【感想・ネタバレ】頭の中身が漏れ出る日々のレビュー

あらすじ

「人生でもっともいたたまれない三十秒」とはどんな時間か。「完全防水」という携帯を手にした時、人はどんな行動をとるべきか。料理で失敗するたびに現れる「脳内姑」との壮絶な戦いとは。40代独身、趣味昼酒。札幌の実家で愉快な両親と同居するキミコが、ぐうたらな日々に頭の中で思うことを、漏れ出るように綴っていくエッセイ集。奥の深いくだらなさに心の底から笑いがこぼれ、何となく元気になれるかも。解説の椰月美智子さんも「なにこれ!? 笑わない自信があったのに……」と、身悶えするほど大爆笑。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白すぎる。病院の待ち時間とか、旅先とか、ふとした時に読むのにぴったり!
全部読み終わるのがもったいない…
表紙を見るだけで笑えてくる。この力の抜け具合…

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

何度も笑いました。そして何度も何読まされてるんだろう?ともなります。面白くて、何も考えず次々ページをめくってしまう。
読んだあとは不思議と頭がスッキリしている。私にとってはマインドフルネス本です。

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

北大路先生のエッセイ集は2作目だが面白い!一言につきる。40才、趣味は昼酒。題名通りに頭の中身が漏れでてる内容は思わず笑いが外に漏れ出てしまう(笑) 特に確定申告の話や、お父さんの餅の話が面白かった!

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2018年05月06日

Posted by ブクログ

姉に薦めてもらい購入。
文句無しに面白い。
1人で電車や仕事の休憩中に読むのは注意。
ニヤニヤ笑いが止まりません。

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2016年01月22日

Posted by ブクログ

何故、今の今まで北大路さんを知らなかったのだろう。。。
自分を戒めることこの上なし。

笑える。ここ数年に読んだエッセイの中でグンバツの一位。

出てくる人が面白いのは、
北大路さんが面白いからだし、
類は友を呼ぶという次元でもない引きよせ方だし、
40代への親近感と畏怖が
読むほどに膨らむ。

作制覇を目論む久しぶりの作家さん。

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2015年06月03日

Posted by ブクログ

この本を選んだ時点で負けは目に見えていたが、読んで笑ってしまったら更に負けだと思いながら、すぐに敗北者になったという事実。瓶に手がはまったエピソードが秀逸。

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2014年02月10日

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もう、勘弁してくださいっ!
面白すぎます!
これ以上読んだら、お腹が引きつって死んでしまいます!
(笑いすぎて死んでしまった人の話を以前テレビで見たのを
思いだし、これ以上読んだら、本当に死んでしまうかも・・・と、
笑いながらも、心配になった・・・。でも、止まらない!)

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2014年01月25日

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面白すぎる!これを読んで笑わずにいるのは不可能である!断言できる!
鬱々とした気分もキミコさんの話を聞けば
吹っ飛ぶ、いや吹っ飛んだ!

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2013年11月14日

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面白くて何度も読み返してます♪
文庫本にしかない「その後のその後」が読めるのも◎
ついつい笑いがこぼれてしまう楽しいエッセイです。

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2013年07月23日

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「人生でもっともいたたまれない三十秒」とはどんな時間か。

「完全防水」という携帯を手にした時、人はどんな行動をとるべきか。

料理で失敗するたびに現れる「脳内姑」との壮絶な戦いとは。

40代独身、趣味昼酒。

札幌の実家で愉快な両親と同居するキミコが、ぐうたらな日々に頭の中で思うことを、漏れ出るように綴っていくエッセイ集。

奥の深いくだらなさに心の底から笑いがこぼれ、何となく元気になれるかも。

解説の椰月美智子さんも「なにこれ!? 笑わない自信があったのに……」と、身悶えするほど大爆笑。

この本棚の管理人も大爆笑w

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2013年05月17日

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毎度毎度の暴れっぷりで。
よくよく読むと、家の周りで起きてる些事なのになんでこんなミステリー小説顔負けのストーリーが紡がれるのか。

