杉田七重のレビュー一覧
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ウィルキー・コリンズの月長石はダイヤモンドのことだったのか、と納得。そうかなとは思っていたけど、質によってはムーンストーンも価値は相当だろうし、どうかな?と思っていた。
ラホール条約やシク教徒が最近の本でたびたび出てきたけど、こういう背景もあったのかとしみじみ。Posted by ブクログ -
それなりにボリュームはありますが、読み物として楽しめました。
「レース」的なハラハラ感はあまりないですwPosted by ブクログ -
ロゼッタストーンの解読に挑んだイギリスとフランスの二人の天才のお話。
ヤングがいなければ、シャンポリオンの解読はなかったし、ヤングだけだと、ロゼッタストーンはいまだに解読されていない。ヒエログリフは不思議な文字だし、解読までの軌跡ははらはらしどおしだった。
シャンポリオンにはもっと長生きして欲しかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
はじめの方はつまらなかったが、後半にかけてロマンを感じる内容で面白くなっていく。
大英博物館に行くたびに「こんなのものまでイギリスに…」とマイナスの感情を抱いていたが、この本にあるように難問に挑んだ人の話を知ると、強国に目を付けられたからこそ開かれた扉もあるなぁと。Posted by ブクログ -
あらすじをよく読まないで始めたため、怪盗でも紳士でもないモンモランシーにがっかり…これが最初の印象。
喋らないし、泥棒して逃げる途中で大怪我して刑務所に入り、汚い刑務所やひどい刑務官の描写で、これは期待はずれ…とも思った。
ところが!読み進めるとモンモランシーがとある計画を思いつく。そこから転機にな...続きを読むPosted by ブクログ -
嵐に巻き込まれ遭難したヨット初心者の英国少年と、わけありそうなベルベル人の少女が、偶然出会い、漂流し、そして・・・という物語。
海の生物、大海原、嵐の描写が迫真に満ちており、引込まれる。
過酷な環境の中、物語を小馬鹿にしていた少年が、やがて少女に物語をせがむ・・・
物語は生きる力・・・
「そうなんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
ナンシーが語った『フラミンゴが戦争するのか、人種差別するのか、自分とは違うという理由だけで虐殺するのか』
訳者さんの後書きにもあった、戦争をおこすのは大人だけ。
大人の行動を見て子供も差別をしたり、攻撃的になったりする。
自分の行動が子供に影響を与える。そこをきちんと理解して学んでみんなが平和に安...続きを読むPosted by ブクログ -
ジェリーはモノマネが得意で、クラスの人気者。でも本当は、太っている自分を笑われたくなくて、わざと笑いをとるようにしているだけ。本当の気持ちは詩にして秘密のノートに綴っている。ジェリーのママは、すごい美人なのに、男運がなくて恋人に振られてばかり。でも、今度の相手はちょっとちがうみたい。ママのことを「美...続きを読むPosted by ブクログ
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戦争下で進んでいく物語なのに、悲しくもずっと優しさと温かい空気が包んでいる。
人の言葉は苦手だけど、人の心と動物の言葉を理解する少年の優しさと強さに胸を締め付けられる…。Posted by ブクログ -
ママとふたりで暮らす11歳のジェリーは、大柄で強く、スポーツも万能。モノマネが得意で人を笑わせることが大好き。学校で開催されるKファクターという発表会にモノマネで出場して優勝を狙っているが、密かに、自分自身の体型や人目に傷ついていた。彼女は、お調子者のキャラを演じるために、傷ついた心は表に出さず、「...続きを読むPosted by ブクログ
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ナチスの軍人の一人が 精一杯の信愛を示してくれて
人対人なら こうも和やかにいくのにと
切なくなりました
辛いことも多いですが優しい終わり方も
まるで ロマのメリーゴーランドのように
美しい話ですPosted by ブクログ -
自分と同名の画家ゴッホのボートの絵と小さいときに読んだ物語の一場面に出てくるロマのおじいさんの「行き先は道まかせ」に惹かれて、フランス南部のカマルグを旅するヴィンセントは、暴風と蚊と急な体調不良から行き倒れてしまう。目が覚めたところは、暖炉のそばのソファーの上で、そこには、ケジアと犬のアミと変わった...続きを読むPosted by ブクログ
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とてもおもしろいノンフィクションだった。本書の著者・コリンは、英国海軍に11年、除隊後州警察に15年勤めたのち、私立探偵に転身する。その後ペット捜索専門の事務所を設立し、長年温めてきたアイディアを実現する。すなわちそれがモリー、行方不明の猫を探す使役犬だ。使役犬といっても、飼主でもあるコリンと共に暮...続きを読むPosted by ブクログ
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南仏にある小さな村の湿地のほとりで、旅行中のイギリスの若者ヴィンセントは体調を崩して倒れてしまった。助けてくれたのはロレンゾとケジア。ロレンゾの話す言葉は断片的でよくわからなかったが、目が雄弁に気持ちを語ってくれた。ケジアは英語を上手に話し、二人がこの農場で暮らしてきた月日、特に戦争中の出来事につい...続きを読むPosted by ブクログ
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フラーのイマジナリーフレンド=空想上の友達ジャック。
誰にも相手にしてもらえず、嫌われ者だと思っていたジャックが、自分の正体を知ってからの奮闘。
空想から自由になろうとしたのに、ままならない。
ジャックのぼやきも、出会う子供たちもユーモラスで、ちょっと笑ってしまう。
正直言うと、想像とは違ったタイプ...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は、部屋が散らかっていても買い物も楽しい!と、ストイックなミニマリストとは真逆の本です。部屋は整頓されてなくてはならない?最低限のモノがあればいい?そんな価値観を緩めてくれます。Posted by ブクログ
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モノを捨てまくるなら最初から買わねば良いのだ!!断捨離で、人生変わってたまるかーーーー!‥…というえきさいてぃんぐな本でした多分wPosted by ブクログ
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ある商店街での爆発事件の1分前から1秒ずつ周囲にいる人々のエピソードが語られる。
1秒でそんなに盛り込めないだろ!というつっこみはさておき、みんなが知りたいタイショーの漫談まとめ↓
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55(秒前):大将に、とっておきの漫談があるんだよ。
54...続きを読むPosted by ブクログ