フラミンゴボーイ

フラミンゴボーイ

小説・文芸
1,485円 (税込)

7pt

歴史のひとこまを力強く描く感動作品。

一人のイギリス青年が、一枚のゴッホの絵をきっかけに訪れた南仏カマルグで、原因不明の高熱におそわれ動けなくなる。辺りにはフラミンゴが無数飛んでいた。気を失った後、助けられた家で不思議な話を聞くことになる。
第2次世界大戦の末期、南仏の田舎町カマルグにもナチスはやってきた。
そこで何が起きたのか………?
それは、フラミンゴと話ができる不思議な力を持つ少年とロマの少女の物語だった。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    フラミンゴボーイ
  • タイトルID
    :
    666207
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年10月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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フラミンゴボーイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    迫害を受ける少数民族の少女と、普通の言葉を話せない少年。ナチスが猛威をふるう第二次世界大戦下において、最も危うい存在である二人を優しく見守り、応援するかのように、空を桃色に染めて飛翔するフラミンゴの群れ。この上なく美しい風景のなかで、ろ..

    0
    2024年09月01日

    Posted by ブクログ

    マイケルモーパーゴは、歴史の一コマを取り出して現代の私たちと繋げてくれるのが、なんてうまいのだろう。これまで第2次世界大戦を舞台にした物語を何作も届けてくれているが、毎回切り口が違って、毎回素晴らしい。
    イギリス青年のヴィンセントが、子どもの頃出会った忘れられない物語の一場面と一枚のゴッホの絵をきっかけに南仏カマルグを訪れ、そこで知り合った女性ケジアによって過去の物語が語られる。
    ロマの少女ケジアと障害を持ったロレンゾの物語は二人の家族の物語であり、第2次世界大戦末期ナチスによって侵略されたフランス田舎町の時代の空気を伝えるものでもある。
    その物語の中に占領軍のドイツ兵カポラルを描くことで、軍服の下には血の通った一人の父親がいることを、立場を超えて心が通えることを教えてくれる。

    人が戦争をしているときでも、湿原の情景とフラミンゴの生態が変わらずに力強く美しいことに感動する。
    その美しい自然の中の人々の愚行や哀しみに胸がしめつけられる。

    0
    2020年03月03日

    Posted by ブクログ

    かなり後半まで淡々としているストーリー展開 児童書だから戦争を描いている物語というより、自閉症(ADHD)の男の子とその親友となった女の子の物語。全体的に淡々としているのは作者の傾向か。
    もっと戦争に特化したストーリーの方が面白いかな。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    ナンシーが語った『フラミンゴが戦争するのか、人種差別するのか、自分とは違うという理由だけで虐殺するのか』
    訳者さんの後書きにもあった、戦争をおこすのは大人だけ。

    大人の行動を見て子供も差別をしたり、攻撃的になったりする。
    自分の行動が子供に影響を与える。そこをきちんと理解して学んでみんなが平和に安全に暮らしていけるようにしないといけない。
    大人も、子供も読まないといけない本やった。

    0
    2021年08月26日

    Posted by ブクログ

    戦争下で進んでいく物語なのに、悲しくもずっと優しさと温かい空気が包んでいる。

    人の言葉は苦手だけど、人の心と動物の言葉を理解する少年の優しさと強さに胸を締め付けられる…。

    0
    2020年11月24日

    Posted by ブクログ

    ナチスの軍人の一人が 精一杯の信愛を示してくれて
    人対人なら こうも和やかにいくのにと
    切なくなりました
    辛いことも多いですが優しい終わり方も
    まるで ロマのメリーゴーランドのように
    美しい話です

    0
    2020年07月10日

    Posted by ブクログ

    自分と同名の画家ゴッホのボートの絵と小さいときに読んだ物語の一場面に出てくるロマのおじいさんの「行き先は道まかせ」に惹かれて、フランス南部のカマルグを旅するヴィンセントは、暴風と蚊と急な体調不良から行き倒れてしまう。目が覚めたところは、暖炉のそばのソファーの上で、そこには、ケジアと犬のアミと変わった中年男性のロレンゾが住んでいた。ロレンゾはきちんと話をするのは苦手だったが、心をよく読み、人も動物も癒やすことができ、何よりも完璧にフラミンゴになることができた。ケジアは、小さい頃から「フラミンゴボーイ」と呼ばれていたロレンゾと自分たちの過去を語り始める。

