北大路公子のレビュー一覧

  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    ちょっと力が入り過ぎかな...と感じる回もあるものの、おもしろく読めました。しかしアレだ、本当に雪との戦いですね、北海道は。年がら年中雪に怯え雪かきをしている印象(飲酒以外では)。

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    2015年10月22日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    安定の面白さ。後に何も残らない。
    あとがきの
    『自分は「この人はいついかなる
    ときもバカバカしいことを書いて
    いる」と思われたいと思ってます。』
    が心にしみる。

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    2015年08月23日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    キミコさまが、エッセイストになってきた、
    となんとなーく根拠のないことを思いました。

    文章にこなれたトコロがあるような。
    それが更に読みやすくさせています。

    それにしても、キミコさまが
    好きなあまり、
    お父様も、お母様も、変遷を
    我が親族のように見ているあまり、
    何だか、加齢の出来事に
    悲しくなってきました。

    悲しくなりながら
    座椅子を枕に
    寝そべりながら読んでいる。

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    2015年08月21日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    相変わらず笑えます。

    読むたびに好きになるキミコさん。
    うん、もっともっとって
    欲しくなるのは相変わらずの実力です。

    元気出ます、この人から。
    なんだか、元気にさせるなにか
    出してるんじゃないかと思う。

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    2015年07月06日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    ネタバレ

    ゆるいんですよ。
    ゆるいから楽勝ですぐ読み終わるかと思ったのですが,
    意外と時間がかかったのはなぜ!?

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    2015年06月30日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    ひと言で言えば、グータラ日記である。日々、酒を飲み、テレビを見て、面白い家族と暮らし、冬は雪かきに呪いの言葉を吐き、常に叶わぬ妄想を抱きつつ、たまに仕事するといった感じなのだ。

    しかし、世の中を常人とは違う角度から見つめ、ズバっと切り裂く思考はお見事。昔の椎名誠のスーパーエッセイを彷彿とさせる。

    文庫オリジナル作品。桜木紫乃、乾ルカ、小路幸也、北大路公子の北海道在住作家によるご当地座談会も収録。

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    2015年06月29日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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     「生きていてもいいかしら日記」から大幅パワーアップ。前作も笑えたが今回は腹筋が痙攣するほど笑える。日記形式で展開される「日常」におけるあらゆるテーマが網羅されており最後まで飽きがこない。

     「その後」で刺されるトドメには見事な「オチ」が付与される。それに加えて、一つの考察をする際に限りなく続く妄想連鎖、絶妙のタイミングで放たれる周囲のツッコミ、幅広い趣味趣向と無意味なその意義、場面に応じて適宜切り替えられる文語体口語体そして暴言の各モード、北海道という気候的地域的アドバンテージを活かした状況設定。こうした要素が全体的に「ふつうに生きてても楽しいことあるよ」といった雰囲気を創り出している。こ

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    2015年05月20日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    たくさん、たくさん笑わせてもらいました♪あはは、と声が出て主人が訝しげに振り向く事多数。肩の力が抜けていく感じ。似たような経験あるぞ、という身につまされる笑いは痛快でした(*´艸`*)

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    2015年02月20日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    笑えるエッセイとしては最高!
    40代独身、両親と暮らす、趣味は昼酒という著者。
    日常のちょっとした出来事がやたらおかしなことに発展する!
    妄想力があふれ出る文章は流麗ともいえるほどだけど、ゆるゆるダメダメな内容がなんともいえない‥

    飼い猫に斉藤君とあだ名をつける。あだ名がないとクラス会で寂しいだろうと。
    コンビニでビールを買っていたとき、転がりだしたものに周りの客の視線が‥?「いたたまれない30秒」
    駐車場で迷った話‥「正解から遠ざかる」
    二日酔いの朝に鏡を見たら、そこには徹夜明けの石破茂が。
    家族で豆まきを始めたら。
    大の餅好きのお父さんが年末年始に入院、餅を食べられなかった無念さから、2

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    2015年01月24日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    面白い。自分の住む町にこんな作家さんがいるなんてうれしいですね。
    大変面白く読ませてもらいました。
    すごく好きな感じの文章です。
    同じ町に住み、同年代でもあり、色々と共感できる部分があって面白さも何割か増しているのかもしれません。
    この人の作品はもう一冊すでに購入済みの本があるのですが、しばらくハマりそうな気がします。

