【感想・ネタバレ】日本ザンテイ世界遺産に行ってみた。のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

行った処 佐渡めぐり、熊本阿蘇めぐり、栃木足尾足利学校めぐり、石川金沢めぐり、長野善光寺松本城めぐり
行きたい処 福井小浜めぐり 百舌鳥古市古墳群めぐり 岩国錦帯橋めぐり 長崎教会群めぐり 北東北縄文遺跡群めぐり 四国お遍路 奄美大島の自然遺産 

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2015年10月23日

Posted by ブクログ

「少々真面目な書き方になった」とあとがきで書かれているとおり、いつものタマキング節はやや控えめ。これは、訪れたのが世界遺産登録を目指して多くの人が努力している所であり、また、タマキング的興味からではなく編集部の提案に従って行った旅だからだろう。それでも当然スットコ感はもれなく付いてくるわけだけど。

これは「なごみ」という淡交社の雑誌に連載されたものであるという。茶道の専門誌にタマキング。すごい取り合わせである(「淡交」という月刊誌もあって「なごみ」は一般向けらしいが)。しかしこの雑誌、かつて藤森先生と山口画伯の「日本建築集中講義」も連載されていたし、安西水丸さんも描いていた。やるなあ。

宮田さんが編集部の「可能君」のことを、「何を考えているのかつかみにくい」と書いている。山口画伯も、「空気を読まない」編集部の方たちの振る舞いについて、冗談交じりに怒ってた(半分は本気だったな)。この会社の編集部ってなにやら独特の雰囲気があるようだ。

ちょっと興味が湧いて調べてみたら、この会社は茶道を軸とする出版だけでなく、茶室の設計・施工、茶道具の製造・販売、カルチャー教室の運営などなど、幅広く手がけているそうな。てっきり「本の雑誌社」的小出版社だと思っていたが、従業員100人以上の規模らしい。そうだったのか。

京都市内に住む娘の所に行く途中、いつも「淡交社」と側壁に書かれたビルを通り過ぎる。あれも自社ビルで、「淡交ビルヂング」というそうだ。渋い名前だな。通りすがりに見ると、一階がギャラリーというか書店というか、本の展示スペースになっているようだ。今度是非行ってみたい。

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2015年08月31日

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