【感想・ネタバレ】ロスねこ日記のレビュー

あらすじ

猫のいない寂しさは埋まるのでしょうか。

生活に猫が足りていないことは、わかっていた――。SNSには猫画像が溢れ、持つ者が自慢するそれを、持たざる者は眺めるばかりだ。愛猫・斉藤くんとお別れして15年近く、心にぽっかり穴を空けていた著者は、その穴を埋めるべく植物を育て始めた。担当編集者に勧められるがまま、なぜか椎茸から! 椎茸、スプラウト、ヒヤシンス……植物に名前をつけ、水をやり、立派に育てあげ、ときには収穫して食べる(!)。猫に思いをはせながら過ごす約二年の日々を綴るエッセイ集。文庫版には「ロスねこ」のその後を書き下ろしで収録する。ウェブ小説丸でのアクセス数第1位を記録した人気作、待望の文庫化。作家・町田そのこさんによる、著者とその作品への愛が溢れる解説も必読。

※この作品は単行本版『ロスねこ日記』として配信されていた作品の文庫本版です。

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Posted by ブクログ

今回も例にもれず、抱腹絶倒です。声も出せずに(笑いで)腹筋痛に悶えてのたうっている私を、家人が冷ややかに見ているのも毎回のことです。身辺の安全を確保してから読むようにしましょう。

本文の中ではほんの1行2行の記載でしたが、この連載の期間にお父様とお母様を亡くされていますね。お葬式に始まる法要の手配とか、相続とか、大変だったと思います。気持ちも整理がつきにくいのに、実務の整理がえげつない。お察しします。

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2023年06月30日

Posted by ブクログ

タイトル買い。
エッセイはほとんど読まないし、初読み作家さんなのだけど、読まずにいられなかった。
北大路さん、面白いなぁ。
猫をなくして長年心にあいた穴を埋めるべく始めたのが編集者に勧められた植物を育てることだったというのがなんとも面白い。
さらに、育てるの植物が、ことごとく食用というのも楽しいし。
読んでよかった1冊。

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2023年06月28日

Posted by ブクログ

凄い想像力!ホントに面白い。

初めてアイドルをデビュー前から引退後まで追いかけた。キタシンス。わたしの推しはピリリ。

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2023年06月11日

Posted by ブクログ

控えめに言って最高!!
サイン本ゲットして、すぐ読みました

どうしてこんなに面白いのでしょう
相方が、買ってすぐランチを待つ間に少し読ませてと読んでいましたが、全く笑いを堪えられず

それを見ながら、この本を外で読むのはやめよう。
と心に誓いました

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2023年06月09日

Posted by ブクログ

猫が好きすぎて、なぜかきのこを育て始めた(?)著者のエッセイ。
エッセイのうまい作家はいるが、やはりエッセイストはひと味違う。
とにかく擬人化と実況中継がうまい。
私もきのこ栽培には興味がないのだけど、ときどき差し挟まれる猫の超かわいいエピソードにきゅんきゅんしつつ、くすくす笑いながら読み終わった。
年に一度の人間ドックの合間に読むにはぴったりの文庫本でした。

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2023年10月23日

Posted by ブクログ

きのこや植物を育てる日記。それだけなのになんか可笑しい。今回も気軽に読めました。でも、前に読んだ他のエッセイの方が好きかも??
2024.2.9

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

北大路公子『ロスねこ日記』小学館文庫。

愛猫を失って15年。SNSには猫画像が氾濫し、猫自慢にあふれている。その喪失感を埋めるために、担当編集者K嬢の勧めで様々な植物を育てることに奮闘する2年間を描いたエッセイ。

よくぞ、こういう他愛の無い話を膨らますものだと感心するが、『生きていてもいいかしら日記』のような圧倒的な面白さは無い。

椎茸に舞茸、スプラウト、ヒヤシンス、生姜に豆もやし……植物に名前を付け、愛でながら、食する日々。

解説は作家の町田そのこ。

本体価格650円
★★★

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2023年06月25日

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