【感想・ネタバレ】わたしの旅に何をする。のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月15日

言葉の言い回しがテンポよく、そしておもしろおかしくてとても楽しくどんどん読めた。
情景が頭に浮かんできて、読み終わった時には自分も一緒に旅行に行って帰ってきたような気分になれる本だった。
この方の他の作品も読みたいと思った。

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Posted by ブクログ 2021年06月10日

おもしろかった。このような楽しい文書を書いてみたいものだと思う。

立派なタマキンガー(この作者のファンの総称らしい)となりましたので、他の作品も読みます。

この本では、東南アジアのちょっと変わった旅の様子が覗けます。同じような旅をすることはそうそう無いと思うので、未知の世界のようでした。

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Posted by ブクログ 2021年03月08日

これまで読んできた探検本(大冒険もの)とのギャップがすごく最初戸惑ったが、読み進めるうちにこれが一般的な旅行記だと感じ、面白くなってきた。

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Posted by ブクログ 2020年12月30日

2020/12/30
おもしろ旅エッセイ。日本だけじゃなくて世界各国を旅したときの細かいようすが描かれていて、読んでいくと自分もその現地を旅しているような気分に浸れると思います。
いい意味で一切飾ったり脚色したりしていない文章がとても読みやすく、現地の人たちも同じ地球上の人間なんだなぁーということを...続きを読むありありと感じることができます。
それだけ、著者が旅してきたことや旅の中で経験したことを伝えるのが上手いのだとも思います。読み進めていくと現地の人やその場所ならではの人間味溢れるエピソードがたくさん…!
読んでいると思わず笑いそうになる話もたくさんあって、決して飾らないからこその内容ではないかと。とにかくおもしろい。

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Posted by ブクログ 2019年02月23日

「旅をしたい」という長年の夢をかなえるべく、仕事を辞め、旅行三昧の生活を送ろうとする筆者。
まさに、「「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ(裏表紙内容紹介より)」です。
こういった作品にはよく見られる...続きを読む、「できるだけ安価に旅行をする」という方針が、筆者にもあるようで、ヨーロッパやアメリカといった地域はほとんどなく、アジア圏が舞台となっていました(あるいは、アジア圏のほうが「トンデモ」ない事件が起こりやすく、エピソードも豊富なのかもしれません)。

旅をもとに、旅行記のような形で語られるエッセイ作品は少なくありませんし、この作品のように「ギャグ」というか「笑い」の要素を盛り込んだ作品も、今までになかったわけではありません。
しかし、「わたしの旅に何をする。」というタイトルにも表れている通り、自分が思い描いていた「理想の旅」から、アクシデントによって少しずつ乖離していく様子を、コミカルにそしてシニカルに描いた作品で、他の旅行エッセイとは一味違った読みやすさがありました。
言葉の使い方にも、朝井リョウのエッセイにあるような、ある種の「センス」を感じました。

中学1年生の生徒がビブリオバトルで紹介していた本でしたが、大人でも十分に楽しむことができる本でした。

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Posted by ブクログ 2017年08月29日

やっぱりこの文章だよ! 脱力系のひょうひょうとした、そして遠慮のない書きぶり。下ネタも満載。会社を退職後に執筆しているが、会社員時代の話から「東南アジア四次元日記」の裏話もあり、またアジアの国々での現地人との危険な香りのする出会いと交流は、どきどきしながら読み進めた。そして日本国内でのグダグダな話な...続きを読むど、どれもこれもが興味深くて素晴らしい。そして、幻冬舎が著者の本を続々と文庫化してくれているのが嬉しい。これからもよろしくお願いしたい。

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Posted by ブクログ 2014年12月05日

サラリーマンを辞めて旅をする、ということとタイトルに惹かれて購入。

最初の文からこの著者のユーモアが伝わってきた。
エキゾチック近所などはお金がなく旅行に行けない私はぜひ参考にしたい。
退職の時の話や旅でなんとも言えないことにしょっちゅう出会ったり、自己を強く持ってみたり、どうしてこんな旅ができ、...続きを読むこんなに上手な文が書けるのだろうか。

一緒に並べてあった"ときどき意味もなくずんずん歩く"もタイトルが気になって一緒に買ったのだがどんな出来事が待ち受けているのかこれから読むのが楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2014年07月08日

面白い!
これを読んでハマった気がする。

ストーリー
ある日、サラリーマンが会社を辞めて東南アジアの迷宮へと旅立った。ヒマラヤ、ミャンマー、インド、ブルネイ等、謎の元会社員の変な旅行記。『旅行人』連載をまとめる。

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Posted by ブクログ 2023年12月01日

米を取り分けて数で占うやつがよく当たる話と変な日本語の中国の本がおもしろかった
ちょっとしたところに入るおもしろい文章がこの時代の笑えるエッセイと比べると控えめで上品なので、その頃読めてたらハマったかも

