宮田珠己のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中堅高校陸上部の女子選手たちの群像劇。率直に言うと、おもしろかった!少女たち一人一人が順々に登場し、独白、本人視点の会話を綴った短いまとまりがどんどん積み重なり、クロスしながら物語が進んでいく。陸上という奇跡の起きない競技の残酷さと才能ある者への妬み、嫉妬、羨ましさ、などドロドロした気持ち、言葉がじとっとまとわりつく前半は、なんとも読むのに労力がいった。が、軋轢が誤解や悩みやらをそれぞれが超えて、もしくは飲み込んだ先に、良い方向に歯車が回り出した途端、ぱっと読んでるこちらも軽やかにページをめくり、一人一人を応援してしまった。
蛇足ながら、これは子供に読ませたい。こういう想い、経験をしてほしいな -
購入済み
だいたい……っていういい加減なタイトルが気に入って、読み始めた。いい加減に初めて、いい加減に、歩いて、寄り道もしながら、結局、歩いて、廻っちゃったよって感じの、四国八十八ヶ所だった。こういう旅も良いなぁ〜と思う(笑)奥さんは、お留守番だったのよね~行きたくは、なかったのかしら?
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Posted by ブクログ
ネタバレなんだか面白そうと思い手に取ったら、行きたい観光地がたくさんあった。今年の3月に本に載っている四国お遍路の1つの善通寺に行ったが、五重塔の柱が浮いてるのに気づかなかった…
時代を経て塔が縮んできた時に柱としての役割を果たすとのこと。築100年程だが、先を見て柱を浮かしている技術が凄い。生で見たかったなと思った。
善通寺は弘法大師誕生の聖地であり、東寺、高野山と並ぶ大師三大霊跡の1つで戒壇巡りでは弘法大師のお声がAIで再現されているのが聞けます。お寺としても素晴らしい所だったのでザンテイ世界遺産で見つけることが出来たのが嬉しかった。
他にも善光寺や熊本阿蘇のカルデラも行きたい!世界遺産だから行く -
Posted by ブクログ
何のために、なんて考えていると旅はいつまで経っても始まらない。意味を考える前に計画を立て、結論が出る前に出発してしまう。これが大切。遍路をしたい理由であったのは、一周してみたい、全部回ってみたい、いっぱい歩きたい、だけ。
やりたいことは面倒くさい。案外知られていないが、これは人生の根本原理の一つ。何事もやってからだんだん面白くなるのであって、やる前はどんなことでもめんどくさい。めんどくさいけど、やり始めると面白くなる。
旅の醍醐味の最たるものは、今自分がその場所にいるという実感ではないか。今自分はここにいる、という発見ほど清々しいものはない。おお、私は今こんなところにいる。その臨場感にこそ旅