あらすじ
ビールとテレビさえあればいい。そんなぐうたらエッセイストが、いやいや日本全国を巡る旅に。札幌(地元)から那覇(遠い)まで、一道五県を舞台に、死ぬまでしたくないことに挑戦してみました。生まれて初めての犬ぞりにジェットコースター、青木ヶ原樹海探検に、パツパツの水着でシュノーケリング……果たしてキミコさんは無事に旅を終えられるのか。ご当地ネタも満載の、爆笑必至の旅日記。
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行ったことがあるとこも、ないとこもあったけど、どこも本当に面白い。こんな風に体験が切り取れたら、なんて思い出深い旅なんだ…と思えるはず。
金比羅山、大変だったけど、また行きたくなった。
他の本も読みたいなって思った。
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とにかく、楽しい。笑った。
起こること、それを受けてたち、
表現する言葉もの面白さ!
そして、面白いけれど、ただそれだけではない
分厚い知識と確かな筆力を感じる文章。
大ファンになった、最初の一冊。
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北大子公子 著「いやよいやよも旅のうち」、2020.4発行。とても面白かったです。じっとしてビールを飲むのが好きな公子さんを「大丈夫です」の連発で1都5県の旅に連れて行く編集者の元祖K嬢(なんの元祖か?ですがw)。いやがる公子さんが訪れたのは地元北海道、山梨、岩手、三重、香川、沖縄。一番は山梨、富士急ハイランドのジェットコースター「HUJIYAMA」。怖さがびんびん伝わってきます。札幌のノースサファリサッポロも面白かったです。香川は私の小学校の修学旅行(広島から)とほぼ同じコースでした。
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今回は、著者の北大路さんの「いやいやながらする旅行記」という旅情あふれる一冊になっています。とにかく面白い。funnyです。著者の人を笑わせる文体は、もはや芸術の域に達していると思います。個人的には、香川のタクシー運転手さんがある理由でうどんが食べられない下りがとても面白かったです。
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たまらん。この描き口。
もう旅行がいやで嫌で嫌で嫌で。っていう著者が、本書くから仕方ねーから行くか。
って重ーい腰をひきづって歩く観光地。笑笑
富士急ハイランドの下りなんかは、もう吹き出して笑ってしまうほどでした。
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ、帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい。笑笑のオンパレード。
編集者のお姉さんもなかなか無茶やらせるあたりがまた、面白いし。この二人の温度差が半端ない。
とにかく。家でビール飲んで寝たい。原稿書かないでお金がもらいたい。その一心でひたすら嫌な旅を嫌々ながら続ける著者のひたすらはみ出る心の声が普通の旅行紀行では味わえない、旅行嫌いならではの呪詛が読ませてくれます!!!!!笑笑
観光地のあるある意味不明にも沢山のツッコミ。笑笑これも見てて笑えます!!!!旅行好きはただ楽しくてなんとも思わないけど、冷静に考えたら意味不明だよな。とか。笑笑!!!!!!
そのひたむきな思い。読んでみる価値あり!
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最近親しくさせてもらっている、読書家の方からの紹介。
読み始めは、ちょっと私好みではない…?と思ったけれど、読み進めるうちにジワジワと面白さがこみ上げてきた。
それにしても、この方はよく飲むなぁ!
読んでいて、とても気持ちがいい。
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ビールとテレビさえあればいい。そんなぐうたらエッセイストが、いやいや日本全国を巡る旅に。札幌(地元)から那覇(遠い)まで、一道五県を舞台に、死ぬまでしたくないことに挑戦してみました。生まれて初めての犬ぞりにジェットコースター、青木ヶ原樹海探検に、パツパツの水着でシュノーケリング……果たしてキミコさんは無事に旅を終えられるのか。ご当地ネタも満載の、爆笑必至の旅日記。(裏表紙)
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出不精の北大路さんが嫌々旅に連れていかれて愚痴をこぼすという趣向の旅エッセイ。
の、はすが、旅先で北大路さんが嫌がる、やりたくないことに挑戦するいやよ旅にシフトしていく。
色々楽しそうなところには行っているものの、全然楽しそうじゃない。美味しいもの食べても、美味しいしか語彙がない。旅行記なのに不思議と行きたくならない。
しかし、お正月のようなダラダラした空気を味わえる。最後の沖縄で朝ビールを飲むシーンが充実した空気があって良かった。
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文句言いながらも旅慣れて楽しんでいる様子がかわいい。
元祖K嬢とのやり取り文句言いながらも旅慣れて楽しんでいる様子がかわいい。
元祖K嬢とのやり取りも、毒舌はきながらフォローもしっかりでよい相方といったところ。
コロナのせいで、旅はしばらくおあずけだけど、この本で旅気分と元気を頂きました。
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すぐ読んじゃったも~ん。
おもしろすぎて。
公子さんが大して気乗りのしない旅にでかけるエッセイ。
私もそんなに日ごろ「旅したい!」と思わない方なので(いつも夫任せ)、共感できる。
それにしても公子さんの文章は秀逸。
浦島太郎についても「釣り竿や魚篭はクロークに預ける」とか、そういう言い回しというか発想がとても好き。
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大好きな著者のなので、本書も手に取りました。このお方は、日常生活だけを言語化して多くの人を楽しい気分にさせる天才なのです。そのお方を旅に連れ出したら・・・というエッセイでした。わざわざ旅をしなくてもいいのに。しかも著者も隠すわけでもなく旅に行きたくないオーラを出しまくっていますしね。
まぁ それはそれで楽しめたのですが、なんか無理矢理に状況を作っているようで、少し冷めた目でみてしまいました。ごめんなさい。
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北大路公子の旅日記。
旅日記と言っても、旅情豊かな表現溢れる作品ではない。
公子さんの愚痴や弱音や愚痴が存分に楽しめるいつものやつだ。
ただ、舞台が北海道ではなく、旅行先だということだ。
北大路公子さんのエッセイは、どれも間違いなく面白い。
この面白さが分からない人とは友達になれない。
くだらないし、読み終わって何のためにもならないが、楽しいからそれでいいのだ。
次の作品も間違いなく読む。
星は3つだが、北大路公子作品に星に最早、意味はない。
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旅行は楽しんでなんぼだと先入観がありましたが、
いやよ旅最高ですね笑
フフッと鼻を鳴らし、笑いながら読みました。
特に、北大路さんの想像力豊かな妄想がとても面白かったです笑
イラストもほわ〜っとしてて可愛かったです。
癒されました。
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腰が重すぎる作家、北大路公子さんが、担当編集者の元祖K嬢に引きずられるようにして色々な場所を旅し、体験するのですが、なかなか謎な行き先チョイスと行程でした(元祖K嬢が考えた「いやよ旅」?)。
埴輪づくりなどはまだいいとして、犬ぞり、富士の洞窟探検・・・バラエティ番組の芸人並みに過酷。こんぴらさん(の階段)やシュノーケリングもハードだし。
それにしても、キミコさんの往生際の悪さよ。読み手としては、エッセイが面白くなるからいいんだけど(笑)。
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出無精者の味方、北大路公子。
出無精者の代表、北大路公子。
出無精者の代弁者、北大路公子。
出無精者の広告塔、北大路公子。
出無精な気持ちを正当化したい人、必読です。
ここまでゴネても企画(約束)は違えられない、あきらめよ。身を捨ててこそ浮かぶ瀬がある。という結論にはなりますが、味わうべきはゴネの壮大さです。
言うならここまで言ってみたいもんだと思わせるゴネ方が、著者の真骨頂だと思います。