酔っ払いを起点として、
お母、お父のやりとり。
編集者のMさん。
あとたまに妹。

たったこの数人の中でビールと共に実家で生活しているだけの公子が繰り広げる冒険譚や、漂流記も腰を抜かすほどの大冒険の数々に襲われる。

ただ、DVDの調子が悪い。

ただ、ビールが飲みたい。

ただ、冬は動きたくない。

たったこれだけ言いたかっただけの本のような気がするのに。
ここまで世界観が作られて発展していく、公子天才的才能。

40代の星です。

ある意味輝く流星群のようです。

でも、多分、公子が動いた場所は、家の中と歩いて数分のコンビニ程度だということが、これまた想像世界を広く、そして、行動は狭くの公子の生き様が強く、そして果てしなくアウェイ。

とてもじゃないけど。常人には真似できない。

すごい。

とんでもねぇ生活してる、とんでもなく面白い人の本です。

#キタオウジキミコ
#札幌
#とんでもない人
#面白い人
#毎度爆笑

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

文庫で再読。

やっぱ、面白い。
「いたたまれない30秒」は2回目もやはり笑う。

面白いものは変わらず面白い。

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2025年04月08日

Posted by ブクログ


仕事も忙しく、本を読む気にならなかったのに、これだけはどうしても読みたいと思って一気読み
 
最近嫌なニュースが多い中、心が楽しい事を求めている

それがこの本でした

公共の乗り物で読んではいけません
変な人だと思われます

最低でも3回、私の事チラ見した人たちを私は見逃していません。

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2022年03月24日

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本書も、思わず声を出して笑ってしまうエッセイがいくつかあった。
私のお気に入りは「ケンコちゃん、現る」。
確定申告にまつわるものは、いくつか登場するが安定した面白さを確保している。
北大路公子さん、フォロー中です。

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2020年11月22日

Posted by ブクログ

 「生きていてもいいかしら日記」から大幅パワーアップ。前作も笑えたが今回は腹筋が痙攣するほど笑える。日記形式で展開される「日常」におけるあらゆるテーマが網羅されており最後まで飽きがこない。

 「その後」で刺されるトドメには見事な「オチ」が付与される。それに加えて、一つの考察をする際に限りなく続く妄想連鎖、絶妙のタイミングで放たれる周囲のツッコミ、幅広い趣味趣向と無意味なその意義、場面に応じて適宜切り替えられる文語体口語体そして暴言の各モード、北海道という気候的地域的アドバンテージを活かした状況設定。こうした要素が全体的に「ふつうに生きてても楽しいことあるよ」といった雰囲気を創り出している。こうした日常的情景の描写はどうしても男性よりも女性のほうがうまい。

 何気ない日常をおもしろおかしく描いたエッセイは単なる「息抜き」といった付属的なものではない。その日常こそが生きていく過程の大半を占めていることは間違いないだろう。いかに難解な人生哲学を確立している人間でも日常に充実がなければ生きることに満足感を抱くことは難しいはずである。毎日の営みを息を止めて駆け抜け、たまに「いただける」休日で満足を補う。こうした生活を長期に亘って続けることによる影響は計り知れない。

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2015年05月20日

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笑えるエッセイとしては最高!
40代独身、両親と暮らす、趣味は昼酒という著者。
日常のちょっとした出来事がやたらおかしなことに発展する!
妄想力があふれ出る文章は流麗ともいえるほどだけど、ゆるゆるダメダメな内容がなんともいえない‥

飼い猫に斉藤君とあだ名をつける。あだ名がないとクラス会で寂しいだろうと。
コンビニでビールを買っていたとき、転がりだしたものに周りの客の視線が‥?「いたたまれない30秒」
駐車場で迷った話‥「正解から遠ざかる」
二日酔いの朝に鏡を見たら、そこには徹夜明けの石破茂が。
家族で豆まきを始めたら。
大の餅好きのお父さんが年末年始に入院、餅を食べられなかった無念さから、2月まで毎週雑煮を作り続ける‥等々、家族のエピソードも可愛いの。

お酒が飲めないので、酔っ払いエピソードは同じ経験ゼロだけど。
確定申告が苦手なのは同じ。
何となく気が楽になって、嬉しいです。
この調子で、これからもお願いします(笑)

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2015年01月24日

Posted by ブクログ

面白い。自分の住む町にこんな作家さんがいるなんてうれしいですね。
大変面白く読ませてもらいました。
すごく好きな感じの文章です。
同じ町に住み、同年代でもあり、色々と共感できる部分があって面白さも何割か増しているのかもしれません。
この人の作品はもう一冊すでに購入済みの本があるのですが、しばらくハマりそうな気がします。