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

ところどころバカらしく、ところどころどころ面白く、ところどころ身につまされる。
旅と生き方の脱力系エッセイ。

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Posted by ブクログ 2021年03月13日

クスッと笑える描写がたくさんあります。
何度か電車で吹き出しそうになりました。
文章に勢いがあって一気に読みました。
読むと旅行、とくにアジア方面に行きたくなります。

アジア各国の葬儀の話は面白かったです。
当たり前だけど、国によって大分生死感が違うんだろうな。チベットの鳥葬はコミカルに書いてるけ...続きを読むど、結構怖かった。バリの和やかな火葬はバリらしいな、と。
アジアは奥深い。

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Posted by ブクログ 2019年06月15日

ずっと女性だと思ってました。笑
そして野宿入門で知った方でした。

とにかく、ゆるーくたのしーく旅してます。笑
色々と思い通りにいかなかったり、
ヘンテコなこともあるけど
ひっくるめて旅なんですね。

私は旅をするタイプじゃないので、
本で楽しませてもらいました。笑

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Posted by ブクログ 2018年03月10日

最初は毎行、ギャグ(ボケ?)が入ったような独特な表現が鼻につき読み始めたのを後悔したが、段々と癖になり、著者の別の本も読んでみようと購入してしまった。癖になりますね。ただ、本書のエッセイでもおもしろいのは半分くらいで、おもしろくないのも多かったです。

ところで著者は、阪大工学部→リクルートのエリー...続きを読むトなのですね。この文体とのギャップがおもしろいです。リクルートはおもしろい人をたくさん輩出しているという印象です。

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Posted by ブクログ 2017年05月02日

最近フォローさせていただいた方がブログで紹介していて、読んでみた。
星新一ショートショートを彷彿とさせるようなテンポの良さとドタバタコメディーは本当に面白かった。
とはいえためになる言葉も随所に散りばめられており、旅をすることの大切さを感じられる。
他の本も読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2015年06月14日

「ガンジス河で~」が面白かったことに気を良くし、読もう読もうと思いつつ読めずにいた本書に手を出してみた。
「説日語」(西北大学出版社)という中国人向けの日本語会話集の話が一番面白かったwww いい加減すぎるわっ!www

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Posted by ブクログ 2015年03月01日

『“ええぃ、会社なんか今すぐに辞めてやる、そうだ、今すぐにだ!”という強い信念を十年近く持ち続けた意思の堅さが自慢である。』・・・という出だしにとっても共感して読んでみた。

読み終わったらすっかり著者の宮田珠己さんこと“タマキング”のファン(タマキンガー)になってしまったww

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Posted by ブクログ 2014年09月26日

結構オモロかった!
いろんなことを疑って慎重に旅してるけど引っかかるwでも最後にはOKな旅の事書いてあって面白かった。

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Posted by ブクログ 2013年04月27日

読みながら一人でクスクス笑っちゃいました。特に面白かったのが…選べません!全部です!
学校で読んだら、友達に『なに本読んで笑ってんの?』とひかれました笑
彼のようにたくさん旅が出来たらなぁ、なんて。

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Posted by ブクログ 2013年01月02日

電車の中で読むとエライ目にあいます。家の中で読んで心置きなく大いに笑ってほしいです。旅にまつわるあれこれを、ものすごく面白い視点から捉えているエッセイ。

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Posted by ブクログ 2024年03月17日

読書習慣のなかった自分でもまず読み進められそうと思って選んだ一冊。大当たりだった。
終始ニヤニヤ、ときにクスクス声が上がってしまう。
ちょっとした隙間時間に日常から世界中にぽんと飛ばしてくれる素敵なエッセイ。

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Posted by ブクログ 2020年11月25日

軽い文体で、スルスル読むことができる。
最近の作品を見た後だからか、若干、嫌な思いをしたような話が多めだったかと。

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Posted by ブクログ 2020年06月01日

よみおわった、読みはじめてからけっこう時間がたってしまった。読みやすい語り口。

サラリーマン時代から旅好きで、有給やサラリーマンの出張やらで、海外にいきまくっていた著者。そのこまごまとした記録や記憶や感想をとりまとめた脱力エッセイ。

これが、20年前とあって、語り口がその時代にしては最新というか...続きを読むネット的というか、たいへん滑らかでユーモアで軽くてどうでもいいかんじがする。電車で読んでて酔った。じゃあもう読むなよって言うレスポンスが著者から返ってきそうなくらいフランクな本。

むずかしい話題は一切ない。ただ旅にいきたい、仕事はしたくない、なんか知らないけど生きてける、なんだこいつら(現地の人たち)、みたいな感じのゆるいテイストが続く。

基本的にはアジアが多い。
この人はどこにいっても日本人なのでおしゃれなひとり旅って感じじゃない。そのダサさがちょうど、いい感じ。こんなふうにゆるく生きてる大人が増えたら面白いなって思う。

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Posted by ブクログ 2020年02月22日

旅関連のオススメ本として紹介されていたので読んだ。

自虐も入れられていて、小さな声でへぇと納得したり、漏れるかわからない量で鼻笑いをした。あるある、という旅人の話もあれば、実はあまり知らない内容も紹介されてた。

1番最初の章と項が1番面白い。その勢いままに最後まで突き抜けてる感じがある。ただ、こ...続きを読むれらの各項は雑誌(旅行人)への掲載をまとめたものなので、文庫本にするにあたり修正したのかもしれない。

