面白かった。
実際に何冊か読んでから、もう一度読みたいかも。
Posted by ブクログ 2020年10月17日
北海道の雪深い地域での日常(雪かき)と、父親と母親との会話と、仕事が少々の日記。彼女の独特の語り口が好きなので、先日まとめ買いしてしまった。
現時点での最高傑作は『枕もとに靴』だ。これを超える作品を期待してしまうから、読む前からハードルを上げてしまっている。素直な気持ちで、読むと誓って、次の一冊に手...続きを読むをのばす。
Posted by ブクログ 2019年01月20日
北大路大先生を読む度に「しょーもないアタシ・・・生きてていいんだ」って毎回思う(笑)また、周りの切り返しが面白い♪この日記・・・北大路大先生の最期まで読み切ってアタシ、逝きたい。
Posted by ブクログ 2018年03月15日
最初の印象は「あれ、私こんなの書いたっけ?」。
私は北大路さんほど豪快でもないし、北海道民でもないし、こんな面白い文章はとてもじゃないけど書けないのでおこがましいのだけれど、感覚など似ているところがあって、分身の日記を見ているような不思議な気持ちで読んだ。
朝から酒を飲んでる人って結構いるんだと思っ...続きを読むたら、気持ちが大きく楽になった。
とても面白かった。
Posted by ブクログ 2017年06月26日
これもおもしろかった!
今回は日付も入って日記調になってる。
私の誕生日(4/21)の「おしん」のストーリー説明が、もうおしんを見なくてもどんな話かわかって秀逸でした(笑)
あと、やっぱいいなあ北海道。
冬は大変そうだけど。
虫は少ないし、方言が優しい。
公子さんのご両親が使う北海道弁が、私の祖父...続きを読む母が使っていたのと重なって懐かしくなります。
あと、苫小牧に住む私の叔母は、私と姉のことを「お姉ちゃん達」ではなく「お姉ちゃんがた」という言い方をしてたんだけど、その「~がた」って言うのも何気北海道弁?
Posted by ブクログ 2016年09月04日
内容はまぁいつも通りなんですが、この本は日記ごとにちょっとしたイラストがついているのが良かったです。絵日記みたいで(描いているのはキミコさんじゃないけど)。
それにしても、北海道の豪雪地帯は過酷だわ・・・。
私も雪が多い所で生まれ育ちましたが(今住んでいる所は全然降りません)、ここまでじゃないと思...続きを読むう。うちに除雪機はあったけど、融雪機なんてものはなかったし。
「北海道の寒さと雪の量ってとんでもないんだなー」と、改めて驚きました。
Posted by ブクログ 2016年02月01日
空は抜けるように青く、降り注ぐ光はきらきらと美しく、柔らかな新緑が風に揺れ、心洗われるような北海道。しかるに、洗われたのは、ほんの一刹那。日々のほとんどを呑むことに費やす。暑ければ飲み、寒くとも震えながら飲む。見事なばかりの徹頭徹尾。今作は2年にわたる日記。一年前との比較が一興。飲みながらも、しかと...続きを読む成長の跡を残している。期待を裏切らないぐうたらぶりに、まさに心は洗われ救われる。
Posted by ブクログ 2015年07月26日
北海道在住の著者が書いた、その地における日常生活を日記に纏めた一冊。内容を見れば、単にその日起こった事を綴っているだけですが、それでも読み手を笑わせる所は、作者の腕があると感心します。
たかが日常、されど日常。
そんな何気ない日々の出来事に「分かる!」とつい同意してみたりと、リアリティを感じる一...続きを読む冊です。
Posted by ブクログ 2015年07月26日
なんだかんだ言って、北大路公子は全部読んできた。
相変わらす文章にキレがあって面白いが、著者も両親も年をとってきたのが、自分のことのように切ない。
昔は(最初の本が出た頃は)両親も元気だったし、彼氏も猫もいた。
今、両親は高齢者になり、通院や介護が必要となり、雪かきも買い出しも著者がいなければ無理な...続きを読む状態、家事も殆どやっている。面白く書いてはいるが、実際は大変だろう。車運転するときは酒飲めないから、昼酒もあまりできないだろう。
しかし求められているのは笑えるエッセイだから、悩み苦しみをストレートに書くこともできないし。
ずっと読んでいると、書いてなくても、親元に暮らす独身女性の生活が見えてくる。
この後、両親が亡くなったらどうするのだろうと、老婆心ながら心配になった。