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2015年01月11日

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視野はべらぼうに狭小。扱っているテーマで含有量の多いのが雪かき。何ともローカルでプライベートなのに著者の卓越した妄想が激しく世界を膨張させている。著者のいい加減さに適当にかいているのかと思いきやこれが全然違う。緻密に計算されている。驚きの仕掛けが随所にちりばめられている。

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2014年11月02日

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相変わらず笑えるエッセイ。
個人的に特に面白かったのはコンビニでビール、音痴の男友達が銭湯で鼻歌歌ったらその筋の人にそれ歌じゃねーだろうな!?と凄まれた話、真顔で水戸黄門の話で諭す母 の3点。

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2014年08月29日

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アラフォー、独身、実家暮らし、なフリーライター・北大路公子のぐうたらエッセイ。
「いつ見てもこいつは相変わらず馬鹿なことを書いている」と言われることを目指す著者の目標は達成されていると思われる。
しょうもない内容をよどみない文章で語る妄想力と筆力は非凡だと思う。

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2013年08月15日

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「生きていてもいいかしら日記」でハマりまくった公子姉さんのエッセイです。今回も相当面白いです!!

とりあえず、ものすごく行動範囲が狭い(ほぼ家の中での話)のに、どうしてこんなに面白いのかって事ですよ。
この人天才って思います。

流れるようにテンポのいい文章、語彙の選び方、オチ、全てにおいてツボ。自虐ネタが多いんですが、嫌味はないし、ほんとに声出して笑っちゃう面白さです。

昼間っから酒飲んで、仕事してるんだかしてないんだか分からない日常ですがこんなに面白いエッセイが生まれるなら、じゃんじゃん飲んじゃってください。
と公子姉さんにはお伝えしたいです。

他の本も早く文庫にならないかなぁ。
とっても待ち遠しいです。

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2013年07月19日

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文庫化&サイン本におびき寄せられて買った次第であります。

あまりの緩さは大笑い。

しかし,読んでいると
「これは計算された緩さで,本人は実は・・・。」
なんて深読みしたところで
まぁ,何にもないんですけど(笑)。

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2013年05月30日

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爆笑まではしなかったけど、たしかに笑える。(わたしの場合はクスっとくらいかな)。
むしろ、端正な文章でおかしなことが書かれているギャップがおもしろくて、ある意味、不気味な感じもするところもあったり。どこまで本当なのか。
わたしは不気味さのない、妄想のすぎない話のほうが好き。
でも、読んでいると、なんか、いろいろなことが、まあいいか~というふうに思えてくるような気も。
40代独身で、実家で老親と同居、っていうのに親近感を覚えます。

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2013年05月27日

Posted by ブクログ

『生きていてもいいかしら日記』が非常に面白かったので、読んでみた。相変わらず、昼酒好きで無精者の40代独身女性の日常がエッセイとして綴られている。

面白いのだが、どうしても椎名誠のスーパーエッセイ『さらば国分寺書店のオババ』とカブるんだよなぁ。

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2013年05月19日

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家族と揉め事が絶えない今日。皆さまお元気ですか。
昼から酒飲みながらダラダラ、したいなぁ。
なんなら仕事に飽きたからゲーム、いいなぁ。

笑いの神は舞い降りなくていいから、札束が舞い降りてほしい。

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2021年05月19日

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ネタバレ

何で笑いの神がこんなにも舞い降りるのか。本人にとっちゃ災難極まりないのだろうけれど、思わず笑ってしまう(*つ▽`)酒飲み過ぎのきみこさん。毎日満喫しているのかしていないのか。こんな日々もありなのですね。

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2019年05月07日

Posted by ブクログ

読んでいる分には面白いけど、「この人、本当にこれでいいのか・・・?」と心配になる日常生活を送られていますね、キミコさんは。
まぁ、妄想癖があって法螺吹きな著者のことなので、色々と誇張して書いているのかもしれませんが(むしろそう思いたい、という部分も)。

生活態度はともかく、この人の表現(文章)はユーモアがあって好きです。

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2016年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思わず笑ってしまうエッセイ。
女椎名誠か? でも著者は椎名誠のように世界中あちこちには行かない。ほとんど北海道札幌の自宅と飲み屋の往復だけ。それでもなかなかにおもしろいのだ。これを読んでいると癒されるというか、何もしないでのんべんだらりと暮らすことに罪悪感を抱かなくなる?

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2015年09月14日

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