北大路公子のレビュー一覧

  • キミコのよろよろ養生日記

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    『ロス猫』の時ほど笑えなかったけど、相変わらず面白かった。まさかジムが光の国になるとは…(笑)伊能忠敬とかマルコとか今時の万歩計は面白いね。でも目的がある方が歩数が伸びる気がするのは分かるなー。それにしてもキミコ先生、お身体、大事になさってくださいね。

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    2025年03月17日
  • キミコのよろよろ養生日記

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    北大路公子さんの最新エッセイ。

    もうタイトル通り。

    ご両親を亡くされ、ご本人は過酷な乳がん治療、これは誰でもよろよろになるわ。
    辛そうな日々が目に浮かんで居たたまれなくなる。

    味覚障害になり口に出来るのが、みかんとアイスだけって本当にキツイと思う。

    それでも、たくさんの笑いを届けてくださるキミコさんに脱帽。

    失われた体力を取り戻す為にキミコさんが無料体験で行ったジムは名前こそ伏せられているものの、私が20年通っているジム。

    どうやら、お気に召さなかった様であるが店内の描写がリアル。

    どうか無理せずお大事になさって下さい。

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    2025年02月22日
  • すべて忘れて生きていく

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    お母さんが好きで買ってる本!
    回ってきましたー!

    北海道の方で、北国あるあるがよく描かれいて、
    わかる、わかる!っていうのもあるし、
    普段の日常に起きる小さなハプニングへの
    述懐がたまらなく面白い言い回しで描いてあって、
    いや、わかる!わかるんだけど、そうか、そう言う視点でみたら、なるほど確かにそうさな。

    と、なんともない日常がエッセイになっちゃうんだもんな。

    なんて思いながら読めます。
    これはもう筆力なのかな。

    最後ちゃんと物語で。
    あ、このかた、ちゃんとした本も書ける方なのね!
    と、とても失礼な驚き方をしてしまった一冊でした!

    そうそう、このかたの読書傾向がわりとわたしと似てて、

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    2025年01月13日
  • 私のことはほっといてください

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    初読みの作家さん、最初のうちは空想の世界についていかれず…(*゚▽゚*)⁇?
    頭を柔らかくしなければ!柔らか頭で想像力を膨らませれば何でもない日常もこんなに楽しいものになるのだ!と、思わせてくれるからエッセイって好き。

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    2024年12月22日
  • すべて忘れて生きていく

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    これまで北大路さんが連載したり寄稿してきた文集のまとめ本。読書案内もちょっと兼ねていて、読みたいと思う本が数冊あった。最後の「奇談集」が思いの外おもしろかった。

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    2024年02月21日
  • ロスねこ日記

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    きのこや植物を育てる日記。それだけなのになんか可笑しい。今回も気軽に読めました。でも、前に読んだ他のエッセイの方が好きかも??
    2024.2.9

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    2024年02月09日
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常

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    母にが北大路公子さんのエッセイはめっちゃ面白いよ!笑えるよ!と勧めてくれたので読んでみた!

    日々が綴られている。日記形式のエッセイ!
    最初の方にちょこちょこあったイラストが途中からどんどん増えていってよかった^^
    ぱっと見でどんなことあったのかわかるのすごいな〜

    座談会でみんなの人柄が出てるのも面白かった。
    実際に何冊か読んでから、もう一度読みたいかも。

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    2023年08月24日
  • ロスねこ日記

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    北大路公子『ロスねこ日記』小学館文庫。

    愛猫を失って15年。SNSには猫画像が氾濫し、猫自慢にあふれている。その喪失感を埋めるために、担当編集者K嬢の勧めで様々な植物を育てることに奮闘する2年間を描いたエッセイ。

    よくぞ、こういう他愛の無い話を膨らますものだと感心するが、『生きていてもいいかしら日記』のような圧倒的な面白さは無い。

    椎茸に舞茸、スプラウト、ヒヤシンス、生姜に豆もやし……植物に名前を付け、愛でながら、食する日々。

    解説は作家の町田そのこ。

    本体価格650円
    ★★★

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    2023年06月25日
  • すべて忘れて生きていく

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    本の紹介では何冊も読みたい本に登録したし、最後の奇談集はどっちもゾっとしたよ〜!この人、ちゃんとした(失礼)物語も書けるんだ!(失礼)でも日常のエッセイの方が好きだなー。キミコさんが飲んで酔っ払って何かを無くして相撲を見ている、そんな毎日が愛おしい。

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    2023年05月10日
  • すべて忘れて生きていく