この方の旅の仕方がワタシの旅と似てるのも良かったのかもしれない。長すぎない、ハッチャケ過ぎない、みたいものを見るというスタンス、そして旅ごとに時間軸が異なり徐々に変わっていってるのが良かった。そして、社会人経験、将来の不安というような誰もがもつ悩みも体現してた。

途中で、4年付き合った彼女がいて、別の方とだが結婚してたのがびっくりした。この方の風貌やご尊顔を知らないので、文章から造られる虚像を意識しすぎてたのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2017年08月02日

フィリピン セブ プエルトガレラ マニラ 激しくリラックスする計画だった 伝言ゲーム的に情報を伝え聞くところによると 新鮮なバッテラ=鯖の押し寿司 処世訓 暗黙自動了解的に決定 火葬 ガンジス河 カトマンズのバグマティ河 黒いパンパンの塊 エントロピーの法則というか濃度のバランスから考えて シュラフ...続きを読む まったく外国人は社交辞令がわからないから困ったものである 私の素晴らしい吉川晃司ぶりも披露したが 佐野元春 甲斐よしひろ 引っ掛け問題のような顔 バンガローに逗留した 小さなことにも旅情を感じるよう努めるのだ 無垢な旅行者をカモにすべく手ぐすね引いて待ち構えてる 荷物軽量化の秘密 もっと大鉈を振るわないと軽量化できない 思い切った重量削減作戦に着手 シュラフカバー 徐々に野性味溢れる男の旅支度になってきたような気がする 私としてはパートナーとしての石鹸に大いなる疑念を抱かざるを得ず 合弁 世界各地を席巻 私の情操中枢にミャンマーの風景とともに刷り込まれ、即ミャンマー即マウントホッパという反射系ができてしまった。 ミャンマーとロッド・スチュワートはセットでお買い上げということになったのだった。 バロンダンスやケチャダンス いわば西欧ナイズされた見世物 極論すればバリ島こそは、西洋人がプロデュースした完成度の高いエスニック・テーマパークとも言えるのだ。 じくじ忸怩たる 鳥葬台 シリカゲル 十分に解体される前に禿鷲が殺到しないよう見張っている ユースホテル 翻ってイランに入国 パキスタン政府の核実験 高野山で宿坊に泊まっている 昔取った杵柄 国立民族学博物館 涙を呑んで割愛 台北 九份 『非情城市』 あめおちゃろう阿妹茶楼 常滑焼 まるで山田かまち 時代の趨勢すうせい まっこう抹香臭い 尖塔せんとう 採算は度外視して造った ブルネイは敬虔なイスラム国 一粒で二度美味しい 易経えききょう 廟びょう(仏壇) 暗澹たる気持ちで高い給料貰っていた頃よりも サービス残業で倒れることを思えばはるかにマシだと断言できる 椎名誠 開高健 アイロニー(皮肉)とペーソス(哀愁) 旺盛な執筆 唯我独尊系の興味をどんなふうに著してくれるのだろう

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購入済み

軽いタッチのエッセイ

2017年07月22日

旅行記というよりは軽いタッチのエッセイ集。
でもすんなりと読み進めます

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Posted by ブクログ 2016年08月29日

安定したサラリーマン生活を辞めて、旅をする人生を選んだ著者。それまでの心境と経緯、そして旅での出来事が面白可笑しく綴られる。読んでいて楽しかった。特に、インドでのリムジンバスのエピソードとブルネイの遊園地のエピソードはオススメ。

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Posted by ブクログ 2015年09月10日

初作家さん。何かこの人のための言葉がある気がして、ピンときた。「ハクナ・マタタ」でしょ!それでタマキングなのか。

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Posted by ブクログ 2014年09月03日

旅のために会社を辞めてしまって「自由に旅ができる。心配なのは生活だけ」と独自の自己中と情緒的な文章。脱力系とか言われる類の文体。自虐的な笑いが、どうにかしてほしいくらい笑えた。

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Posted by ブクログ 2014年02月23日

それまでの旅を振り返る作品、会社を辞めても生きていけるもんですね。

タイトルが秀逸です、海外でいろいろと思い通りに物事が進まないときに確かにこう思います。

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Posted by ブクログ 2013年08月25日

旅行にまつわるエッセイ集。ひとつひとつが短くて読みやすいです。旅人のエッセイは好きなんだけど、みなさん山に登れて、いろんな国の言葉が喋れてたくましいなあと思います。文章も楽しめるよう気を使われてて、これが旅人で食べていける人の強さか!と感心するのでした。

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Posted by ブクログ 2013年05月19日

だいぶ前のタマキングのお作。
トイレにおいて(←ごめんなさい)
1回入るたびに、1つずつ読みました。
ちょうどよい文章量と、ちょうどよい内容の軽さで、ピッタリでした。

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