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太古の昔、地球を巨大な爬虫類が闊歩していたなどとは夢にも思わず、“恐竜”という単語どころか、絶滅という概念すら持たなかったヴィクトリア朝の人々。断片的な骨の化石というわずかな手掛かりをもとに、彼らはどのようにして未知の“恐竜”を発見し、数億年前の世界を想像し、そして、世界は6,000年前に神が人間のために創造したという当時の常識と恐竜の存在との折り合いをつけたのか? 貧しい女性化石ハンター、風変わりな地質学者、最も尊敬かつ軽蔑された科学者などの物語を軸に、その過程をスリリングに描く、『ヒエログリフを解け』の著者による傑作ノンフィクション!
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Posted by ブクログ
科学と宗教の境界が現代よりも曖昧で、神が世界を創造し、すべてが人間を中心に回っていると考えられていた時代。そこに現れた巨大な骨の化石は、人々の世界観を大きく揺さぶることになる。
恐竜発見の黎明期を描いたノンフィクションだが、ヴィクトリア朝の文化・思想史としても興味深く読めた。
断片的な骨から想像を膨らませ、神話に登場する巨人や怪物との関係まで示唆される。
ダーウィンの陰に隠れて忘れられていた知られざる個性あふれる科学者や化石ハンターたちのエピソードが面白い。巨大な骨の正体を解き明かす過程を通して、科学の進歩だけでなく、それを支えた人々の思想や時代背景まで知ることができる一冊。
Posted by ブクログ
巨大な爬虫類の存在は想像もされず、絶滅という概念すらなかったヴィクトリア朝のイギリスの人々。彼らはどのように“恐竜”を発見し、数億年の世界を想像し、そして、世界は6000年前に神が人間の為に創造したと言う当時の常識と恐竜の存在に折り合いをつけたのか。
貧しい女性の化石ハンター メアリー・アニング。階級も低いし女性って事で無視される…。この辺りの話を聞くと紳士ってなんだろうっていつも思う。
この前の『オオウミガラス』でもあった“絶滅”という概念が無かったり、聖書の世界との折り合いとか色々面白い。
ダーウィンの話も読んでみたくなった。
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小説・文芸
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