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    エッセイ+書評+短編小説。

    エッセイは安定の面白さ。
    「日記エッセーの流儀」1〜4は読売新聞掲載。そう言えば、夕刊に月替わりのミニコーナーがあったけど、当時は全然気づいてなかった。北大路さんが世に出たきっかけが書かれていたのに。

    北海道新聞の読書エッセイ(?)は必ずしも新刊について書かれたものではないが、それがいい。
    後半の2篇は文庫の解説だが、椰月美智子の「純愛モラトリアム」原田ひ香「三人屋」どちらも読みたくなった。

    奇談2篇、どちらもコワイ。

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    2023年05月08日
  • 私のことはほっといてください

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    たまにプーっと吹き出す面白さ。
    家で一人で読むべき本(^^)

    妄想がどんどん膨らんで、
    まるで小説のようなのに
    作者のリアルな話に帰着する。
    不思議な面白さがあります。

    人妻界の秘密
    FBなりすましアカウント
    河童とのひと夏の出会い

    の話がお気に入りです。

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    2023年02月23日
  • 私のことはほっといてください

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    声を出して笑える文庫本。そのへんは他の方のレビューどおりです。

    他人の思考から学びを得るのが本の醍醐味だとすれば、「私のことはほっておいてください」の著者、北大路公子さんの頭の中を覗き見ることで、得られることは特に無いし、ひょっとすると「この人、いつも昼酒してて体壊さないのかな」とか「そこそこ収入はありそうなのだから、早く結婚すればいいのに」とか、余計な心配するだけかもしれないけれど、そもそも、そんなこと一番気にしているのは、北大路さん御本人だし、むしろ、自堕落な生活やちょっと癖の強い妄想を、ここまで思いっきり赤裸々かつ明け透けに書かれると、むしろ清々しい。

    お酒の失敗エピソードが多いが、

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    2022年12月04日
  • いやよいやよも旅のうち

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    旅行は楽しんでなんぼだと先入観がありましたが、
    いやよ旅最高ですね笑
    フフッと鼻を鳴らし、笑いながら読みました。
    特に、北大路さんの想像力豊かな妄想がとても面白かったです笑

    イラストもほわ〜っとしてて可愛かったです。
    癒されました。

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    2022年09月11日
  • ハッピーライフ

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    立場はそのままに人が入れ替わっていく世界。
    入れ替わることによって感情は薄れていき、記憶だけが残る。
    「美しい街、平和な心」

    日常にひとつだけ特異な設定を加えるという点では村田沙耶香と似ている。
    『苦手図鑑』に収録されていた短編小説のほうが面白かったように思う。

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    2022年05月04日
  • すべて忘れて生きていく

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    エッセイはちょっと真面目。
    書評もちゃんと内容の紹介をしている。
    最後の二編の短編小説が不気味で面白い。

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    2022年04月21日
  • ハッピーライフ

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    陽光あふれる表紙は罠だったのか、と思うほど中身はダーク。
    互いに感情をぶつけ合わず、距離を保って平穏に暮らすことを目指した先が、あの「均された世界」なら、ディストピアとも言い切れない。そのことが、なにより怖い。

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    2022年04月13日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    こんなにも理想的なグータラ生活を送っていらっしゃる北大路公子さんはどんな人なのだろうと思ってググってみたが、残念ながらご本人の写真はなかった。代わりに、ツイッターで「餅を食べてやった。はっはっはっ!」と呟いていたのを見つけてものすごく好きが増した。自虐ネタは寒くなりがちだけど、この人のは純粋に楽しめる。

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    2022年03月06日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    ほんとにこんな人がいるのか気になるエッセイ。全然役に立たないのがいい。特に人生を変えた偉人伝が好きだ。普通はキュリー夫人が幾多の困難を乗り越えて偉業を達成した話と読むのに、肉すごくねで解釈しちゃう所が面白かった。、

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    2022年01月23日
  • ハッピーライフ

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    ネタバレ

    穏やかな暮らしは作られたもの。明らかにSFであるが、具体的な設定は最後まで明かされない。現実世界と妄想の狭間に入り込んだような浮遊感。ご町内の描写が妙にリアルでなところに少しホッとする。

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    2021年11月27日
  • 生きていてもいいかしら日記

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    もう、病みつきになってしまった。
    北大路公子なしに、読書ライフはない!
    と言えるほどに。

    ほっとひと息つくときに
    読み始めたら、クックックッ
    と笑い止まらず、読むのも止められない。

    笑わせてくれるのだけれど、
    日本語のボキャブラリーの豊かさや
    表現力の巧さにも、魅せられる。

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    2021年09月13日