    ロマとして差別され、強制収容所行きの恐怖に耐える少女と、人と違う言動により蔑まれる少年、それぞれの親たち、敵として現れながらも人として協力を惜しまないカポラル、それぞれが協力しあい、希望を持って生き抜こうとする姿を、厳しくも美しいカマルグの自然を背景に描く物語。



    *******ここからはネタバレ*******

    枠の話、ヴィンセントが旅に出たり、旅から戻らずにそこに居着いてしまったり、さらにそこで、カポとの感動的な再開に出くわしたりというところは、いささか作った感が強く感じます。

    でも、ケジアとロレンゾの話は、さすがモーパーゴ、引き付けさせずにいられませんでした。
    カポがあまりにも親切で面倒見が良すぎる点には疑問を持ちましたが、もともと優しい人なのでしょう。彼らへの親切は、自分の「仕事」への贖罪だったのかも知れません。

    ロレンゾが他のことは違う言動を取ると気づいた後でも両親は、彼を一番いい方法で伸ばしてやっています。他の人から離れたところに住んでいたからやりやすかったとは思いますが、彼のすべてを受け入れて、彼の幸せを一番に考えていたからできたことで、それによって、彼は人や動物を幸せにする力を得たのでしょう。ひとりの親として、これは見習わなくてはポイントです。

    ナチスによるユダヤ人迫害は周知ですが、ロマに対してしたことは、まだあまり知られていません(そして今でも差別は根強いように感じています)。戦争をいろいろな形で題材にする著者ですが、この作品が、知り考える機会のひとつになるのではないかと思います。


    戦争を扱ってはいるものの、残虐シーンは出てこないので、高学年からオススメします。

    0
    2020年04月29日

    Posted by ブクログ

    南仏にある小さな村の湿地のほとりで、旅行中のイギリスの若者ヴィンセントは体調を崩して倒れてしまった。助けてくれたのはロレンゾとケジア。ロレンゾの話す言葉は断片的でよくわからなかったが、目が雄弁に気持ちを語ってくれた。ケジアは英語を上手に話し、二人がこの農場で暮らしてきた月日、特に戦争中の出来事について語ってくれた。その驚くべき物語とは…。
    モーパーゴの語る戦争の物語は、いつも敵や味方、悲しみや混乱を超えて、圧倒的なストーリーの面白さで読ませてくれる。教訓を語らなくても、登場人物があまりにも生き生きとしているために、体験を共有して心に何かを残してくれるのだ。

    0
    2020年02月16日

    Posted by ブクログ

    動物を癒やすことのできるロレンゾ。彼は少し発達障害があるようだが、心の優しい人。特にフラミンゴが大好きで、いつも巣を守っている。ロレンゾと仲良くなった幌馬車で移動する少女ケジア。2人は町の子どもたちにいじめられていた。2人は家族もフラミンゴたちも戦争に巻き込まれていく。ヒトラー時代の第二次世界大戦の物語。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    英国に住むヴィンセントは、試験が終わったのでフランスへ自由な旅行に出かけたが、フラミンゴの大群の中で体調を崩し倒れてしまう。そんなヴィンセントはロレンゾに助けられる。自閉症のロレンゾは、ロマ(ジプシー)の女性ケジアと暮らしている。ヴィンセントは、なぜケジアとロレンゾがそこで二人で暮らすようになったかを聞く。
     
    第二次大戦中のドイツ軍による障害者やロマへの弾圧をくぐり抜けた二人のストーリーをケジアが語って聞かせるのだが、そういう設定にする必要性が伝わらなかった。

    0
    2020年11月25日

フラミンゴボーイ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    フラミンゴボーイ
  • タイトルID
    :
    666207
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年10月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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