北大路公子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私はこの本を電車で読んでいて、気づくと、普通に声出して笑っていました。
日常のちょっとしたこと(ちょっとした違和感)から、筆者の想像力は果てしなく広がり、もともとの事象から遠く離れた物語が進んでいく。
それは違和感の連続であり、「もしも」の仮定の連続であり、壮大なる「ボケ」だ。
筆者はそのフィクション(ボケ)に対して、自ら的確なツッコミも入れ(ボケツッコミ?)I、笑いに昇華している。
中々非凡な才能である。
河童の話が特にかわいらしく、物哀しく、良かったです。
それぞれの短編が一遍の小説になる要素を持っていると思うのですが、これがそのまま小説になって面白いかというとまたそれも違うと感じ