北大路公子のレビュー一覧

  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

    「勇気の正しい使い方」。夕方四時にやってきてボタンエビ一尾だけ食って二分で帰るすっぴん独身中年女性、となれる勇気があるか。顔をあげる。若者二人が探るような目つきで私を見ている(ような気がする。)会社員風の男性がこれ見よがしに皿を重ねる(ような気がする。)店員さんが生ウニいかがですかと恫喝している(ような気がする。)私は腰をうかせつつも「生ウニ2つ、ビール一本」。決然と言い放つ著者の姿が秋の空に晴れ渡るような清々しさで目に飛び込んでくる。今作も存分に笑わせてもらった。

    0
    2014年11月29日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    視野はべらぼうに狭小。扱っているテーマで含有量の多いのが雪かき。何ともローカルでプライベートなのに著者の卓越した妄想が激しく世界を膨張させている。著者のいい加減さに適当にかいているのかと思いきやこれが全然違う。緻密に計算されている。驚きの仕掛けが随所にちりばめられている。

    0
    2014年11月02日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    相変わらず笑えるエッセイ。
    個人的に特に面白かったのはコンビニでビール、音痴の男友達が銭湯で鼻歌歌ったらその筋の人にそれ歌じゃねーだろうな!?と凄まれた話、真顔で水戸黄門の話で諭す母 の3点。

    0
    2014年08月29日
  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

     古本屋の100円コーナーを漁っていると、全く聞き覚えのない著者の本が目に入ることがある。パラパラとページを繰ってみると、ちょっと興味が出てくる。買って家の積読棚でしばらく寝かせる。精神状態をみながら読むべきタイミングで開いてみる。ものすごくおもしろかったりする。 北大路公子さんという名前はまったく知らなかった。落ち込んでいるとき、本書によって「希望」というほどのものではないが「まいっか」程度の「了承」といったようなものを得られた。これは地味に効く。家族との交流、とくに妹との掛け合いは笑える。「いろんな人のいろんな話を聞きたい」そう思わせてくれる、どちらかというとドタバタ系のエッセイ。

    0
    2014年04月28日
  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

    これは人前で読むのは注意だな。いっそ、ごろ寝でもしながら読む方が心置きなく笑えて良いかも。
    なんかいつもお酒飲んでる日常エッセイだけど、文章がこう上手いとすごく面白くなるんだな~特に皺だらけの神様で文章が上手いと感じた。ほろり…としかけた所で何でやねん!

    0
    2014年06月15日
  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

    前読んだ「頭の中が…」よりは破壊力少なめかな。「ある晴れた日に」「小人さんの贈り物」がサイコー♪
    「皺だらけの神様」「姉の正体教えましょう」の文章力にはゾクゾクしました。

    0
    2014年03月05日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    アラフォー、独身、実家暮らし、なフリーライター・北大路公子のぐうたらエッセイ。
    「いつ見てもこいつは相変わらず馬鹿なことを書いている」と言われることを目指す著者の目標は達成されていると思われる。
    しょうもない内容をよどみない文章で語る妄想力と筆力は非凡だと思う。

    0
    2013年08月15日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    「生きていてもいいかしら日記」でハマりまくった公子姉さんのエッセイです。今回も相当面白いです!!

    とりあえず、ものすごく行動範囲が狭い(ほぼ家の中での話)のに、どうしてこんなに面白いのかって事ですよ。
    この人天才って思います。

    流れるようにテンポのいい文章、語彙の選び方、オチ、全てにおいてツボ。自虐ネタが多いんですが、嫌味はないし、ほんとに声出して笑っちゃう面白さです。

    昼間っから酒飲んで、仕事してるんだかしてないんだか分からない日常ですがこんなに面白いエッセイが生まれるなら、じゃんじゃん飲んじゃってください。
    と公子姉さんにはお伝えしたいです。

    他の本も早く文庫にならないかなぁ。

    0
    2013年07月19日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    文庫化&サイン本におびき寄せられて買った次第であります。

    あまりの緩さは大笑い。

    しかし,読んでいると
    「これは計算された緩さで,本人は実は・・・。」
    なんて深読みしたところで
    まぁ,何にもないんですけど(笑)。

    0
    2013年05月30日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    爆笑まではしなかったけど、たしかに笑える。(わたしの場合はクスっとくらいかな)。
    むしろ、端正な文章でおかしなことが書かれているギャップがおもしろくて、ある意味、不気味な感じもするところもあったり。どこまで本当なのか。
    わたしは不気味さのない、妄想のすぎない話のほうが好き。
    でも、読んでいると、なんか、いろいろなことが、まあいいか~というふうに思えてくるような気も。
    40代独身で、実家で老親と同居、っていうのに親近感を覚えます。

    0
    2013年05月27日
  • 頭の中身が漏れ出る日々

    Posted by ブクログ

    『生きていてもいいかしら日記』が非常に面白かったので、読んでみた。相変わらず、昼酒好きで無精者の40代独身女性の日常がエッセイとして綴られている。

    面白いのだが、どうしても椎名誠のスーパーエッセイ『さらば国分寺書店のオババ』とカブるんだよなぁ。

    0
    2013年05月19日
  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかった。
    この本が好きな自分がちょっと心配になるくらい。
    この人本当にこんなにグダグダなんだろうか。
    文章うまいし、やっぱり才能があるんだろうからできる暮らしなのかもしれない。

