宮田珠己のレビュー一覧
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何に連載したのかなぁと考えた~地底湖(大谷石採石場跡)・ダム・湘南モノレール・波の伊八・後藤義光・三浦半島のカニ・素掘りトンネル(小湊鐵道月崎駅付近の柿木台第一トンネル・永昌寺トンネル・月崎トンネル、養老渓谷委沿って南下し温泉街の終わるあたりで渓谷沿いの主要道路から右に折れて坂をあがるようにして進入する向山トンネル(二重トンネル)・農溝の滝・三島湖湖畔のトンネルから御堂に通れる横穴・内房の城山にある燈籠坂大師の切り通しトンネル)・工場を走る岳南鉄道・隠れキリシタンの澤田美喜記念館・足尾のジャンダルム・大島の砂漠~「Webでも考える人」に連載されたんだって。1964年兵庫県生まれで大阪大学を出て
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東に凄いコースターがあれば行って乗り、西に珍しいマシンがあればそれも乗り、南に怖がっている人があれば行って乗せ、北につまらないマシンがあればそれも乗り…。ジェットコースターに深い愛情を捧げる著者が世界の100機種以上に乗って乗って乗りまくった、最高に爽快な暴走エッセイ!濃すぎるマニア仲間との座談会『好きなマシン、乗りたいコースター、言いたい放題』も収録。(表紙裏)
ジェットコースターというテーマがあるため、宮田節は控えめに感じられました。もちろん、それでも面白いのですが。
「国内の遊園地・テーマパークにはそれぞれ数が少ない」「遊びを悪としているからではないか」といった諸々の考察は、なるほどと -
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風景の中に、突然、ウルトラマンより大きな仏像が現れたら…。日本各地に点在する巨大仏。その唐突かつマヌケな景色(マヌ景)を味わうため、牛久大仏、釜石大観音など、“四十メートル以上”の巨大仏を探しては、いたってまじめに日本を巡る。巨大仏のある風景を見ると、なぜ胸が騒ぐのか。日本風景についても論じた、怪笑紀行エッセイ。(裏表紙)
「日本風景についても論じた、怪笑紀行エッセイ」。
前者2割後者8割といったところです。実際の文章としてはほぼ後者なのですが、前者の記述の固いこと。理屈付けは納得できるのですが、少なくとも私はこのタイトルにこの作者様でそういった話は求めていませんでした。ちょっと残念。 -
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フィリピン セブ プエルトガレラ マニラ 激しくリラックスする計画だった 伝言ゲーム的に情報を伝え聞くところによると 新鮮なバッテラ=鯖の押し寿司 処世訓 暗黙自動了解的に決定 火葬 ガンジス河 カトマンズのバグマティ河 黒いパンパンの塊 エントロピーの法則というか濃度のバランスから考えて シュラフ まったく外国人は社交辞令がわからないから困ったものである 私の素晴らしい吉川晃司ぶりも披露したが 佐野元春 甲斐よしひろ 引っ掛け問題のような顔 バンガローに逗留した 小さなことにも旅情を感じるよう努めるのだ 無垢な旅行者をカモにすべく手ぐすね引いて待ち構えてる 荷物軽量化の秘密 もっと大鉈を振る
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良い本だったと思います! まあ、解説者が言っているように本当に笑えるのかどうかは定かではないですが…僕は筆者のギャグが時々滑っているように感ぜられました…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、でもこういった本を読むと自ずと旅したくもなるってなものですね~。僕も歩くのはまあまあ好きですので、ここら辺でちょっと距離を伸ばして散歩してみるかな~と。
まあ、筆者のように発作的に海外まで行くというのは実践できるかどうか厳しいですねぇ…僕は何事も慎重なので。それと金銭面を考えれば海外をほっつき歩くのはそう頻繁にはできなさそうです…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー -
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「少々真面目な書き方になった」とあとがきで書かれているとおり、いつものタマキング節はやや控えめ。これは、訪れたのが世界遺産登録を目指して多くの人が努力している所であり、また、タマキング的興味からではなく編集部の提案に従って行った旅だからだろう。それでも当然スットコ感はもれなく付いてくるわけだけど。
これは「なごみ」という淡交社の雑誌に連載されたものであるという。茶道の専門誌にタマキング。すごい取り合わせである(「淡交」という月刊誌もあって「なごみ」は一般向けらしいが)。しかしこの雑誌、かつて藤森先生と山口画伯の「日本建築集中講義」も連載されていたし、安西水丸さんも描いていた。やるなあ。
宮 -
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ネタバレ四国八十八ヶ所巡りというのは、八十八のお寺を巡る。
移動は、車、自転車、観光バスツアーなどがあるが、筆者が選んだのは徒歩。
8回に分け全64日間で、四国を一周する。
筆者は、信仰的な巡礼ではなく、 スタンプラリーを回るように、「歩いて全部を周り四国を一周したい!」という気持ちで回ったのだ。
四国で八十八ヶ所巡りをしていると、人との出会いは一期一会。
そして、年配の人、若い人、外国人などさまざまな人が巡る。
中には、野宿をする人がいたり、歩いて巡るが車での付き添いがあったり。
この本の著者は、八十八ヶ所での出来事や、歩きながら考えたことなどをこの本で綴っている。
途中、海で泳いだり、