北大路公子のレビュー一覧

  • すべて忘れて生きていく

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    公子作品の中でひたすら相撲愛がにじみ出た一冊
    読んでるうちにわたしも相撲見ないといかんかな、って気持ちにさせられました

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    2019年02月09日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    北大路大先生を読む度に「しょーもないアタシ・・・生きてていいんだ」って毎回思う(笑)また、周りの切り返しが面白い♪この日記・・・北大路大先生の最期まで読み切ってアタシ、逝きたい。

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    2019年01月20日
  • 苦手図鑑

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    顔がにやけるのを止められなくなるから、電車の中で読んじゃいけない。でも、自宅で読んでるとなぜか眠くなってしまうので、外で読んだ方が緊張感(?)が保ててよい…のかも。

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    2018年09月16日
  • 私のことはほっといてください

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    ネタバレ

    解説の宮下奈都さん「北大路さんの本の解説など野暮以外の何者でもない。解説できるようなら北大路さんの本じゃないとさえ思う。」その通り、説明できないけど、今回も笑ったり脱力したり楽しませてもらいました(解説は勿論面白かったです)。酔っ払いエピソードが減って来たのはちょっと寂しい。「人妻界の秘密」は、本当にそういうもんなのかしら。。衝撃。

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    2018年05月29日
  • 私のことはほっといてください

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    すごく好きというわけではないのに、なんとなく気になって、出ると読んでしまうこのシリーズ。妄想エッセイなら断然しをんちゃんが好みで、これはなんか、どこがどうとうまく言えないが、ちょっと違う気がする。

    だが、今回「あ、そうそう!私もそれはずーっと気になってた」と激しく同感したことがあって、それは中島みゆき「悪女」の歌詞について。(もう三十年前の曲だって。北大路さんも「電卓で計算しなおした」と書いてたけど、ほんとにまあ、そんなに前なのか。)この曲のヒロインはなんで自分の部屋に帰らないのか?「マリコの部屋に電話」してるのはどんなシチュエーションなんだ?実に不思議である。名曲だけど。

    他に笑ったのが

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    2018年04月25日
  • 晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常

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    「小説すばる」で連載されていた日記をまとめた本。
    ご本人もおっしゃっているように「判で押したような」生活っぷり。別に読まなくても問題ない類の、ひたすらだらだらした日記ですが、読むと少し楽しくなれます。少なくとも私は(笑)。

    作家さんというより、友人の日記を読んで「相変わらずだなぁ」と安心する感じです。

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    2018年04月22日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    妄想の振れ幅がかなり大きくなっている。ちょっとやりすぎか。現実とのあまりの乖離に鼻白む場面が結構あった。本当に流されるにもホドがある。文面にはスランプを思わせる苦悶が滲み出ており深甚と伝わってくる。但し、全体としては非常によくできており楽しむには十分なコンテンツとボリューム。広々とした草原に横たわってそよ風に頬を撫でられている心地よさは、北海道の公子様ならではのもの。思わず包まれたくなった。

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    2018年03月17日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    最初の印象は「あれ、私こんなの書いたっけ?」。
    私は北大路さんほど豪快でもないし、北海道民でもないし、こんな面白い文章はとてもじゃないけど書けないのでおこがましいのだけれど、感覚など似ているところがあって、分身の日記を見ているような不思議な気持ちで読んだ。
    朝から酒を飲んでる人って結構いるんだと思ったら、気持ちが大きく楽になった。
    とても面白かった。

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    2018年03月15日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    ネタバレ

    キミコ先生と流行というアンバランスな企画。WEB連載も読んでいて、会社で昼休みにプッと吹き出したりしていた。流されているようで、筆者の立ち位置はわずかも動いていない気がする。ブレない。すてき。しょーもなくて愛すべきエッセイたちに挟まれた「縁側日記」に感動し「走れハロウィン」には拍手を送りたくなった。これからも読み続けたいのでお身体お大事にしてください。

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    2018年01月31日
  • 私のことはほっといてください

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    今まで読んだキミコさんのエッセイ本の中で、一番ちゃんとしていました。いや、違うな。ちゃんとしてはいないんだけど、飲んだくれ日記ではなかったというか(笑)。

    妄想部分は、もはやちょっとした短編小説。私も河童の話をもっと読みたいです!
    面倒臭がって書かないだろうけど、キミコさんが普通の小説を書いたら名作になりそうなんだよなー。エッセイだけでは勿体ない文才。
    でも・・・書かないんだろうなぁ~(笑)。

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    2017年08月09日
  • 私のことはほっといてください

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    解説の宮下奈都さんが北大路公子さんの作品を「エッセイなのか、小説なのか・・・?」と仰ってました。「妄想エッセイ」なんですよね(^-^) 「私のことはほっといてください」、2017.7発行です。半裸妻を描いた「自由への戦士」、とても暑い日の恋人たちを描いた「北海の盗み見の白熊、敗北す」、そして、納豆パックの進化を描いた「人類が進化を諦めた日」が秀逸かなと感じました(^-^)