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    2015年01月11日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    趣味は昼酒、座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」
    最高にくだらないことを最高に面白おかしくぼそりと呟く。
    肩の力が抜けていい塩梅に解れる。

    生きていてもいいかしら。
    いいですよー。
    そんなこだまが返ってきそうな脱力エッセイ。大好物です。

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    2015年01月08日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    「勇気の正しい使い方」。夕方四時にやってきてボタンエビ一尾だけ食って二分で帰るすっぴん独身中年女性、となれる勇気があるか。顔をあげる。若者二人が探るような目つきで私を見ている(ような気がする。)会社員風の男性がこれ見よがしに皿を重ねる(ような気がする。)店員さんが生ウニいかがですかと恫喝している(ような気がする。)私は腰をうかせつつも「生ウニ2つ、ビール一本」。決然と言い放つ著者の姿が秋の空に晴れ渡るような清々しさで目に飛び込んでくる。今作も存分に笑わせてもらった。

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    2014年11月29日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    視野はべらぼうに狭小。扱っているテーマで含有量の多いのが雪かき。何ともローカルでプライベートなのに著者の卓越した妄想が激しく世界を膨張させている。著者のいい加減さに適当にかいているのかと思いきやこれが全然違う。緻密に計算されている。驚きの仕掛けが随所にちりばめられている。

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    2014年11月02日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    相変わらず笑えるエッセイ。
    個人的に特に面白かったのはコンビニでビール、音痴の男友達が銭湯で鼻歌歌ったらその筋の人にそれ歌じゃねーだろうな!?と凄まれた話、真顔で水戸黄門の話で諭す母 の3点。

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    2014年08月29日
  • 生きていてもいいかしら日記

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     古本屋の100円コーナーを漁っていると、全く聞き覚えのない著者の本が目に入ることがある。パラパラとページを繰ってみると、ちょっと興味が出てくる。買って家の積読棚でしばらく寝かせる。精神状態をみながら読むべきタイミングで開いてみる。ものすごくおもしろかったりする。 北大路公子さんという名前はまったく知らなかった。落ち込んでいるとき、本書によって「希望」というほどのものではないが「まいっか」程度の「了承」といったようなものを得られた。これは地味に効く。家族との交流、とくに妹との掛け合いは笑える。「いろんな人のいろんな話を聞きたい」そう思わせてくれる、どちらかというとドタバタ系のエッセイ。

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    2014年04月28日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    これは人前で読むのは注意だな。いっそ、ごろ寝でもしながら読む方が心置きなく笑えて良いかも。
    なんかいつもお酒飲んでる日常エッセイだけど、文章がこう上手いとすごく面白くなるんだな~特に皺だらけの神様で文章が上手いと感じた。ほろり…としかけた所で何でやねん!

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    2014年06月15日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    前読んだ「頭の中が…」よりは破壊力少なめかな。「ある晴れた日に」「小人さんの贈り物」がサイコー♪
    「皺だらけの神様」「姉の正体教えましょう」の文章力にはゾクゾクしました。

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    2014年03月05日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    アラフォー、独身、実家暮らし、なフリーライター・北大路公子のぐうたらエッセイ。
    「いつ見てもこいつは相変わらず馬鹿なことを書いている」と言われることを目指す著者の目標は達成されていると思われる。
    しょうもない内容をよどみない文章で語る妄想力と筆力は非凡だと思う。

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    2013年08月15日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    「生きていてもいいかしら日記」でハマりまくった公子姉さんのエッセイです。今回も相当面白いです!!

    とりあえず、ものすごく行動範囲が狭い(ほぼ家の中での話)のに、どうしてこんなに面白いのかって事ですよ。
    この人天才って思います。

    流れるようにテンポのいい文章、語彙の選び方、オチ、全てにおいてツボ。自虐ネタが多いんですが、嫌味はないし、ほんとに声出して笑っちゃう面白さです。

    昼間っから酒飲んで、仕事してるんだかしてないんだか分からない日常ですがこんなに面白いエッセイが生まれるなら、じゃんじゃん飲んじゃってください。
    と公子姉さんにはお伝えしたいです。

    他の本も早く文庫にならないかなぁ。

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    2013年07月19日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

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    文庫化&サイン本におびき寄せられて買った次第であります。

    あまりの緩さは大笑い。

    しかし,読んでいると
    「これは計算された緩さで,本人は実は・・・。」
    なんて深読みしたところで
    まぁ,何にもないんですけど(笑)。

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    2013年05月30日