    他人と比べて自分ができないことばかりを考えてしまう性質の私にとって、
    「世の中には努力して頑張っている人がこんなにたくさんいるのだから、私はそれほど頑張らなくてもいいや」
    というのは目から鱗、感動すら覚える一節だった。
    肩の力を抜いてもいいのかもしれない、と思えた。

    難しいこと考えなくても大笑い小笑いできる本です。
    「あまのにゅう」には腹をかかえて笑いました。
    なんだか「大丈夫!」と思える、元気のでるエッセ

    0
    2013年02月22日
  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

    ******引用******

    某日。友人と酒を飲む。炎天下のため、「ビールのコーンスープ化現象」に見舞われる。これは、暑さですぐぬるくなるビールを不憫に思い、不憫に思った結果、急いで飲み干そうと焦り、焦った結果、飲酒ペースが加速度的に上がり、上がった結果、短時間で大量の酒を消費し、消費した結果、今自分が飲んでいる物がビールなのかコーンスープなのかすらわからなくなるほど酔っ払う、という夏ならではの愉快な現象である。

    0
    2010年10月20日
  • 生きていてもいいかしら日記

    Posted by ブクログ

    ものすごく可笑しいエッセイ集。はじめて読んだ作家さんです。大当たりでした。「この人はいついかなるときもバカバカしいことを書いている」と思われたいそうです。文章がうまくて、とっても面白いですから!この方にしか書けない間と突っ込みが文句なしですが、しかしある時は宮田珠己、ある時は宮沢章夫、又ある時は村上春樹さえ彷彿とさせるような文章の香りさえただよわせることのできる北大路公子さん、恐るべし。

    0
    2012年05月17日
  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記

    Posted by ブクログ

    かれこれ10年ちかく前に
    1冊読んだことのある著者でした。
    その時の感想にあったのが
    「飲んべえなフリーライターさん」
    だって…うん、確かに。

    いちおう今回のお題目は「流行」
    ウェブマガジンの連載をまとめたもので
    最近の流行りものを調査と称して
    いろいろ試してみよう!的な( ̄▽ ̄)

    朝ドラに触発されて
    ニッカの工場を訪ねてみたり
    某雑誌の流行ランキングに出てくる
    「北陸トライアングル」の
    謎を解くために現地へ行ってみたり。

    なんて、旅の話だけではなく
    携帯ゲームにはまったり
    フィギュアスケートにはまったり。
    いろいろ楽しい日常ですな。

    0
    2026年03月01日
  • キミコのよろよろ養生日記

    Posted by ブクログ

    この著者の作品、語り口がおもしろいんだった。
    今回も「養生日記」というくらいで
    基本は大病後のリハビリ生活の話なのに
    「おやおや」な感じがして和む。

    体力をつけるために始めたお散歩の
    道中脳内で巻き起こる『山月記』ネタとか
    伊能忠敬が応援してくれる万歩計のこととか
    様変わりした通学路の風景とか。

    ジムに入会する前に心折れた話も
    ちょっと身に覚えがあって
    笑ってしまいました。
    そうそう…押されると引くよねぇ。

    0
    2026年03月01日
  • キミコのよろよろ養生日記

    Posted by ブクログ

    2026.02.15

    いやよいやよも旅のうち、などの2010年代のエッセイはとにかく酒!ビール!相撲!という感じであまり好きになれなかったけど、このエッセイは嫌悪感なく面白く読めました。
    乳がん闘病記も読みたいです。

    0
    2026年02月21日
  • ロスねこ日記

    Posted by ブクログ

    2026.02.14

    亡くなった猫のかわりにしいたけやヒヤシンスなどの植物を育てるエッセイだった。発送も突拍子もないけれど、よくここまで妄想爆発しながら書けるもんだ、と感心してしまった。
    なんだかんだちゃんとみんなお世話して開花させたり食卓に並んだりしているので、自信がアピールするほどぐうたら生活ではないんじゃないかなと思った。

    0
    2026年02月21日
  • お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記

    Posted by ブクログ

    2026.02.06

    あんまり好きじゃないはずなのに無性に読みたくなって購入したエッセイ。
    読んだ中では1番ふざけてなくてイラつかず読めた。2023年頃病気し、母も亡くなったと書いてあったので、そちらのエッセイも読んでみたいと思った。

    0
    2026年02月06日
  • 苦手図鑑

    Posted by ブクログ

    いつもの北大路公子さんのエッセイ。

    妄想突入や、さらりとえぐい話を挿入するくすり笑いなどは、なんとなくちびまる子ちゃんを連想します。軽く、自虐もあり、面白い。

    ただ、エッセイ集はみんなそうなのですが、一日1話などのペースで少しずつ読むのがよいので、続けて読むと飽きちゃって。
    連続で読んでると、だんだん筆者の「ここで笑ってもらおう」という意図が透けて見えてきて、気持ちがスンと冷めてしまう。一気に読むのはやめたほうが良いです。

    0
    2026年01月02日