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    2017年08月05日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    <独身、中年、女性、札幌・実家暮らし、相撲、ウニ、蟹、ビール、酔っ払い、佐藤浩市・・・>北大路公子 著「流されるにもホドがある」、2017.6発行です。流行ハンターとして、折々の「流行りモノ」についてのエッセイです。面白く感じるかどうかは、読み手の著者への許容度に左右されるのではないでしょうか~(^-^) 猫あつめに奮闘し、猫からたからものをもらう「縁側日記」良かったです!北大路公子さん、見た目は普通(隠れ肥満)だけど体脂肪率42%とのこと。一方、千代の富士は10%台だったそうです。

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    2017年08月05日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

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    日常を淡々と書いているだけなのに、何故こんなに可笑しいのか! 40代?50代?で独り身。父母と北海道に暮らす著者は、冬は毎日繰り返される雪かき、夏至が過ぎたら冬を恐れ(山口県に住む私達には理解不能! )秋は迫りくる冬の気配を全力で無視する…。家では隙あらば昼酒。夜は夜で別腹の如く酒を飲む、飲んだくれ生活。雪と酒と妄想まみれの日々をつづった爆笑&脱力日記。こんなぐうたらな日々をおくっていても人生には彩りがあるのです。毎日単調な日々をおくっている人々に、希望を与え、ひと時大笑いできる本! 

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    2017年07月21日
  • 苦手図鑑

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    ホラー映画とチーズの話は共感できるなー。
    それにしてもあらすじに書かれている「無駄に繊細な筆致で描く」っていうの、失礼だけど的を得てるなあ(笑)

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    2017年07月18日
  • 晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常

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    確定申告と仕事が同じように切羽詰ってきて、何から手をつけたらいいのかわからないのでどっちも手をつけない、という膠着状態が続いている。この期に及んで「手をつけない」との選択肢があったことに自分でも驚きつつ、夜になって何とか確定申告の準備を始めた。
    そうか、何もしないという選択肢もあるのだ。思わず大きく膝を打った。激しく覚醒させられた。笑かしてもらいながらも真理をつく至言が不意打ちのように飛び出す。いろんな意味で学ばせてもらった。欠くことなく綴られる公子さんの2年間の日記。人気エッセイストの日常を追体験しながら人生を深く内省した。

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    2017年07月08日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    これもおもしろかった!
    今回は日付も入って日記調になってる。
    私の誕生日(4/21)の「おしん」のストーリー説明が、もうおしんを見なくてもどんな話かわかって秀逸でした(笑)

    あと、やっぱいいなあ北海道。
    冬は大変そうだけど。
    虫は少ないし、方言が優しい。
    公子さんのご両親が使う北海道弁が、私の祖父母が使っていたのと重なって懐かしくなります。
    あと、苫小牧に住む私の叔母は、私と姉のことを「お姉ちゃん達」ではなく「お姉ちゃんがた」という言い方をしてたんだけど、その「~がた」って言うのも何気北海道弁?

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    2017年06月26日
  • 晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常

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    ①車のバッテリーが上がりエンジンがかからずGSのお兄さんに聞くと「ブレーキ踏まないとかからないんです」 ②母が唐突に「部屋でる部屋」と。「フィラデルフィア」だった。「ヘア出るヘア」でなくて良かった。③6時半起床、7時ビール。よく寝た朝のビールは、まるで水のよう。④うどん、そば、焼きそば、ラーメン、にゅうめん、グリンめん(?)、焼きうどんを延々ローテーションしてたら流石に飽きてきた。⑤毎日毎日風呂が遠い。たどり着けない。⑥夏至。季節は着々と冬に向かっている。つらい。

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    2017年05月26日
  • 苦手図鑑

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    201610/どうでもいいような日常ごとを、時に妄想を時に自説を挟みつつ、延々と書く笑、おなじみの北大路エッセイ。

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    2016年10月30日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    内容はまぁいつも通りなんですが、この本は日記ごとにちょっとしたイラストがついているのが良かったです。絵日記みたいで(描いているのはキミコさんじゃないけど)。

    それにしても、北海道の豪雪地帯は過酷だわ・・・。
    私も雪が多い所で生まれ育ちましたが(今住んでいる所は全然降りません)、ここまでじゃないと思う。うちに除雪機はあったけど、融雪機なんてものはなかったし。
    「北海道の寒さと雪の量ってとんでもないんだなー」と、改めて驚きました。

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    2016年09月04日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    キミコさんのエッセイ本は、どれから読んでも大体内容が一緒ですね(笑)。お酒と体脂肪と家族と友人のこと。あとたまに創作話みたいなの。

    だらしない生活ぶりだけど、なぜか周りから嫌われていなさそう(呆れられてはいるけれど)なのがすごい。なんだかんだで憎めない呑んだくれなんでしょうね(笑)。

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    2016年08月27日