北大路公子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ流されるようで流されない!? キミコ節冴える名エッセイ!
好きなものは、おビールとお相撲とウニ蟹など。平和と安定を好むキミコ氏が、まったく興味のない「流行」に挑んだ!
人気アプリに触発された感涙の人情話「縁側日記」、某流行ランキングに従い、北陸新幹線に乗って金沢を目指す旅行記「いい日カニたち」、かの名作に想を得た物語「走れハロウィン」、北海道の土産についての考察と試食レポ「道産子土産考」など。
多彩な筆致を堪能できる傑作エッセイ集。
文芸ウェブサイト「ジェイ・ノベル プラス」での人気連載に、「つづき」や「その後」を加筆し、「いきなり文庫」で登場!
ベストセラー1位- カテゴリ か行の著者
ということで,ケメコ先生のエッセイ。ゆるさがうらやましいくらい好きです♪ -
Posted by ブクログ
「生きていてもいいかしら日記」から大幅パワーアップ。前作も笑えたが今回は腹筋が痙攣するほど笑える。日記形式で展開される「日常」におけるあらゆるテーマが網羅されており最後まで飽きがこない。
「その後」で刺されるトドメには見事な「オチ」が付与される。それに加えて、一つの考察をする際に限りなく続く妄想連鎖、絶妙のタイミングで放たれる周囲のツッコミ、幅広い趣味趣向と無意味なその意義、場面に応じて適宜切り替えられる文語体口語体そして暴言の各モード、北海道という気候的地域的アドバンテージを活かした状況設定。こうした要素が全体的に「ふつうに生きてても楽しいことあるよ」といった雰囲気を創り出している。こうした日常的情景の描写はどうしても男性よりも女性のほうがうまい。
何気ない日常をおもしろおかしく描いたエッセイは単なる「息抜き」といった付属的なものではない。その日常こそが生きていく過程の大半を占めていることは間違いないだろう。いかに難解な人生哲学を確立している人間でも日常に充実がなければ生きることに満足感を抱くことは難しいはずである。毎日の営みを息を止めて駆け抜け、たまに「いただける」休日で満足を補う。こうした生活を長期に亘って続けることによる影響は計り知れない。 -
Posted by ブクログ
笑えるエッセイとしては最高!
40代独身、両親と暮らす、趣味は昼酒という著者。
日常のちょっとした出来事がやたらおかしなことに発展する!
妄想力があふれ出る文章は流麗ともいえるほどだけど、ゆるゆるダメダメな内容がなんともいえない‥
飼い猫に斉藤君とあだ名をつける。あだ名がないとクラス会で寂しいだろうと。
コンビニでビールを買っていたとき、転がりだしたものに周りの客の視線が‥?「いたたまれない30秒」
駐車場で迷った話‥「正解から遠ざかる」
二日酔いの朝に鏡を見たら、そこには徹夜明けの石破茂が。
家族で豆まきを始めたら。
大の餅好きのお父さんが年末年始に入院、餅を食べられなかった無念さから、2月まで毎週雑煮を作り続ける‥等々、家族のエピソードも可愛いの。
お酒が飲めないので、酔っ払いエピソードは同じ経験ゼロだけど。
確定申告が苦手なのは同じ。
何となく気が楽になって、嬉しいです。
この調子で、これからもお願いします(笑)